常念-蝶

2013年02月25日(月) 〜 2013年02月28日(木)

• GPS: 56:00
• 距離: 29.6km
• 登り: 2,463m
• 下り: 2,463m

コースタイム

28日ゲート-1600m付近
29日前常念-2600m(非難小屋付近)
30日蝶ヶ岳冬期小屋
31日下山

天候

2/25.26快晴無風。26夜から風と雪。27朝風ガス。27午後から28日快晴無風。
数日前から気温が10℃程上がり、最低で-17℃程。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ほりでー湯に駐車。ゲートまで100m程。

コース状況／危険箇所等

常念までは週末のトレース1-2パーティー分有り。
その前のトレースもあり、それなりに人が入っている様子。
縦走路も木が多くラッセル有り。
三俣近くは雪崩跡多数。

ファイル

非公開 6513.xls

計画書
（更新時刻：2013/02/23 13:57）

写真

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撮影機器：

GXR+P10 リコー

iPhone 4S Apple

感想

adich

1日目
標高700m程のゲートから10kmの林道。
次第に雪が深くなりスノーシューをつける。三俣手前より尾根に取り付く。
途中アイゼンに変え、尾根に出て再びスノーシューに。途中幕営跡を見る。
1600m付近。木々に囲まれたテントに最適な場所で行動を終了。

2日目
傾斜が出始め、ラッセルも増える。
樹林帯を抜ける手前でアイゼンに。稜線上はクラストして歩きやすい。
避難小屋を遊び半分に掘ってみるが、入り口が分からず諦めてテントを張る。
陽が沈むと風が出始め、雪が混じる。
ペグ代わりに深く刺したピッケルが抜けないことを祈りつつ就寝。標高2600m。

3日目
夜間の積雪30cm程。濃霧と風。判断に悩むが青空が僅かに見えていることから、
そう厚くないだろうと常念へ。山頂に着く頃には霧が晴れ、穂高連峰を一望。
岩と雪の斜面を降り、ラッセルの縦走路。スノーシューで膝程。
穂高の雲も次第にぬけて絶景が広がる。
蝶の冬期小屋にテントを張り、暖かい一夜を過ごす。

4日目
月に浮かぶ雪の穂高。
八ヶ岳の方には朝日が姿を見せ、変わらぬ一日が始まる。
夏道に近く、雪崩れる沢を避け下山。後方で雪崩の音を聞く。
三俣手前の橋を渡り、対岸へ。沢の水を飲む。
しばらくいくつかの雪崩跡を歩き三俣へ。
そこからは3日前の自分たちのトレースを使い下山。

後半、ズボンがやたらと下がると思ったが
4日間のラッセルによって、随分と体重が減っていた。