テン泊で登る甲斐駒ケ岳と仙丈ケ岳 その1：ヘロヘロの甲斐駒

2015年07月26日(日) [日帰り]

• GPS: 32:00
• 距離: 8.4km
• 登り: 1,173m
• 下り: 1,176m

コースタイム

日帰り

• 山行: 8:19
• 休憩: 1:50
• 合計: 10:09

7:51 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）
8:38 8:38 仙水小屋
9:20 9:30 仙水峠
10:55 11:05 駒津峰
11:43 11:43 六方石
12:50 14:20 甲斐駒ヶ岳
15:00 15:00 摩利支天
16:05 16:05 駒津峰
16:40 16:40 双児山
17:47 17:47 北沢峠
18:00 長衛小屋（旧北沢駒仙小屋）

コースはおおよその手書きです。

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

バス 自家用車

○中央道甲府昭和IC〜芦安
　30分強。南アルプス街道は標識ありほぼ道なり。最後までキレイな舗装道路。

○芦安〜広河原
　1時間程度。周辺に500〜600台駐車できるらしい。
　4時半過ぎには11台の乗合タクシーは定員に達し、以降の人はバス。
　乗合タクシーは1,100円。バスは1,030円。協力金100円。
　バスは5:15発だが、乗合タクシーは5時頃に出発し、夜叉神峠のゲート前まで
　行き、ゲートが開く5:30まで待機。

○広河原〜北沢峠
　バスに乗り換え。30分程度。インフォメーションセンターでチケット購入。
　途中、野呂川出合で降りる人も。750円。

写真

7/26 4:48

芦安。4時頃から続々と登山者がやって来ました。早く着いたので乗合タクシーで広河原に向かいます。

7/26 5:19

夜叉神峠でゲートが開くのを待ちます。一般車もここまでは登って来れます。鳳凰三山の南側登山口です。

7/26 6:10

広河原。綺麗なインフォメーションセンターでチケット購入しバス乗り換え。ここは北岳の登山口です。

7/26 7:07

芦安出てから2時間経過。やっとこさ北沢峠まで辿りつきました。

7/26 7:14

長衛小屋でテント受付。一人500円。綺麗なトイレあり。ビールも売ってます。

7/26 7:44

テント設営完了。ムーンライト2型は山岳用じゃないかもだし狭いけどお気に入り。

7/26 7:50

昨日（土曜）からのテントもありカラフルなテン場。

7/26 7:51

長衛小屋の前から登山スタート！

7/26 7:51

すぐ分岐。栗沢山からアサヨ峰への道を右に分け、仙水峠に向かいます。

7/26 7:53

登山道は色々な花が出迎えてくれます。クルマユリ。

7/26 7:53

イワオトギリ。

7/26 7:54

何だろう？オニシモツケ？

7/26 8:00

ミヤマカラマツ。

7/26 8:10

樹林帯を沢沿いに進みますが、仙水峠まではとても緩やかな登りです。

7/26 8:17

ヤマハハコのつぼみ？

7/26 8:20

沢を渡ったりの涼しい道。

7/26 8:29

ハクサンオミナエシ？

7/26 8:30

ウスユキソウ系？

7/26 8:33

7/26 8:38

仙水小屋を通過。美味しい水をいただきました。

7/26 8:45

7/26 8:48

仙水小屋から10分ほどで明るい露岩帯に出ました。

7/26 8:51

ゴゼンタチバナ。

7/26 9:00

背後に仙丈ケ岳が出現。仙水峠まではもう少し。

7/26 9:07

ハクサンシャクナゲ。

7/26 9:23

地蔵岳のオベリスク。

7/26 9:29

仙水峠から迫力の摩利支天。

7/26 9:37

仙水峠から駒津峰へ。本格的な登りが始まります。

7/26 10:13

グイッと登ると長衛小屋のテン場が見えた！我が家のムーンライトも確認。

7/26 10:21

なんちゃらコゴメグサ。

7/26 10:23

タカネニガナ。

7/26 10:24

ミヤマシャジン。

7/26 10:37

仙水峠から1時間も登ると甲斐駒も近くなります。

7/26 10:53

アサヨ峰・北岳・間ノ岳・塩見岳・仙丈ケ岳。

7/26 10:59

駒津峰からは槍穂もクッキリ。

7/26 11:02

CT通りに1時間半で到着。もう甲斐駒は目の前です。

7/26 11:03

地蔵岳のオベリスク。背後には富士山。

7/26 11:04

鋭く聳える北岳から間ノ岳。右は荒川岳と塩見岳。

7/26 11:04

仙丈ケ岳のアップ。明日登る登山道も良く分かります。

7/26 11:06

一旦下り、この後はガンガン登ります。

7/26 11:22

鋸岳と奥に槍穂。

7/26 11:43

駒津峰と甲斐駒の鞍部にある巨大な六方石。

7/26 11:51

山頂へは直登コースを選択。結構キツイので覚悟して挑みましょう。右には巻き道もあります。

7/26 11:57

右手に地蔵岳を見ながらの岩稜直登。

7/26 12:05

トウヤクリンドウ。

7/26 12:08

振り返ります。背中から女王に励まされての直登。

7/26 12:09

右手は地蔵岳。

7/26 12:20

両手も使い岩を登りますのでストックは不要。

7/26 12:21

左手は鋸岳。

7/26 12:24

ヨツバシオガマ？

7/26 12:25

ハクサンイチゲ。

7/26 12:30

タカネツメクサ。

7/26 12:39

花崗岩が眩しいくらいにキレイです。

7/26 12:46

こっちはイワツメクサ？

7/26 12:51

やったぜ、ヘロヘロになりながら甲斐駒ケ岳登頂！360度の大展望です。

7/26 12:53

八ヶ岳をまるっと見下ろします。

7/26 12:54

摩利支天と地蔵岳。富士山は雲の中に隠れ中。

7/26 12:59

駒ヶ岳神社奥社に無事登頂の報告とこれからの安全登山を祈願。

7/26 13:12

結構広い山頂をうろつくと、ひっそりと可愛いお地蔵さんを発見。

7/26 13:13

登って来た駒津峰と仙丈ケ岳。

7/26 13:15

日向山の白ザレ。あっちから甲斐駒を見ては憧れを抱いてました。

7/26 13:15

八ヶ岳アップ。硫黄岳〜阿弥陀岳〜横岳〜赤岳。

7/26 13:16

乗鞍もキレイに見えます。

7/26 13:16

御嶽山には少し雲がかかってます。

7/26 13:20

鋸岳へ続く稜線は完全なる上級者コース。

7/26 13:25

仙丈ケ岳のアップ。カールがキレイ。

7/26 13:26

北岳〜間ノ岳から続く奥深い南アルプスの峰々。

7/26 13:49

今日の山ごはんは、貝（甲斐）柱の炊き込みご飯と牛小間（駒）肉のミルフィール焼き、ってことで甲斐駒。

7/26 14:20

いつもの通りに1時間半も滞在しちゃったので山頂は人もまばらに。

7/26 14:20

7/26 14:24

下山しますよ。

7/26 14:26

と思ったけど、ちょっと寄り道。

7/26 14:28

駒ヶ岳神社本社。黒戸尾根コースはここに辿りつく訳ですね。

7/26 14:30

いつかはチャレンジしたい黒戸尾根コース。まあ日帰りでは無理だね。

7/26 14:32

今度こそ本当に下山。少し焦らないと暗くなっちゃうよ。

7/26 14:41

って言ってるのに摩利支天にまで寄り道しちゃう欲張り屋。

7/26 14:45

岩々の中の砂礫の道は滑りやすいので慎重に。

7/26 15:03

分岐から摩利支天まで往復30分。もう3時ですよー。

7/26 15:04

なんちゃらオウギ。

7/26 15:09

タカネヒゴタイ？

7/26 15:22

摩利支天へは分岐地点にザックを置いて往復しました。

7/26 15:57

甲斐駒ありがとう！

7/26 16:06

下山は駒津峰から双児山コースを選択。

7/26 16:11

仙丈ケ岳を見ながらの下り。

7/26 16:17

右手には西日に光る戸台川。左の山の斜面には南アルプス林道が薄ら分かります。

7/26 16:18

振り返るも甲斐駒はすでに見えなくなってました。

7/26 16:40

双児山まで下りて来ました。結構ヘロヘロです。

7/26 17:47

樹林帯を懸命に下り、こもれび山荘の横で北沢峠に無事到着。

7/26 17:58

明日登る仙丈ケ岳の登山口で渇いたのどを潤します。

7/26 18:46

周りはすでに食事を終えている中での夕食。明日の馬の背ヒュッテにちなんでの馬刺しや馬肉と野菜の炒め物など。

7/26 18:51

テン場からの摩利支天。ちょっとアーベントロート。その2へ続きます。

撮影機器：

OLYMPUS PEN E-P5 オリンパス

感想

kubo_daita

○長衛小屋〜仙水峠
　樹林帯の緩い登り。途中の仙水小屋に水場あり。
　視界が開け露岩帯に出ると仙水峠は近い。ウォーミングアップ程度。

○仙水峠〜駒津峰
　序盤は樹林帯のキツイ急登。頑張って登ると視界が開けて展望抜群。
　たまに振り返って展望に元気をもらう。
　登りきれば西側の展望も得られ、休憩には最適。

○駒津峰〜甲斐駒ケ岳
　狭い岩場の道を下り鞍部の六方石に。その後は山頂への登り。
　直登コースと巻き道コースあり。
　直登は両手も使い岩場をよじ登る結構ハードなコース。疲れます。

○甲斐駒ケ岳〜摩利支天〜駒津峰
　巻き道を下る。ザレザレの砂礫の斜面は滑りやすく要注意。
　途中の分岐から往復30分で摩利支天。

○駒津峰〜双児山〜北沢峠
　序盤は仙丈ケ岳を見ながらのハイマツ帯を下る。
　双児山への登りは地味に苦しい。頂上見えてからが何気に長かった。
　最後は樹林帯をひたすら下る。

歩き始めは緩い登りでペースをつかみ、仙水峠からは景色を見ながらの急登。
逆コースの周回よりもこちらの方がお奨めかと思います。