錦秋の恵那山(黒井沢ルート)
- GPS
- 08:25
- 距離
- 14.6km
- 登り
- 1,254m
- 下り
- 1,255m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
登山ポスト・簡易トイレは、駐車場の傍にあります。 コースに危険箇所は、殆ど無し。ただし、渡渉には注意。下りで足を滑らせ、一度こけました。 この日の歩数30,037歩 |
その他周辺情報 | 近くには温泉は無さそう。恵那山の唯一の欠点か。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
着替え
靴
ザック
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
GPS
日焼け止め
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
---|---|
備考 | 特に下山時に軍手(グローブ)は必須です。水場は少ないけどあるので、ペットボトルがあれば、汲むことはできます。 |
感想
恵那山へ。
よく聞く山だが、(たぶん)登ったことはなかった。
11/3伊吹山の予行演習として。
黒井沢ルートを選択。通行止めは少し前に解除されていた。
中央道で中津川ICまで。とても良い天気。しかし、出発時はまだ薄暗かったため、サングラスをしておらず、朝日に目をやられながらの走行となる。サングラスは、必ず手元に置いておきましょう。
中津川ICから、中津川沿の林道を進んでいる途中、小型の猛禽類がネズミのようなものを足で掴んで道端から飛び立っていくのを見た。
7:30黒井沢ルート登山口へ行く駐車場に到着。既に10台くらいの先客が。
準備運動等して、8:00出発。森の香り、朝の静謐さ、霧のひんやり感、渓流の音に、若干テンション上がりながら、歩く。
登山道のスタート地点に着く。はじめは、紅葉の綺麗さに目を奪われ、写真を頻繁に撮っていた。
その後しばらくして、「恵那山頂小屋まで〇km」の案内板の数値がなかなか進まないことに少しずつ焦り始める。ヤマケイアルペンガイド(本)には標準タイムは往復で5時間30分って書いてあったけどなぁ。先週の白山登山時のペースで行ったら、とてもじゃないけどそんな時間では帰って来れない… 徐々にペースを上げるが、木の根や岩でそう簡単には進まない。一歩一歩歩くしかないんですね。
ようやくの思いで、野熊の池避難小屋に到着。休憩はしなかったが、地図上のポイントとして目処がつく。
野熊の池は青空の中、紅葉・黄葉のコントラストがとても綺麗でした。
途中、笹の海を抜けながら歩くと、山並みが見える見晴らしの良い道へ。確か、ほぼ唯一の眺望と書いてあったと思い、また写真を。
1,992m地点を越えると、下って、登る。途中、低木に包まれたトンネルを抜けると、眺望が開けるところがあります。ハッとします。
なんとか正午前には山頂小屋に着けそうという見込みは立つが、苔むした岩と木の根を超えて歩く道にやはり遅々として進まず。案内板のkm数字が小さくなっていくのだけを頼りに、前に進む。
そうしていると、ようやく分岐のトイレに到着。ホッとする。
まずは、避難小屋前広場に荷物を下ろし、眺めの良さそうな岩に登る。居合わせた数人で山座特定。教えてもらって初めて、富士山に気付く。
その後、最高地点へ。四乃宮社の左手の細い道を奥へ行くと、そこが最高地点2,191m。広場の大きな岩からの眺望より、足元が安定し、景色もよりよく見えます。中央アルプス、南アルプスが非常に綺麗に見え、感動しました。
その足で山頂展望台を目指すが、ヤマケイアルペンガイド(本)を避難小屋前広場に置いてきてしまったので、取り敢えず歩いてみるが、結果として間違った方へ歩いており、三乃宮へ着いてしまう。しかし、ここで同じく山頂展望台を探していた初老の男性に出会う。
避難小屋前広場に戻り、ヤマケイアルペンガイドで確認しながら、先程の男性に最高地点等の場所を示す。
そして、山頂展望台へ。トイレ横の分岐を広河原ルートへ。恵那山奥宮(七乃宮社)の横を抜けると、広場に出る。眺望が無いと評判の展望台に、それでも登り、眺望が無いことを確認する。
12:45下山開始。今回は、来た道を戻るだけなので、ルート自体は分かっているが、やはり木の根と岩の歩きにくい道ゆえ、ペースは上がらない。だんだん膝が痛くなってきたなと思っていると、先程の男性に出会う(道を譲ってもらう)。
その後、水場で先行され、また、比較的眺望の良い箇所で休憩中のところを先行する。
このように抜きつ抜かれつしている内、野熊の小屋を過ぎてしばらくしてから、水を飲んでいる際に、また追いつかれる。何度かお話をして、とても話し易い方だと分かっていたので、その後はお話ししながら一緒に下る。東海の中低山を中心に登られているとのことで、色んな山を教えて頂いた。ありがとうございました。
若い時分のお話など、非常に楽しく、膝の痛みを忘れながら、下りることができました。
16:25下山。お互いにお礼を言いつつ、お別れを。
しかし、その後、駐車場を出ようとした際、奥様が焼いたというパンを頂戴した。帰宅して戴きましたところ、美味でした。
良い出会いを本当にありがとうございました。
帰りの林道を自動車で走行中、猿が道路を横切って行きました。また、その少し後、今度は、鹿が。
下りはスピードも出易いけど、動物と自分を守るため、安全運転で。
恵那山は、地味とか、暗いとかの評判でしたが、(時季・天気が良かったのはあるでしょうが)とても楽しい山行でした。また登りたい。次は、深田久弥ゆかりの神坂峠ルートで。
次回黒井沢から登ってみたくてこちらを拝見しました。
参考になりましたありがとうございます。
私はいつも神坂峠からです。
少々アップダウンあるものの、
変化もあるし御嶽山の眺望もありとても良いルートだと思います。
帰りにクアリゾート湯舟沢もありますしね。
伊吹山もいい山ですよね。
楽しんでください。
コメントありがとうございます。
恵那山、良い山ですよね。
来年になりそうですが、神坂峠ルート、是非挑戦したいと思います。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する