石狩岳【高原大橋から】
- GPS
- 00:00
- 距離
- 31.0km
- 登り
- 1,445m
- 下り
- 1,443m
コースタイム
- 山行
- 12:59
- 休憩
- 0:03
- 合計
- 13:02
天候 | 曇り / 時々小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2015年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
国道273号線、高原大橋から冬季閉鎖中のクチャンベツ林道?を通って石狩岳を登ってみた。
林道入り口の除雪スペースに駐車。暗闇の林道へ入って行く。ヘッドライトは電池が消耗して薄暗かったため使用しなかった。林道なのでライトは無くても問題ないかな…。
林道を黙々と進む。ラッセルは足首ぐらいとそんなに深くはないけど重めの雪で思ったほど楽ではなかった。高原温泉分岐辺りまで来てようやく薄っすらと明るくなってくる。約2時間50分歩いて美雪橋を越えた先で左側の斜面に取り付く。取り付きまでは2時間ぐらいを想定していたのでペースは遅め。取り付きは登り始めだけが急斜面。登り切ると疎林で緩やかな斜面になる。
尾根はブッシュが多いし雪面が波打っているところも多くて結構面倒な登りだった。相変わらず雪も重くてラッセルも辛い。樹林の中は比較的風が穏やかなのが幸いだった。このルートには途中に小ピークがたくさんある。ここを上手く巻くことができず時間を無駄に使ってしまった。失敗。
標高1650m地点の小ピークまで登ると正面に山頂へ続く稜線が薄っすらと見えてくる。雲が多くてはっきりと見えないのが残念だった。その後、樹林を抜けたところでようやくラッセルから解放。この辺りから風が出てくる。樹林より上の雪は比較的柔らかくスキーアイゼンは必要なかった。踏むとザクザク割れる感じ。ただハイマツや岩がむき出しになっているところも多く歩きにくかった。
標高1900m辺りからは細尾根になっている。少々硬いがトラバースしながらスキーのまま進む。スキーには流れ止めを付けていないため板が外れないよう慎重に通過した。そんなこんなで山頂らしいところに到着。僕の使用しているGPSではここが山頂となっていたので、とりあえずここを自分の中で山頂とした。家で確認したら石狩岳北峰とのことだった。南峰の方が1m高いのよね…。
山頂は細尾根で反対側の斜面は崖になっていて人が立てるようなスペースはなかった。ガスで何も見えないし風も強くて寒いので写真を数枚写したら急いで下りた。
ブーツのバックルだけ締めてシールは付けたまま登ってきた尾根を下る。デコボコ斜面でしんどい下りだった。
その後は何度もアップダウンを繰り返しながら登ってきたルートを忠実に戻る。標高1683mの小ピークまで戻ったところでシールを外す。ここの滑りはブッシュが多いうえに超重い雪でまともに滑ることが出来なかった。斜めに滑ってはキックターンを繰り返しながら下りた。何度かブッシュに足を引っかけて大きく転んでしまう。林道までは気の抜けない滑りでかなり疲れた。
林道まで下りたら最後はひたすら長い林道を戻る。この林道は帰りも登り返しが多くてまあまあ大変。それに登りに付けたトレースが風で殆どなくなっていて帰りも大部分でラッセルとなった。しんどかった。途中で真っ暗になってしまい朝と同じく暗闇の林道を戻った。
このルートは登り返しが多いうえにブッシュがひどくて滑りが楽しめる斜面はほとんど無かった。今度は違うルートでまた登ってみようと思う。
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