白峰南嶺(小河内〜東河内)
kumahiko
体力度について
- GPS
- 23:58
- 距離
- 31.9km
- 登り
- 2,299m
- 下り
- 2,100m
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標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 5:44
- 休憩
- 0:19
- 合計
- 6:03
- 山行
- 10:33
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 10:50
| 天候 | 1日目 晴れ 2日目 晴れのち雪 3日目 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2015年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
白樺荘→横沢→静岡 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
小河内山長尾根 大井川鹿牧場手前の中部電力反射板巡回路から取り付き 1800m付近から積雪有り |
| その他周辺情報 | 白樺荘 日帰り温泉 510円 |
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感想
昨年、白峰南嶺を縦走したときに気になっていた小河内山長尾根を登り、ついでに青笹山から稲又への青笹山東尾根を降りようと計画した。
2日目の天気予報が雨だったのでどうしようかと思ったが、天気が悪かった場合はエスケープルートとして昨年歩いた鹿の子池から東河内に降りるつもりだったが、天気はそれほど荒れなかったが、水無峠山からそうそうにエスケープして鹿の子池に降りたが、GPSで昨年歩いた自分のログを見ながら降りたにもかかわらず積雪で様相がだいぶ違い途中迷いずいぶん時間がかかってようやく鹿の子池にたどり着く事が出来た。これが青笹山からの下山だったらもっと苦労していただろう。
1日目
毎回お世話になっている井川自主運行バスで小河内のバス停に向かう。バス停で降りてから赤線をつなぐため、荷物を置いたまま一旦小河内への分岐まで歩いて戻り、ここからスタートとする。小河内集落の中を歩いていると、どの山にいくのかと声をかけられ小河内山と答えると、直近に長尾根を登って小河内山へ登られた方がいるとのことだった。山伏への林道を少し進み左手の分岐を上がっていくと鹿牧場？が有り先に進むと行き止まりとなってしまい鹿牧場まで戻り取り付きを探しながらさらに戻ると、中部電力の反射板へ巡回路の印が有り、道は不明瞭だったが、ここから取り付く。直ぐに作業小屋が有り脇を進むと少し道がはっきりしてきて直ぐに尾根に乗ることが出来た。ここからは尾根づたいに反射板への道が続いている。第二樽沢造林地の看板が立っている所で反射板への巡回路と別れて尾根をそのまま上がって行くが急登が続きバテバテとなり休み休み進む。1410.5mの一色山まで来ると尾根の傾斜も落ち着き一息する。途中、尾根上の巨木にいやされながら先に進む。1500m付近から積雪がちらほらでだす。1570m付近で良さそうな幕営地が有ったがまだ日が落ちるまでは時間が合ったので予定の1800mの平坦地まで行こうと先に進むが前方に急登が見え直ぐにあきらめて1570m付近まで戻り雪の積もっていないところでテントを張った。
2日目
朝起きると快晴のいい天気だった。1800m付近から本格的な積雪となりり、所々で股下まで踏み抜き苦労する。最後の急登でさらにスピードダウンしてヘロヘロで�景�の山頂に到着する。予定では空身でいくつもりだった小河内山三角点峰が直ぐそこに見えたが、ここまで時間がかかりすぎていたのであきらめて水無峠山に向かう。ここからの急な下りが心配だったが、凍って滑るような箇所は無くアイゼンも着けずに降りることが出来た。水無峠山へ向かう途中で雪が舞い始めたが寒さはそんなに感じなく、踏み抜きながらの歩行で暑いくらいだった。水無峠山の広い山頂も3回目なので積雪の中でも迷うことなく、静岡やぶこぎ山岳会テープの有る山頂も山頂標識の有る方の山頂も問題なく行けることが出来た。計画ではここから青笹山に向かう所だったが、時間もなくなりこれからも踏み抜きが続くと思うと直ぐに鹿の子池に降りることにした。初めは昨年登ってきたGPSのログ通りに降りようかと思ったが、積雪により降りる道が判りづらく、尾根沿いに降りていったが一旦尾根を降り終えると再び先に進む方向が判りづらくなり降りやすい箇所から下っていくとだいぶ昨年歩いた所からそれてしまいトラバースして修正する。その後はログからそれることなく進んで行けたが踏み抜きに苦労する。ようやく鹿の子池に到着したが、すっかり遅くなってしまい、鹿の子池を堪能することなく、池の畔の積雪の上にテントを張って駆け込む。甲子園順々決勝が早く終わり、よくテントの中で聞いていた内多アナ担当最後の地球ラジオを聞くことが出来た。
3日目
雪の積もる鹿の子池を堪能したのち、下山にかかるがしばらくは積雪が続き苦労する。昨日以上にGPSで昨年の自分のログを確認しながら慎重に降りていく。水色のテープが巻かれた木が出てきた辺りからようやく積雪が無くなり楽に歩けるようになる。ここからも判りづらい箇所が何カ所か有り慎重におりていく。作業道に降り立ってからは少し遠回りになるが作業道沿いに歩き林道に出る。最後の隆泉橋から白樺荘までの舗装路の歩きはバスの時間を気にしながら歩いたので疲れてしまった。到着してバスの時間を確認するとまだ1時間弱有ったので助かったが、荷物の整理をしていたら時間が無くなってしまい、慌てて温泉に入り汗を流した後、かろうじて生ビールをいただいたあと井川自主運行バスに飛び乗った。静岡からは東京上野ラインで乗り換え1回で自宅まで帰れる予定だったが、人身事故のため東京上野ラインは運転取りやめとなってしまい熱海からこだまに乗り換えて帰宅した。
雪も降って、雪上にテントを張ったにもかかわらず、気温はそんなに低くならず、シュラフカバー、アイゼン、ソフトシェル、スパッツ等使用しないものを多く持ってきてしまい荷物が重かったが、GW前のいい訓練になったかな？
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