庚申山から皇海山遠望
- GPS
- 09:43
- 距離
- 16.2km
- 登り
- 1,375m
- 下り
- 1,360m
コースタイム
天候 | 晴れ〜曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
行動時間 登り4時間半 下り4時間 標高範囲 800m〜1800m 気温 8度 道路 林道1時間 あと登山道 山で会った人 20人 人気の山 森林限界 全部樹林 また行くか 日帰り皇海山は相当に遠い 日帰り温泉 かじか コンビニ みどり |
写真
感想
グレートサミッツ国内編 NO155
庚申山から皇海山遠望
先月松木沢から敗退した皇海山に、普通のルートから行くことに。実は40年前の冬にも皆でいったことがあったのだが、あの頃の原向の駅はボロかった。わたらせ鉄道になって、森高も歌うし、駅もきれいに、日本のグランドキャニオンにもなった。
最近は6時頃でもまだ暗いが、その前に歩き出す。見上げるほどの坂の林道登って庚申渓谷を歩く。林道終点から谷沿いに登りになって、落ち葉が多くて少し間違うが、3時間未満で庚申小屋にでる。妙なところに小屋があるのだが、1泊2000円となっているし、無人なのに開いている。後でよく考えれば、皇海日帰りとは、槍ヶ岳往復の距離があって、普通はどこかに(この小屋辺りに)泊まるらしい。小屋のベンチで休んで、水もあった。トイレ故障。
さて小屋の上に崖があって、その中の登っていくのだが、戸隠なのか妙義なのかと、わくわく。梯子もある。山巡りの道は工事中で進入禁止。
急坂超えて、穏やかな笹になったら、庚申山にでた。全国の庚申講とか猿田彦の本山とかで、そういえば巣鴨にもこんなのがあったなあ。伝説の石が点在して、娘をサルの嫁に出しだとか、怖いのもあるよ。
頂上は樹林でよく見えなくて、このまま帰るとがっかりするからと、実はもう少し行こうと(まさか鋸じゃない)勇気を持ったら、2分で展望台についた。で、目の前の刃こぼれして丸くなったぼけた槍のような山は?と恐る恐るいた人に「皇海山ですよね」と聞けば、「もちろん」。ああ40年前から名前だけは知っていたが、初めて見てしまった皇海山。ああ先月谷の中から見えたのもこれだった。丸っこいとんがり帽子が露骨に目の前に、でも「あそこまでいくの?」と老骨には遠い感じが。頂上は展望ないよというし、群馬から登れば簡単だとも。その峠も見える。手前が鋸なのだが、甲斐駒鋸のイメージじゃない。よりも、向こうに日光白根とか、手前に錫ヶ岳とか簡単にわかる。さらに男体山も、太郎山も。この辺り百名山の安売りなのだ。秋の曇り空なのだが展望がものすごくいい。低い方の袈裟丸はなんだか不明だけど。
皇海に行くならここからさらに3時間。その気力があるかどうかが問題だが「見ただけで十分」なのはどうしてか。まあ行く気力が湧かないということで。ところでそこにいた人に、丸沼から錫ヶ岳に登れること教えてもらって、こっちに興味があったけど。
皇海山見たよ見たよ、見るだけがいいか、登った方がいいかは、家に帰ってよく考えよう。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する