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Yamareco

記録ID: 6461441
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
北陸

岩籠山は想定外の雪に嬉々とする

2024年02月13日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
06:47
距離
7.3km
登り
766m
下り
752m
歩くペース
ゆっくり
1.31.4
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:05
休憩
0:40
合計
6:45
10:36
10:38
42
P708
11:20
11:41
5
岩籠山直下(昼食)
11:46
11:56
9
12:05
12:06
57
13:03
13:09
81
P677
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
JR新疋田徒歩10分、国道東側の駐車場は工事中なので登山口横に駐車するように案内がある
コース状況/
危険箇所等
連休中に降雪があった模様で標高500m以上は50〜80cmの積雪あり、早朝は締まっているが午後はグサグサ
登山道に入る。雪は期待できないがワカンを背負って
2024年02月13日 07:49撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 7:49
登山道に入る。雪は期待できないがワカンを背負って
奥野山△362m
2024年02月13日 08:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 8:16
奥野山△362m
この尾根の下部はアカガシが多い
2024年02月13日 08:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 8:41
この尾根の下部はアカガシが多い
北の尾根と出合う。
2024年02月13日 08:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 8:51
北の尾根と出合う。
こんなに雪があるとは思わんかった(連休中に降雪?)。ここでワカンを装着 ca.500m
2024年02月13日 09:09撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 9:09
こんなに雪があるとは思わんかった(連休中に降雪?)。ここでワカンを装着 ca.500m
樹林帯を抜けると開けた稜線歩き
2024年02月13日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 9:16
樹林帯を抜けると開けた稜線歩き
R161を挟んで東ヶ谷山
2024年02月13日 09:16撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 9:16
R161を挟んで東ヶ谷山
振り返って湖北の山々
2024年02月13日 09:20撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 9:20
振り返って湖北の山々
再び樹林帯に入って行く
2024年02月13日 09:27撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 9:27
再び樹林帯に入って行く
積雪80cm、P677直下
2024年02月13日 09:54撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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積雪80cm、P677直下
この辺りのブナは樹肌の地衣類が少ない。
2024年02月13日 10:02撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:02
この辺りのブナは樹肌の地衣類が少ない。
2024年02月13日 10:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:04
崩落地より東側が開ける。大黒山〜妙理山の稜線奥に上谷山と三周ヶ岳
2024年02月13日 10:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:04
崩落地より東側が開ける。大黒山〜妙理山の稜線奥に上谷山と三周ヶ岳
谷割れが始まっている
2024年02月13日 10:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:06
谷割れが始まっている
ブナの森
2024年02月13日 10:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:07
ブナの森
P708への急登を踏み抜きながら休み々
2024年02月13日 10:14撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:14
P708への急登を踏み抜きながら休み々
東を向くと横山岳、金糞や伊吹は霞の中、P708にて
2024年02月13日 10:23撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:23
東を向くと横山岳、金糞や伊吹は霞の中、P708にて
南には乗鞍岳に続く長大な尾根、P708にて
2024年02月13日 10:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:30
南には乗鞍岳に続く長大な尾根、P708にて
奥に見えるのは三国山〜大御影山の高島トレイル
2024年02月13日 10:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:30
奥に見えるのは三国山〜大御影山の高島トレイル
これから向かう岩籠山、トレースは往復ひとり分。
2024年02月13日 10:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:30
これから向かう岩籠山、トレースは往復ひとり分。
見事な枝振り
2024年02月13日 10:41撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 10:41
見事な枝振り
ブナの森
2024年02月13日 10:43撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの森
ブナの巨樹
2024年02月13日 10:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ブナの巨樹
インディアン平原へ直登する。ここもキツイ
2024年02月13日 10:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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インディアン平原へ直登する。ここもキツイ
平原に乗ったー
2024年02月13日 11:04撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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平原に乗ったー
雪原を横断して岩籠山の南峰へ(夏季は激藪)
2024年02月13日 11:12撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪原を横断して岩籠山の南峰へ(夏季は激藪)
岩籠山南峰
2024年02月13日 11:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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岩籠山南峰
南峰から平原を俯瞰
2024年02月13日 11:18撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 11:18
南峰から平原を俯瞰
北側のダイナミックな景観
2024年02月13日 11:19撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 11:19
北側のダイナミックな景観
岩籠山直下の鞍部でランチタイム、風が無くて快適な空間
2024年02月13日 11:22撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 11:22
岩籠山直下の鞍部でランチタイム、風が無くて快適な空間
食後に山頂へ
2024年02月13日 11:47撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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食後に山頂へ
岩籠山に登頂、積雪期は3年ぶり
2024年02月13日 11:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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岩籠山に登頂、積雪期は3年ぶり
西尾根は藪がうるさそう。縦走も考えていたが今日はここまでとします
2024年02月13日 11:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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西尾根は藪がうるさそう。縦走も考えていたが今日はここまでとします
インディアン平原と北尾根
2024年02月13日 11:48撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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インディアン平原と北尾根
江越国境の奥に白山と別山、右端は上谷山
2024年02月13日 11:50撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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江越国境の奥に白山と別山、右端は上谷山
敦賀半島と湾と街
2024年02月13日 11:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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敦賀半島と湾と街
野坂岳〜芦谷山の稜線、手前は夕暮山
2024年02月13日 11:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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野坂岳〜芦谷山の稜線、手前は夕暮山
野坂岳と若狭湾を望む
2024年02月13日 11:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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野坂岳と若狭湾を望む
乗鞍岳〜大御影山(高島トレイル)
2024年02月13日 11:52撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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乗鞍岳〜大御影山(高島トレイル)
インディアン平原へ
2024年02月13日 11:59撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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インディアン平原へ
平原には一条のトレース、藪は埋まり切っていない
2024年02月13日 12:01撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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平原には一条のトレース、藪は埋まり切っていない
ジョーズ岩君こんにちは
2024年02月13日 12:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ジョーズ岩君こんにちは
雪原の北端ピークへ
2024年02月13日 12:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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雪原の北端ピークへ
蒼穹の空と紺碧の海
2024年02月13日 12:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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蒼穹の空と紺碧の海
さて藪を避けながら下山します
2024年02月13日 12:13撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/13 12:13
さて藪を避けながら下山します
自由気ままに
2024年02月13日 12:24撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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自由気ままに
再びP708より下る尾根を俯瞰
2024年02月13日 12:34撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/13 12:34
再びP708より下る尾根を俯瞰
楓だろうか?
2024年02月13日 12:51撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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楓だろうか?
コースを外れて南下、P677に立ち寄ってみる
2024年02月13日 13:03撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/13 13:03
コースを外れて南下、P677に立ち寄ってみる
乗鞍方面へ昨日の物と思われるトレースがある。
2024年02月13日 13:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/13 13:06
乗鞍方面へ昨日の物と思われるトレースがある。
P677の西面には濃密なブナ林がびっしりと続いている
2024年02月13日 13:06撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 13:06
P677の西面には濃密なブナ林がびっしりと続いている
圧巻のブナ林、新緑の季節に再訪してみよう
2024年02月13日 13:07撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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2/13 13:07
圧巻のブナ林、新緑の季節に再訪してみよう
P677のシンボルツリー
2024年02月13日 13:08撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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P677のシンボルツリー
東尾根を駄口へ下りて行く
2024年02月13日 13:30撮影 by  DSC-HX60V, SONY
2/13 13:30
東尾根を駄口へ下りて行く
ワカンからチェンスパイクに換装、雪はグサグサ
2024年02月13日 13:38撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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ワカンからチェンスパイクに換装、雪はグサグサ
下山完了。意外にも雪山を満喫できたことに感謝
2024年02月13日 14:31撮影 by  DSC-HX60V, SONY
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下山完了。意外にも雪山を満喫できたことに感謝

装備

個人装備
ワカン チェンスパイク

感想

快晴が約束されたこの日、雪は期待できないが暫くご無沙汰している岩籠山へ登ってみることにする。ところが岩籠山は豈図らんや、寡雪なのに想像以上の雪山歩きを楽しめたのでした。

駄口の夏季駐車場は工事中なので登山口横に停めさせてもらう。雪が無いので迷ったがワカンをザックに括り付けてスタートする。日陰の雪はクラストしていた。ツボ足のまま奥野山を通過して標高を上げると徐々に積雪が増えていく。ca.500mのコバ地に乗り上げると50cmの積雪となる。踏み抜くのでたまらずワカンを履く。

好展望の東尾根では青空の下、向かうP708が高く聳えて見える。振り返ると横山岳や上谷山、三周ヶ岳、江越美を分ける三国岳が綺麗に見えている。ここまで前日のものと思われるツボ足とスノーシューのトレースが続いている。P677直下の道標は文字板だけが覗いている。80cmの積雪があるということだ。2日前に新たに降雪があったようだ。

壮麗なブナ林の中をアップダウンに喘ぎながら、積雪期にはいつもキツク感じるP708への急登は今日も休み休み登る。以降は何処でも歩き放題の雪原が続く。インディアン平原への直登もキツイ所だ。埋まり切っていない灌木の藪を避けながら登り詰めると広大な雪原が広がっていた。

昨日の物と思われるスノーシューのトレースが一条ある。一部に灌木の藪が覗いている程度、笹藪はほぼ埋まっていて踏み抜くことはない。無雪期には激藪の南峰を踏んでから岩籠山との鞍部でランチタイムとした。ここは風が遮られて過ごしやすい。ランチ後に岩籠山の山頂を踏む。上谷山や三周ヶ岳、その奥に白山、お隣の野坂岳や南の高島トレイルの山々を望む。復路はインディアン平原に立ち寄ってから下山に取り掛かる。

ブナの森を通過してP677へ登り返し南下してみる。乗鞍岳へ続く長大な尾根には一人分のツボ足トレースが続いていた。P677西面には素晴らしいブナの密集地帯が広がっている。新緑の季節に是非とも再訪してみたいものだ。この後は今日の山行の余韻に浸りながら往路を下っていく。思いの外充実した雪山歩きができたのだった。

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コメント

冬の岩籠山は一度行ったことが有るのですが、五里霧中の状況でした。冬の頂上は雪原になるはずだと思いながら冬は行かずじまいです。沢にはよく行っていましたが。12日私はマキノ連山に行って来ました。マキノも中腹位まで雪無しでしたが、尾根にはしっかりと雪はあり素晴らしい雪原縦走路を歩いて来ました。
2024/2/15 19:00
マキノ連山とは大谷山まで足を伸ばされたのかな?雪の稜線歩きはたまりませんね🤤
そういえば以前に、三十三間山の稜線に上がった瞬間に目の前が真っ暗💦、しばらくしたら治りましたが…雪目だったのでしょうね。
土日にかけて野坂山地には降雪があったようです。後で金曜日の記録を調べると雪すくなーでしたが、思わぬ雪山歩きができました。冬季の岩籠山からインディアン平原は広大な雪原となって圧巻です。ブナ林も素晴らしいものがあります。来期にでもお越しください。
2024/2/16 4:18
マキノは4,5年前までは、赤坂山〜大谷山まで縦走していたのですが、赤坂山は飛ばし、次は大谷山へ下る手前で昼食をしながら大谷山を眺め、登った気分になって、これでよし、と言って下山です。岩籠山、ぜひ冬季登頂を目指したいと思います。
2024/2/16 12:21
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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