深田記念公園の駐車場に設置されている周辺案内地図。今は無きサーズリゾートクラブ(現・サクラリゾート)がそのまま記載されていたりして、やや情報が古い。なお、我々が到着した時点で、駐車場にはすでに10台くらいの車が停まっていた。
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12/12 7:56
深田記念公園の駐車場に設置されている周辺案内地図。今は無きサーズリゾートクラブ(現・サクラリゾート)がそのまま記載されていたりして、やや情報が古い。なお、我々が到着した時点で、駐車場にはすでに10台くらいの車が停まっていた。
案内地図から少し歩くと浄水施設のような建物があり、その奥に公園の東屋が見える。
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12/12 7:59
案内地図から少し歩くと浄水施設のような建物があり、その奥に公園の東屋が見える。
浄水施設のすぐ傍に右手方向への分岐を発見。ここには道標と登山届ポストが設置されている。茅ヶ岳方面は右手の道だが、ここは直進してちょっと寄り道。
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12/12 7:59
浄水施設のすぐ傍に右手方向への分岐を発見。ここには道標と登山届ポストが設置されている。茅ヶ岳方面は右手の道だが、ここは直進してちょっと寄り道。
深田記念公園に到着。小ぢんまりとした広場に、東屋のほか石碑や案内板などが置かれていた。周囲は樹林に囲まれていて展望はなく、寂しげな印象。
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12/12 8:01
深田記念公園に到着。小ぢんまりとした広場に、東屋のほか石碑や案内板などが置かれていた。周囲は樹林に囲まれていて展望はなく、寂しげな印象。
有名なお言葉。言わずもがなだが、茅ヶ岳は「日本百名山」の著者である深田久弥氏が、登山中に亡くなったことで有名な山である。
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12/12 8:01
有名なお言葉。言わずもがなだが、茅ヶ岳は「日本百名山」の著者である深田久弥氏が、登山中に亡くなったことで有名な山である。
分岐に戻り、幅広の登山道を歩く。樹種はマツが多め。
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12/12 8:15
分岐に戻り、幅広の登山道を歩く。樹種はマツが多め。
しばらく歩くと、林道に出合う。この綺麗な林道の正体は林道前山大明神線で、右手に辿れば県道韮崎昇仙峡線(昇仙峡ライン)に接続するようだ。辿らないが。
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12/12 8:24
しばらく歩くと、林道に出合う。この綺麗な林道の正体は林道前山大明神線で、右手に辿れば県道韮崎昇仙峡線(昇仙峡ライン)に接続するようだ。辿らないが。
道端に水場の案内があった。この先の「女岩」の水場が使えないため、水はここで汲めということらしい。ちなみに、水量は豊富だった。
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12/12 8:39
道端に水場の案内があった。この先の「女岩」の水場が使えないため、水はここで汲めということらしい。ちなみに、水量は豊富だった。
しばらく道を進むと、突然「立入禁止」のテープに行く手を阻まれる。奥に見えるのが「女岩」で、落石の恐れがあるため近付けないようになっている。
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12/12 8:57
しばらく道を進むと、突然「立入禁止」のテープに行く手を阻まれる。奥に見えるのが「女岩」で、落石の恐れがあるため近付けないようになっている。
取り外された道標が物悲しい。
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12/12 8:58
取り外された道標が物悲しい。
女岩を巻いて先へ進む。堆積した落ち葉で道が分かりにくい箇所があるのでご注意。
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12/12 9:15
女岩を巻いて先へ進む。堆積した落ち葉で道が分かりにくい箇所があるのでご注意。
しばし急な斜面を登り切ると、稜線に出る。ここは丁字路になっており、山頂は左手方向である。なお、道は右手方向にも延びているが、道標に案内はなく地図にも記載がない。
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12/12 9:33
しばし急な斜面を登り切ると、稜線に出る。ここは丁字路になっており、山頂は左手方向である。なお、道は右手方向にも延びているが、道標に案内はなく地図にも記載がない。
分岐から数分で「深田久弥先生終焉之地」という文字が刻まれた石碑が置かれている場所に到着。ちなみに、中央の黄緑色の物体は賽銭箱である。
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12/12 9:39
分岐から数分で「深田久弥先生終焉之地」という文字が刻まれた石碑が置かれている場所に到着。ちなみに、中央の黄緑色の物体は賽銭箱である。
終焉の地からは、北東方面にのみ眺望が開ける。なかなかの好展望である。
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12/12 9:48
終焉の地からは、北東方面にのみ眺望が開ける。なかなかの好展望である。
終焉の地を過ぎると、間もなく茅ヶ岳山頂に到着。標高1,704メートルピークで、二等三角点(点名:茅ケ岳)が埋設されている。山頂はちょっとした広場になっており、山頂標識のほか、立体式の展望盤などが置かれている。
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12/12 9:55
終焉の地を過ぎると、間もなく茅ヶ岳山頂に到着。標高1,704メートルピークで、二等三角点(点名:茅ケ岳)が埋設されている。山頂はちょっとした広場になっており、山頂標識のほか、立体式の展望盤などが置かれている。
山頂からは南アルプスや八ヶ岳、富士山などの山々を一望できるようだが、この時点では雲が多く残念な景色で、同行した友人も少しがっかりしたようだった。なお、写真奥に連なる白い峰々は北アルプスである。
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12/12 9:56
山頂からは南アルプスや八ヶ岳、富士山などの山々を一望できるようだが、この時点では雲が多く残念な景色で、同行した友人も少しがっかりしたようだった。なお、写真奥に連なる白い峰々は北アルプスである。
気を取り直してこれから向かう予定の金ヶ岳方面を望む。南峰と北峰の双耳峰であり、まずは手前の南峰を目指す。いざ出発。
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12/12 9:58
気を取り直してこれから向かう予定の金ヶ岳方面を望む。南峰と北峰の双耳峰であり、まずは手前の南峰を目指す。いざ出発。
茅ヶ岳の山頂から金ヶ岳へはしばらく尾根を下り、鞍部に到達したところで登り返すこととなるが、その登り返しのすぐ先でトンネル状の岩場を潜る。筑波山の弁慶の七戻りを彷彿とさせる、今にも崩れそうなこの岩場は「石門」と呼ばれているらしい。
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12/12 10:15
茅ヶ岳の山頂から金ヶ岳へはしばらく尾根を下り、鞍部に到達したところで登り返すこととなるが、その登り返しのすぐ先でトンネル状の岩場を潜る。筑波山の弁慶の七戻りを彷彿とさせる、今にも崩れそうなこの岩場は「石門」と呼ばれているらしい。
途中の展望地から茅ヶ岳を望む。鋭角的な山容が格好良い。
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12/12 10:21
途中の展望地から茅ヶ岳を望む。鋭角的な山容が格好良い。
南峰に到着…と思ったが、地図を見るとここは観音峠への分岐点だった。三角点のように見える標石には「査四四…」というような文字が刻まれていたと思う。(うろ覚え)
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12/12 10:37
南峰に到着…と思ったが、地図を見るとここは観音峠への分岐点だった。三角点のように見える標石には「査四四…」というような文字が刻まれていたと思う。(うろ覚え)
分岐を過ぎると、すぐに本物の南峰に到着。標高1,760メートルピークだが、山頂標識はなく、展望もあまりよくない。
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12/12 10:40
分岐を過ぎると、すぐに本物の南峰に到着。標高1,760メートルピークだが、山頂標識はなく、展望もあまりよくない。
南峰から10分ほどで、金ヶ岳山頂(北峰)に到着。標高1,764メートルピークで、三角点は埋設されていない。山頂標識には、道標などがごちゃごちゃと取り付けられていた。
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12/12 10:50
南峰から10分ほどで、金ヶ岳山頂(北峰)に到着。標高1,764メートルピークで、三角点は埋設されていない。山頂標識には、道標などがごちゃごちゃと取り付けられていた。
山頂からは甲府盆地方面の展望が開けているが、分厚い雲のお蔭で寒々しい雰囲気。
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12/12 10:50
山頂からは甲府盆地方面の展望が開けているが、分厚い雲のお蔭で寒々しい雰囲気。
時間が中途半端なこともあり友人と相談した結果、茅ヶ岳に戻って昼食をとることに決め、登山道を黙々と引き返す。往路では気付かなかったが、石門の裏側には氷柱が育っていた。
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12/12 11:25
時間が中途半端なこともあり友人と相談した結果、茅ヶ岳に戻って昼食をとることに決め、登山道を黙々と引き返す。往路では気付かなかったが、石門の裏側には氷柱が育っていた。
復路の途中で友人が「甲斐駒見えてない?」と言うので、半信半疑で目を向けると、あの分厚かった雲が消え、周囲の山々がくっきりと見えている!急ピッチで山頂に向かい、まずは甲斐駒ヶ岳の威容をゲット。
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12/12 11:42
復路の途中で友人が「甲斐駒見えてない?」と言うので、半信半疑で目を向けると、あの分厚かった雲が消え、周囲の山々がくっきりと見えている!急ピッチで山頂に向かい、まずは甲斐駒ヶ岳の威容をゲット。
続いて、八ヶ岳方面。まだ雪は少ないようだ。
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12/12 11:43
続いて、八ヶ岳方面。まだ雪は少ないようだ。
振り返れば、富士の姿も。先刻はまったく見えなかったので、ちょっと感動。360度の大展望を満喫しながら昼食をとり、のんびりと過ごした。この日は温かく風も穏やかで、12月半ばとは思えないような陽気だった。
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12/12 12:10
振り返れば、富士の姿も。先刻はまったく見えなかったので、ちょっと感動。360度の大展望を満喫しながら昼食をとり、のんびりと過ごした。この日は温かく風も穏やかで、12月半ばとは思えないような陽気だった。
40分ほどを山頂で過ごしたがまだ時間が早かったので、寄り道して千本桜公園へ行ってみることとし、西側の尾根を下る。ここはあまり踏まれていないようで地面が柔らかく、少々歩きにくい。
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12/12 12:38
40分ほどを山頂で過ごしたがまだ時間が早かったので、寄り道して千本桜公園へ行ってみることとし、西側の尾根を下る。ここはあまり踏まれていないようで地面が柔らかく、少々歩きにくい。
尾根上に生え育った木の根元の地面が崩落し根が露出して、不思議な景観を作り出していた。なお、ここまでの道は基本的に尾根に忠実に付けられており、迷いそうな箇所はない。
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12/12 12:49
尾根上に生え育った木の根元の地面が崩落し根が露出して、不思議な景観を作り出していた。なお、ここまでの道は基本的に尾根に忠実に付けられており、迷いそうな箇所はない。
時折見かける「明野町猟友会」の道標。小数点第二位まで記載されているが、実際に測ったのだろうか。
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12/12 12:53
時折見かける「明野町猟友会」の道標。小数点第二位まで記載されているが、実際に測ったのだろうか。
道は最終的に尾根を外れ、急斜面の直下降となる。堆積した落ち葉に隠れてまったく道は見えない(そもそもあるのか?)が、素直に斜面を下って行けば良い。写真は下り切って斜面を振り返ったところ。この場所だけは改良の余地があるなと思った。
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12/12 13:18
道は最終的に尾根を外れ、急斜面の直下降となる。堆積した落ち葉に隠れてまったく道は見えない(そもそもあるのか?)が、素直に斜面を下って行けば良い。写真は下り切って斜面を振り返ったところ。この場所だけは改良の余地があるなと思った。
謎の矢印。地下に何か埋まっているのか?
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12/12 13:20
謎の矢印。地下に何か埋まっているのか?
程なく、茅ヶ岳(西尾根)登山口に到着。この先(写真手前)は千本桜公園の敷地内となるようだ。
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12/12 13:27
程なく、茅ヶ岳(西尾根)登山口に到着。この先(写真手前)は千本桜公園の敷地内となるようだ。
千本桜公園には1,400本の桜が植樹されているそうだが、どう見ても枯れている木があり、実際に花を付けるものはあまり多くなさそうに感じる。公園内には展望台も置かれていたが、こちらは破損していて立入禁止になっていた。
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12/12 13:29
千本桜公園には1,400本の桜が植樹されているそうだが、どう見ても枯れている木があり、実際に花を付けるものはあまり多くなさそうに感じる。公園内には展望台も置かれていたが、こちらは破損していて立入禁止になっていた。
公園を後にして未舗装の林道を歩いて行くと、やがて林道前山大明神線(舗装道)に接続する。それにしてもこの千本桜公園、県道から遠いうえに駐車場もなく、アクセス道は未舗装というこの上なく悪い立地である。もう少し何とかならないものか…
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12/12 13:55
公園を後にして未舗装の林道を歩いて行くと、やがて林道前山大明神線(舗装道)に接続する。それにしてもこの千本桜公園、県道から遠いうえに駐車場もなく、アクセス道は未舗装というこの上なく悪い立地である。もう少し何とかならないものか…
後は駐車場へ向けて延々と車道を歩くことになる。のんびり歩いて一時間程度の道程。
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12/12 14:41
後は駐車場へ向けて延々と車道を歩くことになる。のんびり歩いて一時間程度の道程。
往路ではあまり気にしなかったが、道端の廃屋は土産物屋の跡だろうか。
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12/12 14:55
往路ではあまり気にしなかったが、道端の廃屋は土産物屋の跡だろうか。
廃屋の傍には、骨組みだけのリヤカーが放置されていた。
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12/12 14:55
廃屋の傍には、骨組みだけのリヤカーが放置されていた。
深田記念公園前の分岐に戻ってきた。この時期は日暮れが早い。時計はまだ15時を回ったところだが、すでに陽が傾いて西日が強くなってきていた。
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12/12 15:01
深田記念公園前の分岐に戻ってきた。この時期は日暮れが早い。時計はまだ15時を回ったところだが、すでに陽が傾いて西日が強くなってきていた。
駐車場に戻ると、大勢の登山者が帰り支度をしていた。西尾根ではひとりの登山者にも出会わなかったが、この日はたくさんの登山者が山に入っていたようだ。この後は双葉サービスエリアの近くにある日帰り温泉「湯めみの丘」に立ち寄って、汗を流してから帰途についた。
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12/12 15:07
駐車場に戻ると、大勢の登山者が帰り支度をしていた。西尾根ではひとりの登山者にも出会わなかったが、この日はたくさんの登山者が山に入っていたようだ。この後は双葉サービスエリアの近くにある日帰り温泉「湯めみの丘」に立ち寄って、汗を流してから帰途についた。
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