富良野岳〜初夏の花、風景を楽しんで。
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.4km
- 登り
- 704m
- 下り
- 704m
コースタイム
天候 | ☀のち☁ 山頂気温18℃くらい ほぼ無風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特に危険個所なし(小刻みなアップダウンが比較的多いか)。 |
その他周辺情報 | 吹上温泉保養センター白銀荘(自炊1泊2,600円) ※温泉優良、2段ベット、調理場、食器など完備。 |
写真
感想
以前から行きたいと思っていた初夏の富良野岳。日程のチャンスが巡ってきたので、これを逃す手はないと、北へ高飛びです。
前夜、旭川入り泊。翌朝、レンタカーを飛ばして(とはいっても、この時季はスピード規制が厳しいので、時速50〜60キロ)、登山口午前9時過ぎ着。50台くらいの駐車場はすでに満車で、路肩駐車です。
登山口のポストに届けを出して出発。
ササに囲まれた砂利道を辿ると、安政火口の異様な風景が広がります。沢スジへ降りて登り返すと、しばらくで富良野岳が見えてきました。雪渓へ下ると上富良野、上ホロ方面分岐。その先、また沢に降りて登り返し。この先から山腹の細いトラバース道を辿ります。小岩が多く、小刻みなアップダウンです。
トラバース道が終わると、崩れた木段を辿り、ハイマツ帯の坂を登る。目鼻で上ホロ・十勝岳方面への分岐にでます。縦走路と雄大な風景が素晴らしい。山頂へ向け、土止めの階段を登り始めると、周囲はハクサンイチゲの群落、その先、エゾコザクラも咲き誇って、足が前へ進みません。
行き違ったおばちゃんが「その先に変種のイチゲがあるよ」と教えてくれますが、一面イチゲなので「その先」がわからない。と、おばちゃんがわざわざ戻り返して、在りかを教えてくれました。花びらの先端が切れ込んでいます。北海道には変種のエゾノハクサンイチゲが分布するそうですが、それなのでしょうか。
お花に囲まれて、ひと登りすると念願の山頂。すでに午後1時近いですが、予報に反し雨の気配はありません。赤茶けた十勝岳、それと好対照の緑豊かな大斜面が美しい。お昼を食べながら、雄大な風景を満喫です。
食べ終えて往路を戻りますが、お花の美しさに後ろ髪を引かれるようで、なかなか下れません。縦走路分岐でひと息入れて、静かな山道をボチボチ下っていきます。涼しげな雪渓や小沢で小休止し、山の余韻を楽しみながら登山口に戻りました。
翌日は望岳台から十勝岳を考えていましたが、あいにくの悪天予報で中止。やむなく富良野周辺散策にでました。最終日は昼過ぎのフライトだったので、半日、美瑛の丘巡り。贅沢ですが、もう1日予備日を入れておけば良かったな〜、と少し後悔です。それでも、念願の富良野岳を楽しめて満足です。次回は紅葉の季節に訪れてみたいものです。
コメント
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nksanさん こんにちは
最高の天気に恵まれた富良野岳、存分に楽しまれてきたみたいですね。
美しい緑に写真でも今にも動き出しそうな雲、きれいな花々、素晴らしいです。
この時期の美瑛・富良野は一度行ってみたいとおもっております。
青い池、美瑛の丘、素晴らし過ぎですね。
爽快感たっぷりの写真の数々を見せていただきありがとうございました。
kazuto645さん、ご訪問ありがとうございます。
富良野岳はとても良い山でした。山麓からのアプローチも容易なのでハイクに絶好です。
難点はその日の天気ですね。北海道なので、直前にハイクを決める訳にもいきません。
今回も富良野岳ハイクの翌日は雨模様でしたので、予定変更の憂き目に遭いました。
美瑛は秋も良いですね。写真のモチーフが点在していますので、ぜひ機会を設けて行ってみてください。kazuto645さんなら、私のヘボな写真とは雲泥の差がある写真が撮れると思います。今回のレコ写真も、帰宅してから確認すると、ずいぶん焦点ボケしてました・・・
美瑛に限らず、またステキな写真レコ楽しみにしていますね!
nksanさんは 北海道に遠征だったんですね
本州が梅雨時の北海道は最高の季節です
写真からもクリアーな空気感や景色の雄大さが伝わってきますね
北海道にいた頃はスキー以外に山とは無縁の生活でした
いい所にいてスキーで登ってたのに景色の記憶が全くありません
十勝岳もスキーかついで登ったのに景色も見ずに滑り降りました
今思うと勿体ない事をしていたもんですワ
nksanは今回素敵な登山が出来ましたね
こうして写真を見ていると改めて大雪山や富良野の山を狙いたくなりました
こんばんは。いつもご訪問ありがとうございます。
BOKUTYANNさんは北海道ご出身のようですね。チョピリご郷里の山を踏ませていただきました。
北海道の山はセコセコしたところがなく、また人混みもないのでノンビリ穏やかに歩けるところがとてもイイです。もっとも一部の百名山は混み合いますが・・・。
下山後の白銀荘では、関東・関西方面から来られた方々とずいぶんお話しましたが、みなさん、この山の常連でしたね。梅雨を避けたいこともあるでしょうが、それよりも山の魅力でしょう。こういう山を歩くと、夏の混雑する一部北アなんかは異常に思えてきますね。北海道の自然はやはり魅力的です。早くも、また行きたくなりました!
BOKUTYANNさんも、飯豊のお疲れがとれましたら、ぜひご郷里の山へ向かってください。
レコ期待しています!
nksanさんお疲れさまでした
梅雨のない北海道。そして富良野岳、まさに雲上の楽園ですね
山頂からの展望は本州では味わえない雄大な風景だったと思います。
空がクリアな分、紫外線は強いですが夏の北海道最高ですね
で、行き止まりの十勝岳温泉 。のすぐ隣に登山口があるんですよね!
何で知ってるのか?って 僕もそちらの温泉だけは入った事があるんです!!
まだ山あるきに興味がなかった頃で、今思うとホントもったいない旅だった
なーなんて思いますよ。また北海道熱が再燃しそうです 。
kazuroさん、ご訪問ありがとうございます。
kazuroさん、以前に十勝岳温泉に入湯 されたのですね!
凌雲閣の赤茶の湯、私も2日目に入ってきました。真っ白なタオルが1回で赤茶染めになりました。
kazuroさんは、ひよっとして秘湯ハンターですか?というか、相当旅慣れされているようですね。レコを拝見する度に、旅慣れている感じがしてましたが、納得です。
登山口の宿、凌雲閣は標高1200m、早朝の気温は7〜8℃でした。夏とはいえ、北海道の朝晩は冷えますね。
北海道熱、ぜひ炎上してください
いろんな計画を音もなく着々と温めているご様子、今後もレコ楽しみにしています。
こんにちはnksanさん
念願の富良野岳を楽しめて満足されたようですね
北海道の山はスケールがやはり違いますね。。
雄大な景色に圧倒されます
テンション上がり幸せ感がMAXになりますね
自宅に帰るのが嫌になってしまいそうです
北海道ですと事前にチケットや宿の手配等を決めなければならないので
山行当日の天気が予測できないことがあるので大変ですね
wazaoさん、こんにちは。
念願の富良野岳、なんとか天気に恵まれました。
しかし、翌日はお天気一転して下り坂、北海道の山の様子はよくわからないので、安全第一で登山は見送りました。早朝から十勝岳の噴煙が強風に棚引いていましたが、年配ご夫妻が十勝岳に向かっていくのが見え、宿のスタッフと心配したものです。その後は降雨で山は見えなくなってしまいました・・・
そんな訳で、北海道への遠征に際しては予備日を含め、予定の余裕が欲しいですね!
北海道はまた行きたいですが、ヒグマだけは避けたいです・・・
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