赤岳主稜
- GPS
- --:--
- 距離
- 11.0km
- 登り
- 1,448m
- 下り
- 1,437m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
yagyuの生誕34周年記念登山に同行してきました。
南沢を歩きながら、なんともなしに、岸田秀氏の唱える「唯幻論」を説いたら、「人間を馬鹿にしている」と怒りだしたyagyu。「本能が壊れてるとか、そんな馬鹿げた話を本にして発表することがおかしい」という。岸田氏によれば、アンチは少なからずいるらしいけど、こんな身近にいるとは思わなくて、その心理を知りたいと思うのだけど、話せば話すほど、かみ合わない私とyagyu。この件については、のちにericw8888氏とお昼を食べながら話をしたのだけど、この社会で生きていくことに違和感を感じている心が弱りかけた人にはハマるかもしれないけど、脳みそが筋肉でできている、もとい、一生懸命がんばって生きている人には、腹が立つ思想なのかもしれない、というところで納得。それにしても、岸田センセイは、こんな山の中で自分をダシに口論している人がいたなんて聞いたら面白がるだろうか。
※のちに、このテの話は人の気にさわることがあるということを、
やる夫から学びました。
http://jbbs.shitaraba.net/bbs/read.cgi/otaku/12973/1404211496/
閑話休題
さて、そんな話で盛り上がったり盛り下がったりしながら歩いて行者小屋に到着。
ここまでくると、とんでもなく寒くて、これではとても、主稜に取り付くなんてムリである。初夏でこれでは、積雪期なんて絶対にムリ。寒いのと、眠いので、ベンチで1時間ほど居眠りすると、山肌に少し日が差してきて、動けるぐらいの暖かさになったので、出発。
文三郎の階段を登り終えたあたりから、取り付き方面に道を逸れる。ここから取り付きのチョックストーンまではザレザレの枯れ沢で、念のためロープを出す。1P目が核心で、あとはロープがいらないぐらいの簡単なルートだと聞いていたので、のんきに構えていたのだけど、ロープが必要な岩登りが数ピッチ続き、このルートは本当に合ってるのかなあと半信半疑でビレイしていると、「ダイジョーブ!」と言い残してトップで登っていったyagyuがピトンを打ち込む音が聞こえてきて、ますます疑心暗鬼になるのだった。とはいえ、登ってみると途中途中にキレイなボルトが打ち込んであるので、あながち間違いでもないらしいのだから、わけがわからない。
さんざっぱら登って疲れたところでやっと稜線の登山道に出て山頂で休憩。どう考えても、岩の脆さにヒヤヒヤしながら岩壁をよじ登るより、普通に登山道を登ってきたほうが速いのだから、ワリに合わないような気がするのだけど、なにはともあれ無事に登り終えたのでよかったです。
主に冬に登るルートの為、雪が無い場合の、ランニング支点が少ない。
冬の後だからか、ペツルのビレーポイント支点が、多々外れていた。
岩は、どこもかしこも、ボロボロで、全てが浮いていた。
スリング掛けられず、ピトンも打てず、カムも決まらず、
落ちたらヤバい。
とわいえ、先人のピトンは、素晴らしい所に打ち込んでおり、
先人の苦労が見てとれ、ありがたかった。
グレードは最大5、7(なんてある、)ぐらいだが、
脆い岩に慣れてないと、大怪我すると思う。
良いルートだった。
結局、主稜に行ってきたのですね。
日帰りバリエーション。お疲れ様でした。
唯幻論……学生時代の講義を少し思い出しました。
人とは何か。退屈なアプローチにはおあつらえ向きですね。
日々猿に近づく為に努力し続ける僕には難しすぎる課題ですが。
おつありです!
おかげさまで無事日帰りアルパイン堪能してきました(゚∀゚)
ねえ、ひまつぶしに丁度いい話題かと思ったら、
まさかの大口論ですのよ(´Д`) トホー
今度山に行ったら語りあいましょう←懲りてない
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