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Yamareco

記録ID: 77370
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ハイキング
八ヶ岳・蓼科

初八ヶ岳、何とか登れた赤岳

2010年08月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
07:45
距離
11.2km
登り
1,194m
下り
1,190m

コースタイム

4:55美濃戸山荘前
南沢コースを選択しました。沢沿いの道を歩きますが、原生林の中は日当たりが悪く、何度か沢を渡りながら進みます。一瞬赤岳が見えますが、すぐ見えなくなります。1時間強で沢に水が涸れたところに出ると、正面には硫黄岳から赤岳にかけての稜線が見れます。
6:40行者小屋6:55
小屋の周囲は広く、無料の水もあります。ベンチも多数あります。ここから阿弥陀岳方面へ向かい,文三郎尾根を進みます。20分ほど樹林帯の中を登ると金網の階段が現れ、高度を上げて行くと行者小屋がだんだん小さくなり、稜線までは鎖場も登場します。尾根に到着後、石が転がる急坂を登り、最後の岩場をクリアすると頂上です。途中から展望も開けていきます。
8:20赤岳頂上8:35
頂上は、南と北に分かれています。360度の大パノラマ状態です。ここには赤岳頂上小屋があり、ベンチとテーブルもあります。小屋から硫黄岳に向かって稜線を一気に下ると鎖もあり、急なザレ場が続きます。
9:10赤岳天望荘9:25
赤岳展望荘から、地蔵仏までは平坦です。
9:40地蔵尾根
地蔵尾根の下りは、鎖場あり、はしごあり、岩場あり、の急坂の連続です。
10:35行人小屋
行人小屋で、再度休憩しました。ベンチでドリップコーヒーを沸かし、行人小屋名物の、おでんを頼んで昼食タイムとしました。ピークハントをした後なので充実感があり、最高のブレイクタイムでした。ここから、赤岳鉱泉までは、ほぼ平坦路です。とても歩きやすいですね。
11:15赤岳鉱泉
沢を木の橋で何度も渡り、下ります。かなり長く感じます。
12:40美濃戸山荘前
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
小渕沢インターチェンジで降りて、八ヶ岳高原ラインで北上します。すぐにコンビニがあるので、食糧を購入して、美濃戸口を目指します。美濃戸までは確かに悪路ですが、一般車両でも注意して走行すれば大丈夫だと思います。美濃戸口からだと、確実に30分は余計に歩くことになりますので、美濃戸まで入った方が賢明だと思います。
コース状況/
危険箇所等
道はよく整備されておりました。しかし、金属階段や金属はしご、そして、結構スリリングな岩場や急斜面もありますので注意が必要だと思いました。
登山開始です。南沢コースを歩きます。まだ薄暗いです。樹林帯に入るので、しばらくの間、ヘッドランプを使用して歩きました。
2010年08月08日 04:55撮影 by  u1020,S1020 , OLYMPUS IMAGING CORP.
8/8 4:55
登山開始です。南沢コースを歩きます。まだ薄暗いです。樹林帯に入るので、しばらくの間、ヘッドランプを使用して歩きました。
暗い沢を歩きます。かなり蒸し暑いです。沢のせせらぎとセミの鳴き声もしますね。だんだん空もしらじらと、明るくなってきました。ヘッドランプは収納です。
2010年08月08日 05:13撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 5:13
暗い沢を歩きます。かなり蒸し暑いです。沢のせせらぎとセミの鳴き声もしますね。だんだん空もしらじらと、明るくなってきました。ヘッドランプは収納です。
広い河原に出ました。でも水は流れていません。涸れてしまったのでしょうか。正面には八ヶ岳が見えます。不安な空もようです。
2010年08月08日 06:31撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 6:31
広い河原に出ました。でも水は流れていません。涸れてしまったのでしょうか。正面には八ヶ岳が見えます。不安な空もようです。
行者小屋に到着しました。かなり賑わっていますね。広々として明るい雰囲気の山小屋です。おいしい水も飲み放題です。しばしの休憩ですが、少しヒンヤリして来ました。先を急ぎましょうか。
2010年08月08日 06:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 6:39
行者小屋に到着しました。かなり賑わっていますね。広々として明るい雰囲気の山小屋です。おいしい水も飲み放題です。しばしの休憩ですが、少しヒンヤリして来ました。先を急ぎましょうか。
カラフルなテン場です。いつかはテント泊もしてみたいのですが・・・・
2010年08月08日 06:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 6:40
カラフルなテン場です。いつかはテント泊もしてみたいのですが・・・・
阿弥陀岳の尾根です。雲海も見えます。夢に見た風景ですね。背後の山なみは・・・・勉強不足でした。
2010年08月08日 07:40撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 7:40
阿弥陀岳の尾根です。雲海も見えます。夢に見た風景ですね。背後の山なみは・・・・勉強不足でした。
稜線が見事です。天気も良くなれ。
2010年08月08日 07:19撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 7:19
稜線が見事です。天気も良くなれ。
かなり高度を稼ぎました。風もヒンヤリとしてきました。前方には金属階段と金属梯子が連続しています。
2010年08月08日 07:32撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 7:32
かなり高度を稼ぎました。風もヒンヤリとしてきました。前方には金属階段と金属梯子が連続しています。
梯子を登り一休み。かなりの人がいます。やはり人気の山だけあります。
2010年08月08日 07:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 7:48
梯子を登り一休み。かなりの人がいます。やはり人気の山だけあります。
阿弥陀岳からの尾根に到着。ここから急勾配の岩場が頂上まで続きます。見上げると山頂までは、怖いような斜面と岩場が続いています。登れるのか不安になって来ます。
2010年08月08日 07:57撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 7:57
阿弥陀岳からの尾根に到着。ここから急勾配の岩場が頂上まで続きます。見上げると山頂までは、怖いような斜面と岩場が続いています。登れるのか不安になって来ます。
あと少しで頂上です。ガンバレと応援してくれています。頂上からも降りてくる人がかなりいます、すれ違いに時間がかかります。
2010年08月08日 08:00撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:00
あと少しで頂上です。ガンバレと応援してくれています。頂上からも降りてくる人がかなりいます、すれ違いに時間がかかります。
遠く富士山が見えました。最高ですね。かなり高度を稼いだようです。幻想的な風景ですね。
2010年08月08日 08:21撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
8/8 8:21
遠く富士山が見えました。最高ですね。かなり高度を稼いだようです。幻想的な風景ですね。
雲海の上のやまなみです。素晴らしいです。
2010年08月08日 08:15撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:15
雲海の上のやまなみです。素晴らしいです。
赤岳頂上は、大盛況です。ついに八ヶ岳の最高峰に立てました。しばし、記念写真の順番待ちです。
2010年08月08日 08:22撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:22
赤岳頂上は、大盛況です。ついに八ヶ岳の最高峰に立てました。しばし、記念写真の順番待ちです。
頂上の祠です。かなり立派なものです。南アルプス方面は雲ではっきり見えませんね。とても残念です。
2010年08月08日 08:25撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:25
頂上の祠です。かなり立派なものです。南アルプス方面は雲ではっきり見えませんね。とても残念です。
富士山ズーム。何とも言えません。これだけで登ってきた甲斐がありました。満足です。
2010年08月08日 08:14撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:14
富士山ズーム。何とも言えません。これだけで登ってきた甲斐がありました。満足です。
見事です。清里方向です。こちらからの登山はかなり厳しそうですね。町が小さく見えます。
2010年08月08日 08:14撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:14
見事です。清里方向です。こちらからの登山はかなり厳しそうですね。町が小さく見えます。
赤岳頂上山荘に着きました。
2010年08月08日 08:36撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:36
赤岳頂上山荘に着きました。
下を見ると天望荘から横岳方面への尾根です。あちらは曇っています。
2010年08月08日 08:48撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 8:48
下を見ると天望荘から横岳方面への尾根です。あちらは曇っています。
天望荘に着き、横岳、硫黄岳へと続く尾根が続きます。ヤマケイの世界です。
2010年08月08日 09:05撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 9:05
天望荘に着き、横岳、硫黄岳へと続く尾根が続きます。ヤマケイの世界です。
こまくさです。頑張って咲いていますね。
2010年08月08日 09:08撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
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8/8 9:08
こまくさです。頑張って咲いていますね。
下って来た、赤岳への尾根。かなり急ですね。登るのはかなり辛そうです。下りもかなりの恐怖感でした。
2010年08月08日 09:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
1
8/8 9:41
下って来た、赤岳への尾根。かなり急ですね。登るのはかなり辛そうです。下りもかなりの恐怖感でした。
地蔵尾根を下ります。鎖場とはしごが連続します。
2010年08月08日 09:39撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 9:39
地蔵尾根を下ります。鎖場とはしごが連続します。
ここにも、お地蔵さんがあります。さすがは、地蔵尾根ですね。
2010年08月08日 10:02撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 10:02
ここにも、お地蔵さんがあります。さすがは、地蔵尾根ですね。
赤岳鉱泉に着きました。とても、きれいな山小屋です。スタッフも若いようでハイカラな感じです。ちょっと小屋の中を覗いたのですが、洒落た感じでした。
2010年08月08日 11:16撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 11:16
赤岳鉱泉に着きました。とても、きれいな山小屋です。スタッフも若いようでハイカラな感じです。ちょっと小屋の中を覗いたのですが、洒落た感じでした。
このような橋を、いくつも渡ります。退屈な道が延々と続きました。
2010年08月08日 11:27撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 11:27
このような橋を、いくつも渡ります。退屈な道が延々と続きました。
やっと、戻って来ました。下りはかなり長かったです。
2010年08月08日 12:41撮影 by  NIKON D300S, NIKON CORPORATION
8/8 12:41
やっと、戻って来ました。下りはかなり長かったです。

感想

 仕事が夏休みで、山登りを始める前から憧れだった。八ヶ岳に登ることにしました。以前、一人で登るのは、とても不安だったので、山登りのスペシャリストの友人と来る予定でしたが、その日が大雨だったので来ることが出来ませんでした。今回は、ソロ登山ということで、事前にガイドブックやヤマレコで下調べはしていたのですが、美濃戸の悪路や時間的に無理なく日帰りが可能なのかという不安をかかえての、すべてが見切り発車だったので、かなりの不安がありましたが、美濃戸からの道も何とか無事に通過できたし、時間的にもかなり余裕で、結果的には楽しい初八ヶ岳でした。雑誌の中の写真で見る風景が、そこにはありました。もう少し天気が良ければ最高でしたね。赤岳の頂上で思ったより、時間がかなり余っていたので、休憩していた方に硫黄岳まで時間を聞いたところ、親切に地図まで出して時間を算定してくれたのですが、体力的にも不安だったので当初の予定とおり今日のところは、赤岳のみで下山することにしました。
 八ヶ岳に自分が登ることは、若い頃からの夢だったので満足しています。八ヶ岳の最高峰である赤岳への、登り道は何種類もありますが、日帰りが基本の私としては、今回のコースを選択しました。林道歩き、沢歩き、鎖場、はしご、岩場と、山歩きのすべての要素が詰まっており、初心者の私にとっては、かなりの冒険でした。このコースの魅力は、山小屋が多い、展望が素晴らしい、マイカーを利用しての周回コースが歩けるというところだと思います。これからも八ヶ岳を極めたいです。下山後は、乙事で、おいしいそばを食べて、道の駅「小淵沢」のなかにある延命の湯で汗を流しました。ここの露天風呂は温度が低くて、長湯出来るの最高です。この近くの店でチーズケーキとコーヒー豆を購入して、家へのみやげにして小淵沢インターチェンジから中央高速道路に乗り帰路につきました。

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