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Yamareco

記録ID: 6631416
全員に公開
積雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

憧れの冬期槍ヶ岳、穂先届かず

2024年04月06日(土) 〜 2024年04月07日(日)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
19:02
距離
27.2km
登り
2,255m
下り
2,022m
歩くペース
ゆっくり
1.21.3
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
5:28
休憩
0:40
合計
6:08
6:05
6:05
46
6:51
6:59
63
8:02
8:15
100
9:55
9:56
8
10:04
10:22
91
11:53
2日目
山行
10:40
休憩
4:18
合計
14:58
0:01
104
1:45
1:57
77
3:14
3:15
35
3:50
5:55
40
6:35
6:35
15
撤退地点
6:50
7:33
17
槍ヶ岳山荘
7:50
7:50
50
8:40
8:40
62
9:42
10:50
43
11:33
11:33
95
13:08
13:08
49
13:57
14:06
37
14:43
14:43
13
14:56
14:56
3
14:59
ゴール地点
2日目のGPSのログはおかしなことになっているの所々手入力してます。
天候 春霞の晴れ
過去天気図(気象庁) 2024年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
・槍平までは踏み抜き地獄(昼)
・槍平から山荘まではよく締まる(夜)
・穂先はカチカチのアイスバーン(朝)
その他周辺情報 安定の平湯の森
予約できる山小屋
槍平小屋
さあやってきました。20kgの荷物を持って果たして登れるのか!?
さあやってきました。20kgの荷物を持って果たして登れるのか!?
林道早々に雪あります
林道早々に雪あります
デブリ帯
滝谷に着きました。ワカンをしてもここまで踏み抜きの回数は覚えてません。
滝谷に着きました。ワカンをしてもここまで踏み抜きの回数は覚えてません。
滝谷ドーム
2024年04月06日 10:01撮影 by  X-S20, FUJIFILM
4/6 10:01
滝谷ドーム
滝谷越えてもまたまたデブリ
1
滝谷越えてもまたまたデブリ
お昼に槍平小屋到着。ここまでで既に時間オーバー。本当は一日で槍ヶ岳山荘まで行きたかったが、この踏み抜き地獄にはこれ以上耐えられず、今日はここで宿泊を決定。
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お昼に槍平小屋到着。ここまでで既に時間オーバー。本当は一日で槍ヶ岳山荘まで行きたかったが、この踏み抜き地獄にはこれ以上耐えられず、今日はここで宿泊を決定。
疲れた、、、
本日は自分含めて4パーティ10人ほど。ソロは自分だけ。小屋内は賑やかでした
3
本日は自分含めて4パーティ10人ほど。ソロは自分だけ。小屋内は賑やかでした
翌朝は11時起床。11:45に出発。しかし暖かい、気温はプラスです。
1
翌朝は11時起床。11:45に出発。しかし暖かい、気温はプラスです。
夏道と違って飛騨沢沿いに進みます。闇夜の谷を延々と。しかし雪は締まるし雪崩のリスクも減るし通過はやっぱり夜なのかなーと。
夏道と違って飛騨沢沿いに進みます。闇夜の谷を延々と。しかし雪は締まるし雪崩のリスクも減るし通過はやっぱり夜なのかなーと。
歩くこと3時間。飛騨乗越に着いた!5時間見込んでたので着くの早すぎるYO!
歩くこと3時間。飛騨乗越に着いた!5時間見込んでたので着くの早すぎるYO!
槍と星と自分
2024年04月07日 03:41撮影 by  X-S20, FUJIFILM
3
4/7 3:41
槍と星と自分
風が強くて身体がブレブレ
2024年04月07日 03:43撮影 by  X-S20, FUJIFILM
3
4/7 3:43
風が強くて身体がブレブレ
星撮って時間潰してる
2024年04月07日 04:16撮影 by  X-S20, FUJIFILM
5
4/7 4:16
星撮って時間潰してる
寒くて耐えられないので入らないのに無駄に冬期小屋前の雪を掘り出して身体を動かす
3
寒くて耐えられないので入らないのに無駄に冬期小屋前の雪を掘り出して身体を動かす
日の出まだかー
2024年04月07日 04:22撮影 by  X-S20, FUJIFILM
5
4/7 4:22
日の出まだかー
アタッカーが二人。かっこ良いね
2024年04月07日 04:45撮影 by  X-S20, FUJIFILM
4
4/7 4:45
アタッカーが二人。かっこ良いね
待ってた日の出。おはよう全てはこの瞬間の為に
2024年04月07日 05:43撮影 by  X-S20, FUJIFILM
2
4/7 5:43
待ってた日の出。おはよう全てはこの瞬間の為に
これが撮りたかった。ドローンで朝焼けの槍を
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これが撮りたかった。ドローンで朝焼けの槍を
さてショータイムが終わったので行きますか。ダブルアックスデビュー戦です
3
さてショータイムが終わったので行きますか。ダブルアックスデビュー戦です
と思ったら、お前、カッチコチやんけ、、、!
3
と思ったら、お前、カッチコチやんけ、、、!
一個目のハシゴにも届かずあえなく敗退を決める。前の人も途中で戻ってきているみたい
1
一個目のハシゴにも届かずあえなく敗退を決める。前の人も途中で戻ってきているみたい
初めてのダブルアックスでこれは難易度高すぎw 慎重に下りる。滑ったら止まらない、ワンミスでアウトです
3
初めてのダブルアックスでこれは難易度高すぎw 慎重に下りる。滑ったら止まらない、ワンミスでアウトです
戻ってきました。登頂バンザーイでは無くお手上げでしたの図
2024年04月07日 07:33撮影 by  X-S20, FUJIFILM
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4/7 7:33
戻ってきました。登頂バンザーイでは無くお手上げでしたの図
再びドローンで。いやーしかし美しい
2024年04月07日 07:03撮影 by  FC3582, DJI
5
4/7 7:03
再びドローンで。いやーしかし美しい
それでもこの景色に会えただけで感無量。
2024年04月07日 07:37撮影 by  X-S20, FUJIFILM
4
4/7 7:37
それでもこの景色に会えただけで感無量。
猛者が二人、アンザイレンしながら登ってます。すごいなあ
2024年04月07日 07:40撮影 by  X-S20, FUJIFILM
7
4/7 7:40
猛者が二人、アンザイレンしながら登ってます。すごいなあ
ではさらば!また来年チャレンジですかね
2024年04月07日 07:39撮影 by  X-S20, FUJIFILM
3
4/7 7:39
ではさらば!また来年チャレンジですかね
飛騨沢を降りる。こんなに広かったんた
2024年04月07日 07:59撮影 by  X-S20, FUJIFILM
4
4/7 7:59
飛騨沢を降りる。こんなに広かったんた
笠ヶ岳〜近々計画中
2024年04月07日 07:59撮影 by  X-S20, FUJIFILM
2
4/7 7:59
笠ヶ岳〜近々計画中
槍平まで戻ってきました
2024年04月07日 09:24撮影 by  X-S20, FUJIFILM
4/7 9:24
槍平まで戻ってきました
無限踏み抜き地獄を抜けてようやく戻ってきました。お疲れ様でした!
3
無限踏み抜き地獄を抜けてようやく戻ってきました。お疲れ様でした!

感想

遂にずっと計画していた冬期槍ヶ岳へ。本当は3月に行きたかったのだけれど、今年は何度か南岸低気圧の通過に延期を余儀なくされ、4月に入ってようやく行くことが出来ました。

<1日目>
◆新穂高〜白出沢:出発は6時。林道入るとすぐに雪あり。既に雪柔らかく歩きにくい
◆白出沢〜槍平:白出沢からはワカンを装着。ここからは既に雪が緩んでおり、ワカンでも踏み抜き地獄と化す。ハマって何度か抜け出せないことも。
滝谷は既にスノーブリッジが崩壊しており渡渉(とはいえ大したこと無い)。デブリ帯も何地点かある。気温が高いのでさっさと通過。
あわよくば一日で槍ヶ岳山荘までを目指していたが、槍平まで既に6時間もかかり、今日はここで宿泊することに。
◆槍平小屋:本日は自分含めて4PT10名ほど利用。加えて外にテントを張っているのが2PTほど。明日の天気も良いのでこの日は入山した人が多かったのではないでしょうか。明日は絶対日の出を拝みたいので17時には就寝。

<2日目>
日の出は5時半なのでCT6時間を見込んで、11時起床。いつもなら寝てる時間。気温はプラスで3℃くらい。暖かすぎてダウン着ずに寝てた。。
◆槍平〜飛騨乗越:雪の感じも柔らかいのでワカン装着でスタート。夏道とは違い飛騨沢沿いに進む。トレースはなし。(ちょっと期待してたけど)。初見のコースかつ、闇夜の中視界も見通せない為、5分おきにGPSを確認して迷わないようにかなり気を遣った。黙々と進む。
千丈乗越分岐あたりで徐々に傾斜が強くなってきたのでここでアイゼンに換装。寒くなってきたのでハードシェルを着る。乗越まで半分くらいか。
◆飛騨乗越〜槍ヶ岳山荘:飛騨乗越に着いたのが3:15。出発して3時間半くらいで着いてしまい予想外の速さ。日の出まであと2時間以上もある、、これならあと1時間寝てたかった。。途中で星撮ったり遊びながら進むがここからは風が強くなるので徐々に凍えてくる。
◆槍ヶ岳山荘:4時着。これでも日の出まであと一時間半、どうすんだこれ。風が強くて山荘の陰に隠れても寒い寒い。写真も撮りつつだけど、無駄に雪で埋まっていた冬期小屋を掘り起こしで身体を動かす。そうこうしている内に後続部隊もっやってきた。待ちわびた日の出が来た。美しい瞬間。やったー
◆槍ヶ岳山荘〜穂先:3月の降雪のせいで、この時期にしてはかなり槍が白い。既に先行して2PTほどアタックしていたが皆敗退して戻ってきている。自分も進んでみると、氷壁となっていてカチコチ。アックスも決まらないしアイゼンも決まらない。少し進んだけどこりゃーやっぱり無理だーという事で一個目のハジゴまで行けず敗退。うーん残念。しかし核心はむしろここからで降りるのが超怖い。アイスクライミングなんてやった事無いから重心の動かし方が分からない。ものすごく時間をかけて降りてきました。上まで行ってたらきっと降りれなかったでしょう。
◆飛騨乗越〜槍平:まだこの時間は雪が締まって歩きやすい。さくさくっと下山。槍平小屋でデポした寝具一式回収してラーメン食べてさあ帰ろう
◆槍平〜新穂高:地獄の踏み抜き地獄、再び。疲労もたまってひーこらひーこら言いながらようやく新穂高に。ソッコーで飲み干したコーラが最高でした。

念願の冬期槍チャレンジ、あと少しという所で断念登頂という結果になりましたが、是非来年こそは登頂目指して頑張りたいと思います。

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体力レベル
4/5
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利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5
無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [2日]
新穂高〜上高地
利用交通機関: 車・バイク、 電車・バス
技術レベル
3/5
体力レベル
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