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Yamareco

記録ID: 6522104
全員に公開
雪山ハイキング
北陸

三十三間山バリルート周回。低山ロングスノーハイクを楽しむ。

2024年03月03日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:12
距離
10.8km
登り
872m
下り
867m

コースタイム

日帰り
山行
7:37
休憩
0:35
合計
8:12
7:20
283
12:03
12:03
11
12:14
12:49
9
12:58
12:58
153
15:31
15:31
1
15:32
ゴール地点
天候 快晴微風
過去天気図(気象庁) 2024年03月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
全区間藪はほとんどない。またほとんどがゆるゆる斜度だが、北稜線直下の標高差150mは強烈は斜度である。
その他周辺情報 登山口に広い駐車場とトイレがある。
登山口の積雪は5cm程度
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登山口の積雪は5cm程度
駐車場横の橋を渡ってゲートを開けて入る。ゲートを裏からロックするのはコツがいる。
駐車場横の橋を渡ってゲートを開けて入る。ゲートを裏からロックするのはコツがいる。
すぐにアイゼンを付ける
すぐにアイゼンを付ける
ここから赤松の森が延々と続く
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ここから赤松の森が延々と続く
こんなところにお地蔵様が。ここから右に下ったが、真っすぐ行くのが正解。
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こんなところにお地蔵様が。ここから右に下ったが、真っすぐ行くのが正解。
沢を越える
赤松の木がすばらしい
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赤松の木がすばらしい
藪のようだが、通れる隙間がある。
藪のようだが、通れる隙間がある。
この尾根はずっと下界を見渡せる。奥は三方五湖
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この尾根はずっと下界を見渡せる。奥は三方五湖
サルノコシカケ
ここの藪も問題なく通過できる。
ここの藪も問題なく通過できる。
ここで松林は終わり、ブナの激登りが始まる。写真を撮る余裕がなかった。
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ここで松林は終わり、ブナの激登りが始まる。写真を撮る余裕がなかった。
ようやくゆるい斜度になった。それでもこのくらいある。
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ようやくゆるい斜度になった。それでもこのくらいある。
稜線に着く手前から霧氷の世界が広がる。
稜線に着く手前から霧氷の世界が広がる。
陽光に照らされてパラパラと落ちてくる。
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陽光に照らされてパラパラと落ちてくる。
地獄から天国へ行きついた気分
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地獄から天国へ行きついた気分
稜線の反対側は樹氷の世界
稜線の反対側は樹氷の世界
稜線の積雪は30cmほど。
稜線の積雪は30cmほど。
のんびり散策しながら進む。
のんびり散策しながら進む。
P838。このピークには風力発電建設計画があり、広く伐採される予定。北側のレーダー基地跡から林道が延びると思われる。建設中の轆轤山の林道が三十三間山を経由して繋がるかもしれない。
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P838。このピークには風力発電建設計画があり、広く伐採される予定。北側のレーダー基地跡から林道が延びると思われる。建設中の轆轤山の林道が三十三間山を経由して繋がるかもしれない。
霧氷がすばらしい
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霧氷がすばらしい
すぐ横には樹氷が。
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すぐ横には樹氷が。
まもなく三十三間山。このあたりは変木が多い。
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まもなく三十三間山。このあたりは変木が多い。
三十三間山到着。突然踏み跡が現れた。みなさんここで引き返していくが、せめてその先のP838まで行ってほしいものだ。いずれここも風車建設のため登れなくなるだろう。
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三十三間山到着。突然踏み跡が現れた。みなさんここで引き返していくが、せめてその先のP838まで行ってほしいものだ。いずれここも風車建設のため登れなくなるだろう。
草原へ下りると大展望。青葉山がうっすら見える。
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草原へ下りると大展望。青葉山がうっすら見える。
しかし雪の少なさに驚く。
しかし雪の少なさに驚く。
左手前武奈ケ嶽、右奥武奈ケ岳。
左手前武奈ケ嶽、右奥武奈ケ岳。
三方五湖
ここで食事。sasuke2氏が登っていく。
ここで食事。sasuke2氏が登っていく。
下山開始ポイントから。右奥が轆轤山。雪不足のため今回は行かず。
下山開始ポイントから。右奥が轆轤山。雪不足のため今回は行かず。
下山尾根はさほど急ではない。
下山尾根はさほど急ではない。
藪もあるがたいしたことはない。難なく通過できる。
藪もあるがたいしたことはない。難なく通過できる。
それより倒木が多くて歩き難い。
それより倒木が多くて歩き難い。
尾根最後のピークに到着。真下の住吉神社に向かって下山完了。
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尾根最後のピークに到着。真下の住吉神社に向かって下山完了。

装備

個人装備
6本爪アイゼン サングラス

感想

 この日の夜は地区の集会があるので遠出ができない。降雪があったので1カ月前にナオジロー氏と一緒に計画したコースへ行ってみることにした。しかし当日朝になってナオジロー氏から行けないと連絡が入った。もう今季の降雪は望めそうにないのでナオジロー氏抜きで行くことにした。
 倉見登山口2か所の駐車場の間に橋があり、そこを渡ってゲートを開いて入山する。積雪は5cm程度だがすぐに6本爪アイゼンを付ける。藪を心配したが全く問題なく歩ける。標高220mまで上がるとゆるゆるロングハイクのはじまりだ。延々と赤松の森が続く。なんとも気持ちのいいトレッキングコースだ。標高280m地点にお地蔵様があり、そこから右へ下ると沢に出た。ここは地形が複雑で、お地蔵様を真っすぐ言って林道手前で右の尾根を下るのが正しい。沢を越えるとまだまだゆるゆる尾根が続く。長いスノーハイクを楽しんだあと、標高650mからは地獄の始まりだ。標高800mの稜線までとんでもない斜度となる。積雪は20cm程度と中途半端な量。転んだらどこまでも落ちていきそうだ。6本爪アイゼンの横爪を使ってカニさん歩きで斜めに登っていく。さいわい標高差150mを転ばずに登りきれた。稜線に出ると地獄から天国に変わった。稜線の西側は霧氷の世界。東側は樹氷の世界。両方を同時に見たのは初めての経験だ。三十三間山の北稜線を歩く人はほとんどいないが、大日岳を経由して大御影山までの稜線はおすすめコースだ。さて、稜線に着いてからは再びゆるゆるのスノーハイクが始まる。積雪は30cmほど。霧氷と樹氷を堪能しながらのんびりと三十三間山へ進む。ここまで踏み跡がなかったが、山頂に着くとたくさんの人が歩いた踏み跡が現れる。今日は何人の人が来たんだろう。草原へ下りて食事をしていると、何やら怪しい動きをする人物が現れた。何度も行き来して三脚で動画を自撮りするsasuke2さんだ。この日出会ったのは一人だけ。それが知り合いだとは驚きだ。食事をすませて出発するが、三十三間山南稜線は開けているせいか積雪がほとんどない。轆轤山までの稜線歩きを楽しみにしていたが行くのはやめた。轆轤山分岐を越えてP711の少し先の左へ曲がる地点から真っすぐ下る。こちらの稜線直下はそれほど急ではない。その後も適度な斜度で下っていくが、とにかく倒木が多くて歩き難い。植生も登ってきた尾根とはずいぶん違う。何度かルートミスをしてアプリに叱られた。下山途中、右足をつってしまう。そのあと左足もつってしまう。なんとか標高150mまで下りてこれた。ここから右へ下るとすぐに登山道だが、ここまで来たのだからと尾根の端まで歩くことにした。登り返して進むと何かの建設現場らしき場所に出た。ここから右の住吉神社へ下りて山行終了となった。下りの尾根ではほとんど写真を撮らず。この尾根の詳細はナオジロー氏の過去レコを参照されたし。 https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6414820.html
 このルートは十分な積雪がある時期に今回とは逆回りがおすすめ。存分にロングスノートレッキングが楽しめます。両尾根ともほとんど藪はなく、無積雪期でも歩けるだろう。問題は北稜線直下の強烈な斜度だけ。
 夜は地区の集会へ行った。座布団に座っているとしびれが切れたので足を延ばそうとしたら足がつってしまった。やばいと思って体制を変えたら反対側の足もつってしまった。静かな会議中で叫ぶわけにもいかず、ひたすら我慢。今日は周回と集会で両方の足をつってしまい、散々だった。

下は過去の空撮動画です。


2024.3.5追記
風発については、滋賀県知事に同調するように福井県知事も懸念を示しました。これで中止に向けて一歩進みました。

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コメント

おつかれさま。
前夜は飲み会があったので老体に気力が湧いてきませんでした。
逆回りでしたか、でも稜線直下の急登は下りでは危険でしょう。締まった雪があれば別ですが。
もうひとつ北の尾根(P436の尾根)でもよろしいんではないでしょうか。
お地蔵さんがあるということは近辺に木地師集落でもあったのかな。
当日はやり残した仕事をするのに小浜にへ行きました。稜線はうっすらと白くなってました。
下りの尾根は倒木だらけですが、もう少し積もれば苦にならなくなるはずです。
2024/3/5 18:30
はい、行ってきました。あの激尾根はあきまへん。
P436経由の尾根もよさそうですね。稜線歩きをもっと楽しめそうです。来年、機会があれば行きましょう。
2024/3/5 18:54
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