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Yamareco

記録ID: 620263
全員に公開
トレイルラン
伊豆・愛鷹

伊豆稜線歩道 

2015年04月24日(金) 〜 2015年04月25日(土)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
30.4km
登り
1,798m
下り
1,681m

コースタイム

1日目
山行
4:23
休憩
1:20
合計
5:43
9:06
9
10:16
10:25
42
11:07
11:07
80
12:27
12:30
46
13:16
14:22
27
14:49
宇久須峠
2日目
山行
3:36
休憩
0:38
合計
4:14
5:40
27
6:07
6:07
53
7:00
7:05
30
吉奈峠
7:35
7:45
37
8:22
8:25
5
土肥駐車場
8:30
8:37
37
9:14
9:27
27
9:54
戸田峠
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
三島から伊豆箱根鉄道(熱海より先はsuica不可)
修善寺駅より新東海バス 天城峠バス停 1090円
戸田峠より新東海バス 修善寺駅 740円
コース状況/
危険箇所等
道標は分岐の度にある。天城峠〜しばらくトラバース道は沢状地で滑りやすいので通過に注意
現天城トンネル ここからスタートです。
2015年04月24日 09:02撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:02
現天城トンネル ここからスタートです。
バスの便は少ない。トイレはここから10分ほどのところにある。
2015年04月24日 09:06撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:06
バスの便は少ない。トイレはここから10分ほどのところにある。
新緑がキレイですね
2015年04月24日 09:12撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 9:12
新緑がキレイですね
10分ほどで旧天城トンネルに到着。
東屋とトイレがあります。
2015年04月24日 09:15撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 9:15
10分ほどで旧天城トンネルに到着。
東屋とトイレがあります。
天城峠。あれ?意外と何もない
2015年04月24日 09:27撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:27
天城峠。あれ?意外と何もない
ほぅほぅ。ん?トレイルジャーニーのコースはそっちから来んですよね?
2015年04月24日 09:28撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:28
ほぅほぅ。ん?トレイルジャーニーのコースはそっちから来んですよね?
空が青いですなぁ
2015年04月24日 09:36撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:36
空が青いですなぁ
時々 橋が出てきます。ちょっち痛み気味なので怖い。
2015年04月24日 09:52撮影 by  PX , RICOH
4/24 9:52
時々 橋が出てきます。ちょっち痛み気味なので怖い。
水だ!
2015年04月24日 10:04撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 10:04
水だ!
二本杉峠まですぐのところ。水場は少ないので貴重だけど手前すぎるんでスルー
2015年04月24日 10:07撮影 by  PX , RICOH
4/24 10:07
二本杉峠まですぐのところ。水場は少ないので貴重だけど手前すぎるんでスルー
二本杉峠。東屋がありますね。
2015年04月24日 10:16撮影 by  PX , RICOH
4/24 10:16
二本杉峠。東屋がありますね。
滑沢峠。北に沢を降っていくと水が得られそう。
2015年04月24日 10:40撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 10:40
滑沢峠。北に沢を降っていくと水が得られそう。
崩落地。ここが一番ひどい場所。
2015年04月24日 10:44撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 10:44
崩落地。ここが一番ひどい場所。
三蓋山
2015年04月24日 11:07撮影 by  PX , RICOH
4/24 11:07
三蓋山
マメサクラ
2015年04月24日 11:21撮影 by  PX , RICOH
4/24 11:21
マメサクラ
風が少しありますがいい天気です。
2015年04月24日 11:21撮影 by  PX , RICOH
4/24 11:21
風が少しありますがいい天気です。
2015年04月24日 11:24撮影 by  PX , RICOH
4/24 11:24
ツゲ峠。
2015年04月24日 11:25撮影 by  PX , RICOH
4/24 11:25
ツゲ峠。
アナグマが途中いました!
2015年04月24日 11:56撮影 by  PX , RICOH
2
4/24 11:56
アナグマが途中いました!
2015年04月24日 12:00撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:00
2015年04月24日 12:00撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:00
猫越峠
2015年04月24日 12:10撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:10
猫越峠
2015年04月24日 12:10撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:10
2015年04月24日 12:22撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 12:22
猫越岳
2015年04月24日 12:27撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:27
猫越岳
にゃーん
2015年04月24日 12:29撮影 by  PX , RICOH
3
4/24 12:29
にゃーん
池。ここで水を取るつもりだったが無理。池じゃなくて沼だわこれ(^_^;)
2015年04月24日 12:35撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:35
池。ここで水を取るつもりだったが無理。池じゃなくて沼だわこれ(^_^;)
2015年04月24日 12:40撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:40
2015年04月24日 12:40撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:40
2015年04月24日 12:41撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:41
後藤山
2015年04月24日 12:58撮影 by  PX , RICOH
4/24 12:58
後藤山
お。開けた
2015年04月24日 13:01撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:01
お。開けた
2015年04月24日 13:02撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:02
牧場の道をいったんわたる。
2015年04月24日 13:07撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:07
牧場の道をいったんわたる。
展望の良い場所です。
2015年04月24日 13:09撮影 by  PX , RICOH
1
4/24 13:09
展望の良い場所です。
これから行く先。気持ちのいい区間が始まります。
2015年04月24日 13:12撮影 by  PX , RICOH
2
4/24 13:12
これから行く先。気持ちのいい区間が始まります。
2015年04月24日 13:12撮影 by  PX , RICOH
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4/24 13:12
2015年04月24日 13:13撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:13
宇久須の町方向
2015年04月24日 13:13撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:13
宇久須の町方向
仁科峠。駐車場になっています。
2015年04月24日 13:16撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:16
仁科峠。駐車場になっています。
あ、アナグマや。
2015年04月24日 13:17撮影 by  PX , RICOH
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4/24 13:17
あ、アナグマや。
むしゃむしゃ食べとるや
2015年04月24日 13:18撮影 by  PX , RICOH
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4/24 13:18
むしゃむしゃ食べとるや
2015年04月24日 13:47撮影 by  PX , RICOH
4/24 13:47
てってけてー
2015年04月24日 14:33撮影 by  PX , RICOH
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4/24 14:33
てってけてー
宇久須峠に到着。東屋があるのでそこで寝ます。
2015年04月24日 14:49撮影 by  PX , RICOH
4/24 14:49
宇久須峠に到着。東屋があるのでそこで寝ます。
今日の装備一式。軽量化のためにいろいろ買い替えたりしました。
2015年04月24日 15:25撮影 by  PX , RICOH
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4/24 15:25
今日の装備一式。軽量化のためにいろいろ買い替えたりしました。
クマタカかな。
2015年04月24日 15:53撮影 by  PX , RICOH
4/24 15:53
クマタカかな。
朝。宇久須峠は霧の中でした。
2015年04月25日 05:41撮影 by  PX , RICOH
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4/25 5:41
朝。宇久須峠は霧の中でした。
2015年04月25日 05:41撮影 by  PX , RICOH
4/25 5:41
隣のピークに上がると宇久須峠がちょうど霧の抜け道になっていました。
2015年04月25日 05:45撮影 by  PX , RICOH
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4/25 5:45
隣のピークに上がると宇久須峠がちょうど霧の抜け道になっていました。
魂の山
2015年04月25日 06:07撮影 by  PX , RICOH
4/25 6:07
魂の山
土肥峠。道の脇にあった。峠っぽくない
2015年04月25日 06:27撮影 by  PX , RICOH
4/25 6:27
土肥峠。道の脇にあった。峠っぽくない
南無明峠
2015年04月25日 06:41撮影 by  PX , RICOH
4/25 6:41
南無明峠
吉奈峠 北に行けば水が取れそうだけど遠そう
2015年04月25日 07:01撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:01
吉奈峠 北に行けば水が取れそうだけど遠そう
棚場山 山名坂がなければ通り過ぎそう
2015年04月25日 07:15撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:15
棚場山 山名坂がなければ通り過ぎそう
船原峠。このちょい先に東屋と駐車場があります。
2015年04月25日 07:33撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:33
船原峠。このちょい先に東屋と駐車場があります。
25km来たのか。
2015年04月25日 07:42撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:42
25km来たのか。
伊豆トレイルジャーニーのテープ。松崎町から修善寺まで駆け抜ける長大なレース。今年はもう終わった。
2015年04月25日 07:42撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:42
伊豆トレイルジャーニーのテープ。松崎町から修善寺まで駆け抜ける長大なレース。今年はもう終わった。
船原の東屋。この道は通行止めだから車は来ない
2015年04月25日 07:45撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:45
船原の東屋。この道は通行止めだから車は来ない
さらに少し先に東屋がもう一つ
2015年04月25日 07:47撮影 by  PX , RICOH
4/25 7:47
さらに少し先に東屋がもう一つ
お。水だ。大量の湧水が流れています。多分飲める
2015年04月25日 08:10撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:10
お。水だ。大量の湧水が流れています。多分飲める
土肥駐車場まであと僅かのところで斜面から出ている。
汲むならここだ。飲んでみたがまろやかな水だった
2015年04月25日 08:11撮影 by  PX , RICOH
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4/25 8:11
土肥駐車場まであと僅かのところで斜面から出ている。
汲むならここだ。飲んでみたがまろやかな水だった
土肥駐車場。広い。ブラックマークあるから夜はうるさそう。
2015年04月25日 08:22撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:22
土肥駐車場。広い。ブラックマークあるから夜はうるさそう。
2015年04月25日 08:22撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:22
伽羅山
2015年04月25日 08:30撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:30
伽羅山
2015年04月25日 08:49撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:49
2015年04月25日 08:50撮影 by  PX , RICOH
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達磨山が見えます。気持ちのいい道再び
2015年04月25日 08:51撮影 by  PX , RICOH
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4/25 8:51
達磨山が見えます。気持ちのいい道再び
2015年04月25日 08:51撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:51
鳥。なんだろ?ムシクイ系に見えるけど
2015年04月25日 08:52撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:52
鳥。なんだろ?ムシクイ系に見えるけど
2015年04月25日 08:52撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:52
戸田の町が見えますね
2015年04月25日 08:52撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:52
戸田の町が見えますね
2015年04月25日 08:56撮影 by  PX , RICOH
4/25 8:56
2015年04月25日 09:13撮影 by  PX , RICOH
4/25 9:13
2015年04月25日 09:14撮影 by  PX , RICOH
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達磨山
2015年04月25日 09:14撮影 by  PX , RICOH
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4/25 9:14
達磨山
2015年04月25日 09:27撮影 by  PX , RICOH
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小達磨は気に囲われている
2015年04月25日 09:43撮影 by  PX , RICOH
4/25 9:43
小達磨は気に囲われている
戸田峠に到着。疲れたー。バスは少ないです。
2015年04月25日 09:54撮影 by  PX , RICOH
4/25 9:54
戸田峠に到着。疲れたー。バスは少ないです。
撮影機器:

装備

個人装備
ツェルト 寝袋 アルコールバーナー 軽量バックパック30L 軽量レインウェア 防寒具 ハイドレ 浄水器 サングラス トレランシューズ ウィンドベスト トレイルポール

感想

2015.04.24-25 伊豆稜線歩道 晴れ、風やや強い。 単独行


伊豆の稜線の写真を見たら気持ちよさそうだった。
山と高原地図を確認してみると西伊豆の山に登山道が付いていて
それが結構な長さになっていた。

お?これは歩いてみたいな。ただ、水場やキャンプ地がない。
この辺りは国立公園の特別保護地域だから 気軽にテントを張れるような場所ではないし
距離は30km超かな? そうなると1泊以上か…水場もないしさて どうする。
30kmくらいなら走れば,7時間くらい 早い人ならもっと余裕なんだろうけど

それに伊豆まで行って日帰りで帰ってきてしまうのはもったいない。
ゆっくりと味わいたいよね。そうなると泊りは絶対だし…

で、行きついたのが歩きよりも早く行動し、走りよりもゆっくりと行く『スピードハイク』

水場は猫越岳の池で汲めるか?土肥峠や吉奈峠の近くの沢で汲めるか?
西天城高原牧場の家で入手もできるだろう。
最悪、峠を30分も降れば水のある沢に行き当たるか。

ただ牧場の家以外の水質の問題がどうなのか…だ。

気になるくらいなら 気にならないように準備していけばいい。
Amazonでセイシェル浄水ボトルをポチッた。

荷も軽くしなきゃならないのでいろいろと買い替えたり買い足したりした。
・バックパック
 グラナイトギア メリディアンベイパー → バーグハウス トレイルスピード30
・スリーピングマット
 リッジレスト → クライミット Xライト
・火器
 トランギア → 本体のみ
 ODbox チタン十字五徳 → ハイカーズデポ クアトロストーブ 足のみ
 ユニフレーム ミニ風防 → チタンフォイル
 ベニヤ板 → EPI カートリッジトレー改
 スノーピーク 極の蓋 → アルミ箔+厚紙
・スタッフバック
 グラナイトギアや付属の物 → エクスペド ドライカーゴバック
出来る限りまとめて 使用する袋の枚数も減らした。
・寝袋
 SOLのエマージェンシーライトビビィの中にイスカ エア150を詰めて包み
直にバックパックの底にパッキングする。

など、いろいろやってパッキングウエイトで10kgほど
ベースウェイトが5kg程度に絞ることが出来た。
これならば、小走り位は出来る。これで一日の行動距離が伸びる!!

さて、次は入山地点だ。
天城ゴルフ場を第一に考えたのだがバスが運行していない日があるかもしれないとのことで
そういう不確かなものは利用したくないので変更
伊豆大川から万二郎岳南東尾根で行くことも考えたが どうにも総距離が長すぎるのでこれも変更

最終的には天城峠から入山に落ち着いた。


東京発 5:30くらいの東海道線で三島まで移動し、乗り継ぎ修善寺を目指す。
三島はsuicaでの生産が出来ずに改札で現金精算。現金多めに持っていてよかった(^_^;)
まさかJRでsuicaが使えないとは、隣接しているエリアで使えないとは思わなんだ。関西は使えるのにね。
伊豆箱根鉄道はICカード全種日対応というめずらいし路線だった。まぢか。

8:00頃修善寺に到着した。駅売店がセブンイレブンなのと西口にファミリーマートがあるみたいだ。
8:15の河津行きのバスに乗り込み 天城峠バス停で降りる。9:00ぐらい。
準備を整え、新緑がキレイな道を天城峠目指して登って行く10分ほどで旧天城トンネルとなり、さらに10分で天城峠に到着した。

天城峠はベンチがあるだけで 特に何もなし。というわけでスルー。

ここからしばらくは高度差のほとんどない水平動になる。沢を渡る場所がやや足元がよくないので走り抜けていくにはちょっと向いてないと思う。
あと少しで二本杉峠と言うところで沢水が出ていた。数少ない水場なのだが前半戦も前半戦なので ここでの給水はなしとした。
二本杉峠には東屋があったので 伊豆大川から来た際はここで一泊にするのがちょうどよいように思えた。水場も近いし。
行動を開始してから1時間ほどが経過したので ここで一度小休止して体調を確認する。
どうにも調子の悪い左足をかばってなのか右足が以上に疲れている。うん。無理はいくない。
走るよりも早歩きな感じでさらに先を目指し、滑沢峠、三蕃山と通過する。気付くと野鳥があちらこちらで声を上げている。
どうにもこの辺りは野鳥が多いようで色々な声が聞こえてた。周りにはマメザクラもまだ多く咲いていた。
太陽がサンサンと輝き風がないと暑い。西からの少し強い風が当たる区間がちょうどよかった。
ツゲ峠で再び小休止をする。計画では猫越岳あたりで泊まる予定だったが この行程進捗を考えると昼には付いてしまう。
さすがにそれは早すぎるのでさらに先を目指すことにする。

ツゲ峠から先、低木の中をひたすら行く。猫越峠を過ぎるとわずかで猫越岳だった。
とくに眺望もなくこれと言ったものもないので写真記録だけで後にする。
まずは、水だ。池はどこだ。どこにある。山頂と言うのだからすぐそばにあるんだよね?

が、ない。

あれ?気付かなかった?見落とした?
少し不安になりながら進むこと5分。 池が視界の端に入った。
近づいてみると  ぐぁ…まじかよ…  そこにあったのは池と呼べるようなものではなく それは そう。沼だ。
水は澱み、赤茶色している。なにやら泡も浮いていてとても飲用できそうには思えない。
浄水器を通せばおそらく大丈夫だろうが そこまで切羽詰っているわけでもないが…

浄水器を通して煮沸するか? いや…それなら この先の沢水を拾いに標高を下げる方がよくないか?
今日の晩は行動食で乗り切ることも可能だろう。朝のみ米を食べて しのげば明日まではもつ。

いや、それより時間はロスになるが西天城牧場の家に行くのが最善か。

………。よし。

食事我慢する。

足をさらに先へ向け、後藤山を越えると下りになり牧場が目に入ってくるとこのコースの第一のハイライトになる。
笹原の中を行き 視線の先には富士山が見える気持ちの良い区間へと。

仁科峠は西伊豆スカイラインと稜線歩道が交差するところで駐車場もある。ここでテントを張るという手もあるのだがうるさいだろう。
それならば30分くらいで着く宇久須峠の東屋がいい。そう思ってもう少しだけ足を進めた。

仁科峠から少し行くとハイカーのおばちゃんが2人いた。
確認の意味で水が出ているところはあったか?と聞いてみると やはりないねぇと答えが返ってきた。
うん。知ってた。知ってたよ。
話をしているとおばちゃんたちが牧場の家まで送ってくれるというので 甘えた。
わざわざよる気なんてしないけど 送ってい暮れるというのなら話は別だ。

牧場の家でソフトクリーム(250円・なめらかでおいしい。)をいただき、水を1L分けてもらう。
そして自販機でファンタグレープを買って また、おばちゃんに仁科峠まで送ってもらった。ありがとう。助かりました。と例を行ったら分かれた。

仁科峠すぐの牧場地にはアナグマが土中の昆虫でも食べているのだろうか?必死に土をひっくり返していた。
今日、2匹目かぁ。縁があるなぁ(#^.^#)

宇久須峠に到着したのは なんやかんやで15:00ぐらいになっていた。
東屋に寝床を作り、うとうとして気づくと18:00になっていた。まだまだ明るい。
体力が許せばこれぐらいまでは歩ける時期となったか。いい時期だ。

今日は風が強く東屋にも吹き付けるので そうそうに寝袋に潜って寝た。
次に気づいたのは3:40だった。そこまで起きることなく爆睡。疲れがたまっていたのだろうか?6時間以上寝たようだ。

少し寝袋の中でうだうだしてから 起きだし食事を作る。
風はほとんどないのだが霧に包まれているので 寒い。ウェアや寝袋が少し湿気っている。早く、太陽が高く登らないかなぁ

食事を済まし、筋肉をしっかりと解してから荷を片付け出発。寒いのでウィンドベストとアームカバーを着用して動き出す。

ちなみに服装は
バーグハウス メリノ150タイツ、ファイントラック ラピットトレイルショーツ、ファイントラック スキンメッシュノースリーブ、バーグハウス ジップアップS/S
靴は
スポルティバ ウルトララプター、ファイントラック メリノスピントソックス、ファイトラック ラピットトレイルゲイターと言う感じです。

宇久須峠から一つ先のピークに上がると天城の谷に発生した霧が丁度、宇久須峠から宇久須の町へ流れていた。抜ける場所だったのか。
今日はガスで視界が利かない物かと思ったが まったくそんなことはなく 快晴で暑いくらいの一日になった。
魂の山には60分ほどで到着でき、離れてみたときの登り返しの嫌な感じとは裏腹に あっさりと到着してしまい拍子抜けだった。
ここから船原峠の少し先まで再びの樹林のコースとなる。植林だったり自然林だったり多少の変化はあるが面白いという感じではないが
雰囲気自体は非常によく、道も走りやすいのでサクサクと進むことが出来る。それから土肥峠の少し手前で5,10分沢を降れば水がくめそうな場所もあった。
牧場の家を使えなくとも割とどうにかなりそうだと思ったが 普通のハイカーはそうはいかないだろう。落ちるで。

船原峠からしばらくして道が西伊豆スカイラインと完全に重なる。ここにきてアスファルトっと言うのは色気もないが 歩きやすさだけはある。
標高を上げて行くと南進車線側の側溝に水が流れてくる。それもかなり豊富に。
これは湧水だろう。この側溝から直に飲めそうだが…いや、切迫はしていない 元を辿ろう。と斜面の様子を見ながら登って行く。
土肥駐車場まで数分のところでジャバジャバと元気よく出ていた。
飲んでみたが まろやかな口当たりで水温は低くはなく飲みやすかった。あ、これは浄水器なしでもいけるわ。
湧水エリアの最上部には堰堤の様なものが見えて沢があった。最悪、そこで確保できそうだ。

うーん。このコースちょうど中間が水の補給が出来ないとかしんどいぞー。

土肥駐車場は西方向の眺望が良く名の通り眼下に土肥の町が見える。晴れていれば駿河湾の奥が見えるのだろうがあいにく今日は見えなかった。
伽藍山までは土肥駐車場からすぐとなり そこにも駐車場があった。こちらは南は良く見えるが西はあまりだった。なるほど。
しばらく車道を行き、登山道へと移り変わる。再び笹原の路となる。晴れた日には眼前に富士山がそびえて さぞ迫力のある道なのだろう。
ガスで見えねぇ(T_T) とても残念だぁ。 だけれども 気持ちの良い道なのは間違いがなく遠くに沼津アルプスも見えた。
達磨山への一登りを登り切り最後の休憩とした。太陽はサンサンと空にあり 暖かな空気が眠りを誘う。
あぁ、このままここで昼寝をしていきたいなぁ

そして、ここから戸田峠までは30分ほどだ。それで今回の旅は終わりになる。
歩いてみればあっけなかったけれど 気持ちよく歩きごたえのあるよいコースだった。
水場の問題がなければ もっと快適に楽しめるのに そこだけが残念だけども それをどうするか考えるのも まぁ楽しい。
それにやろうと思えば日帰りでも可能なのことが分かったし そのまま降りて修善寺や戸田に泊まってもいいかと思う。
機会があればやってみようかな。そうすれば次の日は西伊豆歩道や沼津アルプスへ行ける。それもありだ。

次への思いを描きながら 今回のゴール地点へと辿りつく。


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コメント

アナグマ激写!!
凄いね、アナグマに二頭も遭遇なんて。
気持ちよさそうな草原ねー
2015/4/26 18:05
Re: アナグマ激写!!
伊豆の稜線歩道結構いいところよ。車だとピストンになっちゃうけど。
アナグマ 結構生息数減っているはずなんだけどねぇ
2015/4/27 1:47
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この記録に関連する登山ルート

無雪期ピークハント/縦走 伊豆・愛鷹 [2日]
伊豆山稜線歩道(天城峠〜仁科峠〜船原峠〜戸田峠)
利用交通機関: 車・バイク、 タクシー
技術レベル
1/5
体力レベル
3/5

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