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Yamareco

記録ID: 688284
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無雪期ピークハント/縦走
八ヶ岳・蓼科

日本百 #63 蓼科山 双子山 周回

2015年07月31日(金) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
14.6km
登り
1,131m
下り
1,138m

コースタイム

日帰り
山行
1:03
休憩
8:47
合計
9:50
6:32
0:00
0
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7:59
0
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8:38
0
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9:21
0
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9:33
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10:40
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11:16
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11:48
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12:38
0
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13:20
0
13:29
15:00
0
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15:09
0
15:19
ゴール地点
天候 晴れ 山頂20.9℃ 快晴
(翌朝8/1は快晴、駐車場は15.3℃でした。)
過去天気図(気象庁) 2015年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
ビーナスラインですずらん峠の駐車場。
コース状況/
危険箇所等
登山道にはゴロゴロした石や木の根っこがあって外側に体重をかけると滑ります。気を付けてても何度もヒヤッとしました。
その他周辺情報 ◆麓の茅野市には温泉がたくさんあります。しかもどこも400円程度でリーズナブル。http://www.city.chino.lg.jp/www/genre/0000000000000/1371101880536/index.html
◆auケータイ、蓼科山頂、すずらん駐車場、共に繋がりました。
登山開始頃の駐車場。金曜日の早朝05:27、車もまばらでした。
登山開始頃の駐車場。金曜日の早朝05:27、車もまばらでした。
登山口。
笹が夜露に濡れてます、ヒザが濡れます。
笹が夜露に濡れてます、ヒザが濡れます。
やがて岩場に。
そしてシラビソ・コメツガの樹林帯。甘く香ばしい香りが漂いワタシは好きです。
そしてシラビソ・コメツガの樹林帯。甘く香ばしい香りが漂いワタシは好きです。
たぶんミヤマシシウド。
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たぶんミヤマシシウド。
キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)。
お初。
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キバナノヤマオダマキ(キンポウゲ科)。
お初。
キノコもちらほら。イグチ系かな。
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キノコもちらほら。イグチ系かな。
2110m地点。ここまでで約1時間。
2110m地点。ここまでで約1時間。
振り返ると三角点がありました。
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振り返ると三角点がありました。
登山道に鳥居?いいえ、自然の造形です。一礼合掌して通りました。
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登山道に鳥居?いいえ、自然の造形です。一礼合掌して通りました。
急登。こんな感じが何度か続く。奥は縞枯れ現象。
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急登。こんな感じが何度か続く。奥は縞枯れ現象。
樹林帯はここまで。そしてゴロ石に。ここまで来ればあと15分程です。
樹林帯はここまで。そしてゴロ石に。ここまで来ればあと15分程です。
ポール、そしてクサリに沿って歩きます。適当に歩くと危険です<ワタシ。
ポール、そしてクサリに沿って歩きます。適当に歩くと危険です<ワタシ。
蓼科山頂ヒュッテ。
蓼科山頂ヒュッテ。
山頂って書いてあります。濃霧時は注意。
山頂って書いてあります。濃霧時は注意。
蓼科山(2531m)山頂 到着!
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蓼科山(2531m)山頂 到着!
どこまで広がる石の海。360°こうなっていた。。。
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どこまで広がる石の海。360°こうなっていた。。。
うっすらと見えました。左から、北穂高、大喰岳、槍ヶ岳、常念岳。
うっすらと見えました。左から、北穂高、大喰岳、槍ヶ岳、常念岳。
お賽銭し安全祈願。あの音だと意外と入ってる。
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お賽銭し安全祈願。あの音だと意外と入ってる。
皆さんもよろしく頼みます。
蓼科山下山、池に向かいます。
皆さんもよろしく頼みます。
蓼科山下山、池に向かいます。
将軍平に見える蓼科山荘、その先の向こうが大河原峠。見えない。。。
将軍平に見える蓼科山荘、その先の向こうが大河原峠。見えない。。。
(振り返り) ゴロゴロした岩。下ります。
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(振り返り) ゴロゴロした岩。下ります。
将軍平の蓼科山荘です。
将軍平の蓼科山荘です。
木が渡してある。歩き方に注意。
木が渡してある。歩き方に注意。
赤谷分岐。このパーティとは後に3度お会いします。「よくお会いしますね」と。
赤谷分岐。このパーティとは後に3度お会いします。「よくお会いしますね」と。
縞枯れ現象。倒れてます。
縞枯れ現象。倒れてます。
ハクサンフウロ。
ハクサンフウロ。
アキノキリンソウかな?
アキノキリンソウかな?
大河原峠に出た。ここには登山届けBoxがあります。
大河原峠に出た。ここには登山届けBoxがあります。
大河原峠から蓼科山・・・ガス。
大河原峠から蓼科山・・・ガス。
蓼科山の解説図。よく書かれてます。
蓼科山の解説図。よく書かれてます。
シロバナニガナ。
シロバナニガナ。
ヤマハハコ。
双子山方面への途中でケルン。大河原峠から登りなのでちょっとヘバる。
双子山方面への途中でケルン。大河原峠から登りなのでちょっとヘバる。
オトギリソウ.
これもきっとミヤマシシウド。羽ばたいて見えるので。
これもきっとミヤマシシウド。羽ばたいて見えるので。
双子山(2224m)山頂 到着!
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双子山(2224m)山頂 到着!
遠くに蓼科山。雲行きが怪しい。
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遠くに蓼科山。雲行きが怪しい。
ベニテングダケかな。
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ベニテングダケかな。
コメツガの解説がありました。葉の形が小ぶりでお米の粒に似てるからと。なるほど。
コメツガの解説がありました。葉の形が小ぶりでお米の粒に似てるからと。なるほど。
ベニハナイグチのような・・・。
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ベニハナイグチのような・・・。
双子池。女子のほう。
亀甲池の案内は手前の道標のみ、池を巻く感じでキャンプ場を通過して歩きます。
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双子池。女子のほう。
亀甲池の案内は手前の道標のみ、池を巻く感じでキャンプ場を通過して歩きます。
双子池。男子のほう。
泳ぎたい・・・
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双子池。男子のほう。
泳ぎたい・・・
雌池から離れ谷間を進む亀甲池までの峠越え。うっそうとした樹林帯を歩く。
※双子池から亀甲池まで道案内がほとんどありません。リボンのみです、注意。
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雌池から離れ谷間を進む亀甲池までの峠越え。うっそうとした樹林帯を歩く。
※双子池から亀甲池まで道案内がほとんどありません。リボンのみです、注意。
倒木の跡。まだ新しい。登山道への倒木は伐採されてます。
倒木の跡。まだ新しい。登山道への倒木は伐採されてます。
こんな造形も。亀甲池の辺り。
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こんな造形も。亀甲池の辺り。
亀甲池に到着。水少な目。清涼感はあまり・・・
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亀甲池に到着。水少な目。清涼感はあまり・・・
亀甲池を後に下山します。蓼科山が見えている。
亀甲池を後に下山します。蓼科山が見えている。
イチヤクソウ。
マルバタケブキ。
マルバタケブキ。
ウツボグサ。
滝ノ湯川を渡ります。枯れてます。もしも雨降ったら・・・渡れない。
滝ノ湯川を渡ります。枯れてます。もしも雨降ったら・・・渡れない。
天祥寺原。湿原っぽい感じです。
天祥寺原。湿原っぽい感じです。
天祥寺原の分岐。川っぽいですが水枯れてます。
天祥寺原の分岐。川っぽいですが水枯れてます。
帰路の途中で見た蓼科山。意外とドッシリした山容、晴れるまで20分位見てました。
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帰路の途中で見た蓼科山。意外とドッシリした山容、晴れるまで20分位見てました。
滝ノ湯川沿い下山。ずっと水が干上がった川を見ていたら突如ここだけ滾々と水が流れていた。キレイな水、泳ぎたかった。そしてその先はまた枯れて水を見ることは無かった。
滝ノ湯川沿い下山。ずっと水が干上がった川を見ていたら突如ここだけ滾々と水が流れていた。キレイな水、泳ぎたかった。そしてその先はまた枯れて水を見ることは無かった。
登山道に無数の獣の毛、そしてその脇に・・・・。

下山ペース、早まる。
登山道に無数の獣の毛、そしてその脇に・・・・。

下山ペース、早まる。
ビーナスラインに出た。
ビーナスラインに出た。
途中の展望台から北横岳。
途中の展望台から北横岳。
すずらん駐車場到着。歩行時間8時間30分でした。午後は暑かったです。10時間山にいました。雨降らなくて天気予報はピンポイントでアタリでした。
すずらん駐車場到着。歩行時間8時間30分でした。午後は暑かったです。10時間山にいました。雨降らなくて天気予報はピンポイントでアタリでした。

感想

下界では35℃超えの猛暑の中、登りやすさと、晴れマークが出ていた蓼科山をチョイスしました。樹林帯、独特の山頂、3つもある池、日帰りで楽しめて温泉もある、大自然満喫のとても変化に富んだコースでした。お勧めです。

◆ 登山レポート
 蓼科山登山口から序盤は樹林帯の中の笹で傾斜は比較的なだらか。笹は朝露を蓄えているのでヒザからモモ位が少し濡れる。やがて岩場になり標高2113m地点まで岩場は続くが早朝の樹林帯なので日差しも避けられ、所々でお花やキノコを見つつ樹林帯限界までは登りの角度がきつくなって時には手も使い登る。振り返ると眼下に小さくヒュッテ・アルビレオが高原の雰囲気で佇んでいる。時々休んで景色を楽しむ。そして樹林帯が無くなると様子は一変、岩場が続く。ポール、クサリ、ロープ沿いに歩く、コースアウトすると大きな岩でも動いたりして危なかった。蓼科山頂ヒュッテを過ぎて山頂に到着。東京ドーム、ン個分の広さで360度同じような景色。岩と岩の間は大きく開いているので、車のキーや貴重品を落とすと大変なことになる(きっと取れない)。ジッパーの閉め忘れにご用心。
山頂から将軍平はゴロゴロした大きな岩場を降りる。ヒザへの負担を減らすよう三点支持。濡れた石の上はよく滑り体重のかけ方に注意。将軍平から大河原峠は樹林帯。所々ぬかるみがあり丸太が置かれておりこの丸太の上も滑るので気は抜けない。大河原峠に出てトイレ休憩。
峠からから双子山まではお花も咲いていて撮影ポイント。一度下った後なので少々バテぎみに。振り返れば蓼科山が見えてきた。そして双子山山頂着、山頂越しに草原の風景、晴れていると気持ちいいだろうなぁ。なだらかに降りて双子池までは樹林帯の土の道を下る。見通しが悪いので突如現れる登山者に2,3度ドキッとする。
双子池で写真を撮って亀甲池へ向かおうと入口を探すが道案内が見当たらず。私が目にしたのは双子池(雌池)方面を指された「亀甲池」という矢印のみ。しばらく界隈をウロウロしてようやく雌池を巻いて行くのだと理解しGo。ほぼ雌池の対岸まで歩いて踏み後に従い山間を越えて行く。山間の登山道は苔むした手つかずのジャングル、でも倒木は手入れされ歩きやすくなっていた。この谷間が今回最も甘く香ばしい香りを楽しむ。すっかりアドベンチャー気分。
亀甲池から将軍平分岐は北八らしい樹林帯コースで概ね土道。蓼科山や北横岳を見ながら、所々開けた湿原のような感じで明るく良い雰囲気。将軍平分岐から竜源橋までは涸れた滝ノ湯川沿い樹林帯を歩く。眺望は無い。ビーナスラインに出てすずらん駐車場までは歩道も無く車がビュンビュン通るのでヨロヨロと歩かず登山者がいることをアピールしながら歩く。途中の展望台で北横や八ヶ岳を見て駐車場へ帰った。

◆ お天気レポート
登山日当日 7/31(金):
 すずらん駐車場 04:50 20.6℃ 831hPa. 晴れ 多少ガス。
 蓼科山山頂 07:59 20.9℃ 晴れ そよ風 北アルプス槍ヶ岳も見えた 雲が眼下やや下。
 ずずらん駐車場 着 15:22 晴れ 27.1℃。
翌日(今日)8/1(土):
 すずらん駐車場 06:26 15.3℃ 快晴青空。
 すずらん駐車場 07:45 17.6℃ 快晴青空。

 お天気参考サイト tenki.jp 茅野市天気と蓼科山天気。

下界との温度差は11℃程。今年は猛暑なので山頂も暑いです。ぜひ夜明け間もなくから登り始め、09時前には山頂に立つことをお勧めします。八ヶ岳界隈は午後になるとガスが出はじめます。

◆ 駐車場情報
今日土曜日は、すずらん駐車場は07時半に満車になりました。その後も車はチラホラ来て右往左往。遅く来られる方、竜源橋とすずらん駐車場の間の谷川に空き地があるのでそちらをお勧めします。登山口まで徒歩10分程度です。

◆ 水場
残念ながらフリーな水場はありませんでした。池ならあるんですけどね・・・。水2.5リットル持参し、約1.5リットル消費しました。滝のような汗にはならなかったです。夏山登山です、大事をとって多めに持っていきましょう。

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