山毛欅尾山〜カタクリ咲くGW夏日の白山・笈ヶ岳・大笠山展望
- GPS
- 28:51
- 距離
- 13.3km
- 登り
- 1,342m
- 下り
- 1,344m
コースタイム
天候 | 1日目:晴れ、2日目:晴れ時々くもり |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
・5月1日 道の駅車中泊 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・道標ありません、基本的に尾根伝いに進みます ・赤テープを見落とさないように、でも冬道(?)の赤テープ残置に注意 ・登りは尾根の見当つけやすいですが下りこそ細心の注意で ・ところどころ振り返って下り道を確認を ・杉林迷いやすいです、特に下りで貯水池直上の杉林には迷いこまないこと ・藪こぎ多いです、グローブ着用を |
その他周辺情報 | ・麓には沢山の温泉があります ・今回立ち寄った「新中宮温泉センター」は入浴料¥370でした |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
ゲイター
ネックウォーマー
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
サブザック
アイゼン
ピッケル
スコップ
ゾンデ
飲料
ガスカートリッジ2
シェラカップ
ライター2
地図(地形図1/25000中宮 山と高原地図白山)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
ファーストエイドキット
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ナイフ
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ2(3シーズン+夏用)
ヘルメット
ラジオ
1日目食糧(朝おにぎり2 昼おにぎり2 夜アルファ米+カレー )
2日目食糧(朝おにぎり2 昼カップヌードル 夜アルファ米+カレー)
3日目食糧(朝シリアル+コーンスープ 昼カップヌードル)
行動食(はちみつ 大豆バー 黒飴)
お酒(焼酎1 柿の種 チータラ)
非常食(アルファ米+カレー 大豆バー シリアル)
水6.5L
※当初2泊3日計画 計25kg
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備考 | ・天気予報でも夏日になるほどの気温、もう少し装備軽量化できたはず ・水場なし、テン泊では水多めに |
感想
2ヶ月ぶりの山行
やっとまとまった休みが取れたので昨年のGW同様に笈ヶ岳を目指しました
■1日目
前日夜移動で道の駅に着いたのが深夜1:30
速攻で車中泊して朝は遅く目が覚めました
ゆっくりと装備を確認し取り付きを目指します
快晴!空が青い
8:00過ぎにはすでに20℃近くなっていたのでは・・・
冬パンツをはいてきたことにちょっと後悔しながら取り付きます
この道は道標がありません
赤テープ・ピンクテープを目印に尾根道をトレースしていきます
さすがに2ヶ月ぶりの山行で、残雪期2泊3日分25kgのパッキングは
鈍った体には少々きつかったようです
山頂に近づくにつれ汗が吹き出し体からミネラルが抜けていきます
ブナオ山頂まであと250mまで来ると少し歩いては足がつりかけて小休止状態
約650mの登りに約6時間・・・トホホ
クタクタになりながら辿りついた山頂は、それでも嬉しく
しばらく味わっていなかった感覚が戻って来ました
この時、疲労困憊ですでに翌日の笈ヶ岳アタックは諦めてました
ただ幕営地からの笈ヶ岳、白山の展望も良く
その白い姿を拝めただけで満足していました
今回は「もっと先へ!」っていうガツガツする感じがなかったです
これも2ヶ月のブランクなのか・・・
とはいえ、ブナの木々の雪原独り占めで気持ちよく過ごすことが出来ました
夏日の暑い中、焼酎の水割り最高でした
やはりこれはやめられません
日暮れとともに眠りに落ち1日目終了
■2日目
前日聞いたラジオでは昼から曇り始める模様、そして翌日はほぼ確実に雨
すでに笈ヶ岳は諦めていましたが、もう1泊して雨の中下ることは「ないな」、と
2日目で下りると決めました
朝日と小鳥の歌声で目を覚ます
これだけでも気持ちいい!
ラジオ体操のころにはすでに暖かくなってきた
昨夜は氷点下にはならなかったようです
テント周りでも融雪が進んでました
しばし1人の静かな朝を楽しんで朝食とコーヒー
ブナオ山の山頂は雪原のように広がっており気分も非常に良いです
しかも今朝も独り占め!
ブナの木々も一斉に若葉を開いてます
テントの周りには昨夜からの開いた葉芽の皮が沢山落ちていました
徐々に暑くなる中、テント撤収し下山
下り道も暑く思いっきり体力を消耗しました
この道は下り道が要注意です
尾根筋を外さない、テープを見落とさない
でも一番嫌なのはところどころある杉林
途中どうしても通らなければいけない杉林もありますが
迷い込んではイケナイ杉林もあります
とくに貯水池すぐ上の杉林は要注意
下り道で見えるテープがおかしな位置にあるため
杉林に迷い込んでしまう・・・なんてことも
本当は下り向き杉林の左脇の藪道が正解なのに・・・
実は去年ここに迷い込み危うく杉の急斜面を落ちそうになりました
登り道では所々振り返って下り道の風景を覚えておくと良いです
ともあれ、久しぶりの山行は体力が落ちた自分にはハードでしたが
満足も大きかったです
やはり登山は辛くて楽しいことを再認識しました
これから夏山に向けてしっかり体力を取り戻したいと思います
コメント
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naoykさん、おはようございます〜
(ご訪問遅くなりスミマセン・・・ )
2ヶ月振りの山行はやはり大好きな白山を望めるブナオ山でしたか
2ヶ月のブランク・・・
かなりキツそうで笈ヶ岳は少々残念でしたが、、、
でも、やはりここは無理せず、
徐々に慣らしていけば良いのではと思います
(私も骨折のブランクなどで復帰山行はメチャきつかったですよ・・ )
でも、ブナオ山頂直下で幕営・・・
この日は雪原一人占め・・・
↑コレ!いいじゃないっすかぁ
私もドストライクの山行ですよ
やっぱり雪中テン泊は山荘横とかじゃなくて、
こういう何にもないところで、静かに余計なコトを考えずに
山そのものをダイレクトに感じたい、味わいたいですよね!
見ていて本当に羨ましくなりました
北アはメチャ雪が少なかったんですが、
白山周辺は雪が多いんですね。チョッとビックリでしたよ
これからも無理せず、また徐々に体力復活させて
楽しいテン泊レコ見せて下さい。
楽しみにしています
lifterさん、こんばんは〜
※超亀レスでスイマセン・・・
2ヶ月のブランク
たった2ヶ月ですが、ホントに落ちているんですね
筋肉も気合も・・・
この日は夏日
GWはいつも暑くなるんですが、これほどまでとはビックリでした
水も「こんなに要るかな??」と思ってたけど
「ほんの少し多い」くらいでした
笈ヶ岳
日帰りコースの中宮自然センターからの登山者は40人を超えていたそうです
私がたどった、この長いほうの道
昨年は3人ほどしか会わなかったのですが
行き帰り含めて、今年は10人以上の方にお会いしました
ちょっと前の『岳人』に特集が載ったせいなのでしょうかね
ところで久しぶりのテン泊
やっぱりイイですね
それも雪の上!!
lifterさんがおっしゃるように「余計なことを何も考えない」
「何も引かない。何も足さない。」っていう感じ
いやあ、良かったです!
すこしづつ山を思い出しながら
楽しんでいこうと思います
まだ、残雪期
lifterさんも体に気をつけて
レコ楽しみに待ってますね
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