また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 641575
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

槍ヶ岳

2015年05月17日(日) [日帰り]
 - 拍手
minori1209 その他1人
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
13:18
距離
27.4km
登り
2,217m
下り
2,271m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:28
休憩
1:41
合計
13:09
5:19
5:19
24
5:43
5:43
33
6:16
6:16
73
7:29
7:32
6
7:38
8:02
53
8:55
8:55
93
10:28
10:28
85
11:53
11:53
12
12:05
12:25
20
12:45
13:00
20
槍ヶ岳頂上
13:20
13:41
8
槍ヶ岳山荘
13:49
13:49
38
14:27
14:27
33
15:00
15:01
40
15:41
15:49
2
15:51
15:55
1
15:56
15:59
2
16:01
16:03
63
17:06
17:06
24
17:30
17:30
20
17:50
17:50
11
18:01
18:01
13
18:14
ゴール地点
槍ヶ岳山荘にGPS入りのザックをデポしたため、穂先のトラックデータがないことに今気づく、ショックなり。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
登山者用新穂高無料駐車場、朝4時50分で5〜6台しか駐車してありませんでした。
コース状況/
危険箇所等
○登下山届は新穂高登山指導センター出入口脇に大きな看板が出ています。
○コース状況
白出沢までの林道は全く積雪はありません。
白出沢から滝谷の沢までは、倒木が道を塞いでいたり、数箇所の谷に残った雪渓ではアイゼンが必要な場所もありました。
滝谷の沢の渡渉は雪解けで増水しており難儀しました。
滝谷の沢からしばらくは雪面と岩場が混ざり歩きづらいですが、槍平小屋に近づくにつれて積雪は100パーセントになります。
槍平から飛騨乗越の手前までは雄大な雪渓が続き楽しめます。飛騨沢からは赤旗が立てられトレースもしっかりしています。日が高くなってくると雪も緩みアイゼンとダブルストックだけ使用し、ピッケルは使いませんでした。
飛騨乗越の手前からは完全な夏道、槍の穂先も凍結箇所はありませんでした。
その他周辺情報 ひがくの湯で汗を流しました
予約できる山小屋
槍平小屋
新穂高登山者用無料駐車場です。夏場は薄暗い時間から満車になります。
2015年05月17日 04:43撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
5/17 4:43
新穂高登山者用無料駐車場です。夏場は薄暗い時間から満車になります。
新穂高登山指導センター、登下山届を提出します。なんと、シャワートイレも完備しています。
2015年05月17日 05:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
5/17 5:03
新穂高登山指導センター、登下山届を提出します。なんと、シャワートイレも完備しています。
この標識のところで、ショートカットするために一旦林道をはなれ右手の登山道に入ります。
2015年05月17日 05:26撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
5/17 5:26
この標識のところで、ショートカットするために一旦林道をはなれ右手の登山道に入ります。
穂高平小屋です。ここからまた林道に戻ります。
2015年05月17日 17:30撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5/17 17:30
穂高平小屋です。ここからまた林道に戻ります。
白出沢です。水は流れていません。対岸に渡り登山道へ入ります。
2015年05月17日 17:03撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
5/17 17:03
白出沢です。水は流れていません。対岸に渡り登山道へ入ります。
途中、こんな雪渓が何箇所か残ってました。ここは特に傾斜が急で早朝なので凍ってまし。面倒ですが一旦アイゼンを履きました。
2015年05月17日 07:22撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
3
5/17 7:22
途中、こんな雪渓が何箇所か残ってました。ここは特に傾斜が急で早朝なので凍ってまし。面倒ですが一旦アイゼンを履きました。
滝谷の沢です。一番狭いところを飛び越えたつもりが片足ドボン、やっぱ歳には勝てません。
2015年05月17日 07:37撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
2
5/17 7:37
滝谷の沢です。一番狭いところを飛び越えたつもりが片足ドボン、やっぱ歳には勝てません。
これは帰路の写真。さらに水量が増しずいぶん渡渉地点に迷いました。最初から飛ぶのを諦め一番浅いところを歩いて渡りました。
2015年05月17日 16:02撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
5/17 16:02
これは帰路の写真。さらに水量が増しずいぶん渡渉地点に迷いました。最初から飛ぶのを諦め一番浅いところを歩いて渡りました。
クライマーの聖地、滝谷中央陵を望む。手前の滝は雄滝。
2015年05月17日 07:43撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
1
5/17 7:43
クライマーの聖地、滝谷中央陵を望む。手前の滝は雄滝。
槍平小屋です。距離は4分の3くらいまで来ていますが、高さ的には半分も来ていません。
2015年05月17日 08:53撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
1
5/17 8:53
槍平小屋です。距離は4分の3くらいまで来ていますが、高さ的には半分も来ていません。
槍平から飛騨沢を目指します。
2015年05月17日 09:13撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/17 9:13
槍平から飛騨沢を目指します。
相方が飛騨沢をひたすら登る登る。
5
相方が飛騨沢をひたすら登る登る。
雄大な大雪渓に感動!快調に飛ばします。
2015年05月17日 10:21撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/17 10:21
雄大な大雪渓に感動!快調に飛ばします。
飛騨沢大雪渓もう少しで完了、飛騨乗越はもう目の前と思ったが、とんでもなかった。
3
飛騨沢大雪渓もう少しで完了、飛騨乗越はもう目の前と思ったが、とんでもなかった。
地獄のガレ場をへて、やっと飛騨乗越。実はこのルート、新穂高無料駐車場を出てからここまで、一回も槍の穂先を望めません。
4
地獄のガレ場をへて、やっと飛騨乗越。実はこのルート、新穂高無料駐車場を出てからここまで、一回も槍の穂先を望めません。
槍ヶ岳山荘の前の雪渓に立つ人と比較すると、穂先のデッカさが分かります。
2015年05月17日 12:04撮影 by  COOLPIX AW110 , NIKON
4
5/17 12:04
槍ヶ岳山荘の前の雪渓に立つ人と比較すると、穂先のデッカさが分かります。
これがあの有名な梯子。お尻で失礼します。
11
これがあの有名な梯子。お尻で失礼します。
相方のkaz、加賀鳶の出初式だそうです。
8
相方のkaz、加賀鳶の出初式だそうです。
ついに憧れの穂先に立つ。自分と相方を含むわずか5名で天空の世界を満喫。しかし、日没までに下山できるタイムリミットが迫り、たった10数分で泣く泣く下りの梯子へ。
32
ついに憧れの穂先に立つ。自分と相方を含むわずか5名で天空の世界を満喫。しかし、日没までに下山できるタイムリミットが迫り、たった10数分で泣く泣く下りの梯子へ。
穂先から小槍と裏銀座方面を望む
2015年05月17日 12:51撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
13
5/17 12:51
穂先から小槍と裏銀座方面を望む
槍ヶ岳最難関ルートの北鎌尾根
2015年05月17日 12:51撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
5/17 12:51
槍ヶ岳最難関ルートの北鎌尾根
いつかは祠の裏から現れて拍手喝采を夢見る相方
2015年05月17日 12:49撮影 by  STYLUS1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
7
5/17 12:49
いつかは祠の裏から現れて拍手喝采を夢見る相方
下りもしっかり三点確保で慎重に
2
下りもしっかり三点確保で慎重に
さて、これから飛騨沢を駆け下ります。
1
さて、これから飛騨沢を駆け下ります。
両膝の痛みを堪えつつ、さらば槍ヶ岳、しかしこの後地獄はずーっと続く。
2
両膝の痛みを堪えつつ、さらば槍ヶ岳、しかしこの後地獄はずーっと続く。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 予備手袋 雨具 ゲイター ザック ザックカバー アイゼン ピッケル ビーコン 行動食 非常食 飲料 コンパス 計画書 ヘッドランプ GPS 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール ヘルメット

感想

今回は地元の毛勝山か白馬三山かと相方と大いに悩みましたが、5月6日のヤマレコのレポートを見て飛びついてしまいました。かなり厳しいことは分かっていましたが、この時期に憧れの山に登れる喜びいっぱいで、朝2時起きも苦にならず出かけました。
 しかし、キツさは想像を絶していました。滝谷の沢の先の樹林帯、雪と岩と倒木で歩きづく、超長く、しかも少しも高度を稼がない。忍の一文字。そのあとの雪渓登りは視界が開け、しんどいけれども爽やか。しかし、3時間ほど雪渓登りした後の飛騨乗越手前のガレ場、雪に慣れた足には本当に堪えました。
 穂先から降り山荘に戻ったとき急に尋常ならぬ疲労感に襲われ、おにぎりも喉を通らなくなり、初めて下山できるか不安になりました。たまたま山荘の売店にあった栄養補給用のゼリー飲料を飲んだところ少し楽になりました。あとは疲労感と両膝の痛みをこらえながら、気力だけでなんとか無事下山できました。
 もう、二度と槍のワンデイはすまい、いや、この歳では不可能だと思いました。ところが、あれから二日目、大雪渓、鉄梯子、穂先の絶景、目の前をちらつき、二度目もあるかなと思い始めるのは何故でしょう?

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:3571人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
槍ヶ岳/飛騨沢ルート/新穂高温泉起点槍平経由
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳 〜新穂高から双六、西鎌経由〜
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
積雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [3日]
槍ヶ岳中崎尾根
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
5/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら