北岳見に櫛形山へ

2015年11月28日(土) [日帰り]

• GPS: 07:53
• 距離: 19.0km
• 登り: 1,742m
• 下り: 1,738m

コースタイム

日帰り

• 山行: 6:59
• 休憩: 0:54
• 合計: 7:53

5:56 伊奈ヶ湖駐車場
7:45 7:58 ほこら小屋
8:33 8:34 櫛形山（最高点）
8:43 8:43 櫛形山
9:39 9:41 池ノ茶屋登山口
10:03 10:20 北岳展望デッキ
10:34 10:35 休憩所
10:48 10:48 もみじ沢
11:07 11:07 裸山のコル
11:32 11:44 裸山
12:00 12:02 アヤメ平
12:05 12:05 アヤメ平避難小屋
13:00 13:06 見晴らし台
13:49 イタリア料理ミッシェル

ゴール地点が駐車場ではなくミッシェルになってしまいました。

天候

晴れ。気温は山頂0℃ちょい〜昼過ぎは日なたで5℃位。

アクセス

利用交通機関：

自家用車

県民の森キャンプ場の駐車場。20台位は停められそう。
早朝は暗くて分からなかったけど、駐車場向かいの建物にトイレや自販機ありました。

コース状況／危険箇所等

帰りに通った北尾根は少々荒れてます。落ち葉が堆積して道がハッキリしないところが何ヵ所かありました。それまでが整備が行き届いていて、油断してルートミスしました。

写真

11/28 6:40

登り始めて45分、ちょうど富士山が見えるところで日が昇った。

11/28 7:05

櫛形山と言えばこれですか。

11/28 7:13

標高の表示がありますが他の方が指摘の通り数十mずれてるようです。

11/28 7:16

11/28 7:17

木の名前も教えてくれますが、ただの枯れ木にしか見えません。。。

11/28 7:23

小さいやつ。

11/28 7:35

すっかり日が昇り、富士山も逆光。

11/28 7:45

ほこら小屋。テント場です。とても気持ちのいいところですが眺望はありませんな。

11/28 7:46

サルオガセが風にたなびいてます。

11/28 7:47

水もしっかり出てます。

11/28 7:47

飛沫は凍っており

11/28 7:48

小屋はとっても綺麗です。

11/28 7:54

-3℃くらい。あったかいシュラフがあれば泊まってみたい。

11/28 8:01

山頂を目指します。

11/28 8:12

唐松の枯れ木が青空に突き刺さるよう。

11/28 8:18

これ、人が上に乗って写真とるやつ。一人なのでスルー。

11/28 8:19

賑やかに標識がありますが同じものが2セット。

11/28 8:25

山頂が近づくにつれなだらかになって、うっすら積雪も。

11/28 8:26

山頂までもう一息。

11/28 8:34

特に山頂っぽくないけど。

11/28 8:35

相変わらず逆光の富士山が良く見えます。けど今日の主役は1位じゃなくて2位なのだ。

11/28 8:35

11/28 8:44

先ほどの山頂から少し下ってまた登ると、三角点のあるもう一つの山頂。

11/28 8:47

山頂を過ぎて下り始めると、木々の合間から白銀の山が見えてきます。

11/28 8:50

最初に悪沢岳が姿を見せました。

11/28 8:52

悪沢の隣には赤石も。

11/28 8:59

そして白根三山です！絵にかいたような、出来すぎな光景。

11/28 8:59

こんなに間近に見られるとは。

11/28 8:59

間ノ岳。

11/28 9:00

農鳥岳。

11/28 9:07

うぉー、いただきまーす！当初は北岳展望デッキで食べる予定でしたが、あまりにも景色がいいのでここで休みます！

11/28 9:19

これを見るために、ここまで来たんだよ。

11/28 9:30

2014年版の山と高原地図には記載が無い、新しく切り開いてベンチを置いてくれたようです。新展望地と命名。

11/28 9:40

新展望地を後に、池の茶屋林道終点まで下ってきました。ここまで車で登って来れば、新展望地まで30分位で行けるでしょう。

11/28 9:42

駐車場は15台。

11/28 9:43

11/28 9:43

11/28 9:43

そして本来の目的地、展望デッキへ。

11/28 9:45

北岳展望デッキまでは車いすでも行けるとのことで、なだらかに整備された道を歩いて行きます。

11/28 9:57

途中で振り返ると、悪沢岳、赤石岳、聖岳

11/28 9:57

聖岳。今年はチャレンジしたかったけど、登山口までも辿りつけず。。。

11/28 9:58

遥か遠くに笊が岳だそうです。

11/28 10:05

北岳展望デッキに到着。

11/28 10:06

ここからも北岳はよく見えますが、間ノ岳は途中までしか見えません。

11/28 10:06

その代わりに、甲斐駒や鳳凰、高峰が見えます。

11/28 10:06

赤岳も何とか。

11/28 10:22

展望デッキ全貌はこんな感じ。ベンチはたくさんあるけど、さっきの新展望地の方が開けていて、向こうでゆっくりして正解でした。

11/28 10:33

これより先、相変わらず整った道が続きます。

11/28 10:50

ぐーんと下ってもみじ沢。

11/28 10:50

11/28 11:08

ぐーっと登って裸山ノコル。すると、手元の地図には無い、「冬の白峰展望台」への道標。。

11/28 11:08

さんざん見たけど、行ってみよう！10分登ればいいんだな。

11/28 11:16

これまでの道と打って変わって薄い踏み跡の急登です。

11/28 11:23

右手後方に、三度の荒川〜聖が。

11/28 11:28

10分以上、かなり登って、、

11/28 11:30

あれ？

11/28 11:32

20分以上登って、裸山に着いてしまった。さっきの道標の展望台って？

11/28 11:33

ここからは富士山の先っぽだけ。

11/28 11:43

木々の合間から北岳。

11/28 11:46

櫛形山。少し休んでから下ります。

11/28 11:54

しばらく下ると、サルオガセの群れが現れた。

11/28 11:54

あっちもこっちも。

11/28 11:55

見渡す限りの木々がサルオガセをまとっていた。

11/28 12:00

特徴のある木も多い。

11/28 12:02

下ってあやめ平。

11/28 12:03

小屋があります。

11/28 12:04

戸はガタガタでこれ以上開けると閉まらなくなりそうだったので、隙間から失礼しました。

11/28 12:06

ここからは北尾根を下って行きます。

11/28 12:09

しばらくは気持ちのいい森の中を歩きます。

11/28 12:17

木をつっつく小さな音がした。上を見たらコゲラが居ました。（分かりにくいけど、写真の真ん中）小さな音ですが静かなのでよく響いてました。

11/28 12:20

11/28 12:21

途中までは景色も楽しみながら下ります。

11/28 12:27

時々、階段で下りやすいけど。

11/28 12:28

殆どが落ち葉の体積した不安定な道なので、足をくじかないように慎重に。

11/28 12:37

忘れたころにまた富士山。

11/28 12:46

途中で道を間違えた。すぐ下に林道が見える。無理すれば行けるか？と思ったけどちょっと急すぎる。

11/28 12:47

向こうの尾根に10mくらい、トラバースしました。

11/28 12:51

やがて八方塞がり。

11/28 12:51

ここまで来れば何とか林道に下りられそうだ。

11/28 12:52

と、不安定な木に掴まりつつ、

11/28 12:55

何とか下りて来ました。

11/28 13:01

林道をみはらし台まで歩いてきました。30台停められるそうですが、0台でした。

11/28 13:02

こちらの雪をまとった山は？金峰山とか？

11/28 13:02

こちらは八ヶ岳。展望デッキで見たときは晴れていたけど、もう雲がかかってしまいました。

11/28 13:03

そして、どっかーん。

11/28 13:06

あと一息、くだります。52分って。。。

11/28 13:11

相変わらずの落ち葉の道。石ころの上に体積しているからやっかいなんです。

11/28 13:24

1100mのところで一瞬また道が分からなくなりましたが、右手にテープを見つけて難を逃れました。

11/28 13:33

ようやく北尾根登山口に下り立ちました。

11/28 13:34

最後の林道歩きで余韻に浸ります。いつものこと。

11/28 13:39

あれがさっき登った櫛形山かな？なんて考えながら歩くのが楽しい。

11/28 13:50

無事に帰りました。

11/28 13:57

朝は真っ暗で気付かなかったけど、トイレ付のビジターセンターみたいなのがありました。トイレ以外は閉まってたと思います。

11/28 14:06

伊奈ヶ湖。白鳥が小さく写ってるよ。

撮影機器：

サイバーショット DSC-RX100M3 SONY

感想

oysam

北岳を出来るだけ近くから手軽に眺められる山はどこかとずっと考えていました。
先週、蛭ヶ岳からよく見えました。でも、もっと近くから。

中央高速で笹子トンネルを抜けて甲府盆地に下ってくるときによく見える白根三山、その手前にどっしりと構える山、櫛形山。ここなら良く見えるはずだ、と調べると、なんと「北岳展望デッキ」まで備えてある。展望もまずまずらしい。
夜叉神峠からよく見えることは知っているが、そのままずっと鳳凰三山へと登ってしまいたくなるため、周回ルートもある櫛形山にしました。

櫛形山から下りはじめると、木立の合間から見えてくる白銀の峰々。そして、北岳展望デッキよりずいぶん手前の登山道の一角が木を切り開かれており、北岳展望デッキ以上の素晴らしい眺めを見ることができました。