鹿舞ダキ山→砥石権現→高城山撤退
- GPS
- 10:07
- 距離
- 18.8km
- 登り
- 1,582m
- 下り
- 1,640m
コースタイム
- 山行
- 8:32
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 10:14
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
鹿舞ダキ山、砥石権現はまったくの想定外の積雪量で ビックリでした。 積雪期の高城山は、ベテラン以外は行かない方がいいと 思いました (^^;; |
写真
感想
積雪期のスーパー林道を通って、ファガスの森と高城山に行きたかったんです (^^;;
前に観月茶屋のみつるさんに伺ったところ、観月茶屋から高城山まで
夏道で4時間かかるから冬は無理だとゆわれていました。
前日に確認したところ、お父様が高城は雪が深いよと
おっしゃっていました。
それなら行ける所まで行こうと思い出かけました。
先月凍結していた国道193号の倉羅峠近辺も難なく通過。
岳人の森までもノーマルタイヤで大丈夫でした。
前日に電話したときに、オフシーズンだからなのか入場料は要らないよと
ゆっていただき、有り難く観月茶屋に車を置かせていただき、
岳人の森を登って行きます。
登山口に入るところに看板があります。
みつるさんのお父様が30年近くかけて自力で開拓された
砥石権現への登山道で、砥石新道と書いてありました。
そのご苦労に感謝しながら登って行きます。
登り始めこそ少なかった積雪も、高度を上げるごとに段々と増していき、
山頂近くからは1mほど積もっていた感じです。
新雪もその上に乗っていて、ラッセルしながら砥石権現まで
2時間半ほどかかりました。この登山道の所々に様々な手製の案内板が
設置されています。
砥石新道はとてもいい道でした。
そこからはスーパー林道に降りて、トレースのない誰もいない道を
堪能しました。
この日は小春日和でとても気持ちのいい山歩きとなりました。
まずは静まり返ったファガスの森で腹ごしらえ。
小鳥のさえずりしか聞こえない穏やかな時間の中で、正面の雲早山を
眺めながら飲むコーヒーは格別でした (*^^*)
冬の高城は危険なので、いや横着をして途中の作業小屋から取り付きました (^^;;
ヤセ尾根の雪庇が怖かったですが、黙々と進み山頂直下のお助けロープ
の所までやってきました。
しかしそのお助けロープがほとんど埋まっています。
かなりの斜度があり、雪はかなりクラストしていて、表面の下は凍って
いたので、なんとかこのロープを掘り出そうと頑張りました。
悪戦苦闘すること15分。
ふと我に返り、一体こんなところで15分も何をそんなに
必死になっているんだ???
と自分に問いかけました。
凄い斜度の所で踏ん張って、ストックや手を使って必死になって
ロープを掘り出している.......
時刻は既に13時。
岳人の森からファガスの森まで4時間かかった。
今ここから引き返してもファガスの森まで1時間はかかる。
そこから岳人の森までとなると18時じゃないか!
ダメだ撤退しよう!
ファガスの森に着いたのが14時15分。
そこで小休止をして出発。
日が暮れるまでに岳人の森まで帰れるかどうか微妙なところだ。
スーパー林道から暗くなってもなんとかなる雲早トンネルを抜けて
車道歩きで安全に行くか、自分の足を信じて砥石権現を登り返して
帰るか。
砥石権現の登山口15時着。
車道歩きはたしか道がガチガチのツルツルなのでそれもイヤだなあ。
よし、砥石権現を登り返して帰ろう!
砥石権現にちょうど1時間で16時着。
そこからは駆けるように降って、岳人の森に17時前に帰ってこれました。
黒笠山での教訓を生かし、決して無理はせず、冷静になって
撤退するクセをつけよう。
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