雨山・檜岳・日影山【ブッツェ平】(寄〜雨山峠〜丹沢湖)


- GPS
- 08:43
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 1,438m
- 下り
- 1,371m
コースタイム
- 山行
- 8:10
- 休憩
- 0:34
- 合計
- 8:44
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
16:12神縄トンネルBS-新松田駅行き |
コース状況/ 危険箇所等 |
・寄〜雨山峠は渡渉や沢の中を登山道が通るので増水時は注意、雨山峠近くのトラバースはザレ場や鎖場があるがそれほど気にならない ・雨山峠〜檜岳〜秦野峠は思ったより登りがきつい。雨山以降はそれほど苦にならない。 ・秦野峠〜日影山は、やぶや急坂を登る。尾根が広いがテープ(特に紫)に注意して地図とコンパスで確認すれば迷うことはない。道は明瞭。日影山直前は急坂。 ・日影山〜神縄トンネルの間はササとの戦い。ただ、終始シカ柵沿いを登山路が通っており、また思いの外道もはっきりしているので迷うことはないと思う。登山路脇は時に背丈以上のササが迫ってくるのでサングラスかゴーグルがあったほうが目に入らなくて良いかも。道はあるが藪漕ぎという感じである。丹沢湖降りるには案内板の「三保ダム」方向へ。正規の案内板には神縄トンネルも丹沢湖方面とも記されていない。 |
写真
感想
檜岳(ひのきだっか)、日影山(ブッツェ平)という妙な名前に惹かれて、いつか行ってやろうと思っていた。
丹沢湖から行こうかと思ったが、先週も西丹沢行きのバスに乗ったので今日は寄から行くことにした。神縄トンネルから日影山の登りは単調な上に急登なのでこれはこれでよかった。
寄から雨山峠までは沢沿いの道を行き、何度も沢を渡るので好きな道のなずだったが釜場平辺りから単調な樹林帯の登りに足が進まなくなった。沢の中を進んで少し回復するが、寄コシバ沢右岸尾根分岐辺りから雨山峠までが少し足にきているのかふーふー状態。雨山峠にやっとつくがベンチは先着の老紳士達でうまっていた。先週も来たので休まず雨山へ。しかしこの登りが、すでに足が出なくなっているからなかなかペースが上がらない。途中で雨山峠で休んでいた人にあっさり抜かれる。仕方なく、ストックの助けを借りる。出来れば使いたくなかったんだが、もはや、それを体が許さないのだろう。
雨山で昼飯をと思っていたが先行のご夫婦がベンチで食事中なので先を急ぐことにした。雨山は想像どうり展望はないし。
雨山をすぎると平坦な道が続くが、檜岳直前の登りで途端に遅くなる。やっと山頂につくがうまく休めるところもないのでウイダーインゼリーを取りながら先に進む。こ伊勢沢ノ頭までは時々鎌倉や江ノ島が望めて気分がよいが、その後は見晴らしも良くない。秦野峠への下りは滑りやすく登りに使いたくないと思う。でも、もうここには来ないだろうなあ、思ったほど面白くもないし思ったよりきついから。秦野峠直前でシャリバテになりそうなので登山路の脇でグラノーラフルーツをつまむ。なんだかめんどくさくなってストーブを出さなかった。
秦野峠から先は点線路だが道は明瞭だ。秦野峠の案内板の後ろの白い杭に日影山と矢印が小さくマジックが記してある。ところどころ滑りやすいところはあるが早々危険でもない。日影山前の尾根は広いが目印のテープと地図コンパスを使えば迷うことはない。案外、iPhoneのGPS(山と高原地図)も正確である。日影山へは一度林道を横断する。そこから日影山へは急登である。標準タイムは25分だが、私の足ではそれではつかなかった。なかなか登りが終わらない感じだ。登り終わってしばらく行くと、見逃しそうな日影山の三角点がある。そこに「日影山」の小さなプレートがなければ通りすてしまったかもしれない。意外なほどあっけない。結構な広さの山頂だ。ブッツェ平とは南北朝時代の戦に敗れた武士達が逃れたところからきた「武士平」らしい。その片鱗も感じられずがっかりだ。
日影山から秦野峠分岐まではササ、竹藪との格闘である。藪漕ぎ。ただ道ははっきりしている。少しわからなくなったらそばのシカ柵に近づけば道がわかるはずだ。頭の岳よりササが伸びているところもあるのでサングラスやゴーグルがあったほうがいいかもしれない。半袖は痛痒かった。長袖のほうがいいかも。
秦野峠分岐は「三保ダム」「大野山」としか表示がなく少し行き過ぎてしまった。丹沢湖ではなくあくまで「三保ダム」と表示されるので気をつけたほうが良い。ここから神縄トンネルまでもかなりの急下降。登りに使いたくない道だ。
なかなか神縄トンネルの分岐につかず、バスの時間を気にしながらやや急ぐと神縄トンネルへの分岐が見えてきたが、まさかのクサリが貼ってある。確かに非常に滑りやすいのでクサリは助かった。ここから5分でバス停らしい、急いで降りて舗装路に出た。バス停に向かっているとエンジン音が。えっ、バスが来た。
休む暇なく、満員のバスに乗り込んだのだった、
あー、疲れた。
はじめまして。
おじさん3人で逆側から登って露払いしときました。
ブッツェ平の名前の由来ありがとうございます。
コメントありがとうございます。
お三方の露払いのおかげでなんとか目的地までたどり着けました。
同年代ですが、皆さんの体力には感服つかまつります。
小生は、のんびり、いや、やっとこさ歩きますよ。
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