天ヶ瀬〜ナメゴ谷〜行者還岳(往復)
- GPS
- 10:35
- 距離
- 27.3km
- 登り
- 2,721m
- 下り
- 2,731m
コースタイム
- 山行
- 9:10
- 休憩
- 1:22
- 合計
- 10:32
天候 | 午前中 晴れ 雲量1〜2 午後 晴れ霞 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2024年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
天ヶ瀬バス停〜ナメゴ谷までは問題無し ナメゴ谷〜行者還トンネルまでの登山道は道の崩落や踏み跡がところどころ消えており、荒れていると言うより廃道に近く、迷う。 行者還トンネル南の登山口〜一ノ峠までは特に迷う場所は無し |
写真
感想
GWに計画している奥駈道に備え、泊まり荷物19.5kgを背負ってトレーニングと、下見、そして昨年夏に七曜岳で足を痛め無双洞へ下山したリベンジに、行者還岳へ登る為に、計画。
5:00前より天ヶ瀬バス停に自動車を停めて行動開始
6:15ナメゴ谷登山口へ到着するも、渡渉部分を探すのに手間取る
6:30渡渉し、登山道へ
最初こそ看板があるものの、しばらくして、道幅が5cm程度の箇所がありお助けロープも古くいため、慎重に行動する。
テープもほぼなく、ところどころ踏み跡が消えていたり、急登箇所が崩落していたりするため、このルートは廃道に近い
中間地点で沢から尾根へ切り替わる箇所があり、急登を要するが、見落とした為に迷う
防獣ネットを左上に沢を直進するがこれは間違い
ヤマレコGPSのお陰で間違いに気づき、防獣ネットが始まる急登箇所へ戻る。ネットを右手に尾根を登るのが正解。今回は本当にこのアプリのGPS役に立った。読図だけでの復帰は困難だったであろう。
このルートは直線距離は短いものの、最初の渡渉箇所探しで15分、途中の道迷いで20分以上ロスした。途中の沢沿いの道も道が細く危険箇所が多い。お助けロープも古く、土砂に埋まりかけている場所もあるため、沢から尾根への急登箇所はあまり頼りにならない。
遠回りとは言え、天ヶ瀬からの国道309号を行者還トンネルまで行く方が良いかもしれない。1時間20分かかった。結果として309号を進むのと時間は変わらなかったと思う。
7:50行者還トンネル南の登山口
ここからの登りは素直に行けば良く、特に迷う箇所も無し
9:00一ノ峠 晴れており、弥山、八経ヶ岳まで抜ける絶景
10:20天川辻
10:25行者還岳避難小屋 ここまでのルートは右手に、台高山脈、左後ろに弥山が望め、ルートも歩きやすく、最高だった。少しアップダウンもあるが、良いエッセンスと言える。
11:00行者還岳頂上。途中、梯子場があったが、晴れており滑ることもなく、問題なく登れた。行者の雫はチョロチョロ出ている様子だった。沢を20m程降りれば汲めるようだった。
昼食
11:20下山開始
当初、天川辻を東側に降りるルートを計画していたが、地図上に点線が有るにも関わらず、踏み跡、テープ共に皆無であり断念。ヤマレコの先達はここを降りた猛者もいるようだが、天晴の一言だ。
ひのき出合いまで歩く。正午を過ぎると雲量は5−8程度まで増えだしたが、それでも弥山、八経ヶ岳の絶景は最高だった。
ナメゴ谷からの廃道を迷った苦労どころか、日々の下界の苦労も吹き飛んだ。
12:30ひのき出合い。右手に弥山、左手に台高山脈の絶景は実に名残惜しいが別れを告げて、下界開始。
道が広く実に下りやすいルートであった。途中、ひのき巨木手前の分岐では青い廃車トラックが放置されており、タイタン広場に到着。ここから右へ歩き、下る。
ひのき巨木を過ぎる。
13:30引き続き整備された登山道を下り、国道309号へ。その後、冗長な下りの車道が延々続く。
14:30ナメゴ谷出合。
途中、ナガレヒキガエルを捕まえたので、ムニムニして遊ぶ。冬眠明けなのか、あまり暴れず大人しい。10分ほど遊んで満足したので、近くの沢へそっと返してあげた。
15:50天ヶ瀬バス停近くの公衆トイレへ無事到着。登山天気予報は雨だったが、終始晴れで尾根の風も風速5m程度であり、最高の登山だった。
ただし、道迷いのせいもあり行動時間が10時間を超えたのは、腰や膝には良くなかっただろう。帰ってよく休める必要がある。
3,900kcal消費。スマホ電池、開始時90%→55%へ。飲料水2L消費。
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