栖吉川左股〜右股周回

2024年05月05日(日) [日帰り]

• GPS: 04:38
• 距離: 5.5km
• 登り: 498m
• 下り: 412m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:30
• 休憩: 0:09
• 合計: 4:39

6:41 スタート地点
7:01 7:10 不動滝
11:03 11:03 烏滝
11:16 11:16 花立峠登山口
11:20 栖吉の清水

天候

晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

samさんがバイクで来たのでそれを花立峠登山口に停め、風谷山登山口にハスラー君を停めました。
到着時花立峠登山口は9割程度駐車済で、路駐あり。風谷山登山口は先着2台。

コース状況／危険箇所等

風谷山登山口から出発、花立峠登山口に下山。
総じて易しい沢登りです。2m程度までの小滝は数本あります。上背がないと苦労しそうなのが1本ありました。
脱渓はそこそこの急登が60〜70m程度。灌木や藪を掴んで登りました。足は悪いけど手はあります。
沢への下りもほぼ同様な感じですが、以前何か農業用として使用されていたと思われる棚田のような地形を下りました。下り切ると湿地帯でぬかるみです。
適当に水量が増えたところで再入渓し、登山道直近にて乗り上げて下山。

写真

5/5 6:40

(ka)今日はここから！

どうも！ハーネス着けたらかすちんです！

(S)今日はこのヤマおとこと沢！

5/5 6:45

(ka)昨日、人生初カヌーを体験したあと、サムちゃんはhiroさん夫妻ととある山へ出かける予定だったわけなんだけども帰りの車中で電話が鳴る。

「こんな暑さで稜線歩きなんかできない！栖吉川へ行こう！」

(S)要するにじめじめした所が好きなのであろう。

5/5 6:50

(ka)というわけで、今日も越後の蛙、mt-samと遊ぶことにけってーい(・∀・)

風谷山登山口を横目に歩きます。

(S)10年ぶりくらいにここに来ました。なーんにも覚えていないや。

5/5 6:55

(ka)サムちゃん、ちゃんとお参りする人だ。

(S)やっている山を思えば無事を祈願するのはよきことだと思う！

5/5 6:57

(ka)お社から沢に降りる。

(S)地元:長岡の栖吉川はいつか遡行してみたいと思っていたのだ。

5/5 6:58

(ka)ここまでは不動滝を眺める遊歩道なのね。

(S)不動滝は登る対象にはならない感じ。

5/5 6:57

(ka)落ち口から眺める不動滝。

(S)6〜7m程度の直瀑。

5/5 6:59

(ka)後でわかったことだけど左から滝の下まで行けたみたいね。

だけどもふたりとも滝を見るなり「あ、これは登れねーな」と華麗にスルー。

滝は見るものでなく、登るもの。ということか(* ᐕ)？

(S)まずは登れそうかどうかは確認はするね！

5/5 6:57

(ka)それでは今シーズン、初入渓っ٩(>ω<*)و

(S)暑いGWに最適ね。

5/5 7:07

(ka)すごくきれいな沢で癒される(◦ˉ ˘ ˉ◦)

(S)まったくもってその通り。

5/5 7:08

(ka)おほっ！ウバユリ畑がありますぞ！

(S)ウバユリの根は美味しくいただける。

5/5 7:09

(ka)堰堤アリマス。

(S)造るのも楽ではなかったであろう。

5/5 7:09

(ka)巻きはそれほど悪くない。

(S)小さく巻ける。

5/5 7:11

(ka)これはウド。おいしいやつ。

(S)ちょっと伸び過ぎだけど激ウマだね！

5/5 7:28

(ka)堰堤をもひとつ巻いていく。

今のところ、こわいところはひとつもなーい(*≧∇≦)ノ

(S)最初に入る沢としてはいいかもね。

5/5 7:29

(ka)今年最初のホウチャクソウ。こんな沢沿いにも咲くんだね。

(S)栄養豊富な豊かな沢なんでしょう、様々な植物が入り乱れている。

5/5 7:45

(ka)こんな楽しみもありつつの楽しい沢歩き。

(S)自分たちで食べるだけ。

5/5 7:46

(ka)今日は基本的にわたしに先頭に歩かせていただき、たいへんありがとうございます‪⸜(*ˊᵕˋ*)⸝‬

(S)テンション高めね。

5/5 7:49

(ka)こんな程度の小滝が続くので楽しいばっかり。

(S)最初の不動滝くらいかな、登れないのは。

5/5 7:51

(ka)わたしにしてみれば、これだってじゅうぶん滝なんだけど。

(S)登攀系の沢をやる人にはオススメできないけど、その分この季節はオイシイものが多い。

5/5 7:54

(ka)登った先で「わたし、滝を登ってる♡」ってにやにやしてたら、ふたりで声を揃えて「滝！？」っていうのヤメテ(；▽；)

(S)米子を登ったヒトとは思えないぞ！

5/5 7:54

(ka)コケコケゾーンに癒されたり！

5/5 8:03

(ka)開けて明るくなったところで歓声をあげたり！

5/5 8:20

(ka)まあまあな滝（滝だよね！？）。左にトラロープあり。
もちろん、そんなものは使いません( *´艸`)

(S)5m2段、ってところ？

5/5 8:34

(ka)あ、ニリンソウ畑！

大きな声では言わないけれどニリンソウも食べられます。

(S)まぁ他にオイシイものはいくらでもあるからねぇ。

5/5 8:36

(ka)お！二条の滝！（滝だよね！？）

(S)段差のイメージ！

5/5 8:42

(ka)好き勝手に思い思いルーファイ。

(S)自由でひらかれた沢。ん？ひらかれちゃいないかこの沢。

5/5 8:45

(ka)ゴルジュもあるのよ、こんな里山に！

(S)どんな険悪なのかとちょっとワクワクするわけだが、歩いて行けるのが大半。

5/5 8:46

(ka)これはすてきなシチュエーションのギボウシちゃん。咲いてるとこ、見てみたい！

(S)過酷な環境だろうなぁ。

5/5 8:46

(ka)ニリンソウはわりとあちこちに。

(S)この沢では遅ればせながら最盛期のような状況。

5/5 8:55

(ka)うれしいのはサンカヨウ❀.(*´▽`*)❀.

(S)沢沿いだからいると思ったんだー。

5/5 8:55

(ka)もう今年は終わりかなって思ったのにね。

(S)あと1〜2日ってところでしょう。

5/5 8:57

(ka)すごい崖が見える。あれは風谷山から鋸山への稜線。

あの尾根を乗っ越して下山予定。

(S)あそこを乗っ越すのは命がかかる。

5/5 9:03

(ka)アズマシロカネソウがまだ残ってた。

わたしは歩くのに夢中で気付かなかった。
さすがSM100C、花も愛するヤマオトコ。

(S)いつでもどこでもえにしんぐ花サーチ。

5/5 9:05

(ka)沢が屈曲するところは先がどうなってるかわくわくするよね(ง⸝⸝ᵒ̴̶̷ωᵒ̴̶̷⸝⸝)ว🎶

(S)もう左を確認してるね。

5/5 9:05

(ka)シャワーになるかも！とわくわくしたけど。

5/5 9:08

(ka)そんなこともなく、快適に登れた♪

(S)左から濡れずに行けた。

5/5 9:11

(ka)けっこう深そうなプチゴルジュはちょっと気持ちの悪いへつりで突破:( ;´꒳`;):

(S)泳ぐほど暑くはないしねぇ。

5/5 9:13

(ka)きれいなんだけと、写真じゃ伝わらないんだよなあ。

(S)沢は特にそうだよね。

5/5 9:17

(ka)けっきょくガチャ類は歩荷になったようなもんだけど、突っ張りで手が届かないとこがあってお助け出してもらったから、備えあれば憂いなしな沢歩き。

(S)使わなければ使わないで、それはそれでヨシ。

5/5 9:21

(ka)トンボさんの抜け殻。
今年のGWは初夏の様相。すばらしい(＊´ ω｀＊)

(S)まるで夏休みのようなアクティビティを満喫。

5/5 9:22

(ka)実はこの沢は、初めて鋸山に登ったときからやってみたくて寝かせてあった計画だったの。

今日、サムちゃんと3人で歩けてしあわせ(* ॑꒳ ॑* )

(S)栖吉川の遡行はかなりやりたかった沢登り。

5/5 9:24

(ka)絵に書いたようなニリンソウ。
沢はほんとにいいなあ(ღ*ˇ ˇ*)。o♡

(S)なんたって人がいないのがいいね！

5/5 9:35

(ka)こわそうなアリさん！

(S)ムネアカオオアリ。女王様は10年以上生きるらしいよ。
平地にはいなくて山ではたまに見掛けます。
兵アリがいるので噛まれるとそれなりに痛い。

5/5 9:36

(ka)そろそろ脱渓ということでサムちゃんがヘンな薮斜面を登り出す。

失ったもの、ホイッスルとグローブ。

(S)ホイッスルは最後尾のボクが発見、回収したけど、再度なくすカスティーナ博士。

5/5 9:42

(ka)得たもの、シラネアオイの大群生\（♡□♡）/

(S)もう終わりかけ、正面に回り込んで撮るのはイヤな激急登。

5/5 10:15

(ka)稜線に上がると灼熱と地獄の藪漕ぎだった。

地味に悪い湿地帯だったけど激藪漕ぎよりは、マシ。

(S)多かれ少なかれ、藪とのお付き合い。

5/5 10:15

(ka)ヒトの痕跡はところどころある。

(S)昔は農地だったのかな？

5/5 10:16

(ka)ちょっと離れると姿を見失っちゃうの！

サムちゃーん！あんまり先に行かないでー(´；ω；｀)

(S)キャリアの差が成せる技か。

5/5 10:18

(ka)この地形は畑でもやってた跡なのかなあ。

三ノ峠からコハ清水に向かう途中の平場は昔、放牧をしてた場所だって言うし。

(S)昔の人はすごいね。

5/5 10:21

(ka)ようやっと沢に入れた。

(S)靴がドロドロだったからありがたい。

5/5 10:45

(ka)本流と合流。あとはおっきな滝さえなければ楽勝( ˙꒳​˙ )v

(S)あったところでなんとかなるさー。

5/5 11:01

(ka)明瞭な踏み跡が現れて無事、脱渓。

(S)この脱渓は実に楽だった。

5/5 11:03

(ka)そして登山道へ。

(S)馴染みの道で安心ね。

5/5 11:15

(ka)なんて楽ちんロード！

って言っても今日の沢は楽しいばっかりだったね。

(S)沢はいい。山の全てが詰まっている。

5/5 11:18

(ka)天狗清水で補給。アリガトウゴザイマース(๑'ڡ'๑)♡

(S)どーどーと湧き出ている。

5/5 11:19

(ka)ただいまー！下界はなんて暑いんだ！

(S)沢日和だったってことよ！

(ka)そんなこんなで、偵察済みの某所にて。

(S)ハンマーで採るにはなかなか苦労するわけです。

(ka)沢のおみやげはウドの刺身！

お味噌とわさびでいただきまーす(*´▽`人)♡

(S)めっちゃウマでした（＾ω＾）

撮影機器：

OLYMPUS STYLUS TG-4 Tough オリンパス

iPhone XS 64GB SIMフリー Apple

感想

mt-sam

最高気温30℃弱！
沢登り(歩き)一択(^^♪
ということで、カスチンパーティと連日コラボ(⋈◍＞◡＜◍)。✧♡

獲物もたくさん(;^ω^)

関連記録↓
http://blog.livedoor.jp/suz1960/archives/52620824.html#more
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-6758221.html
積雪期↓
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-5142469.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2879572.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-3868704.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1391024.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-413073.html
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-154443.html

SM100C

この人と山や沢に入れる人はごく限られていると思う。
それは難易度やヤバさもそうだが、一番の理由は、指向がじめじめした場所、多くの人が好む視界良好、希少な植物、絶景などまるで眼中にない。
まぁ我々もある程度そうだが、山を見る眼が普通と違うのである。
だから一緒に山に入ると奇想天外な発言に大笑いすることも多いし、植物をみる目が「それが美味いかどうか」なので、実に実用的でおもしろい。

マスコミやSNSによって作り上げられた登山の概念など眼中にない潔さ。

生活の中で成り立ってきた本来の里山はこうであってほしい。

kastin52

越後の蛙、mt-samが誘ってくれたのはどうなってるのか見てみたいと思ってた沢だった！

ここいらの沢ならどこでも知ってるのかと思いきやサムさんも初めて（スキーは別）とのことで、わいわい楽しむことができた。

入ってみればそれなりにヒトの痕跡はあるけども、いわゆる沢ヤなら見向きもしないような沢。

沢3年生を迎えるわたしには、ほんとうならもう少し上りごたえもなくてはならないのだろうけども、シーズン初の沢歩きで、感触を思い出すにはちょうどよくて、やっぱり沢はサイコーだ！と胸が高鳴った。

こんな里山の沢にもっと入って、越後愛を沢からお届けしたいこの夏のかすちんなのである。