残雪の那須岳 峰の茶屋P発 朝日、三本槍、茶臼、ロープウェイ

2015年04月04日(土) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 11.5km
• 登り: 1,001m
• 下り: 1,003m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:46
• 休憩: 0:41
• 合計: 7:27

5:56 峰の茶屋駐車場
6:44 6:49 峰の茶屋跡避難小屋
7:25 7:25 朝日の肩
7:34 7:44 朝日岳
8:02 8:07 1900m峰
8:28 8:28 清水平
9:21 9:25 三本槍岳
10:19 10:19 三本槍岳・中の大倉尾根・北温泉分岐
10:36 10:36 清水平
10:58 10:58 1900m峰
11:10 11:10 朝日の肩
11:38 11:40 峰の茶屋跡避難小屋
11:44 11:44 硫黄鉱山跡
12:22 12:22 那須岳
12:45 13:00 那須ロープウェイ山頂駅
13:10 13:10 那須ロープウェイ山麓駅
13:23 峰の茶屋駐車場

天候

曇り、霧

アクセス

利用交通機関：

自家用車

峰の茶屋P 除雪は完了もトイレは使えず。
大丸はトイレ使用可

コース状況／危険箇所等

ポスト：峰の茶屋すぐ上
路面： ロープウェイ上から茶臼、峰の茶屋跡まではほとんど雪なしです。
峰の茶屋Pから峰の茶屋跡は途中まで雪。
峰の茶屋跡から朝日岳、1900m峰までは、トラバースや急登りで難所はあるもののその先に比べれば遥かにまし。朝日の巻き道は要注意。
1900m峰~清水平~三本峰 踏み抜き地獄で進みません。シューがあれば幾分ましのよう。また、清水平からは踏み跡が薄く、登山時は急登りが、下山時はガスってかなり焦る。北温泉分岐の看板と人に出くわしルートに無事復帰。
峰の茶屋跡~茶臼~ロープウェイ山頂駅 基本的に雪なく普通の山道。
ロープウェイ駅山麓〜峰の茶屋P　締まった雪道。踏み抜きなし。

その他周辺情報

北温泉、湯本鹿ノ湯いずれも至極個性的でよいです。
北温泉は写真の通り、結構異質な古くからのお宿。こんなところあるんですね。
なんちゃって、昭和天皇御一家、今上陛下の子供のころの写真が転がっている実は凄いところだったりして、いくつかの湯を散策するだけでも面白かったです。

湯本鹿ノ湯は41〜48℃の浴槽が並んでおり、46,48℃という通常は味わえない激熱の湯を味わえます。自分は46℃泉にアタック。いい感じの熱さでした。
でもこれが46なら、草津白旗の湯の高温泉は48、野沢麻釜の湯は50？かも。

それと前日入り車中泊に場合の温泉として西那須野塩原ICそばの千本松温泉をお勧めします。泉質はぬめぬめ系の湯でなかなかですが、ありがたいのは夜の12時まで営業、受付終了も11時半と恐ろしく遅いこと。仕事終えて直行してここで一風呂浴びて、登山口・またはそのそばまで行って前泊可能ということを意味します。
私はそうして峰の茶屋Pで車中泊し、山行に入りました。

食事は、かなり離れますが矢板のステーキ屋 しおやがとても美味しいです。地元の方らしき方々が次々にやってきます。下道で那須、塩原から帰る分には利用価値あるのではと思います。

写真

4/4 5:37

峰の茶屋Pから朝日

4/4 5:56

峰の茶屋P　登山口から雪

4/4 6:04

峰の茶屋Pそばの鳥居　まだまだ雪に埋もれています

4/4 6:17

看板が埋もれています

4/4 6:44

峰の茶屋跡避難小屋　まだ寒かったので閉まっていて残念

4/4 6:47

峰の茶屋跡から茶臼へ

4/4 6:49

西方　茶臼のみ活火山である様子を物語っているかのように、他は雪山

4/4 7:34

朝日岳

4/4 7:35

朝日岳から西方

4/4 7:35

朝日岳から茶臼

4/4 7:35

朝日岳から東方の大地

4/4 7:42

崩落地上の1900m峰の先に三本槍

4/4 8:03

1900m峰から朝日、茶臼

4/4 8:04

雲海の会津盆地の先に磐梯山

4/4 8:04

飯豊、月山の雪山たち

4/4 8:28

清水平の木道　夏は高山植物がいい感じなのだろうか？
左奥が三本槍

4/4 8:29

現在でも湿原は十分綺麗ではあるが、踏み抜き地獄との格闘でそれどころではない

4/4 8:55

三本槍への雪原と大斜面。踏み跡が薄く、あっても直登のみでなかなかえぐい。

4/4 9:21

三本槍到着　朝日、茶臼を望む

4/4 9:21

三本槍標識　一等三角点とのこと。奥に会津の地

4/4 9:21

三本槍から

4/4 9:21

少し霞んでるが猪苗代湖がはっきり見えた。
磐梯山方面

4/4 9:22

会津　かなぁ

4/4 9:22

猪苗代湖方面　アップ

4/4 9:22

西方は雪山がずらり

4/4 9:23

尾瀬方面か？雪深い

4/4 9:24

飯豊

4/4 9:35

折り返した。1900m峰までずっとこんな感じで踏み抜き嵐である。きつかった…

4/4 11:17

朝日岳あたりの巻き道。突然雪があり、踏み場も狭く、なかなかに厳しい

4/4 11:31

剣が峰のトラバース　雪のトラバース路はところどころ踏み抜きの可能性あり。

4/4 11:44

峰の小屋跡を過ぎて茶臼を目指す。
硫黄鉱山跡とのことだが…。
硫化水素ガスの横での業務はちょっと…

4/4 11:52

茶臼火口北面のガス噴出場。
横向いて音を立てて吹く様はあまりみることがなく怖い。

4/4 12:21

茶臼の神社

4/4 12:22

茶臼ピーク

4/4 12:32

お鉢周りを終え、釜を見る。

4/4 12:42

茶臼からロープウェイ山頂駅への道。左端にロープウェイ山頂駅、中央に植物園、奥に那須の高原地帯。
人が結構いることがわかる。

4/4 12:50

山頂駅より山麓南寄り。
下界は眺望よろしい。

4/4 13:49

北温泉と温泉プール
滑り台は湯をかけると信じられないほどの速さで滑り、遊園地のウォータースライダーより怖い。

4/4 14:07

北温泉の天狗の湯
非常に味がある。

撮影機器：

RICOH WG-4 GPS リコー

装備

備考

スノーシュー必須。

感想

HHH

今週末はどこも天候不順でイマイチということであったが、栃木・群馬は比較的まともな予報。ロープウェイが稼動し始めて、レコもだいぶあがりつつある那須岳にいってくることとしました。ロープウェイから茶臼山頂までとそのお鉢周りは通常の装備でいいと思いますが、他は基本雪山でした。
狙い通り、午前中、10時くらいまでは比較的眺望が良くいい感じでした。
踏み抜き地獄さえなければ…。
雪をずっとと読んで、長靴＋チェーンスパイクの組み合わせで歩行。
危険を感じることはありませんでしたが、1900m峰で一緒になった方々がスノーシューに履き替えてだいぶ行きやすくなっていたようでしたが、その跡をトレースしても私は踏み抜いたのでスノーシューはまだまだ必要かなと。

今回、そもそもは雪山ハイクをがっつりやる気はなく、朝日岳までで折り返して茶臼登って終えるつもりだったが、朝日岳で7時半とまだまだ早く、時間的にも体力的にも余裕あったし、先行者もいたのでそのまま三本槍まで結局やってしまいました。

なかなかいい景色（栃木〜福島の平野、猪苗代湖と、湖を隔てての福島〜山形県境あたりの山々　飯豊・磐梯山、西方の山々、歩いた那須の稜線など）が良く見えて、ガスってもガスったなりの雰囲気もよく、茶臼も濃霧で何も見えない状態ではなく、充実感が得られる山行となりました。

でも私には雪山はちょっと…。
雪なしで場所探して行きたいなと思います。

ちなみに下山後にそばの北温泉と殺生石と那須湯本　鹿の湯と、温泉梯子で気づいたらそれだけで合わせて2h。山歩きとどっちがメインだったのって感じですが、何はともあれ那須を満喫できました。
なお、北温泉はテルマエロマエで撮影しており、タイムスリップから帰ってくるシーンが撮られた温泉プールは滑り台に脱衣所らしい感じのものを作って隠していたようです。よくよくみるとそのセットのみ真新しいですねぇ。また、天狗風呂も使われたそうで見所満載でお勧めです。三本槍〜清水平間の北温泉分岐から下山してくると温泉プールの横に下りてきます。
また鹿の湯は46℃泉までチャレンジ。激熱泉もたまにはよし。

観光地としての那須が混み合う前の長閑な那須を満喫です。