斜里岳 清岳荘から往復


- GPS
- 09:18
- 距離
- 13.6km
- 登り
- 1,394m
- 下り
- 1,400m
コースタイム
- 山行
- 7:33
- 休憩
- 1:44
- 合計
- 9:17
天候 | 霧 ガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
下二股まで徒渉3回、中央部が割れた雪渓のへつり有り。ルートが明瞭でないカ所有り。 |
写真
感想
前日、丁度明日から清岳荘の営業再開ということで、準備に忙しい管理人さんや関係者の方々から情報を得る。飲料水も分けて頂き助かりました。車中泊の車は私1台だけだったが、翌朝2台増えた。
4時50分に出発する。一人の方は10分前に出発済み。 雨は落ちてないが曇。ひと尾根乗っ越してから林道をしばらく歩くと行き止まりから本格的な沢沿いの登山道となる。ここで引き返して来た先行者と会う。アイゼンが無く九州から来たので雪に慣れていないのであきらめたとのこと。
へつったり、渡渉が3回あったり、中央が既に割れて雪解け水がかなりの水量で流れる沢の左岸の雪渓をアイゼンを付けて慎重に進み、下二股に着く。
前日に、ここから沢沿いを進む旧道は 雪渓が薄くなって危険な所があり、 右手の尾根上に行く新道を進んだ方が良いというアドバイスを受けていた。 ところが二股の右手の新道を進んだつもりが 実は旧道であった。GPSを見て気がついて戻る。
新道は尾根に突き上げる急な登りだ。小一時間頑張り斜度が緩んだ所で一休みする。この後は徐々に尾根上の道になり、晴れていればどれだけ素晴らしらい展望なのか? また来て確かめるしかない。1180mまで来たところでウエストベルトに通しておいた熊よけスプレーが無いことに気づく。さっき休んだ所でザックをおろした時に外れて気づかずに来てしまった。標高差にして150m引き返す。無事に発見したが、かなりの時間をロスした。
熊見峠を過ぎてしばらくほぼ水平に行くと、上二股となる。往路は標識がほとんど雪に埋もれていてわからなかった。ここから山頂直下まで、ほとんど雪渓上登って行くことになる。アイゼンを付ける。
雪渓が終わって鞍部・馬の背に出て、ひと登りすると誰もいない山頂に着いた。だいぶ時間がかかってしまった。ガスで何も見えない。30分位いたか、上がってくる人もいず、ずっと一人だった。
下山にかかる。上二股からは雪渓上の旧道を行こうか迷ったが、安全策をとって来た道を戻る。下二股からの沢沿いの道、最初の渡渉点がわかり辛い。こんなルートだったかと思いながらもなんとか下山。清岳荘の方から遅いので心配したと言われる。
登頂でき無事戻れて良かった。今日は土曜日というのに天候不良のせいか入山者は三名。3人目の方は下二股の手前で引き返したと言うことが、その方が翌日の快晴の羅臼岳山頂で出会った方だったので分かった。
6月中旬の斜里岳はまだ夏山とは言えず、雪上での経験が必要だった。ルート探索にGPSを利用。今回はそれなりの雪上用装備で臨んだ。
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