鈴鹿/釈迦ヶ岳〜国見岳・祓戸@朝明拠点にぐるりと周回
- GPS
- 07:11
- 距離
- 14.4km
- 登り
- 1,481m
- 下り
- 1,481m
コースタイム
- 山行
- 6:17
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 7:07
天候 | くもり時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
中峠から国見岳間の稜線をまだ歩いていないので、久しぶりに庵座の滝に挨拶がてら釈迦ヶ岳に寄り道して国見岳まで縦走しようと朝明渓谷をスタートする。
庵座の滝ルートは31年ぶり。滝までなら全日本瀑布連盟(今はもうないネット上サークル)のオフ会でその後訪れているが、これとて25年前の話。
登山口付近は新しく堰堤ができたりと、ずいぶんと様変わりしている。
滝直下に行くルートは以前は道標があったように思うがなくなっている。登山道が滝の巻道に入る寸前で谷に下りると、対岸に鎖が設置されているのが見える。これで前衛の小滝を越えると滝壺まで行くことができる。
長雨と雪解けの影響で水量多く、迫力満点の滝を真下から拝む。
登山道に戻り、滝の巻道を越えると岩がゴロゴロした荒れた谷となる。以前の様子とずいぶんと違う。2008年の豪雨被害はここにもあったようだ。
その上の三段の滝も崩壊したのか土砂で埋まったのか二段だけに規模が小さくなっている(?)
この滝は今では三段の滝という名が市民権を得て一般的に呼ばれているようだが、昔は単に3段になった滝ということを仮にそう呼んでいるだけだった。
谷から離れザレた急登を登り切るとひょっこり釈迦ヶ岳最高峰。呆気ない感じがする。
期待はしていなかったが眺望は春霞の影響で予想以上に悪く、晴れているのに伊勢湾が見えない。
釈迦ヶ岳本峰に寄ってから縦走路を南下する。
この縦走路では国見岳まで数名の登山者とすれ違っただけ。特に羽鳥峰から根の平峠間は誰にも会わず。朝明のパーキングには数十台の車があったのにみなさんどこに行かれたのだろうか。
そもそもこの時期は鈴鹿といえば入道や藤原など花の山に人気が集まるので、この辺りは登山者が少ないのだろうか。
ハト峰を越えたあたりからは、空は厚い雲に覆われだし、風も場所により強く吹き寒く感じる。晴れると暑く汗をかくが、曇ると寒い。こまめに服の調整をしなければならない。
登山道脇にはバイカオウレン、フデリンドウ、ショウジョウバカマの可憐な花が咲いているのを時折見かける。
またここでは稜線を歩いているにもかかわらず、谷を流れる水の音がよく聞こえる。三重県側は急峻で谷までは高低差があるが、滋賀県側は複雑な地形で谷がすぐそこまで迫り、雪解けや長雨の影響で、かなり源流域まで水流が見られるからだ。
金山、中峠、水晶岳、根の平峠と細かなアップダウンを歩き、国見岳の登りにかかると再び雲に切れ間が目立って時折日がさしてくる。
そして青岳から国見岳へと登り、今日の目的である赤線繋ぎはできた。
国見岳山頂にも誰もおらず一人独占で景色を楽しむ。とはいっても霞は午後になってさらに強くなったようで、伊勢湾はもちろん鈴鹿北部の山々もぼんやりしてきているのではあるが。
石門を見て引き返す。
最近は山に行く回数が少なく体力も落ち気味なので、腰越峠への激下り、ハライドへのザレた急登、そしてハライドからの朝明方面への激下りと、ちょっと足にきたが無事に予定通りのコースを予定通りの時間で歩くことができた。
朝明渓谷駐車場にはわたしの車を含めて2台だけとなっていた。まだ3時半なのにみなさん早いのですね。
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