お花いっぱい、絶景の開聞岳

2024年03月15日(金) [日帰り]

• GPS: 09:13
• 距離: 8.0km
• 登り: 825m
• 下り: 812m

コースタイム

日帰り

• 山行: 7:10
• 休憩: 2:01
• 合計: 9:11

5:11 かいもん山麓ふれあい公園
5:36 5:37 二合目
6:24 7:11 五合目
7:30 7:31 六合目
8:51 8:52 七合目
9:10 9:19 仙人洞
9:28 9:34 八合目
10:12 10:18 九合目
10:52 11:29 開聞岳
11:47 11:48 九合目
12:10 12:10 八合目
12:19 12:19 仙人洞
12:32 12:33 七合目
12:55 12:56 六合目
13:07 13:17 五合目
13:54 13:54 二合目
14:22 かいもん山麓ふれあい公園

　実は娘が宮崎に移り住むことに成り、その引越手伝いで九州へ行くことに成ったのが本文であって、山行きはあくまでおまけなんです。でも九州はそうそう行けるチャンスは巡ってこないから、数日娘の車を貸してもらって、山に行くことにしました。
　引っ越し後3日は引っ越しの整理お手伝い。その後3日を山行きに充てさせてもらった。宮崎から近くで、良い山を探してみると浮かんできたのが、開聞岳と霧島連峰。
霧島はたくさん山があって南の高千穂から新燃岳をへて韓国岳まで尾根がつながってる。だけと新燃岳は噴火する活火山で、立ち入り禁止のため縦走はできない。よってそれぞれ単独にのぼるのが通常のようだった。
　今回は3/15高千穂3/16開聞岳3/17韓国岳を当初計画とした。ところが現地に入って天気予報とにらめっこ、3/15と3/16まではお天気持ちそうだが、3/17が雨予報で荒れるとの事。前日までこの予報は変わらず、今回は2つに絞り込み、3/15開聞岳3/16韓国岳に最終決定した。3/15は最も安定した晴れを約束され、気温も暖かいので前夜発で現地で車中泊仮眠をとり、ご来光を見る事を計画に組み込む。下山後はえびの高原へ移動して現地車中泊。できるだけ早立ちしてお天気が崩れる前に戻って来れるようにする。

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

ふれあい公園Pに停めてピストン

コース状況／危険箇所等

火山のお山なので、下部は溶岩状の小石の道が続く。5合目過ぎると大きな石の上を歩くようになり、雨が降ると滑りそうな嫌な感じだった。7合目から9合目はトラバース気味にゆるく登るが、地味に上下が多い。9合目から山頂は一気の急登。梯子や鎖が出てくる。頂上は東側に開け、西側は灌木であまり見晴らしが効かない。少し下った地点の方が西側は見晴らし良い場所あり。途中水場はありません。

その他周辺情報

駐車場のトイレはお店管理のようで、店の人が来ないと使えないようだった。
登山道をすこし行った右側のトイレは使えた。

写真

3/15 6:32

公園を朝5時過ぎに出て、暗闇の中6時半目標でやってきました。
日の出間に合ったみたい。5合目からの景色も絶景です。これはいいぞうお！

3/15 6:34

キター！

3/15 6:38

本日の御来光、すばらしかったです。朝早起きしてきた甲斐がありました。

3/15 6:42

日の出に間に合ってちょっと余裕出ました
ここでおむすびと味噌汁で朝ごはん

3/15 6:50

そうこうするうち、陽が高くなると、海に光が映りこみ、このマジックアワーならではの黄金色になります。

3/15 6:51

黄金に輝く海

3/15 7:23

このお花、とてもきれいだった。数も多く後で名前調べます

3/15 7:55

3/15 7:59

アオキ

3/15 8:03

？？？

3/15 8:18

キブシ

3/15 8:23

フユイチゴ

3/15 8:39

6合目から上はこのツクシショウジョウバカマの独壇場でした。

3/15 8:41

ツクシショウジョウバカマ

3/15 8:46

フモトスミレ

3/15 8:54

コスミレ

3/15 8:59

長崎鼻付近がお日様の光でギンギン

3/15 8:59

長崎鼻をアップ！

3/15 9:52

ツクシショウジョウバカマも開花の進行で花の色がかわります。
ピンクっぽくなるのは終盤に近い。

3/15 10:03

逆光に映える

3/15 10:25

薩摩半島

3/15 10:26

カルデラの池田湖

3/15 11:01

長崎鼻

3/15 11:01

山川マール遠望

3/15 11:02

山川マール〜鰻沼マール方面

3/15 11:19

頂上で記念撮影

3/15 11:17

？？？
この低木に山頂が覆われておりう、視界が西側は悪い

3/15 11:43

西側の港を俯瞰

3/15 11:52

ツクシショウジョウバカマ群生

3/15 12:01

フモトスミレ

3/15 12:03

スポットライトが当たって透ける花びら

3/15 12:39

フモトスミレ三兄弟

3/15 12:29

長崎鼻と大隅半島佐多岬

3/15 12:33

種子島と屋久島まで見えました！

3/15 13:10

モミジイチゴ

3/15 13:11

テンナンショウの仲間

3/15 13:52

ヤマザクラ満開

3/15 13:59

ユズリハ

3/15 14:00

キジムシロ

3/15 14:07

タツナミソウ

3/15 14:12

アケビ

3/15 14:13

タチツボスミレ

3/15 14:18

オオシマ桜と開聞岳

3/15 14:28

娘の愛車Xbeeを仮りて山旅

3/15 15:46

鉄道最南端駅の西大山駅

3/15 15:47

東西南北わかります？

3/15 15:53

フスマ系

3/15 16:18

次は長崎鼻

3/15 16:16

マンテマ系の園芸種？

3/15 16:23

ミヤコグサ

3/15 16:17

砂浜から開聞岳を遠望

3/15 16:41

ヤシのシルエット、南国っぽいでしょ！

3/15 16:52

山川地熱発電所の近くの奇岩。このあたりから地熱が出ているよう。あの有名な砂風呂

3/15 17:58

次は魚見岳へ向かう
途中のスカイライン道端に何とムサシアブミの群生

3/15 17:57

ムサシアブミ野生のものを見たのは初めて

3/15 18:05

コスミレ群生

3/15 18:08

竹生島への道が出現してる！
やっぱ渡れるんだね

3/15 18:10

ヒメハギ

3/15 18:19

夕暮れの指宿市全体を俯瞰

3/15 18:24

落日
よい1日でした。

撮影機器：

FUJIFILM X30 富士フイルム

感想

みのちゃん

　開聞岳、久々の百名山です。あの独特のフォルムはすぐに開聞岳とわかる、特徴的なお山ですよね。見ても良い山ですが、登ってみても素晴らしいお山でしたね。まずはその高度感がもたらす大絶景。海辺に位置するので、まわりは海だらけ。その海岸線や指宿ジオパークを代表するカルデラ湖やマール地形が箱庭を見るように、大きく俯瞰出来ました。
　次にびっくりしたのは植生が実に豊かで、照葉樹林におおわれた森の中に、たくさんのお花を見つけられたこと。春まだ早い時期ですがたくさんのお花と出会うことができました。特に6合目から上のツクシショウジョウバカマの群生は見事で、圧巻でした。ちょうど見頃で、堪能しました。すみれ類も、フモトスミレが群生しており、コスミレやタチツボスミレが咲きだしています。すみれは、まだ走りで、これからが本番でしょう。あと中腹の照葉樹に下をうめる低木帯のお花がずいぶん咲き始めています。木のお花は苦手で、名前までまだ調べ切れていませんが、どんどんいろいろなお花が、咲き継いでいきそう。標高の低い方では、ヤマザクラがちょうど見頃でとてもきれいでした。公園内は、けっこう賑やか、キンポウゲやタビラコ、キジムシロ、タツナミソウ、アケビなど春のお花がいっぱい咲き出しています。季節がかわると、いろいろなお花がさくんだろうなあ！
　後編3/16韓国岳レコも良ければご覧ください。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/step4_imp.php?did=6560287