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Yamareco

記録ID: 784198
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ハイキング
関東

岩殿山・稚児落し-山を始めるきっかけの山-

2015年12月26日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
03:31
距離
7.2km
登り
562m
下り
568m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:57
休憩
0:34
合計
3:31
11:37
9
スタート地点
11:46
11:51
1
11:52
11:55
101
13:36
13:58
13
14:11
14:15
53
15:08
15:08
0
15:08
ゴール地点
相変わらずの遅スタートだったので、焦って駅を降りたときにGPSの電源を入れていなくて、スタート地点が少し駅から離れています。岩殿山の山頂と天神山付近で食事の小休止をした他は順調に歩きました。
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR中央線大月駅よりすぐ。東京新宿より特急で1時間、鈍行で1時間半。
コース状況/
危険箇所等
岩殿山は難所なく、コースも整備されており容易。稚児落としまではそれなりの山道と崖、鎖場の通過があり、滑落の危険あり要注意。急傾斜の岩盤のため、滑落した場合死亡しやすい。
その他周辺情報 付近に日帰り温泉、駅前に飲食店やコンビニがあり利便性は高い。ただし、トイレが駅前と岩殿山登り口にしかないため、山頂滞在時間等には注意が必要。
またもや寝坊したので今回は特急に乗車!まったり旅気分が嬉しいです♪
2015年12月26日 10:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 10:29
またもや寝坊したので今回は特急に乗車!まったり旅気分が嬉しいです♪
車窓から岩殿山が見えます。高校の体験入部で登って以来、15年ぶりぐらいの対面。歳がばれる(笑)
2015年12月26日 11:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
1
12/26 11:29
車窓から岩殿山が見えます。高校の体験入部で登って以来、15年ぶりぐらいの対面。歳がばれる(笑)
あの崖はヤバい。
2015年12月26日 11:36撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 11:36
あの崖はヤバい。
近くで見ると迫力があります。
2015年12月26日 11:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 11:41
近くで見ると迫力があります。
入り口です。
2015年12月26日 11:46撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 11:46
入り口です。
全く読まずに登山道へ...。
2015年12月26日 11:51撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 11:51
全く読まずに登山道へ...。
トイレはこの辺が最後とのこと。
2015年12月26日 11:54撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 11:54
トイレはこの辺が最後とのこと。
山道というよりは散歩道です。
2015年12月26日 11:56撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 11:56
山道というよりは散歩道です。
頭上に近づくと迫力があります。これを直登できる方もいるんでしょうね。
2015年12月26日 12:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:01
頭上に近づくと迫力があります。これを直登できる方もいるんでしょうね。
すぐにいい景色が見えてきます。
2015年12月26日 12:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 12:01
すぐにいい景色が見えてきます。
城趾の看板が出てきました。
2015年12月26日 12:10撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:10
城趾の看板が出てきました。
登りはここまでがきついんですが、すぐ山頂です。最近行った他の山からするとあっけなくて...。
2015年12月26日 12:50撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:50
登りはここまでがきついんですが、すぐ山頂です。最近行った他の山からするとあっけなくて...。
この奥でパーティーがご飯タイムだったので遠慮して手前のテーブルでご飯食べたのですが、後で見たらこの奥に三角点があったようで...登ったことになるのかならないのか(笑)
2015年12月26日 12:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:13
この奥でパーティーがご飯タイムだったので遠慮して手前のテーブルでご飯食べたのですが、後で見たらこの奥に三角点があったようで...登ったことになるのかならないのか(笑)
眺望は大変良いです!
2015年12月26日 12:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:15
眺望は大変良いです!
眼下に広がる大月市街。奥には富士山も!
2015年12月26日 12:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:15
眼下に広がる大月市街。奥には富士山も!
直下は急です。
2015年12月26日 12:15撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 12:15
直下は急です。
もう半分以上食べ終わってますが...おにぎりとあったかいお茶をいただきました。
2015年12月26日 12:29撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 12:29
もう半分以上食べ終わってますが...おにぎりとあったかいお茶をいただきました。
稚児落としへは一旦下って分かれ道を右に行きます。ここから先はこれまでと険しさが変わります。といってもトレイルははっきりしていますが。
2015年12月26日 12:52撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 12:52
稚児落としへは一旦下って分かれ道を右に行きます。ここから先はこれまでと険しさが変わります。といってもトレイルははっきりしていますが。
これは正しくない進路。しかし道があるように見えます。
2015年12月26日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:00
これは正しくない進路。しかし道があるように見えます。
正しくはこっちですね。
2015年12月26日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:00
正しくはこっちですね。
熊がいるらしいです。今回熊いないと思ってベル持ってこなかったな...。
2015年12月26日 13:00撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:00
熊がいるらしいです。今回熊いないと思ってベル持ってこなかったな...。
2015年12月26日 13:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:01
この鉄塔の下で歓迎鍋会を開いていただいたような記憶がうっすらと。いや、違う鉄塔かなぁ。
2015年12月26日 13:02撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:02
この鉄塔の下で歓迎鍋会を開いていただいたような記憶がうっすらと。いや、違う鉄塔かなぁ。
蟹の横這い。一人だと緊張します。
2015年12月26日 13:12撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 13:12
蟹の横這い。一人だと緊張します。
鎖場は気をぬくと滑落死。
2015年12月26日 13:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 13:03
鎖場は気をぬくと滑落死。
友人に頂いて活用できていなかったフードコンテナに豚汁を詰めてみました。う〜ん、もう少し温度が高い方が良い!
2015年12月26日 13:41撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 13:41
友人に頂いて活用できていなかったフードコンテナに豚汁を詰めてみました。う〜ん、もう少し温度が高い方が良い!
気持ち良い登山道が続きます。
2015年12月26日 14:01撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 14:01
気持ち良い登山道が続きます。
ここが稚児落とし。落とされたら大人でも命の保証はありませんね。
2015年12月26日 14:13撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 14:13
ここが稚児落とし。落とされたら大人でも命の保証はありませんね。
崖向こうに道標が見えますね。うっかりコケたら...おぉー怖っ!この後は急な下りが待っています。
2015年12月26日 14:14撮影 by  iPhone 5s, Apple
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12/26 14:14
崖向こうに道標が見えますね。うっかりコケたら...おぉー怖っ!この後は急な下りが待っています。
駅に帰ってきました♪無事下山。
2015年12月26日 15:03撮影 by  iPhone 5s, Apple
12/26 15:03
駅に帰ってきました♪無事下山。
撮影機器:

装備

個人装備
ヘッドランプ(1) 予備電池(1) 1/25 000地形図(1) コンパス(1) 保険証(1) 水(1) トイレットペーパー/ティッシュ(1) 救急セット(1) 携帯電話(1) レインウェア(1) 折りたたみ傘(1) 防寒着(1) ストック(1) 時計(1) GPS(1) ナイフ(1) 軍手(1) デジカメ(1) 食器(カップと器)(1)
備考 今回はステンレスボトル等を活用。非常用でエスビットを入れていたがライターを忘れているので役に立たない。

感想

高校でアウトドアやりたいなぁと思っていた時に、担任が入部を勧めた山岳部。部としてやるのもどうかなぁと迷っている時に次の山行に来たらいいさと連れて行かれたのが岩殿山でした。

歓迎の鍋会を開いてもらい、山でみんなでワイガヤするのって楽しいなぁと思った記憶があります。当時大した荷物も持ってないのに翌日から3日ほど筋肉痛で、次は20kgとか言われて、「入部はしない」とか話してましたね。

そんな自分の登山史では記念の1ページになる山ですが、ついて行っただけなのでどんなコースを通ったかも覚えておらず、計画書も地図も残っていないので、いつかもう一度訪れてみたいなぁと思っていました。友人と忘年会の予定がキャンセルになり、天気もよいのでふらっと行ってみようと、朝起きて山レコのデータをGPSに落として地図を刷っていざ出発。

行程は約8km、時間にして3〜4時間で戻ってこれるコースらしいので、お昼前でも日暮れまでには戻れる算段です。但し、スタートが早いに越したことはないので、行きは特急かいじで急ぎます。大月下車時にステンレスボトルを座席に忘れて出そうになり焦る私。

さて、駅について整備された山道を一気に進んでいきます。だんだん息が上がってきて、あーやっぱり辛いなんて思っていた列車到着から45分。あっけなく山頂に着いてしまいました。当時あんなにきつかったはずなのに、こんなだったかなぁと拍子抜けです。先の方には別のパーティが陣取っていたので、ちょいと離れたところでまだあんまりお腹空いてないなぁとか思いながらおにぎりでも食べることにしました。実は三角点はもっと先だったことを後で知ります。

ルート例では稚児落しというところまで行くようでしたので、そちらへ向かいます。途中の鎖場は見覚えがありました。改めて見ても、落ちたら命はないと思います。自信がない方は避けるべきでしょう。鎖場は4箇所ぐらいあり、腕力と脚力両方必要な感じでした。甘い見通しで岩殿山でパワーを使ってしまっているので、若干疲労感が堪えます。

今回の山はトレイルもはっきりしていて迷いそうにないので、ヤマカンで歩いていました。そのヤマカンがひどくて、岩殿山から大したピークもなく下ると思い込んでいたもので、3個もピークがあり「マジかよ」と自分に突っ込みながら歩きます。

天神山で豚汁をすすりながらGPSをチェックすると思ったより進んでいないことに気づき、しかも、まだピークがあります。怠け者は山に来てはいけませんね。

途中から視界が開け稚児落しの崖が見えます。この崖、残念ながら記憶にはないんですが、他に下山ルートはないので通っているのでしょう。

稚児落しの由来は諸説ありますが、その昔岩殿山に城があったが城主小山田信茂は織田軍勢に攻められる→側室千鳥姫は赤子の万生丸らと共に岩殿山を脱出→崖まで逃げ伸び安堵の声を上げる→その声が崖に反射→聞こえた声を追っ手と間違え一行が慌てる→万生丸が泣き出す→敵に気付かれることを恐れ万生丸を崖から落とし殺害した。という言い伝えがあるそうです。

高低差は300mほどあるでしょうか。誰が落ちても命はなさそうです。柵などもないので、滑落しないよう細心の注意が必要です。かといってビビりすぎて足がもつれたらそれはそれで危ないです。岩殿山山頂までは物足りない気分だったので、鎖場と稚児落しのスリルは迫力があり物足りなさは吹き飛びました。

その後の下りは幾つかの鎖場がありながら一気に標高を下げ、1時間かからずにアスファルトの道に出ます。温泉に浸かって帰るもよし、観光をするもよし、余裕を持って降りられました。人里に出るとなぜかコーラが飲みたくなるので、駅前の自販機で調達しました。

懐かしくもスリルのある程よい山行でした(^_^)思ったよりバリエーションに富み、レベルも高いと思います。手をつくので、軍手が必須のコースです。体力に自信があって、スリルを味わいたい方にはぴったりのルートではないでしょうか。大月民には慣れっこと思われる岩殿山、よい山だと思います。

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