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Yamareco

記録ID: 62738
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
剱・立山

毛勝三山

2010年05月01日(土) 〜 2010年05月03日(月)
 - 拍手
GPS
20:20
距離
32.3km
登り
2,421m
下り
2,425m

コースタイム

5月1日 5:55片貝キャンプ場発-7:05第四発電所-8:00片貝山荘-8:17僧ヶ岳登山口-9:40堰堤近くの空地に幕営
5月2日 5:00出発-6:20宗次郎谷出合-7:35大明神沢出合-(バテて大休憩あり)-13:00稜線-13:25毛勝山頂-14:10幕営地(毛勝の南の峰)
5月3日 5:55出発-6:48釜谷山-8:10猫又山-8:40猫又谷下降点-10:35林道-11:30片貝南又発電所-12:40片貝山荘への分岐-13:30片貝キャンプ場着
天候 全て晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年05月の天気図
アクセス
コース状況/
危険箇所等
今年は雪が多いそうで、タクシーが片貝山ノ守キャンプ場(平成21年10月完成だそうです)までしか入りませんでした。キャンプ場はあのソフトバンクでさえ携帯が通じるので、帰りも迎えタクシーを呼びました。魚津駅まで4000円。ちなみに片貝山荘まで入れれば8000円強だそうです。

第四発電所までは完全に除雪されていましたが、そこから先の未舗装道路は雪や土砂で寸断されていました。猫又谷の帰りの林道も、片貝山荘への道との合流点までの3分の2は雪に覆われていました。

行きも帰りも、25000図上の林道どおりに歩けば、堰堤はほぼ難なく通過出来ます。猫又谷の一番上の堰堤だけ林道の端にちょっと届いておらず、スノーブリッジを通過する必要がありました。

この時期トレースはばっちりで、僧ヶ岳方面へも、赤谷山方面へもついていました。

途中で出会った人が、「三山縦走なら傾斜の緩い猫又谷の方が登り易いよ」と言っていました。確かにその通りだと思います。谷も広くて圧迫感が少ないし。問題は林道歩きが長いことでしょう。

装備:アイゼン・ピッケル(ストックとワカンはなし)

ところで登山ポストはどこにあったのでしょうか?
今年は雪が多くて、一番下(片貝キャンプ場)で通行止め。下山時も同じでした。第四発電所までは完全に除雪されているので、入らせてくれればいいのに。
2010年05月04日 09:08撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:08
今年は雪が多くて、一番下(片貝キャンプ場)で通行止め。下山時も同じでした。第四発電所までは完全に除雪されているので、入らせてくれればいいのに。
第四発電所から先は鋪装道路が終わり、すぐにこのように雪で寸断状態に。
2010年05月04日 09:10撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:10
第四発電所から先は鋪装道路が終わり、すぐにこのように雪で寸断状態に。
片貝山荘
2010年05月04日 09:12撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:12
片貝山荘
僧ヶ岳への分岐
2010年05月04日 09:13撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:13
僧ヶ岳への分岐
宗次郎谷が見えてきました。この先で幕営。
2010年05月04日 09:14撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:14
宗次郎谷が見えてきました。この先で幕営。
翌朝、狭い谷を通過。
2010年05月04日 09:16撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:16
翌朝、狭い谷を通過。
大明神沢分岐。
2010年05月04日 09:16撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:16
大明神沢分岐。
延々と続く急傾斜の登り。私はバテてしまいました。
2010年05月04日 09:17撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:17
延々と続く急傾斜の登り。私はバテてしまいました。
ようやく稜線に辿り着くと天国でした。毛勝山方面を望む。
2010年05月04日 09:19撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:19
ようやく稜線に辿り着くと天国でした。毛勝山方面を望む。
毛勝の三角点は広い山頂の端っこにあります。
2010年05月04日 09:20撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:20
毛勝の三角点は広い山頂の端っこにあります。
すごい眺めでした。朝日雪倉、白馬、唐松、五龍、鹿島槍、剣、立山。
2010年05月04日 09:22撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 9:22
すごい眺めでした。朝日雪倉、白馬、唐松、五龍、鹿島槍、剣、立山。
僧ヶ岳方面
2010年05月04日 09:23撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:23
僧ヶ岳方面
毛勝の南のピーク付近に幕営。毛勝山頂から剣までのパノラマ。カメラの誤作動で五龍が消えているようです。
2010年05月04日 09:24撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:24
毛勝の南のピーク付近に幕営。毛勝山頂から剣までのパノラマ。カメラの誤作動で五龍が消えているようです。
夕映えの剣。
2010年05月04日 09:35撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:35
夕映えの剣。
3日目の朝。毛勝を振り返る。
2010年05月04日 09:36撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/4 9:36
3日目の朝。毛勝を振り返る。
釜谷、猫又、剣。
2010年05月04日 09:38撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:38
釜谷、猫又、剣。
猫又、剣。
2010年05月04日 09:39撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:39
猫又、剣。
猫又谷への下降点は上から見るとわかりづらい。
2010年05月04日 09:40撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:40
猫又谷への下降点は上から見るとわかりづらい。
猫又谷はずっと先まで見下ろせます。
2010年05月04日 09:41撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:41
猫又谷はずっと先まで見下ろせます。
最後に剣とお別れです。
2010年05月04日 09:42撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:42
最後に剣とお別れです。
猫又谷を見上げる。こちらからだと正面の雪渓を登ることになります。
2010年05月04日 09:43撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:43
猫又谷を見上げる。こちらからだと正面の雪渓を登ることになります。
林道末端の堰堤。ここから尾根まで一直線に雪渓が伸びていることがわかります。
2010年05月04日 09:44撮影 by  uT6000,ST6000 , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 9:44
林道末端の堰堤。ここから尾根まで一直線に雪渓が伸びていることがわかります。

感想

すばらしい眺めでした。

で、バテました。

むち打ちの後遺症による運動不足のためプラス5kg肥満し、加えて連日の飲酒で体力が極度に低下していましたが、連休中あまりにも好天が予想されたため、酔った勢いでついフラフラと夜行列車とタクシーを予約してしまいました。ちなみに自動車事故以来、山行は原則として自分では運転しないように努めています(繰り返しますが登山と関係のない事故ではあります)。
1日目はキャンプ場でまさかの通行止め。4時間弱歩いて、林道が左岸に渡って2個堰堤を乗り越えた所に空き地があったのでテントを張りましたが、既にこの日バテ気味。その夜12時間以上眠ったにもかかわらず、翌日の急斜面の途中でまたバテて、後続のほとんどの人に抜かれてしまいました。
それでも2日間の禁酒と激しい運動の効果で出腹が凹み、3日目にしてようやく体力回復の兆しが見え、下山後は以前よりは健康的になりました。

ここ数年で体力は目に見えて衰えつつありますので、今年、好天に恵まれてハードな毛勝に行けたことは大変幸運であったと思います。

もともとの計画は猫又から登って3〜4泊で僧ヶ岳を経由して宇奈月温泉に下り、そこで豪遊するつもりで、食料も4泊分持って行ったのですが、キャンプ場での通行止めでケチがついて気力が萎え、計画を縮小しました。でも体力的に明らかに無理だったので、計画縮小は正解でした。

今回の新装備:マルチビタミン(効果のほどはよくわからない)、山屋で買ったフリース(今までは下界で着ているものを持って行っていましたが、山用のはなんて軽くて暖かいんだ!)

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