記録ID: 727086
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ハイキング
剱・立山
針ノ木谷古道 で拾ってきました。
2015年09月21日(月) 〜
2015年09月24日(木)
- GPS
- 80:00
- 距離
- 23.3km
- 登り
- 2,276m
- 下り
- 2,316m
天候 | 晴れ。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年09月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス
復路:扇沢→松本→スーパーあずさ→千葉 |
コース状況/ 危険箇所等 |
★針ノ木谷古道は書籍によっては『廃道扱い』のルートです。 ★渡渉、ちょいとした滝登りのあるルートです。 ・沢の下降に不安があったので『黒部湖→針ノ木峠』の遡上のルートを取りました。 ・黒部湖(平ノ渡し)→船窪出合:沢の渡渉・遡上が多い。道標は比較的しっかりしている。 ・船窪出合→針ノ木峠:道標が乏しい。本流から針ノ木峠への沢へ分岐部の道標を見落としがち。高度を上げるため、1m強のちょっとした滝の遡上も数カ所ある。 |
写真
感想
〜 針ノ木谷古道とは… 〜
・さらさら超えの舞台となった場所(と言われている)。1584年、戦国武将の佐々成政が敵の包囲をかいくぐり、家康に援助を求めるため、厳冬の黒部を横断した場所がこの針ノ木谷と言われている。
・江戸時代には加賀藩による『奥山廻り』による国境警備・木材盗伐の取り締まりにより歩かれていた。
・明治になると塩や薬、塩魚などの運搬のため『開通社』という会社がこの道を物資運搬のための有料道路として「越信新道」「針ノ木新道」「立山新道」などの名称として開通させた。しかし、険路、豪雪による道の決壊が激しく、開通後五年ほどで道路は放棄された。
(大町山岳博物館に開通社に関する常設展示物がありました。)
・針ノ木谷の道は雁坂峠、三伏峠と並ぶ日本三大峠の一つである針ノ木峠に繋がっている。
・現在、書籍によっては針ノ木谷の道は『廃道扱い』になっているが、近隣の山小屋の尽力により道が整備されつつある。基本的には沢歩き。
・黒部湖の横断は関西電力が運行している渡し船に乗る。
といういにしえの古道です。
入山者が少なく、とても良いルートでした。
山行の詳細はいずれブログで公開する予定です。興味のある方はどうぞ。
http://harenochikumasan.blog.fc2.com/
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