ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 74267
全員に公開
ハイキング
富士・御坂

清八山〜八十翁を頂上へ!

2010年08月15日(日) [日帰り]
 - 拍手
zaoluck その他2人
GPS
03:50
距離
5.4km
登り
309m
下り
301m

コースタイム

清八林道ゲート9:35→10:30登山道出合(大幡八丁峠)10:40→11:30清八山12:30→12:50登山道出合→13:25清八林道ゲート
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
バスは三ツ峠登山口バス停下車。約700m先の清八林道ゲート駐車場は計15台分程度
コース状況/
危険箇所等
 心臓の弁が漏れる80歳を伴った山行ならぬ“鈍行”記録。ダラダラ200m標高を稼ぐ林道の砂利道の後、標高差110mを急登する登山道というメニューだった。清八山頂直下に老人には少し緊張を強いる岩場?(というほどでもないが)がある。
 一般車は三つ峠登山口のゲートまで。山と高原地図「富士山」には尾根の登山道出合に駐車場を示す「P」マークがあるが、そこまで進入できない。
 登山道沿いにはこの時期、レンゲショウマの可憐な花が咲いている。
バライチゴ。酸っぱかった
バライチゴ。酸っぱかった
アサギマダラ。どこから渡って来たのか・・・
アサギマダラ。どこから渡って来たのか・・・
登山道出合付近からボンヤリと富士山
登山道出合付近からボンヤリと富士山
ソバナもあちこちに咲いて
ソバナもあちこちに咲いて
レンゲショウマを撮るたか爺とレンゲショウマ
レンゲショウマを撮るたか爺とレンゲショウマ
山頂まであと2M! 一応岩場??です
山頂まであと2M! 一応岩場??です
山頂より“霞富士”
山頂より“霞富士”
マルバダケブキも
マルバダケブキも
登山道出合に帰着
登山道出合に帰着
林道わきのフシグロセンノウ
林道わきのフシグロセンノウ

感想

 「山か、いいなあ。俺も脚はまだ丈夫な方なんだが、心臓の弁が水漏れ?してすぐ息切れするからな・・・」
 息子の山話を聞かされる「たか爺」が、冥土の土産にもう一度八方尾根に行きたいと言い出した。勝手に山で心臓止められでもしたら、引き取りに行くこちらが大変だ。一緒に行くよと言うと、「天気が良い日を狙いたいからいい」と、また贅沢を言う。そこで我がbrother、Amano.Jackが「要は景色のいい山に登りたいんだろうから、試しに富士山の見える三つ峠あたりへ連れ出そう」と提案した。楽で、景色が良くて、登ったぞという感覚の味わえる山。この3条件を満たしたのが清八山だったという次第。
 川口湖畔で一泊し、標高1300m近い高地に来たことを忘れてしまいそうな猛暑の中で、旧御坂道を外れて林道へ入る。清八林道の車止めゲートはそこから600〜700m。トイレに寄ってゲートの先へ歩き出す。ゆっくりゆっくり、たか爺ペースだ。
 林道には砂利が敷かれているが、ところどころ雨水で深くえぐられている。当初、標高1390mの林道終点まで車で行けたらと淡い期待を持っていた(昭文社山と高原地図にはPマークがあったので)が、ゲートが開いていても普通の乗用車では少々難儀しそうだ。
 林道が大きくS字を描くと少し勾配が増す。頭上を送電線が横切れば登山道出合まであと半分ほど。渡りチョウのアサギマダラが何頭か舞っている。ヒヨドリバナに止まったペアを撮ろうとしたたか爺が老眼鏡を落とし、気づかないまま登山道出合(大幡八丁峠)まで来てしまった。
 登山道沿いにはレンゲショウマがあちこち咲いている。そのアップを撮ろうとして紛失に気づいたらしい。撮影タイムのたか爺とA.Jackを置いて、zaoluckが300mほど往復して眼鏡を回収した。ちなみに、林道で会った年配の女性ハイカーが、以前来た時に南の大幡山方向にレンゲショウマが群生していたと教えてくれたが、清八山付近も決して少なくはない。
 この先はすぐに急登が始まる。たか爺は時々立ち止まるが、思ったほど息切れもせず、かなり元気そうだ。道端のレンゲショウマやソバナが格好の休憩兼撮影タイムを提供してくれる。御坂峠への分岐を過ぎると視界が開け、頂上まであとわずか。最後の3Mほどは岩を登る雰囲気だが、苦もなくクリアし無事登頂できた。
 1600m近い標高なのにとにかく暑いが、目を凝らすとぼんやり富士山も見えている。小さいけれど頂上らしい頂上に自分の足で立って、たか爺もご満悦。3人でフリーズドライのスープとα米の山食を味わい、登山気分を堪能した。
 言葉通りたか爺の脚力には問題なく、下りは登りの半分の時間で林道ゲートにたどり着いた。「言ったろ、心肺が追いつかないだけで脚は大丈夫なんだ。よし、何だか八方尾根行ける気分がしてきた」
 うーむ、自信をつけさせ過ぎたかもしれない。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1176人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら