日光男体山に初心者が登ってみた
- GPS
- --:--
- 距離
- 7.3km
- 登り
- 1,191m
- 下り
- 1,146m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
五合目以降は岩場です。 |
写真
装備
備考 | 長ズボンで行けば良かったかも。 |
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感想
10/4、日光男体山(2486m)に登りました。
男体山には二荒山神社奥宮があります。
男体山の山そのものが御神体にして神社の所有物ということで、
登山道は二荒山神社中宮祠の中より。
入山するには入山料を納め、登山ではなく登拝と表します。
日光東照宮の側にある日光二荒山神社は本社です。
日光駅より湯本温泉行きのバスにて約1時間。
二荒山神社中宮祠の前で降りれば天気は晴天、中禅寺湖が輝いています。
中宮祠の向こうにそびえ立つ男体山、鮮やかですね。
登山道は一合目からかなりの急登。
林道をどこまでも真っ直ぐ突き進む坂道です。
鬱蒼とした森の中を進む一合目、二合目。
身体が温まっていない状態でのこの急な坂道はかなりきつかった…。
そこを抜ければ三合目〜四合目はアスファルトの舗装道。
つかの間の休息と言うか、平らな道はここのみです。
少しずつ高度を上げていくたびに、眼下に臨む中禅寺湖の美しさが増す気配。
四合目に辿りつけば、そこには石の鳥居が。
いよいよここからが本格的な登山道の始まりです。
中禅寺湖を彩る綺麗な紅葉。
……を写真に収めていた時は正直余裕がありました。まだ。
五合目を越えると道もそれなりの険しさになっていくのですが、
まだまだ平気だと思っていたのもつかの間、七合目に差し掛かる頃には登山道の岩も半端無く大きく…岩場です。
景色は渓流や滝などの水が干上がったような感じ。
上半身くらいの岩がごろんごろんしている場所なので、ストックも危ないのでザックに格納。
八合目には滝尾神社があります。
鎖場を通り、その先に進むと岩場は一度終了、土の登山道になりますが、
この辺りで森林限界も近くなるため周りの木々も低くなってきます。
九合目からは森林限界突破。
視界が一気に開ける…!
辺りの景色や岩もまた雰囲気を変えますね。猛々しい火山の様相です。
地面ももろもろとした赤土になり、とても脆く滑りやすく、足を取られます。
足を置いたと思っても
「足場だと思った?残念でした、火山土だよ砂礫だよおらーーーーー!!」
というわけで踏みしめた側からズルズルと…。
目の前に見えている山頂なのに、赤土のおかげで足が進まず、
まったく距離が詰められないもどかしさ。
ですが振り返ると中禅寺湖は遥かな彼方です。
右手に見えるのは戦場ヶ原。広大だ…!
吹き付ける風のためフリースを着込み、なんとか山頂へたどり着きました。
時刻は13:05、なんとか想定時間内。
山頂で昼食。
だいたい30分ほどいましたが晴れ間が覗いたり曇ったり。
13:35下山開始、16:00下山完了。
下りの写真が一切無いのは急な岩場が怖くてカメラを出せなかったからです。
登り四時間、下り二時間半、だいたい想定時間での登山でした。
体感的にはシルバーウィークでの唐松岳よりきつかった気がします……。
が、山頂よりの眺めは最高だったし機会があればまた登りたいなーなんて考え始めているので、きっとまた登るのだろうなと思います。
この次は、今回よりももっと余裕をもって登れるといいな。
時間内でしたが日が陰ってくると相当焦りますし、
二荒山中宮祠の社務所も閉まっていたので次回こそは御朱印も頂きたいです。
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