また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 645132
全員に公開
ハイキング
栗駒・早池峰

8年ぶりの栗駒山 残念な結果

2015年05月23日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:22
距離
11.5km
登り
643m
下り
642m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:45
休憩
1:37
合計
5:22
8:17
83
スタート地点
9:40
9:42
41
10:23
10:52
14
11:06
11:06
4
11:10
12:06
13
12:19
12:29
70
13:39
ゴール地点
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
須川温泉は一ノ関側から
コース状況/
危険箇所等
 須川温泉からのメインルート須川コースは人も多くトレースもはっきりしているので良いですが、産沼コースはトレースが少ないので、雪渓上は赤リボンの確認と地図で確認が必要です。
 笊森コースの入り口、磐井川源流分岐は沢上の雪が薄くなっていて入れません。雪渓の雪壁も迫まっているので、雪が消えるまでむずかしいかもしれません。
栗駒山の北側、須川温泉がスタート
2015年05月23日 08:09撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 8:09
栗駒山の北側、須川温泉がスタート
登山者用駐車場の端っこに登山口
2015年05月23日 08:09撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 8:09
登山者用駐車場の端っこに登山口
登山口から残雪
2015年05月23日 08:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 8:11
登山口から残雪
名残ヶ原、湿原ね
2015年05月23日 08:30撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 8:30
名残ヶ原、湿原ね
木道があります。
周回もできるみたい
2015年05月23日 08:31撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4
5/23 8:31
木道があります。
周回もできるみたい
きれいな案内図
2015年05月23日 08:34撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 8:34
きれいな案内図
名残ヶ原を過ぎるとすぐに残雪
2015年05月23日 08:40撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 8:40
名残ヶ原を過ぎるとすぐに残雪
雪渓は登らずに左の産沼コースへ
雪の上の沢越えです
2015年05月23日 08:40撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 8:40
雪渓は登らずに左の産沼コースへ
雪の上の沢越えです
時々夏道に出ます
2015年05月23日 08:41撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 8:41
時々夏道に出ます
このリボンから夏道かと思ってしばし探索。地図を確認したら雪渓を下に回り込むのね。
2015年05月23日 08:52撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 8:52
このリボンから夏道かと思ってしばし探索。地図を確認したら雪渓を下に回り込むのね。
リボン無いけど、こっちでした
2015年05月23日 09:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 9:02
リボン無いけど、こっちでした
回り込んだ雪渓は固く、滑ると落ちていくので、ピッケル登場
2015年05月23日 09:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 9:02
回り込んだ雪渓は固く、滑ると落ちていくので、ピッケル登場
間もなく夏道。リボン見落とさないよーに
2015年05月23日 09:08撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 9:08
間もなく夏道。リボン見落とさないよーに
ここは徒渉
2015年05月23日 09:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 9:11
ここは徒渉
まっすぐ登っちゃだめ。左へヘアピンカーブ
2015年05月23日 09:25撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 9:25
まっすぐ登っちゃだめ。左へヘアピンカーブ
栗駒山、ちょと近付いたよ
2015年05月23日 09:25撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3
5/23 9:25
栗駒山、ちょと近付いたよ
産沼は雪の下でした
2015年05月23日 09:41撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3
5/23 9:41
産沼は雪の下でした
ここはまっすぐ登ります
2015年05月23日 09:41撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 9:41
ここはまっすぐ登ります
良い感じでリボンが付いています
2015年05月23日 09:42撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 9:42
良い感じでリボンが付いています
山頂までは夏道かな?
2015年05月23日 09:57撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 9:57
山頂までは夏道かな?
ヤブが濃いカ所も
2015年05月23日 10:02撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 10:02
ヤブが濃いカ所も
山桜と山頂
2015年05月23日 10:04撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4
5/23 10:04
山桜と山頂
ちょっとだけ雪
ここで下山する方1名とスライド
2015年05月23日 10:14撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 10:14
ちょっとだけ雪
ここで下山する方1名とスライド
山頂着、風が強い
右のまったりおにいさんは写真には要らんかったな…ハハハ
2015年05月23日 10:24撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6
5/23 10:24
山頂着、風が強い
右のまったりおにいさんは写真には要らんかったな…ハハハ
山頂碑、こっちが表だった
2015年05月23日 10:24撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10
5/23 10:24
山頂碑、こっちが表だった
焼石岳
2015年05月23日 10:27撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
6
5/23 10:27
焼石岳
アップで
2015年05月23日 10:27撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
10
5/23 10:27
アップで
下は須川湖かな
2015年05月23日 10:27撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 10:27
下は須川湖かな
宮城側へ下ります
こちらは人がいっぱいね
2015年05月23日 10:54撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 10:54
宮城側へ下ります
こちらは人がいっぱいね
右へ下るとイワカガミ平
左側、東栗駒コースへ入ります
2015年05月23日 10:57撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 10:57
右へ下るとイワカガミ平
左側、東栗駒コースへ入ります
イワカガミ平への中央コース
ついつい写真撮っちゃいます
2015年05月23日 10:58撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 10:58
イワカガミ平への中央コース
ついつい写真撮っちゃいます
分岐は裏掛コース左へ
2015年05月23日 11:06撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:06
分岐は裏掛コース左へ
振り返って栗駒山
2015年05月23日 11:07撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5
5/23 11:07
振り返って栗駒山
だだっ広い雪渓に出ました
下山してから気付いたけど、平だし人は来ないし風は弱いし、幕営適地だったなぁ。気付くの遅
2015年05月23日 11:08撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:08
だだっ広い雪渓に出ました
下山してから気付いたけど、平だし人は来ないし風は弱いし、幕営適地だったなぁ。気付くの遅
緩やかな雪渓を下ると、おっ!!笊森避難小屋だぁ ここに泊まる予定(だった!)
2015年05月23日 11:12撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:12
緩やかな雪渓を下ると、おっ!!笊森避難小屋だぁ ここに泊まる予定(だった!)
クラック、多いなぁ…この下は沢なのよ
左端を行きます
2015年05月23日 11:13撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 11:13
クラック、多いなぁ…この下は沢なのよ
左端を行きます
振り返って
慎重に雪渓を横切りました
2015年05月23日 11:18撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:18
振り返って
慎重に雪渓を横切りました
奥の雪の壁、10mくらいあるよ!
慎重に下ります
2015年05月23日 11:19撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:19
奥の雪の壁、10mくらいあるよ!
慎重に下ります
夏道、みっけ
2015年05月23日 11:20撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 11:20
夏道、みっけ
上の夏道を進んだら小屋の方向が変! 確認したら裏掛コースでした。
分岐から写真のリボンへ下らないといけないみたい
2015年05月23日 11:25撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:25
上の夏道を進んだら小屋の方向が変! 確認したら裏掛コースでした。
分岐から写真のリボンへ下らないといけないみたい
GPSで確認すると、分岐は更に70m下方。写真右下へ。左の壁が怖い!
2015年05月23日 11:30撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 11:30
GPSで確認すると、分岐は更に70m下方。写真右下へ。左の壁が怖い!
薄くなった雪の下では、沢がジャバジャバ流れているの。こりゃ無理だよぉ!
2015年05月23日 11:35撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 11:35
薄くなった雪の下では、沢がジャバジャバ流れているの。こりゃ無理だよぉ!
裏掛コースに戻り、
このヤブ、漕いでみます!!
2015年05月23日 11:43撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 11:43
裏掛コースに戻り、
このヤブ、漕いでみます!!
5m進んで、カメラを頭上に上げてカシャ
樹の枝が入り組んでいて、私のパワーではもうムリぃ!
2015年05月23日 11:49撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3
5/23 11:49
5m進んで、カメラを頭上に上げてカシャ
樹の枝が入り組んでいて、私のパワーではもうムリぃ!
雪渓を登り返して、山側を降りてみました。上部右の雪壁の下が最初に断念したヵ所です。
2015年05月23日 12:05撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 12:05
雪渓を登り返して、山側を降りてみました。上部右の雪壁の下が最初に断念したヵ所です。
でもここは下りすぎ。
対岸に笊森コースの夏道が見えていますが、間に深い沢があります。ここもムリ断念。撤収決定
2015年05月23日 12:05撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 12:05
でもここは下りすぎ。
対岸に笊森コースの夏道が見えていますが、間に深い沢があります。ここもムリ断念。撤収決定
残念な気持ちで産沼の分岐へ向かうと、突然雪の壁(5mくらい)
の、の、登れないよぉ!
2015年05月23日 12:10撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5
5/23 12:10
残念な気持ちで産沼の分岐へ向かうと、突然雪の壁(5mくらい)
の、の、登れないよぉ!
ピッケルと笹を掴んで何とか登りました。よかったぁ
2015年05月23日 12:14撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
3
5/23 12:14
ピッケルと笹を掴んで何とか登りました。よかったぁ
ここを過ぎれば産沼です
2015年05月23日 12:16撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 12:16
ここを過ぎれば産沼です
産沼分岐着、やれやれ…です
2015年05月23日 12:20撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 12:20
産沼分岐着、やれやれ…です
リボンの付いた枝が落ちていたので、
2015年05月23日 13:04撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 13:04
リボンの付いた枝が落ちていたので、
登りで悩んだ場所(右のリボン)の正しいルート(左へ下降)に付け直してきました
2015年05月23日 13:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 13:11
登りで悩んだ場所(右のリボン)の正しいルート(左へ下降)に付け直してきました
名残ヶ原の木道の一部。これなら滑らないね
2015年05月23日 13:21撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 13:21
名残ヶ原の木道の一部。これなら滑らないね
なもなく登山口
2015年05月23日 13:32撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/23 13:32
なもなく登山口
到着
でも喜べない…
2015年05月23日 13:40撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
5/23 13:40
到着
でも喜べない…
露天風呂を頂きました
大人\600
2015年05月23日 14:11撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
1
5/23 14:11
露天風呂を頂きました
大人\600
おまけ情報
2015年05月24日 07:01撮影 by  EX-G1 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
2
5/24 7:01
おまけ情報
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ゲイター 着替え 予備靴ひも ザック 軽アイゼン ピッケル スコップ 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) コンパス 計画書 ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ナイフ カメラ シュラフカバー

感想

あ゛ー、くやしぃ!!
 8年前の秋と同じルートで栗駒山を計画しました。
一関の須川温泉から入り、人の少ない産沼経由で栗駒山の山頂を踏んで、東栗駒コースをかすめて笊森コースに入り、笊森避難小屋に一泊。翌日早朝に栗駒山の山頂を再度踏んで、昭和湖経由で須川温泉に下山の計画でした。8年前と違うのは、残雪期という点。
 先週が山開きがだったので、軽アイゼンでオッケイでしょ、ふと思い付いて、でも念のためピッケルもトランクに放り込んで。
 朝8時過ぎ、須川温泉口からスタートし名残ヶ原を過ぎ、まもなく雪渓途中を左に入って産沼コースに入ります。ここは夏道。しばらく行くとまた雪渓。リボンが見つからず、夏道に入るのかと灌木の中をウロウロとちょっと迷いましたが、地図とにらめっこして、雪渓をトラバースして無事クリア。但し、締まった雪渓の斜面をトラバースだったので、ピッケルを使用しました。やっぱり有った方が良いみたい。
 産沼の分岐から山頂方向へ向かい、無事に栗駒山山頂に到着。風は強いですが、天気は上々で、焼石岳が良く見えました。まぁ、明日も来るので、おにぎりを頬張って、そそくさ宮城側に下山。山頂は人がいっぱいなもんで!
 雪渓を左に入って東栗駒コースに入り、まもなく分岐を裏掛コースへ入ります。こちらへ入るともう人はいません。だだっ広い雪渓を降りていくとクラックが目立ってきます。雪の下は結構深い沢の筈。要注意カ所です。雪渓が狭くなると、下の方に分岐があります。数メートルある雪渓の壁の下を辿って分岐を入るときれいな夏道です。少し行くと避難小屋が見えました。
「ん?小屋の方角が違う!」
地図を確認すると、笊森コースではなくて、裏掛コースに入ったみたいです。雪渓の下まで戻ると、笊森コースの分岐は更に下方70m。10mはありそうな雪渓の壁の下を恐る恐る20m程下ったところで先の様子伺うと、沢が顔を出していて雪の上は辿れそうにありません。万事休す、ここで一回目の断念です。裏掛コースの入り口まで戻って、再度地図を確認。すると、裏掛コース途中から小屋まではなだらかな下りです。沢を経由せずに行けるかも、でも、藪こぎ…
「これしかないな! 目指す小屋は目の前だし!」
と、決心だけは強く背丈を越える藪へ! 突入はしたものの、笹はクリアできるのですが、5m程進むと樹の枝が絡み付いて、にっちもさっちもいかなくなりました。場所を変えて二度突入しましたが、やはり身動きが取れなくなりました。ましてや明日の朝、このヤブを登り返す自信もありません。二回目の断念です。藪こぎ訓練が必要です!
「そーだ!雪渓の反対側を下れば渡れるかも!」
雪渓を登り返して雪渓の西側、山側の上部に回り込んで再度下降。下部には産沼からの夏道も見えています。何度か踏み抜きながらもなんとか雪渓の下部に辿り着きました。しかし今度は下りすぎで、分岐は上部にあります。沢の反対側には笊森コースの夏道が見えているのですが、そこへ渡るには深い沢を越えて更に藪の急登が必要です。さすがにこれもムリ。三回目の断念。
遂に打つ手はなくなり、戦意喪失。小屋を目の前にして撤退。
あ゛ー、くやしぃ(-o-;)
栗駒山に登り返す気力もなくなり、産沼分岐へ向かう夏道をトボトボ下山となりました。
 すると突然、目の前に5mはありそうな雪の壁が出現。行手を阻みます。雪渓の下部で、急登なんてもんじゃありません。壁です。一瞬、来た道をぐるっと戻るしかないのかぁ!と頭をよぎります。
 ここは冷静に観察。左側に笹が出ていて若干斜度が緩くなっています。蹴り込んでも充分なステップが作れないので、ブレードでステップを作って、右手でピックをぶっ刺して、左手で笹を掴んで、えっちらおっちらよじ登り、なんとか無事クリア。ピッケル持ってきてホント良かった。
この雪渓を進むと間もなく産沼分岐。来たルートを戻るだけなので一安心。おかげで悔しい気持ちがフツフツと込み上げます。

下山後、しばらくして気付いたのです。産沼の雪渓も裏掛コースすぐの雪渓も、幕営適地だよなぁ。なんでテント持ってこなかったんだろ、俺?(ノ_・。)ノ

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1035人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら