イソツネ山~御前山~月夜見山~御林山(破線ルート含む/梅久保バス停↑奥多摩湖↑数馬↓)

2024年03月02日(土) 〜 2024年03月03日(日)

• GPS: 10:50
• 距離: 24.4km
• 登り: 2,506m
• 下り: 2,157m

コースタイム

1日目

• 山行: 4:01
• 休憩: 0:07
• 合計: 4:08

10:29 奥多摩駅
10:40 10:41 笹平橋バス停
10:55 10:55 境橋バス停
10:57 10:57 白髭神社
11:02 11:08 梅久保バス停
11:56 11:57 イソツネ山
12:33 12:34 沖ノ指
12:52 12:52 反射板
13:23 13:23 トオノクボ
13:45 13:45 風の神土
14:33 14:34 水根バス停
14:41 奥多摩湖バス停

2日目

• 山行: 6:02
• 休憩: 0:30
• 合計: 6:32

14:41 奥多摩湖バス停
9:24 9:24 小河内ダム展望塔
9:28 9:34 サス沢山登山口
10:28 10:28 サス沢山
11:35 11:35 惣岳山
11:49 11:50 富士山展望所
11:51 12:04 御前山
12:05 12:06 富士山展望所
12:17 12:17 惣岳山
12:28 12:37 ソーヤノ丸デッコ
13:03 13:05 小河内峠
13:10 13:10 水窪山
13:19 13:20 天神山
13:24 13:24 焼ツ萩平
13:42 13:42 月夜見第二駐車場
13:54 13:54 月夜見山
14:24 14:25 風張峠
14:28 14:28 風張峠駐車場
14:39 14:39 戸沢峯
15:05 15:05 浅間尾根駐車場
15:16 15:16 御林山
15:25 15:26 仲の平分岐
15:50 15:50 仲の平バス停
15:53 15:54 蛇の湯温泉 たから荘
15:55 ゴール地点

天候

晴れ / 0~10℃

アクセス

利用交通機関：

電車 バス

▼行き
新宿駅8:37(ホリデー快速)→9:35青梅駅9:37(ホリデー快速)→10:16奥多摩駅
※梅久保バス停まで歩き
※２日目は奥多摩駅からバスで奥多摩湖

▼帰り
数馬16:06→17:00武蔵五日市駅17:17→17:35拝島駅17:44(ホリデー快速)→18:21新宿駅

コース状況／危険箇所等

標高800mくらいから10cmほどの残雪。
溶けた雪がズルズルで歩くのに手間取ります。
チェーンスパイクあった方が良いです。なくても行けますが、、

＜初日＞
▼梅久保バス停~イソツネ山
破線ルートらしいワイルドな急登。下山では使わない方がいいと思います。全体的に滑りやすいので足の踏み場に気をつけつつ、時折四つん這いで突破。キツいけど痩せ尾根なので、ひたすらまっすぐいけば迷うことはありません。
標高が低いので山頂付近まで雪はなし。
登山口が小ぢんまりしたお墓の裏手に回り込んだところにあるので、手を合わせて入山。

▼イソツネ山~沖ノ指山~トオノクボ
大半が雪。日の当たるところだけ土。ここも破線ルートの急登ですが、それまでがキツいのですごく歩きやすく感じます。

▼トオノクボ~奥多摩湖
傾斜があるので歩幅狭くは鉄則ですが、リズム良く歩けます。「こういう下りはいいなぁ」った思いながら歩いてました

＜２日目＞
▼奥多摩湖~サス山~惣岳山~御前山
メジャールートですが、本格的な登山を楽しめる好ルート。傾斜、距離、痩せ尾根、樹林帯…奥多摩では表情豊かなルートですね。

▼惣岳山~ソーヤノ丸デッコ~小河内峠
全体月に下りですが、雪のおかげでタフな縦走路に。2~30mほどのアップダウンがあるので足腰鍛えられます。

▼小河内峠~月夜見山~風張峠
全体的に登りなのでタフです。月夜見山山頂手前の急登は気合い入れないと心折れそうになります。

▼風張峠~御林山
これまでと比べれば歩きやすいのですが、風張峠過ぎて程なくすると、このルート1番の難所があります。高低差50mほどの崖のような激下りがあります。傾斜だけで言えば、涸沢岳凌ぐんじゃないかな？しかも土と落ち葉で滑りやすいので、かなり気を使います。距離が短いものの正規ルートでは奥多摩で1番の急坂かと。

▼御林山~仲ノ平(数馬)
浅間尾根に入っているので快適。ただ、仲ノ平までの下りは傾斜があるので慌てずに。

その他周辺情報

奥多摩駅に新しい中華ソバ？のお店

写真

奥多摩駅スタート。梅久保バス停まで30分ほど歩き

街道沿いはポカポカ暖かい

とーちゃく。トンネル左脇にあるお墓の裏手から取付きます。なんか申し訳ない、、

破線ルートらしくがっつり急登。所々四つん這いで。

デカい岩。脆そうなので右から巻きました

イソツネ山、846m

標高800mくらいが積雪の境界線

三ノ木戸山(さぬきどやま)。石尾根の東端のピーク

明日登る御前山

三頭山かな？

沖ノ指山、1041m

ここからは10~15cmほどの雪

しばし雪山を堪能

棒ノ峰山とか

雪が緩くて重いから歩きにくい

トオノクボの分岐。今回六ツ石山はパスして、水根・奥多摩湖のバス停へ

南側なので雪少なめ

おくたまに向かって降りる

たまに分かりにくい

奥多摩湖が見えてきた

三頭山&奥多摩湖。左を見ると、、

御前山&奥多摩湖

奥多摩湖バス停とーちゃく。明日はここからリスタート

２日目スタート。朝は寒いけど暖かくなりそうです

ダムを歩いて登山口へ

デカい

展望台に寄り道

ここからは新緑がいいでしょうね

痩せ尾根の急登

10時過ぎなのでどんどん雪が緩くなってちと難儀

サス山、940m

サス山山頂は隠れた名所！左：大菩薩、中央：鶏冠山、右：飛龍山

大菩薩から小金沢山の稜線

飛龍山

鷹ノ巣山も

惣岳山へ向かいます。チェーンスパイクはまだ要らないかなぁ

標高1200m付近でチェーンスパイク装着。傾斜がバッチリはまって良く効きます

惣岳山、1348m

御前山へ

御前山、1405m。3ヶ月ぶり

石尾根の稜線。右奥は蕎麦粒山とか

中央が六ツ石山。そのちょい手前が昨日通ったトオノクボとか

いったん惣岳山にもどって小河内峠へ

ソーヤノ丸デッコ。標識の文字が消えてたけど多分あってます。けっこう激下りです

三頭山方面

小河内峠まではわりと痩せ尾根。雪の状態が悪く歩きにくいこと差し引いても、なかなかハードな縦走路です

小河内峠。このあたり歩きにくかったぁ

緩んだ雪が谷側に傾斜しているので慎重に

月夜見山までもうちょい。雪がゆるい、、

月夜見山直下の駐車場

山頂までもうちょい。かなり急登

月夜見山、1147m

御前山と奥に大岳山がちょこっと

すっげー下ります

道路にちょいでたり巻いたりして、、

まだ道路に出てから巻いて、、ここ右に入っていきます。分かりにくいけど…

…小さな看板出てました

雪が溶けて下の落ち葉が深くて足が沈む！

風張峠。文字通りこのあたり風がめっちゃ強かった！たまたま？

浅間尾根方面へ

序盤歩きやすいけど、

崖みたいな無茶な下り、、

短いけどこの傾斜は奥多摩エリア1番だと思う。通行注意です

また道路をまたいで浅間尾根へ

笹尾根を横目に、

御林山、1078m

今日は浅間嶺の手前で数馬におります

さすが浅間尾根！快適！

御前山と大岳山

仲ノ平バス停方面へ

けっこうな傾斜。慎重に

民家が見えてきた！

１年ぶりの数馬バス停とーちゃく。おつかれさまでしたー

感想

yuma1728

予想してたけど雪がゆるゆるで体力削られたー！
冷んやりした空気と太陽の暖かさが心地よかったので、楽しめましたけど。

奥多摩三山の界隈は、けっこう登山口が多いので高負荷の縦走路がいろいろ組めるのが魅力。
ただ、どの登山口もいきなり急登から始まって、尾根筋も3~40mのアップダウンが続くので侮るなかれですね。

今回で言えば、奥多摩湖から御前山のしんどさは言わずもがな堪えたのは、

１、梅久保からイソツネ山の序盤の急登(破線ルート)
２、ソーヤノ丸デッコ~小河内峠~月夜見山の縦走路

１は、破線ルートらしいキツさ！すごく楽しいんですけどね。ただ、序盤は左側が切れ落ちているので慣れていない方は避けた方が無難。
２は、雪の踏み抜きこそしないものの、絶妙に落ち葉と土もあってしんどかったー

この時期、同じルートをご検討の方は体力勝負を念頭に。

シンドイけど、手足も使うような急登はやっぱり楽しい！を再確認した縦走でした。
あと、御前山の優美な形は素晴らしい、ってことも改めて実感。