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Yamareco

記録ID: 650304
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
志賀・草津・四阿山・浅間

四阿山(祠建替えの資材歩荷)〜根子岳 コース定数:30

2015年05月30日(土) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
16.7km
登り
1,198m
下り
1,210m

コースタイム

日帰り
山行
7:05
休憩
1:05
合計
8:10
7:50
130
あづまや高原ホテル駐車場
10:00
10:05
55
8合目2100m
11:00
11:25
70
四阿山山頂
12:35
13:00
60
根子岳山頂
14:00
14:10
10
菅平牧場管理事務所
14:20
14:20
100
自動車入門料金所
16:00
あづまや高原ホテル駐車場
菅平牧場管理事務所(ソフトクリームの売店や公衆トイレのある所)からあづまや高原ホテル方面へ東に延びている道は、途中の中四阿経由登山口分岐から先が牧場主の私道で、通行禁止の看板が立っています。その脇のアスレチックトレイルコースは荒れている感じでしたので、間もなく引き返しました。
菅平牧場管理事務所から1kmほど下った自動車入門料金所(有人)からあづまや高原ホテル方面へ行く牧場沿いの砂利道は、地図上は道路になっていますが、途中からケモノ道状態になります。特に最初の沢(大明神沢)に突き当たったところでは、沢の先のケモノ道の続きがどこにあるか、しっかり確認してから沢を渡らないと、そのまま道迷いになります。(私はそれを怠って渡りやすいところから渡ってしまい、50mほどさまよって引き返しました)
国土地理院や市販地図に掲載されているこの辺の道路は、ほとんど判別できないケモノ道状態で、道筋も実際は少し変わっています。先ほどヤマレコの「みんなの足跡」を見たら、こちらが正確です。陽がある時間帯なら、里山慣れしていれば大丈夫ですが、整備された登山道しか歩かない人や、日没前の時間帯にはお勧めできない道です。なお、今年はイノシシやクマ情報が上田市や坂城町で多く聞きますので、この道にはクマ除け鈴をつけて入ったほうが安全かと思います。
(私は宮司に頂いた「命の守り笛」を吹きながら歩きました)
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
四阿山高原ホテル 登山者専用駐車場(無料)
コース状況/
危険箇所等
ガレた感じはありますが、登山道はよく整備されていています。
四阿山から根子岳へ下る北斜面は一部雪が残っていますが、アイゼンは不要です。細かい木の根の登山道が雪解け水で濡れており、ガシガシと上り下りすると滑って転んで泥だらけになる感じでした。
その他周辺情報 根子岳側の登山口「菅平牧場管理事務所」から「四阿山高原ホテル」へ歩く計画の場合、道路現状が出回っている地図とだいぶ違います。もし計画されていれば、ヤマレコの「みんなの足跡」が参考になると思います。
40〜50名程の参加者は宮司から1人1人お守りを頂き、8:00頃出発。登り始めてほどなく、牧場に着くと、快晴の地平線、大松山越しに北アルプスの見事な眺望。高妻山〜穂高までキレイに見渡せました。
2015年05月30日 08:11撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 8:11
40〜50名程の参加者は宮司から1人1人お守りを頂き、8:00頃出発。登り始めてほどなく、牧場に着くと、快晴の地平線、大松山越しに北アルプスの見事な眺望。高妻山〜穂高までキレイに見渡せました。
牧場の先で資材を受け取り、各々のペースで出発。
資材は材木類、玉石の小袋、砂かインスタントセメントの10kg袋等々・・・
2015年05月30日 09:21撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 9:21
牧場の先で資材を受け取り、各々のペースで出発。
資材は材木類、玉石の小袋、砂かインスタントセメントの10kg袋等々・・・
主催の31歳のお若い宮司も、資材を背負いながら皆さんと山頂を目指しました。
2015年05月30日 09:21撮影 by  SH007, KDDI-SH
2
5/30 9:21
主催の31歳のお若い宮司も、資材を背負いながら皆さんと山頂を目指しました。
標高2100mの八合目、この時点でほとんどバテバテ (@_@;)
標高差600m、2時間程度の緩やかな登りなので、勢いで砂袋20kgをザックに放り込んだ無計画さも自業自得。5分位歩いては休み、10分歩いてはリュックごと仰向けにダウンの繰り返し。
2015年05月30日 09:56撮影 by  SH007, KDDI-SH
1
5/30 9:56
標高2100mの八合目、この時点でほとんどバテバテ (@_@;)
標高差600m、2時間程度の緩やかな登りなので、勢いで砂袋20kgをザックに放り込んだ無計画さも自業自得。5分位歩いては休み、10分歩いてはリュックごと仰向けにダウンの繰り返し。
この景色がなければ、きっと笛を吹いていた。
(砂袋を担ぐ人には、白旗の合図で吹く笛を、これまた宮司から直接頂戴していました)
2015年05月30日 09:56撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 9:56
この景色がなければ、きっと笛を吹いていた。
(砂袋を担ぐ人には、白旗の合図で吹く笛を、これまた宮司から直接頂戴していました)
山頂近くには、まだ雪が残っているところがありました。
すれ違いにかこつけて、またまた休憩・・・
2015年05月30日 10:50撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 10:50
山頂近くには、まだ雪が残っているところがありました。
すれ違いにかこつけて、またまた休憩・・・
ふもとから「あずまや」にも見える頂上のとんがり部へは、木の階段で昇りつめます。
2015年05月30日 10:54撮影 by  SH007, KDDI-SH
1
5/30 10:54
ふもとから「あずまや」にも見える頂上のとんがり部へは、木の階段で昇りつめます。
登りでは使わないストックを突きながら、ようやく山頂!
古い祠を壊した建設予定地で20kgの記念撮影。
氏子衆にねぎらわれながらも、身の丈をわきまえなかった自分に反省。水2L、昼食や雨具その他装備も入れると25kgはあったのかな?
2015年05月30日 11:03撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 11:03
登りでは使わないストックを突きながら、ようやく山頂!
古い祠を壊した建設予定地で20kgの記念撮影。
氏子衆にねぎらわれながらも、身の丈をわきまえなかった自分に反省。水2L、昼食や雨具その他装備も入れると25kgはあったのかな?
去年歩いた浅間と外輪山。煙もかすかで穏やかでした。御嶽山のことを考えると、しばらくは怖くて行かれないかな。
2015年05月30日 11:07撮影 by  SH007, KDDI-SH
2
5/30 11:07
去年歩いた浅間と外輪山。煙もかすかで穏やかでした。御嶽山のことを考えると、しばらくは怖くて行かれないかな。
毎日、自宅から東の空に眺めている烏帽子岳の双耳峰も、ここでは見下ろす高さに。左のとんがり山は中学校のキャンプで登った湯ノ丸山。
2015年05月30日 11:07撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 11:07
毎日、自宅から東の空に眺めている烏帽子岳の双耳峰も、ここでは見下ろす高さに。左のとんがり山は中学校のキャンプで登った湯ノ丸山。
宮司の祝詞のあと、今後の安全登山を願って順番にお参り。
こちらは群馬県側から長野県側を向いて建つ東の宮。来年、こちらを建て替える計画があるようで、来年は10kgで参加します!
2015年05月30日 11:10撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 11:10
宮司の祝詞のあと、今後の安全登山を願って順番にお参り。
こちらは群馬県側から長野県側を向いて建つ東の宮。来年、こちらを建て替える計画があるようで、来年は10kgで参加します!
これから向かう根子岳。クマザサで覆われた山肌で、悠久の昔は火山だったとは思えない優しい姿です。
2015年05月30日 11:38撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 11:38
これから向かう根子岳。クマザサで覆われた山肌で、悠久の昔は火山だったとは思えない優しい姿です。
背中の砂袋を降ろした後は、まるで背中を置き忘れたかのような軽さで、ぬかるんだ下山道もあっという間に下って鞍部へ到着。
2015年05月30日 11:59撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 11:59
背中の砂袋を降ろした後は、まるで背中を置き忘れたかのような軽さで、ぬかるんだ下山道もあっという間に下って鞍部へ到着。
クマザサの中をゆっくり登ります。自分と同じく歩荷した人も結構行っているみたいでした。
2015年05月30日 12:03撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 12:03
クマザサの中をゆっくり登ります。自分と同じく歩荷した人も結構行っているみたいでした。
振り返って四阿山を眺めると、見慣れた四阿山とは全然違った山容でした。
2015年05月30日 12:26撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 12:26
振り返って四阿山を眺めると、見慣れた四阿山とは全然違った山容でした。
根子岳の噴火口跡。
2015年05月30日 12:28撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 12:28
根子岳の噴火口跡。
根子岳山頂の祠。草津方面の山々は、さっぱりわかりません。
2015年05月30日 12:36撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 12:36
根子岳山頂の祠。草津方面の山々は、さっぱりわかりません。
祠と四阿山。
2015年05月30日 12:36撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 12:36
祠と四阿山。
ホームゲレンデの菅平は高原野菜のマルチ(白いビニール)で、これまた雪みたいです。北アルプスも雲がかかり始めていました。
2015年05月30日 12:36撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 12:36
ホームゲレンデの菅平は高原野菜のマルチ(白いビニール)で、これまた雪みたいです。北アルプスも雲がかかり始めていました。
おやつに持ってきた菓子パン、パンパン!球場で飛ばす風船のようでした。
2015年05月30日 12:41撮影 by  SH007, KDDI-SH
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5/30 12:41
おやつに持ってきた菓子パン、パンパン!球場で飛ばす風船のようでした。
ふもと近くまで降りたところにあった、本当の「あずまや」休憩所からみた奥ダボスのゲレンデ。
2015年05月30日 13:47撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 13:47
ふもと近くまで降りたところにあった、本当の「あずまや」休憩所からみた奥ダボスのゲレンデ。
ダボス、大松、つばくろゲレンデも目近で、もうすぐ麓です。
左下の赤い建物辺りが終点の牧場管理事務所や駐車場があるところです。
2015年05月30日 13:47撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 13:47
ダボス、大松、つばくろゲレンデも目近で、もうすぐ麓です。
左下の赤い建物辺りが終点の牧場管理事務所や駐車場があるところです。
烏帽子岳や湯ノ丸も視線の上側になりました。
2015年05月30日 13:47撮影 by  SH007, KDDI-SH
5/30 13:47
烏帽子岳や湯ノ丸も視線の上側になりました。
登り始めに頂いた「水分神鈴(みくまりのかみすず)まもり」と「命の守り笛」、山頂で頂いた護符と山家神社発行の「山家新聞”号外”」。ちょっぴり四阿山”通”になった気分。
2015年05月31日 19:10撮影 by  NIKON 1 J1, NIKON CORPORATION
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5/31 19:10
登り始めに頂いた「水分神鈴(みくまりのかみすず)まもり」と「命の守り笛」、山頂で頂いた護符と山家神社発行の「山家新聞”号外”」。ちょっぴり四阿山”通”になった気分。

感想

四阿山は「天気のいい日に気が向いたら登ろう」と思いながら、なかなか足が向くきっかけがないままでした。今回、地元の「信濃毎日新聞」に、山頂の山家(やまが)神社奥宮の祠建替えの資材歩荷イベントが載っていて、ようやく「きっかけ」ができ、好天にも恵まれた楽しい山行ができました。
小学校5年の学年登山の候補に、お隣の根子岳があり、多数決で予選落ち(学年会長さんの個人的趣向で、児童は誰も知らない山だった)した山ですが、小学校5年生には、ちょっとしんどいレベルだったので、予選落ちしてよかったです。
(あの時は多数決で、上田市民は必ず登る「太郎山」になりました)
来年も荷揚げ登山があればまた参加しようと思います。

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この記録に関連する登山ルート

ハイキング 志賀・草津・四阿山・浅間 [日帰り]
根子岳~四阿山周回
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5

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