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Yamareco

記録ID: 6649817
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
八幡平・岩手山・秋田駒

羽後朝日岳 念願かなって残雪期限定の頂に立つ

2024年04月13日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:38
距離
16.3km
登り
1,302m
下り
1,291m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
1:00
合計
8:38
6:31
35
冬季駐車場
7:06
7:06
45
7:51
7:53
39
8:32
8:41
59
9:40
9:40
4
9:44
9:51
41
10:32
10:33
54
11:27
12:00
39
12:39
12:39
29
13:08
13:14
2
13:16
13:16
39
13:55
13:55
18
14:13
14:14
27
14:41
14:42
27
15:09
冬季駐車場
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
冬季駐車場に車を駐めましたが、奥の駐車場まで車で入れました…。
コース状況/
危険箇所等
雪庇はほとんど落ちてましたが、斜面にクラック複数。
なるべく夏道に忠実に歩いたほうが無難そう。
その他周辺情報 お帰りが北方面なら鶯宿温泉、南方面なら湯田温泉。
冬季駐車場をスタート!
茶「行ってくるブヒ」
9
冬季駐車場をスタート!
茶「行ってくるブヒ」
水芭蕉が咲き始めてた。
4
水芭蕉が咲き始めてた。
ピーカン!ピーカン!
5
ピーカン!ピーカン!
奥の駐車場まで雪無し。
茶「無駄に歩いてしまったっぺ…」
4
奥の駐車場まで雪無し。
茶「無駄に歩いてしまったっぺ…」
ジャブジャブ。
ようやく登山口。
ツ「行ってくるっぺ」
4
ようやく登山口。
ツ「行ってくるっぺ」
最初は夏道が露出していた。
3
最初は夏道が露出していた。
郡界分岐までの急登。
3
郡界分岐までの急登。
前山分岐付近から雪が多くなってきた。
6
前山分岐付近から雪が多くなってきた。
標高が1000mを越えると一面雪で覆い尽くされてしまう。
4
標高が1000mを越えると一面雪で覆い尽くされてしまう。
雪質良好♪
適度に締まっていて歩きやすい。
4
雪質良好♪
適度に締まっていて歩きやすい。
雪庇は落ちたがクラック多数あり。
3
雪庇は落ちたがクラック多数あり。
落ちないように慎重に。
6
落ちないように慎重に。
空が青い!
まずはエリカ様。
茶「どうっすか、今のお気持ちは?」
ツ「…別に…」
そろそろこのネタもわからない人が多くなってそう。
13
まずはエリカ様。
茶「どうっすか、今のお気持ちは?」
ツ「…別に…」
そろそろこのネタもわからない人が多くなってそう。
秋田駒どーん!
次は大荒沢岳に向かう。
7
次は大荒沢岳に向かう。
このへんで念の為にアイゼン装着。
4
このへんで念の為にアイゼン装着。
おっと、下草が顔を出しているな…。
大荒沢岳と羽後朝日の間はまだ雪が繋がっているだろうか。
5
おっと、下草が顔を出しているな…。
大荒沢岳と羽後朝日の間はまだ雪が繋がっているだろうか。
空と雲と雪しか無い世界。
シンプルでいいなぁ。
5
空と雲と雪しか無い世界。
シンプルでいいなぁ。
大荒沢岳着いた〜。
さぁ、いよいよここからは夏道無しの積雪期限定エリアだ。
もちろんこの先に踏み出すのは初めて。
11
大荒沢岳着いた〜。
さぁ、いよいよここからは夏道無しの積雪期限定エリアだ。
もちろんこの先に踏み出すのは初めて。
まずは鞍部に向けて下る。
凍っていると怖いらしいが、今日はいい感じに雪が腐れていて危険は感じない。
6
まずは鞍部に向けて下る。
凍っていると怖いらしいが、今日はいい感じに雪が腐れていて危険は感じない。
鞍部まで下りてきた。山頂まで雪は繋がっているように見える。これは勝利確定?
4
鞍部まで下りてきた。山頂まで雪は繋がっているように見える。これは勝利確定?
ツ「なんか右側に穴あいてる〜」
茶「え゛っ?」
3
ツ「なんか右側に穴あいてる〜」
茶「え゛っ?」
先行者の足跡はクラックを避けて藪に消えていた…。
茶「行くしかないか…」
ツ「…」
5
先行者の足跡はクラックを避けて藪に消えていた…。
茶「行くしかないか…」
ツ「…」
久々のガチな藪漕ぎ。
ツ「ゔぉぁぁぁぁぎゃああ!!$&#!!!!」
茶「が、頑張れ!」
7
久々のガチな藪漕ぎ。
ツ「ゔぉぁぁぁぁぎゃああ!!$&#!!!!」
茶「が、頑張れ!」
抜けた!
ツ「ぁ…ぁぁ、ぁぁ…」
茶「ありゃ〜」
6
抜けた!
ツ「ぁ…ぁぁ、ぁぁ…」
茶「ありゃ〜」
朝日岳の肩越しに田沢湖が見えてきた。
6
朝日岳の肩越しに田沢湖が見えてきた。
また藪?と一瞬身構えたが、ギリギリ雪が繋がっているようだ。今度はクラックも無さそう。
ツ「助かったっぺ…」
5
また藪?と一瞬身構えたが、ギリギリ雪が繋がっているようだ。今度はクラックも無さそう。
ツ「助かったっぺ…」
さぁ、山頂はすぐそこだ。
5
さぁ、山頂はすぐそこだ。
茶「羽後朝日岳、登ったどー!」
ツ「そんなプレートどこで見つけたっぺ?」
11
茶「羽後朝日岳、登ったどー!」
ツ「そんなプレートどこで見つけたっぺ?」
茶「ここ」
ツ「隠しアイテムみたいだっペ」
9
茶「ここ」
ツ「隠しアイテムみたいだっペ」
二ノ沢畚と田沢湖。
7
二ノ沢畚と田沢湖。
志度内畚?と秋田駒。
6
志度内畚?と秋田駒。
高下岳と和賀岳。
いつかはこちらの稜線を繋いで歩いてみたいもんだ。
7
高下岳と和賀岳。
いつかはこちらの稜線を繋いで歩いてみたいもんだ。
鳥海山は…見えない。
春霞のシーズンは天気良くても難しい。
5
鳥海山は…見えない。
春霞のシーズンは天気良くても難しい。
遠い帰り道…。
五時間かかってたどり着いた山頂を去るのは名残惜しいが、あまり遅くなるのもよろしくないだろう。30分ほど山頂で休憩して帰路につく。
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遠い帰り道…。
五時間かかってたどり着いた山頂を去るのは名残惜しいが、あまり遅くなるのもよろしくないだろう。30分ほど山頂で休憩して帰路につく。
例の藪だが、どうにか回避できないかとウロウロしてみたが、やっぱりクラックが怖い…。
3
例の藪だが、どうにか回避できないかとウロウロしてみたが、やっぱりクラックが怖い…。
やむを得ず、再び藪に突入。
ツ「ぶくぶくぶく…」
ツートンが藪に沈んでしまった…。
茶「大丈夫か! しっかりしろー!!」
8
やむを得ず、再び藪に突入。
ツ「ぶくぶくぶく…」
ツートンが藪に沈んでしまった…。
茶「大丈夫か! しっかりしろー!!」
抜けた!
ツ「ひどい目にあったっぺ…」
6
抜けた!
ツ「ひどい目にあったっぺ…」
大荒沢岳への登り返しがなかなかエグい。
5
大荒沢岳への登り返しがなかなかエグい。
遠い〜。
とか言いつつ、この雄大な景色をずっと歩けるのは実はけっこう楽しい。
7
遠い〜。
とか言いつつ、この雄大な景色をずっと歩けるのは実はけっこう楽しい。
沢尻岳を越えると春色に染まった里が見えてきた。
3
沢尻岳を越えると春色に染まった里が見えてきた。
やがて夏道へ。
郡界尾根を下る。
4
郡界尾根を下る。
イワウチワ♪
朝より雪が思いっきり減っとる!
4
朝より雪が思いっきり減っとる!
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
茶「まだ車駐めたとこまで歩かなきゃならんけどね。30分ほど」
9
無事下山!
ツ「お疲れさまでした!」
茶「まだ車駐めたとこまで歩かなきゃならんけどね。30分ほど」
今度こそ無事生還!
ツ「疲れた〜。心地いい疲労感だけど」
茶「だね」
6
今度こそ無事生還!
ツ「疲れた〜。心地いい疲労感だけど」
茶「だね」

感想

秋田県にありながら「岩手の山150」に列挙されている羽後朝日岳。登山道が無い山なので積雪期に登るか、藪を漕ぐかしないとたどり着けない難易度高めの山です。ヘロヘロ隊にとっては藪漕ぎは選択肢に入らないので、残雪期に挑戦してきました。
最後まで雪が繋がっているのだろうか? 雪の状態はどうだろうか? そもそも、山頂にたどりつき帰ってこれるだけの体力はあるのか?などなど心配のタネは尽きませんでしたが、なんとか無事に山頂を踏むことができました。
天気も良く素晴らしい景色を眺めながらの稜線歩き。藪を漕いで立った山頂。たくさんの印象的な風景に出会えて感動でした。まだちょっと余韻でふわふわした気分でいます。
また機会があれば、今度は畚岳方面や高下岳・和賀岳方面にも残雪期に足を伸ばしてみたいものです。

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郡界分岐〜沢尻岳〜大荒沢岳
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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