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Yamareco

記録ID: 6472500
全員に公開
ハイキング
房総・三浦

日本百霊山フィナーレ:三石山〜元清澄山/清澄山

2024年02月17日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
05:30
距離
13.3km
登り
955m
下り
941m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:44
休憩
1:01
合計
6:45
9:20
9:22
15
観音寺本堂
9:37
9:40
8
10:45
10:46
34
11:20
11:27
9
関東ふれあいの道出合
11:36
11:36
17
田代林道出合
11:53
12:18
21
12:39
12:39
42
関東ふれあいの道分岐
13:21
13:22
24
13:46
13:56
26
メガソーラー展望所
14:22
14:22
48
15:10
15:12
9
15:21
15:24
9
清澄寺本堂
15:33
15:37
8
15:45
15:46
10
清澄寺宝塔
15:56
清澄寺バス停駐車場
三石山観音寺参道→清澄寺バス停間は車にて移動
天候 晴れのち午後曇り
過去天気図(気象庁) 2024年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
・三石山:観音寺入口に参拝者用駐車場あり(無料;キャパ約10台)
・清澄山:山門のかなり手前に市営駐車場、清澄寺至近のバス停前の土産屋にも専用駐車場あり(お店で土産など購入すれば無料)
コース状況/
危険箇所等
・三石山:2月よりお寺の開門時間が6時〜14時と早め閉門のため要注意…。同山最高点(奥の院)は岩峰奥の石段から周回可能(石段は急で滑りやすく、特に下りは通行注意)
・観音寺参道駐車場から元清澄山方面への縦走路、入口がやや分かりにくい(甲州トイレ横の急な石段登り、歩きやすい尾根道へ)
・地蔵峠手前のメガソーラー発電所上部のガレ上縁通過ポイント、展望絶佳ながら足許切り立っており、通行注意
・関東ふれあいの道出合から先、進行方向がほぼ180°変わるため方向注意(元清澄山頂まで、基本的に良く整備されたコースながら、一部ヤセ尾根ゾーンや急坂もあり、スリップ注意)
その他周辺情報 鴨川市郊外の温泉民宿・高鶴山荘にて後泊(2食付・家族用コテージ〈5名まで〉で1人1万円以下と格安!)
この週末は、社会人&大学生のムスコ2人誘い出し、房総方面へ日本百霊山ファイナルツアーへ。アクアラインの渋滞は朝7時過ぎから早くも始まり、馴染みの海ほたるPAで暫しの休憩。
2024年02月17日 07:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/17 7:31
この週末は、社会人&大学生のムスコ2人誘い出し、房総方面へ日本百霊山ファイナルツアーへ。アクアラインの渋滞は朝7時過ぎから早くも始まり、馴染みの海ほたるPAで暫しの休憩。
午前9時前、百霊山フィナーレの1座・三石山入口の観音寺到着。山門奥にキャパ10台ほどの駐車場もあります。(写真に写ってるのはお寺の奉仕員専用P…)
2024年02月17日 09:04撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 9:04
午前9時前、百霊山フィナーレの1座・三石山入口の観音寺到着。山門奥にキャパ10台ほどの駐車場もあります。(写真に写ってるのはお寺の奉仕員専用P…)
一番乗りで駐車場に車置き、いざスタート!
2024年02月17日 09:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 9:10
一番乗りで駐車場に車置き、いざスタート!
3つの巨岩があることから「三石山」の名が付いた由。
2024年02月17日 09:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
2
2/17 9:12
3つの巨岩があることから「三石山」の名が付いた由。
ここは真言宗の歴史ある古刹。2月から、開門時間が午前6時〜午後2時までなので注意…。
2024年02月17日 09:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 9:13
ここは真言宗の歴史ある古刹。2月から、開門時間が午前6時〜午後2時までなので注意…。
歩き出して僅か5分で三石山の本堂到着。まずはお詣り。
2024年02月17日 09:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 9:20
歩き出して僅か5分で三石山の本堂到着。まずはお詣り。
本堂の奥、本山のシンボル・三ツ岩がドーンと登場!
2024年02月17日 09:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 9:22
本堂の奥、本山のシンボル・三ツ岩がドーンと登場!
三ツ岩のてっぺん目指し、石段を登ります。
2024年02月17日 09:23撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 9:23
三ツ岩のてっぺん目指し、石段を登ります。
無事登頂!岩の上には危なくて登れそうもない…〈汗〉
2024年02月17日 09:26撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 9:26
無事登頂!岩の上には危なくて登れそうもない…〈汗〉
用意した記念のバナーでパチリ。
2024年02月17日 09:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/17 9:27
用意した記念のバナーでパチリ。
ゴルジュ風の通路を抜け、奥の院へ。
2024年02月17日 09:33撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 9:33
ゴルジュ風の通路を抜け、奥の院へ。
奥ノ院の方が山頂らしいので、記念のバナーで撮り直し…〈苦笑〉
by  F-04K, FUJITSU
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奥ノ院の方が山頂らしいので、記念のバナーで撮り直し…〈苦笑〉
山頂先からは、懐かしの峯岡愛宕山や伊予ヶ岳方面がドーン。
2024年02月17日 09:38撮影 by  F-04K, FUJITSU
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山頂先からは、懐かしの峯岡愛宕山や伊予ヶ岳方面がドーン。
周回路を通り、先ほどの大岩の下へ戻ります。
2024年02月17日 09:42撮影 by  F-04K, FUJITSU
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周回路を通り、先ほどの大岩の下へ戻ります。
千葉で練習を重ね、シドニーで金メダルを獲得したQちゃんと故・小出監督のモニュメントあり。
2024年02月17日 09:43撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 9:43
千葉で練習を重ね、シドニーで金メダルを獲得したQちゃんと故・小出監督のモニュメントあり。
三石山だけでは余りに呆気なく、続いてトイレ横の急坂を元清澄山方面へ。
2024年02月17日 09:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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三石山だけでは余りに呆気なく、続いてトイレ横の急坂を元清澄山方面へ。
地図で見ると、尾根道の横に巨大な平地あり。採石場かと思いきや、メガソーラー発電所でした…
2024年02月17日 10:03撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 10:03
地図で見ると、尾根道の横に巨大な平地あり。採石場かと思いきや、メガソーラー発電所でした…
木漏れ日の差し込む、平和でステキな尾根道が続きます。
2024年02月17日 10:12撮影 by  F-04K, FUJITSU
3
2/17 10:12
木漏れ日の差し込む、平和でステキな尾根道が続きます。
尾根道を少し外れた高台に、メガソーラーの展望所あり。
2024年02月17日 10:15撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 10:15
尾根道を少し外れた高台に、メガソーラーの展望所あり。
崩壊地の上縁、メガソーラーの全貌が望めます。バックには千葉県最高峰の愛宕山の稜線。
2024年02月17日 10:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/17 10:31
崩壊地の上縁、メガソーラーの全貌が望めます。バックには千葉県最高峰の愛宕山の稜線。
地蔵峠を通過。「郷台畑」方面は東京大学の演習林のようで、関係者以外立入禁止…
2024年02月17日 10:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 10:45
地蔵峠を通過。「郷台畑」方面は東京大学の演習林のようで、関係者以外立入禁止…
地蔵峠を過ぎても、緩やかな尾根歩きが続きます。左は花粉満タンのスギ植林帯、右は闊葉樹の原生林と好対照…
2024年02月17日 10:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 10:53
地蔵峠を過ぎても、緩やかな尾根歩きが続きます。左は花粉満タンのスギ植林帯、右は闊葉樹の原生林と好対照…
ヤセ尾根ゾーンを慎重に通過。間もなく関東ふれあいの道出合。
2024年02月17日 11:18撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:18
ヤセ尾根ゾーンを慎重に通過。間もなく関東ふれあいの道出合。
小ピークを登り下りすると、関東ふれあいの道分岐。お腹も少し空いてきたので、ここで小休止。
2024年02月17日 11:20撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:20
小ピークを登り下りすると、関東ふれあいの道分岐。お腹も少し空いてきたので、ここで小休止。
元清澄山は、先ほど下りてきた路の左へ、トラバース気味に進みます。
2024年02月17日 11:29撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:29
元清澄山は、先ほど下りてきた路の左へ、トラバース気味に進みます。
ここから道標に従い、再び左の山道へ。山頂まで500m…
2024年02月17日 11:36撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:36
ここから道標に従い、再び左の山道へ。山頂まで500m…
元清澄山頂直下、最後の急登…!
2024年02月17日 11:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:49
元清澄山頂直下、最後の急登…!
急登を喘ぎ喘ぎクリア、元清澄山頂着。かつてはここに清澄寺があった由。三角点あり、眺望ほぼゼロ…
2024年02月17日 11:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 11:53
急登を喘ぎ喘ぎクリア、元清澄山頂着。かつてはここに清澄寺があった由。三角点あり、眺望ほぼゼロ…
小ピークの直下より、鴨川市街が望めます。
2024年02月17日 12:31撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 12:31
小ピークの直下より、鴨川市街が望めます。
路傍にステキなツバキの花々。
2024年02月17日 13:13撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 13:13
路傍にステキなツバキの花々。
メガソーラーゾーンまで戻ってきました。今は運転停止中…
2024年02月17日 13:39撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 13:39
メガソーラーゾーンまで戻ってきました。今は運転停止中…
このメガソーラ、地形からして元は採石場だったのですね…
2024年02月17日 13:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 13:53
このメガソーラ、地形からして元は採石場だったのですね…
帰路は極めて順調に、三石寺山門帰着。午後2時を過ぎ、既にお寺は本日の営業終了…。
2024年02月17日 14:22撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 14:22
帰路は極めて順調に、三石寺山門帰着。午後2時を過ぎ、既にお寺は本日の営業終了…。
午後のお替わりツアー、車で約40分走り、元清澄山から尾根続きの清澄山へ。立派な山門&@大スギあり。
2024年02月17日 15:16撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:16
午後のお替わりツアー、車で約40分走り、元清澄山から尾根続きの清澄山へ。立派な山門&@大スギあり。
お寺さんの受付で、妙見山山頂へのルートを聴取。まずは風格ある本堂にお詣り。
2024年02月17日 15:21撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:21
お寺さんの受付で、妙見山山頂へのルートを聴取。まずは風格ある本堂にお詣り。
清澄山最高点・妙見山頂へのルートは、本堂左手のこの石段を登っていきます。
2024年02月17日 15:24撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:24
清澄山最高点・妙見山頂へのルートは、本堂左手のこの石段を登っていきます。
原生林の中、木段をゆっくり登っていきます。
2024年02月17日 15:27撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:27
原生林の中、木段をゆっくり登っていきます。
振り返ると、樹齢数百年と思しきスギの古木がニョキニョキ…
2024年02月17日 15:28撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:28
振り返ると、樹齢数百年と思しきスギの古木がニョキニョキ…
日本百霊峰の1座、清澄山(妙見山)山頂着。頂上の妙見堂に再度のお参り。
2024年02月17日 15:32撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:32
日本百霊峰の1座、清澄山(妙見山)山頂着。頂上の妙見堂に再度のお参り。
今のところ百霊峰に挑戦する予定はありませんが、一応山頂写真をパチリ…。
2024年02月17日 15:37撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:37
今のところ百霊峰に挑戦する予定はありませんが、一応山頂写真をパチリ…。
こちらの中門もなかなか風格あり。
2024年02月17日 15:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:45
こちらの中門もなかなか風格あり。
樹齢数百年のクスノキ。室町以降の長い歴史をその眼で見つめてきたのかも…
2024年02月17日 15:47撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:47
樹齢数百年のクスノキ。室町以降の長い歴史をその眼で見つめてきたのかも…
天然記念物・清澄大スギ。樹齢千年を超える由にて、飛騨・石徹白の大杉など日本を代表するスギ古木にも匹敵、さすがの迫力!
2024年02月17日 15:49撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:49
天然記念物・清澄大スギ。樹齢千年を超える由にて、飛騨・石徹白の大杉など日本を代表するスギ古木にも匹敵、さすがの迫力!
バス停前、駐車場をお借りしたお店でお土産買い、今夜のお宿・鴨川方面へ…
2024年02月17日 15:57撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 15:57
バス停前、駐車場をお借りしたお店でお土産買い、今夜のお宿・鴨川方面へ…
駐車場前からは、江戸を代表する絵師・広重も愛した鴨川の海・小島の美しい光景。
2024年02月17日 16:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 16:10
駐車場前からは、江戸を代表する絵師・広重も愛した鴨川の海・小島の美しい光景。
この日のお宿は、鴨川郊外の温泉民宿・高鶴山荘。到着してすぐ、宿のご主人と沢山の人懐こい飼いネコちゃん達がお出迎え。猫好きのムスコ達も大喜び…
2024年02月17日 16:51撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 16:51
この日のお宿は、鴨川郊外の温泉民宿・高鶴山荘。到着してすぐ、宿のご主人と沢山の人懐こい飼いネコちゃん達がお出迎え。猫好きのムスコ達も大喜び…
入浴後、お楽しみの夕食は海の幸・山の幸満載。百霊山完登を祝し、まずはビールでカンパーイ!
2024年02月17日 18:07撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 18:07
入浴後、お楽しみの夕食は海の幸・山の幸満載。百霊山完登を祝し、まずはビールでカンパーイ!
溜まったじゃらんポイントで宿賃もかなり安く上がったので、奮発して皿盛りのお刺身も追加注文。季節感溢れる添え物の菜の花もしっかり食べられます!
2024年02月17日 18:10撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/17 18:10
溜まったじゃらんポイントで宿賃もかなり安く上がったので、奮発して皿盛りのお刺身も追加注文。季節感溢れる添え物の菜の花もしっかり食べられます!
房総ツアー2日目、朝イチで近年の人気スポット、濃溝の滝へ。
2024年02月18日 08:45撮影 by  F-04K, FUJITSU
1
2/18 8:45
房総ツアー2日目、朝イチで近年の人気スポット、濃溝の滝へ。
駐車場から徒歩10分弱でお目当てのスポット到着。洞穴に陽が差し込み、水面の反射でハート型の神秘的な光景が見られるのは早朝のみで、“映え写真” は残念ながら撮れず…〈苦笑〉
2024年02月18日 08:53撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/18 8:53
駐車場から徒歩10分弱でお目当てのスポット到着。洞穴に陽が差し込み、水面の反射でハート型の神秘的な光景が見られるのは早朝のみで、“映え写真” は残念ながら撮れず…〈苦笑〉
続いて、今次ツアーのメインイベントの1つ、養老渓谷近くのチバニアン・ビジターセンターへ。先年より是非訪れてみたいと思っており、日本初の地質年代区分の境界模式地(GSSP)認定を受けた地磁気逆転層が間近に見られます。
2024年02月18日 09:44撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/18 9:44
続いて、今次ツアーのメインイベントの1つ、養老渓谷近くのチバニアン・ビジターセンターへ。先年より是非訪れてみたいと思っており、日本初の地質年代区分の境界模式地(GSSP)認定を受けた地磁気逆転層が間近に見られます。
ビジターセンターで詳しい説明を伺った後、徒歩10分で川沿いの露頭到着。GSSP認定の証・ゴールデンスパイクの現物がしっかり設置されていて、悠久の過去に起こった地磁気逆転という壮大なドラマに思い馳せつつ、親子揃って感激の一瞬…。
2024年02月18日 10:09撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/18 10:09
ビジターセンターで詳しい説明を伺った後、徒歩10分で川沿いの露頭到着。GSSP認定の証・ゴールデンスパイクの現物がしっかり設置されていて、悠久の過去に起こった地磁気逆転という壮大なドラマに思い馳せつつ、親子揃って感激の一瞬…。
房総ツアーの締めは、こちらも最近のお気に入り、君津IC至近の日帰り温泉「四季の湯」。サクッと入浴、土産もしっかり買い込んで、日曜午後の渋滞が始まる前にアクアラインへGo!
2024年02月18日 11:30撮影 by  F-04K, FUJITSU
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2/18 11:30
房総ツアーの締めは、こちらも最近のお気に入り、君津IC至近の日帰り温泉「四季の湯」。サクッと入浴、土産もしっかり買い込んで、日曜午後の渋滞が始まる前にアクアラインへGo!
撮影機器:

感想

先日の東海・近畿ツアーでいよいよマジック1となった日本百霊山巡り、「鉄は熱いうちに打て」と思い立ち、春の足音もハッキリ聞こえてきた2月半ばの週末、ムスコ2人を誘い出して最後の1座・三石山目指し房総ツアーへ。早朝自宅出発、渋滞の始まったアクアラインを走り抜け、海ほたるで軽食休憩の後に登山口の観音寺参道入口へ車で上がり、駐車場一番乗りです。フィナーレにしては少々呆気なく、歩き出して僅か5分でこのお山のシンボル、3つの巨岩が屹立する三石山(観音寺)本堂に到着します。「霊山アルアル」で、果たしてどこが山頂か、と巨岩の下へ進むと、岩の合間に急な石段が上へと伸びています。古いお地蔵さんの立つ岩の中腹に登り詰め、岩の上には危なくて登れそうもないと観念して、ここで用意した特製バナー!?を取り出し百霊山ゴールの記念撮影。ムスコ達とのスリーショットもデジカメのセルフタイマーで撮り終え、少々拍子抜けしながらも岩の下へ降りていくと、ちょうど通りかかったお寺の方から「この奥に『奥の院』への登り口がありますよ」とご親切なアドバイス。狭いチムニー状の石の回廊をよじ登ると、その先に展望の開けた奥の院の祠が…。ここが本当の山頂らしいと腹を括り、息子らから冷やかされつつ、恋人達の聖地よろしく縁結びのハンカチ多数がたなびく祠の前で、再度のバナー撮影です。
 すっかり満足しながらも、これでミッション完了では少々味気ない、と意を決し、駐車場の先から当初計画の通り、元清澄山方面への縦走路へと足を踏み入れます。入口は分かりにくいものの、細い急坂を手すり頼りに登っていくと、すぐに気持ちの良い緩やかな尾根道へと転じ、採石場跡の広大なメガソーラー発電所をグルッと回り込むように前進。地蔵峠を越え、これまた少し分かりにくい関東ふれあいの道出合でほぼ180°折り返すように進路を変えて進んでいくと、間もなく広い田代林道へ合流。お馴染みの関東ふれあい道の案内標識に導かれ、更に急な斜面を登り詰めた先に、お目当ての元清澄山山頂が出現。樹林に囲まれ展望ほぼゼロの超お地味な頂上ながら、かつては清澄寺のお堂もあったという古の賑わいぶりに思いを馳せつつ、お茶を沸かし弁当昼食でお腹を満たします。
 元来た道を戻る帰路は極めて順調、午後2時半前に三石山観音寺帰着。折角なので山麓を車で約40分ドライブ、本来は尾根続きの清澄山へ。バス停近くの土産屋前に車置き、午後4時の閉門前に駆け足で清澄寺へ参拝。お寺の受付の方に伺うと、本堂左奥にこの山域最高点・妙見山への登路があり、ヤマレコのリストによればここも「日本百霊峰」の1座の由。樹齢数百年の大スギ多数に見守られつつ、疲れた足腰に鞭打って木段の歩きやすい道を登っていきます。僅か10分弱で立派なお堂の建つ山頂着、記念撮影を手早く済ませます。ムスコ達からは「この際、百霊峰踏破にもチャレンジしては?」とけしかけられますが、やっとの思いで百霊山完登を果たしたばかりでもあり、これ以上 "宿題" を増やすことは控えねば…と自らを諫めつつ、下山後秘かに踏破済みの霊峰リストをチェックする小生でありました〈苦笑…〉。
 この日のお泊まりは、じゃらんネットで探索した鴨川市郊外の温泉民宿・高鶴山荘。房総の低山ハンターの間では相応の人気を集める高鶴山の山腹に建つ鄙びたお宿ですが、別棟の家族用コテージを2食付き1万円以下と格安で借りられます。温泉内風呂で山の汗を流した後、海の幸・山の幸満載の夕食に皿盛りの刺身を追加、百霊山完登を祝してムスコ達とビールを酌み交わします。翌日は好天ながら山歩きも打ち止め、朝イチで近年「映えスポット」として人気上昇中の山中の新名所・濃溝の滝へ。続いてかねてより行ってみたいと思っていた、世界に誇る日本初の地磁気逆転層序「チバニアン」の露頭へ向かいます。プレハブのビジターセンターで詳しい説明を聞いた後、現場を見学すると、地質年代区分の境界模式地(GSSP)認定の証「ゴールデンスパイク」の現物が設置されており、親子揃って感慨ひとしお。悠久の地球の歴史に、日本の地名が初めて刻まれた重みと有難みをしっかり噛みしめます。2026年には、隈研吾氏設計のステキな露頭観望テラスもオープン予定の由、インバウンドを含めた今後の観光客増加が大いに期待されます。すっかり満足して午前中に君津へ移動、お気に入りの日帰り温泉・四季の湯にてホッコリ入浴・休憩。土産品を仕入れた後、時間別通行料が上がる13時前にアクアラインへ車を乗り入れ、海ほたるPAにて軽めのランチを済ませて神奈川の実家に立寄り、渋滞に巻き込まれることなく早めに帰宅することができました。
 これにて百霊山巡りの旅も終幕、次なるカウントダウンはゴールまで残り4座に迫った新日本百名山となりそうです。とはいえ、九州・中国地方の山々への遠征が必要となるなどまだまだ残された道程は長く、本年中に無事フィナーレを迎えることができるか、予断を許さぬ状況です。当方の残存体力や財力にも自ずと限りがありますので、際限ない「○○百名山」の沼にはまって抜け出せなくなることのないよう、ムスコ達にけしかけられた百霊峰巡りの方は、当分お預けとせねば…<苦笑>。 [2024年2月18日、satonao1記す]

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コメント

こんばんは

おめでとう御座います🎉🎊

三石山で達成ですか。
千葉に住むものとして、なんだか嬉しいです😃
2024/2/18 22:36
Swan_songさま:
早速の祝意コメント有難うございます!昨年前半までは、百霊山踏破はあまり意識しておらず、真剣に未踏の山リストを眺めるようになったのは、昨秋の中ア・麦草岳ツアー以降でした。当初、三石山は紅葉の名所・東北百名山の方(こちらは「三ッ石山」でしたね…)のことでは、と勘違いしており、近くの清澄山の方が有名なこのお山が最後の1座になるとは、正直ほとんど想像しておりませんでした〈失礼…〉。
 結果的に、関東の山でフィナーレを迎えたため、ムスコ2人もゴールの瞬間に付き合ってくれた上、翌日に宿願のチバニアン逆転層見学や濃溝ノ滝観光も楽しむことができ、思い出深い旅となりました。手軽にアクセスできる房総の山や探訪スポットの奥深い魅力も改めて実感でき、何よりでした。今後、貴殿も日記に書いておられた「山と高原地図」房総編の発行やチバニアンの立派なビジターセンター完成等を契機に、安房・上総の低山を訪れるハイカーが増えることを是非期待しております!
2024/2/19 6:31
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