和賀岳を眺めに〜沢尻〜大荒沢〜根菅岳〜
- GPS
- 08:25
- 距離
- 16.0km
- 登り
- 1,346m
- 下り
- 1,329m
コースタイム
天候 | 薄曇り (夕方、東北道で戻る途中で小雨) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
西和賀町沢内村貝沢地区、1号線にある貝沢バス停の向い雑貨店前(自販機あり) から入る。 舗装が無くなり道なりに林道を進むと登山口の標示あり。 沢越えする前に駐車スペースが何箇所かある。 沢の水が多いし、凹凸激しいので車で横断するのは難しい。 桂の大木のある登山口には牧野が広がっている。 ※登山ポストの位置と駐車場が移動するらしいです http://www.town.nishiwaga.lg.jp/index.cfm/13,0,116,html |
コース状況/ 危険箇所等 |
ブナの樹林帯から上は残雪歩きになります。 雪道と夏道の交互になり道迷いしやすいです。 目印を見つけるか、方向転換せずにまっすぐ進むと夏道を見つけられます。 沢尻岳〜大荒沢の稜線上は吊尾根があります。 大荒沢山頂直下の雪の状態はザクザク程度。 気温が上がるとかなり廃れた雪質になります。 大荒沢〜根菅岳の稜線は夏道がほぼ出ていますが 雪の上を歩く場合はクラックがはいっているので気をつけた方がよいです。 ✿花はカタクリ、ショウジョウバカマ、イチゲ、ミツバオウレン、スミレ ウスバサイシン、シラネアオイ、ツバメオモト、コメバツガザクラ、ガンコウランなどが咲いています。 ミネザクラはこれからどんどん咲いてくるでしょう。 ✿樹林帯ではオオカメノキ、タムシバ、ムラサキヤシオが新緑に映えています。 ※スパ長、ストックで歩きました。 |
その他周辺情報 | ♨ホテル森の風 沢内銀河高原 日帰り¥600 ※http://gingakogen.com/ |
写真
感想
沢尻岳〜大荒沢岳〜羽後朝日岳まで行ってみたいとかねてから妄想していました。
ゴールデンウィークのsolo-soloさんや750RSさんのレコに触発され、
(ありがとうございます<(_ _)>)
私は過去二回訪れたことのある沢尻岳からアプローチしてみようとしました。
しかし、今年は雪解けが早かった。
そして、妄想してから実行に移すまでの私の行動は遅すぎた。(/_;)
大荒沢岳〜羽後朝日岳の雪のラインはやはり途切れてしまい
危険なクラックと危険な斜面に怖れおののき前進はできませんでした。
そして藪こぎをする気力も体力もない。
羽後朝日岳の山頂部はもう夏山と化して藪が侵入者を阻んでいるかのようでした。
今年も近くから眺めて終わり。
それでは和賀岳を眺めに根菅岳の方に稜線歩きしてみよう〜\(^o^)/
と気持ちを切り替え
快適な県境尾根を一人堪能してきました。
だ~れもいない山繋ぎを一人でわーわーと歓声上げながら歩くって贅沢でしょう!
和賀岳を近くに見て残雪の尾根と谷の成せる模様は何度見ていても飽きないです。
羽後朝日岳を角度を変えてみるとこんなに山容が異なるのも驚きでした。
今まで高下岳と思っていた山が根菅岳だったことも認識。(笑)
大荒沢源流や、マンダノ沢源流、生保内川源流がこの山塊から始まるという
中心地にいる感覚を味わうという醍醐味。
羽後朝日岳に近づこうと雪塊のクラックに阻まれてしまったけど
このような雪斜面をLさんなら苦もなく楽々渡れるんだろうなとか
雪山登山教室やっぱり開いてもらいたいとか
ここで足滑らせて滑落して生保内川源流から下流まで流されて
テレビニュースに出たらみんなに大笑いされるだろうなとか
源流はまだ雪だし落ちる前に樹に引っかかって
もがいて身動きとれなくなるだろうなとか、それも笑い草だなとか
いろんな雑念も頭の中によぎりました。(ー_ー)!!
無理せず諦めるのも早いのでそれはそれで無事に戻れました。
そして
いろんな花に出会えて感謝感謝です。
ツバメオモト、シラネアオイ、ミツバオウレン、コメバツガザクラそしてガンコウランなどの花に会えて嬉し~✿
ここは西和賀カタクリの里、カタクリの群生で登山道も覆い尽くされている個所もありましたよ。
あの大荒沢~根菅岳の稜線と山肌が
ミネザクラに彩られると素晴らしいでしょうね!\(^o^)/
meikenさん、こんばんは
先日登った初めての和賀山系に大変感激したsolo-soloです。
早速行ってきたんですね〜
羽後朝日岳に行けなかったのはホント残念でした。
それにしても、大荒沢岳の頂上手前と、吊尾根の雪があれだけ残っていて良かったですね
meikenさんのレコをみて、雪が少しでも残っている来月初旬までには高下〜沢尻〜自転車周回を実現したいと妄想が膨らんできました
高下岳はまだ行ったことがないので同じルートを辿る事も考えましたが
もし羽後朝日まで行くなら沢尻経由の方が戻りやすいので
過去二回と同じルートを辿ってしまいました
歩きなれた道だしシラネアオイもツバメオモトもあるのがわかっていたし
何よりもタラノメ、コシアブラの採れるエリアなのでついこちらの登山口に…
自転車周回できますよ!頑張ってください〜
吊尾根も丸くなって残っているかと思います。
でも、踏み抜きがそろそろ危ないかな〜
meikenさん、こんばんは。
私のレコを見ていただき感謝いたします。
実にきれいなブナの森ですね。
新緑と残雪のコントラスト・・・いいですね。
羽後朝日岳・・・大荒沢岳からはすぐなんですが・・・
遥かな山になっています。(笑)
meikenさんのお写真で拝見してもやはり山頂の相当手前から雪はなくなっていますよね。
また来年のお楽しみということですね。
そうですね。この山域は静かに山を楽しめます。
特に高下岳・根菅岳・大荒沢岳の稜線はこの山域の核心だと思っています
それに・・・さすがはmeikenさん、お花もきれいですね。
特に・・・ツバメオモトは今年初物です。
ご苦労様でした。
750RSさんのレコを拝見して和賀山塊への愛を感じました
私もこのエリアすごくお気に入りなので一つひとつピークを踏んでいきたいです。
羽後朝日岳もそうですがモッコ岳も雪を繋いで行けますね。
(さらに秋田駒まで山繋ぎで歩けますよね〜 )
来年また、足腰元気であれば 是非とも歩きたいです。
750RSさんの羽後朝日レコを拝見してから伺いますので ←プレッシャーをかける
お花は
メインはカタクリなんですが
いっぱい咲いてきているお花たちがレコに載せて〜と頼まれました
さすがはmeikenさん、がっつり歩かれますね
お花達もブナ達も、meikenさんを歓迎していますね
雪のある山の姿が、やはり一番キレイです
最近、山を長〜く歩くというのが心地よくなってきたので
つらい〜 しんどい〜 とアセアセしながらでも
つい前に進んでしまうんですね。Mの境地 ?
ガンコウランの花、よく見るとありました。
ちっちゃいですね〜雄花と雌花と見分けつきませんでしたが
岩手山〜秋田駒見るとやっぱり歩きたくなりますね
大深岳からの八瀬森経由大白森行きの縦走ルートも歩きたいですね
山の写真、花の写真・・どれをとっても素晴らしいですね~
でも一番面白いのはmeikenさんの妄想・雑念 笑っちゃいました(すいません)
この雑念を振り払うには、いやいや、羽後朝日に登るには、超人Lさんに個人レッスンしていただくしかないのでは・・(無責任発言 )
日本海や太平洋に注ぐ流れの源、その中心地にいるという感覚、根菅~大荒沢の稜線を歩くと確かに感じますね
超人Lさんもそうですが
K師匠も私が躊躇した場所、軽々と越えられるのではないかと 思いました。
ここ超えて行ったとしても山頂部の籔につかまる
ここ超えるの失敗して滑落したら沢に落ちる
その前に籔のトラップにかかって抜け出せない
気温が上がって雪崩れてしまう
いろんな最悪パターンが次々と浮かんできましたね〜
行かなくて正解でしたけど…
いつか師匠のようにテント担いでこの山塊に深く留まっていたいです
人の気配のない山の魅力にどっぷりと浸かりたいです
新緑のぶなじゅり〜ん、美しいですね〜
飯豊や朝日のブナも素晴らしかったですが、こちらの和賀山塊も、
素晴らしい美林が広がってますね。
ブナだけでなく、斑に広がった雄大な雪稜も見事。
これは、ぜひ歩いてみたい雪稜です。
雪山登山教室となると、少し堅苦しいので、
雪山ハイキングでも、いずれ御一緒してみたいものですね。
ぜひ、我がホーム不忘山でも !
あ、でも・・・、もう雪が無いかな
別名、超人Lさん
しつこく雪山教室と言い続けてすみません
雪山ハイキング募集すれば何人も殺到するのではないでしょうか
雪がもうなくなってきたのでまた来年でしょうね
和賀山塊、ぶなじゅり〜んの奥深さに魅入られますよ
いつぞや
新潟の達人さんが沢尻〜和賀岳〜真昼岳〜女神山まで縦走されました。
(tooleさんもご存じの方です)
Luskeさんもできるでしょう!!
沢もあるので夏も遊べますよ
meikenさんも、ガンコファンですか?
ガンコ姉さんも定着してるみたいだし
思わず、吹き出してしまいましたよ〜
ガンコ姉さんが力説されたお花をしっかりと見ただけですよ
ガンコウランの花は特に見た事はなかったのですが
昨年のhomeさんとSさんのコラボで記憶に焼き付けました
ちっちゃいんですね〜
homeさんも何かと意識してガンコウラン撮っていらっしゃいますね
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