吾妻連峰 腰痛リハビリ山行 スノーシューもいいもんだ!
- GPS
- 80:00
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,320m
- 下り
- 1,318m
コースタイム
- 山行
- 5:15
- 休憩
- 0:30
- 合計
- 5:45
- 山行
- 2:50
- 休憩
- 0:10
- 合計
- 3:00
- 山行
- 2:10
- 休憩
- 0:15
- 合計
- 2:25
- 山行
- 4:20
- 休憩
- 0:20
- 合計
- 4:40
天候 | 1日目 晴れ 2日目 曇り午後から雪 3日目 雪のち曇り 4日目 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | あったか湯 250円 ○露天風呂のみ。シャワーなし、お湯の出る蛇口はある。 〇シャンプー、石鹸(備え付けなし販売あり)、ドライヤーなし 〇無料ロッカー有り |
写真
感想
1月下旬に吾妻の計画を立てていたが、腰痛(山人が)を発症してしまい流れてしまった。
2週間ほど様子見てだいぶ良くなったので、足慣らしと腰の様子見を兼ねて吾妻へ行くことにした。
本格的な雪山は今シーズン初めてなので小屋ベースに装備点検も含めてのんびりと過ごすことにした。
今シーズンは雪が極めて少ないので山スキーは止めて、物置に眠っていたスノーシューを引っ張っり出しての山行となった。
■■■1日目■■■
スノーシューは山スキーと比べると一言で言うと「楽」だ。山スキーだとブーツをザックに仕舞い、旧式のスキー板が肩にのしかかる。重荷になるので、モコモコさんに至っては、家からの移動だけで真冬の早朝でも薄手のシャツ一枚で汗を掻いている始末。福島駅に降り立った頃には一仕事終えた感じだ。
スノーシューだとそんな苦労はない。
福島駅に降り立つとやはり雪がない。路線バスで高湯温泉の花月ハイランドホテルまで行く。
路面には雪がない。本当に冬なのか?
冬期ゲートの所に車が2台。
登山ポストは例年この時期には足の部分のほとんどが埋まっているのに、今年は雪がなくてすっかり見えている。
最近、冬期救助訓練が行われた為、登山道にはしっかりとしたトレースがある。
雪が少ないだけでなくトレースがしっかりしていたので、スカイライン横断点まで順調に進めた。
スカイライン横断点から少し先にある小沢は、雪が薄くやせた状態でしか埋まっていなかったので、踏み抜かないよう慎重に渡った。
その先で、単独の男性に会う。硯石の少し上まで行ってきたとのこと。
山鳥山でスキーのトレースは旧吾妻スキー場へ向かっていた。
最近旧スキー場は藪が育ってきている上積雪量も少ないことが多くて、我々では逆に時間が掛かってしまうため旧スキー場に下っていないが、今年はただでさえ雪が少ないのでどういう風になっているのか気になるところだ。
年によっては通過に手間取る湯の平は簡単に通過して、井戸溝へと登った。
なんと井戸溝の沢はまだ埋まっておらず流れが見えていた。
慶応山荘分岐から硯石までは、単独男性のトレースがあったが小屋方面へはトレースなし。
まとまった積雪が最近なかったようで、ノントレースでもスノーシューはさほど沈まず。
スノーシューでも日没前に小屋に到着できた。
腰の具合が気になったが何とかここまでたどり着いて良かった。
■■■2日目■■■
当初の計画では、大倉川左岸尾根を辿って谷地平避難小屋に宿泊の予定だった。
しかし、南岸低気圧の関係で大雪が降ってスノーシューだと谷地平避難小屋からの脱出が心配とモコモコさんが騒ぐのと、腰のことも考えて一切経山のピストンに変更になった。
スノーシューでがんちゃん落としを登れるか不安だったが、スノーシューの力は素晴らしく難なく登ることができた。藪があまり埋まっておらずスキーだと逆に登るのに苦労しそうだった。
登り上がってからも幸い風も弱く、吾妻の主稜線も曇りながら望むことができた。懸念していた五色沼のトラバースも無事通過。五色沼のコルにも雪がベッタリと付いておりスノーシューを脱がなくても進むことができた。
モコモコさんは樹林帯の中でお留守番ということで山人単独で一切経山へ向かう。
森林限界を抜けると風で叩かれた堅い雪面になったがスノーシューの刃が食い込んでサクサク進めた。
山頂でセルフタイマーで自撮りしたりして楽しんだ。下山の途中スノーシューの刃がずれて転んでしまった。ザックを背にして横向きになった。雪面が堅くやばい滑落すると思い、(少しだけ滑落)転んだ瞬間、反射的に立ち上がることが出来た。下山は危険だ。
その後、のんびりと跡を追って登ってきたモコモコさんと合流。往路を辿り、がんちゃん落としをスノーシューで下った。日帰り装備だと難しくないが、泊りの重荷のときスノーシューで下れるか心配。
小屋に戻り休憩後、小屋の環境整備に取り組んだ。
午後から南岸低気圧の影響で雪が降ってきた。
細かい雪だ。どのくらい積もるのだろか?
明日に期待。
本日も貸し切りで早めに就寝。
■■■3日目■■■
雪が止むのは午後からとのことなので、目覚ましを付けずに適当に起床。
積雪量は感覚的に20cm位だろうか。期待していたのにガッカリといった積雪量だ。
のんびりと朝食。今日は慶応山荘の様子を見に行こうということになった。
硯石から小屋まで直線的なルートで向かった。期待していた水は出ていなかった。
山荘はひっそりとしていた。また往路を戻り小屋に戻った。その後は環境整備作業に取り組んだ。
本日も、貸し切りで早めの就寝。
■■■4日目■■■
お世話になった小屋の掃除をして下山。
下山は誰にも会わなかった。
静かな吾妻を堪能した4日間だった。
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