空木岳(敗退)
- GPS
- 11:39
- 距離
- 13.7km
- 登り
- 1,027m
- 下り
- 1,014m
コースタイム
- 山行
- 6:49
- 休憩
- 1:18
- 合計
- 8:07
天候 | 1日目:晴 2日目:晴→曇 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
(ここより上への林道のゲートは閉鎖中) |
写真
感想
元々は2泊3日で五竜・唐松の縦走予定だったが、中日(土曜)が大荒れの予報で閉じ込められる可能性あるため、空木岳に変更。
とはいっても2日目の荒天予報は空木も変わらずなので、1日目でピークを踏み、2日目は樹林帯からの下山だけにしようという算段で決行した。
しかし、想像以上の積雪量で池山小屋近辺からはほぼ腿ラッセル。しかもルートも読みづらく1日目での登頂は到底無理。
潔くあきらめて池山小屋に荷物をデポし、ラッセル訓練とすることにした。
(アタック装備でラッセルを続けるも、1920mピークで断念。想定したCTの3~4倍はかかっていた。)
ラッセル訓練+帰路の地形偵察後は早めに飲酒と食事を済ませ、夕方に就寝。
荒天に捕まる前に下山してしまおうということで、深夜2時から歩き始め、風が強くなる5時ころに下山した。
思うように進めず、結果として敗退してしまったが、
本当に雪が深いところでのラッセルの仕方のよい勉強になった。
何より人がほとんど訪れていない(ノートレースの)雪山に対する認識の甘さが露呈した。
最低限の体力はあるので、時間さえある程度取れれば多少の無茶はきくだろうと高をくくっていたが、まるでダメだった。
ラッセルが想定される場合は事前にルートの地形を詳細に確認し、どこを行けば雪が少なく、ラッセルにかける時間を少しでも減らせるか、頭にいれてから行くべきだと痛感した。
といっても八ヶ岳とは違い、人っこ一人いない雪山の静寂はとても心地よかった。
(途中で遭難者捜索中のヘリから懸垂下降してきた山岳救助隊員以外、他人との接触は一切なし。)
もっと経験を積み、よりハードでより長い、冬季の長期縦走を実施してみたいなと思えるいい山行であった。
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