「4月の貫山」霧に覆われた平尾台を歩く・吹上峠〜大平山〜四方台
- GPS
- 04:06
- 距離
- 6.2km
- 登り
- 497m
- 下り
- 528m
コースタイム
天候 | 霧(曇り) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雨上がりの霧の中なので、足下がかなり滑りました。 ですが、鍾乳石の中を楽しく歩けました。 |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
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感想
前日の雨(夜中は雷雨でした)が朝になって上がり予報によれば、曇り空なので、思い切って、ひとりで貫山に山歩きに出かけました。
ただ、自宅(北側貫)から見上げる貫山は、霧に覆われ全く見えません。
なので、やめようか?と悩みましたが、今日、歩かないと、しばらく歩けないので、平尾台から上って見る事にしました。
時間も昼近くになったので、ガイド本なのでも、よく紹介されている平尾台の吹上峠から、最短コースで往復登山することにしました。実は、まだこのコースは、歩いた事がありません。なので、多少不安もありましたが、一番のメインコースだと思うので、霧でも、迷う事はないだろうと思って挑みました。
吹上峠の駐車場に着いたときから、辺りは、真っ白の霧の中でした。雨は降ってなかったので、レインウェアは、羽織らずに、ザックに入れて登ります。
霧のせいか、湿度はかなり高くて、かなり蒸している感じでした。なので、すぐに、半袖で登りました。結構暑かったです。
序盤から、急な坂を登って行きますが、とにかく、霧で、先があまり見えなかったし、雨上がりで土がかなり柔らかくて、靴にべっとりと絡み付いてしまいました。
なので、一歩ずつ慎重に登って行きます。
すぐに、鍾乳石が目立ち始め、その中を縫う様に道が続いていて、普段の里山とは、違った感じで、とても楽しかったです。やはり、人気のコースなだけありますね。
貫山は、平尾台からがポピュラーなのが、実感出来ました。私は、何故か、こちらからは、ほとんど登っていないので、新鮮でした!
ほどなく、大平山山頂に着きました!
ですが、相変わらず、霧で展望はありません!
ここから、下りの道になります!
どこまで下るのか霧で見えないので、不安でしたが、GPSで確認して道は合っているようです!
鞍部に出て、案内標識が、茶ヶ床園地への分岐と左の樹林方面に行けば、井手浦、大穴。方面への分岐となっている箇所に出ました!左に行けば、おそらく、塔ヶ峰方面へ行けるのかもしれません!
今回は、霧なので、冒険はしないと決めていたので、とにかく貫山を目指します!
そこから、急登が始まりました!
ここは、結構きつかったです!
登り切ると、開けた丘に出ました!
相変わらず、視界は悪いのですが、おそらく、ここが、四方台だろう!と思いました。やがて、前方に、2本の木が見えて来ました。
ここは、昨年6月。初めて山登りをした時、茶ヶ床園地から、貫山に歩いたのですが、日照りの中、唯一あった日陰の場所でしたので、よく覚えています!
この木の下で、家族3人。水をがぶのみしながら、へたり込んだのを思い出しました。
ここから、北に進路を取り、貫山を目指します!
右手の真っ白の向こうは、鉄塔や偽水晶山があるんですが、何も見えません。
知っている山だから、安心ですが、これが初めて来た山だとやはり怖い!って思いました。
ゆるやかに、下って、林道との交差の四叉路に出ます!
そこから、貫山への急登です!
山頂も当然霧の中でした!
ただ、風は幾分、あったので、少し涼しく感じました!
山頂には、一組(二人連れ)の方々が来られてました!
ご挨拶をして、少しお話をさせて頂きましたが、花を目当てに、大分県の国東半島から来られたそうです!
展望のない山頂でしたが、春を感じられたのは、あちこちで、ウグイスの声がしていた事です!その声を聞きながら、おにぎりを食べて、来た道を下山しました!
帰りは、四方台に戻って来た時くらいから、少し霧が晴れて来ました!
偽水晶山もちらっと姿を見せてくれたし、先月歩いた、周防台〜天狗岩の東側稜線も拝む事が出来ました!
四方台から望む周防台は、高くカッコ良いな!って思いました!
そして、びっくりしたのは、大平山が見えて来た時、平尾台のドリーネである小穴が見えたことです!
小穴って言っても、全然、小さくなく、火山の噴火口跡の様な、でっかい穴です!
先週、歩いた、久住の空池くらいの大きさです!
行きは、霧で見えなかったのですが、その縁を歩いた事に、霧が晴れかかった帰りになって初めて気づきました!
大平山山頂からも、霧が晴れてくれたので、平尾台の代表的な景観の「羊群原」と呼ばれる、辺りを埋め尽くす石灰岩の草原が、一望出来ました!
しばし、ここで、絶景を堪能しつつ休憩!
それからは、また滑りやすい急な坂を慎重におりて、駐車場に戻りました!
今回、山頂で素敵な出会いにも恵まれたおかげで、帰りは、ちょっと注意しながら歩いたので、花も見ながら帰りました!
おかげで、岩陰にひっそりと咲く『ヒトリシズカ』に出会う事も出来ました!
なんか、嬉しい山歩きでした!
平尾台、楽しいですね!
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