白馬岳でライチョウまつり

2024年04月28日(日) [日帰り]

• GPS: 10:23
• 距離: 13.7km
• 登り: 1,765m
• 下り: 1,767m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 0:45
• 合計: 10:24

3:52 スタート地点
3:55 3:55 猿倉登山口駐車場
4:02 4:05 猿倉荘
5:22 5:22 白馬尻荘
5:25 5:26 白馬尻小屋
7:57 8:08 岩室跡
8:35 8:40 避難小屋
11:11 11:12 白馬山荘
11:34 11:43 白馬岳
11:54 12:00 白馬山荘
12:34 12:40 避難小屋
12:47 12:47 岩室跡
13:27 13:27 白馬尻小屋
14:10 14:12 猿倉荘
14:14 14:15 猿倉登山口駐車場
14:16 ゴール地点

天候

晴れ、微風

アクセス

利用交通機関：

自家用車

猿倉駐車場を利用。
午前4時前に到着した際は駐車場にかなり空きがありましたが、帰宅時に第2駐車場に車が止まっていたので満車になっていた可能性があります。

コース状況／危険箇所等

⚪︎長走沢の水量が多く、往路では上流の方に登り迂回しました。他の方々に話を聞くとさっと通れば濡れないとのことでしたので復路は突破しました。

⚪︎猿倉荘から先は登山道に雪がありますが、山頂付近は雪はありませんでした。

⚪︎大雪渓ではカラカラと落石の音が頻繁に聞こえます。人の頭大ほどの落石が真っ直ぐに私の方に転がって来た時は焦りましたが、2〜30メートル手前で止まったため難を逃れました。

その他周辺情報

〇ロッヂ招仙
前泊で利用。オーナーは気さくで話しやすい。設備は諸々古く口コミも散々な言われようだけど、寝るだけだったので気になりませんでした。

〇ガスト白馬店
白馬村で貴重なファミレス。前泊時の夕食で利用。
https://store-info.skylark.co.jp/gusto/map/011758/

〇白馬塩の道温泉　倉下の湯
浴槽は露天風呂のみ（源泉かけ流し）。料金も600円と安価。
〇https://www.kurashitanoyu.com/

写真

4/27 11:40

前泊した宿の近くから白馬岳を眺める。雲がかかって山頂は見えない。

4/27 13:02

早く着きすぎて暇なので親不知まで足を延ばした。

4/27 13:20

皆さん翡翠探しに夢中のよう。

4/27 13:21

日本海はとても穏やか。

4/27 16:06

夕食はガストでから揚げ定食を注文。明日に備えてしっかりと栄養を取る。

4/28 4:58

そろそろ日の出。

4/28 5:04

片方の板は半ばで折れていました。

4/28 5:05

目指す山頂が見えました。あそこまで登るのか…。

4/28 5:29

やっと太陽が出てきました。日差しが強い💦

4/28 5:36

とてもいい天気！

4/28 6:36

長い長い雪渓歩き。

4/28 7:18

何度も足を止めて呼吸を整える。

4/28 7:41

振り返ると続々と人が昇ってくる。

4/28 8:14

尖がっている山ってかっこいいよね！

4/28 9:21

くうくうと鳴き声が聞こえたので辺りを探してみるとライチョウ発見！

4/28 9:55

村営頂上宿舎が見えてきた。

4/28 10:06

イワヒバリも沢山いました。

4/28 10:08

再びライチョウ発見！

4/28 10:12

何を見ているんだろう。

4/28 10:12

ハイマツ帯に向かって飛ぶライチョウ。

4/28 10:29

今日は遠方までよく見えます。

4/28 11:19

高度を上げていくと剱岳や立山連峰が見えてきました。

4/28 11:20

八ヶ岳の脇にうっすらと富士山が見えました。

4/28 11:24

白馬山荘より上は夏道が見えています。

4/28 11:27

日本海と糸魚川市の街が見えます。

4/28 11:33

ようやく山頂に到着！

4/28 11:33

4/28 11:33

4/28 11:37

劔・立山をアップで

4/28 11:38

前泊した宿が見えました。

4/28 11:38

焼山、火打、妙高も相変わらず雪深そう。

4/28 11:41

穂高と槍もバッチリ！

4/28 11:47

4/28 11:47

白馬村の街も見えます。

4/28 11:48

白山もきれいに見えました。

4/28 11:55

白馬山荘に戻って水とバッジを購入しました。
トイレを借りましたが、とてもキレイでした。

4/28 11:58

方位盤のようなものが設置されていました。

4/28 12:12

食べ物があったようで下草をつついていました。

4/28 12:13

食べ物を探しうろうろするライチョウ。お尻がかわいい。

4/28 12:15

警戒の鳴き声を発しながら飛んできたライチョウ。
案の定上空には猛禽類が旋回していました。

4/28 12:18

警戒の鳴き声を聞き、岩陰に身を潜めるライチョウ。しきりに上空を警戒していました。

4/28 12:22

大雪渓はかなりスピーディに下れて面白い。本日は気温が高かったため雪は結構ぐずぐず。

4/28 13:23

4/28 13:32

4/28 13:49

フキノトウがたくさん出ていました。

4/28 14:12

猿倉荘のトイレ。水洗でとてもキレイでした。

4/28 14:12

大雪渓コースの拠点となる猿倉荘。

4/28 14:15

駐車場から白馬岳を眺める。

4/28 14:48

長くつらかったけど楽しい山旅でした。

撮影機器：

EOS Kiss X10 ボディ CANON

iPhone 14 Pro Max 256GB SIMフリー Apple

装備

個人装備

長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ゲイター 毛帽子 靴 ザック ザックカバー アイゼン ピッケル 行動食 飲料 地図（地形図） コンパス ヘッドランプ 予備電池 GPS ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め ロールペーパー 保険証 携帯 時計 サングラス タオル カメラ ポール

感想

やまたか

GWにどこに行こうか悩んだ結果、まだ行ったことのない白馬岳に行くことにしました。
事前にヤマレコやヤマップ、ヤマケイオンラインで情報収集しましたが、なかなか情報は集まらず（殆どが主稜や栂池からのルート、山滑走など）、また長走沢の渡渉が困難との情報がありましたが、結果的に渡渉は可能でシーズン初めの情報収集の難しさを実感しました。
大雪渓に関してはそんなに苦労しなくとも登れるだろうと高をくくりスタートしましたが、想像以上の長く急な登りにバテてしまい休み休み進みました。

そんなバテた私を励ますかのように、村営頂上宿舎の下部付近からはライチョウが大出現！
飛んでどこかに行ってしまったもの、餌を探しうろうろするもの、日向ぼっこをするようにじっとするもの、天敵から身を守るため辺りを警戒するもの。
とにかく帰りの大雪渓の下山を始めるまで沢山のライチョウに出会えました。大好きなライチョウに沢山出会えて感激の連続でした。

ライチョウに出会うまでは白馬岳を登りきるか不安がありましたが、ライチョウから勝手にエールをもらったと思い込み、何とか無事に登頂することができました。
初めての白馬岳は山の厳しさを実感するとともに、自然の豊かさを感じるとても素晴らしい山旅となりました。
今度は盛夏の高山植物が花咲くころに登ってみたいと思います。

コメント

岳人

白馬岳山行お疲れ様です。
実はまだ行った事が有りませんので参考になります。
縦走で蓮華〜朝日〜雪倉岳は有りますが
白馬を目の前にして蓮華へ下山しておりまして(笑)
近いうちに計画致します

やまたか

アルストさん
縦走もいいですね😊
本当は白馬山荘に一泊したかったのですが、時間の都合上日帰りとなりました💦
白馬岳の頂上から眺める360度のパノラマはとても素晴らしかったので、ぜひご自身の目でご覧ください。