ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 785515
全員に公開
雪山ハイキング
御在所・鎌ヶ岳

綿向山

2015年12月28日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
04:16
距離
7.4km
登り
802m
下り
800m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:14
休憩
1:02
合計
4:16
9:21
17
9:38
9:38
32
10:10
10:15
5
10:20
10:20
15
10:35
10:41
22
11:03
11:03
29
11:32
12:10
15
12:25
12:25
11
12:36
12:43
6
12:49
12:50
2
12:52
12:54
25
13:19
13:21
13
13:34
13:35
2
13:37
ゴール地点
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2015年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
名神高速道路の蒲生スマートICから国道477号と県道182号でアプローチしました。県道の入り口からは案内標識が出ているため迷うことはありませんでした。御幸橋駐車場は9:00で15台くらい,13:30で10台弱の駐車でした。
コース状況/
危険箇所等
五合目小屋手前(標高810〜820)くらいは下山時(12時半頃)でも登山道が凍って滑りやすくなっていました。樹林帯で滑落の心配は不要ですが転倒には要注意です。七合目行者コバから頂上へは夏道ではなく尾根沿いを歩きます。積雪は上部でも3〜5cm程度。トレースはしっかりあり,おかげで特に危険な箇所はありません。
その他周辺情報 大河原温泉「かもしか荘」で日帰り入浴をやっています。大人500円でした。綿向山の南側のふもとに位置し,御幸橋駐車場から約20分くらいです。綿向山を見ながら露天風呂で疲れを癒すことができました。
朝9時すぎの御幸橋駐車場です。15台くらいでしょうか。もっと少ないかと思っていましたが,さすが冬に人気の山ですね。
1
朝9時すぎの御幸橋駐車場です。15台くらいでしょうか。もっと少ないかと思っていましたが,さすが冬に人気の山ですね。
さっきまで山の上部には雲がかかって山が見えてなかったのですが,だんだん見えるようになって来ました!木々が白く色づいて(?)いて,樹氷が期待できそうです!!
1
さっきまで山の上部には雲がかかって山が見えてなかったのですが,だんだん見えるようになって来ました!木々が白く色づいて(?)いて,樹氷が期待できそうです!!
登山口までの林道歩き。
登山口までの林道歩き。
駐車場から15分ほどでヒミズ谷出合小屋に着きます。ここで登山届を出しました。
駐車場から15分ほどでヒミズ谷出合小屋に着きます。ここで登山届を出しました。
ここは標高460m。綿向山は1110mなので650mの標高差です。
ここは標高460m。綿向山は1110mなので650mの標高差です。
最初は沢の音を聞きながらつづら折りの針葉樹林帯を歩きます。
最初は沢の音を聞きながらつづら折りの針葉樹林帯を歩きます。
一合目。だんだん沢の水の音も遠くになってきました。
一合目。だんだん沢の水の音も遠くになってきました。
二合目。左は送電線の鉄塔の管理用と思われる道です。今年の春に来た時は何もなかったので,下山時に間違って入り込んでしまう人もいるかもしれないなー,なんて思っていたら,ちゃんと侵入防止が設置されていました。さすがっ。
二合目。左は送電線の鉄塔の管理用と思われる道です。今年の春に来た時は何もなかったので,下山時に間違って入り込んでしまう人もいるかもしれないなー,なんて思っていたら,ちゃんと侵入防止が設置されていました。さすがっ。
ずっと同じ針葉樹林帯の登りですが,標高を稼ぐうちに地面には霜柱,木々の葉には薄く雪が残っているのが見られるようになります。
ずっと同じ針葉樹林帯の登りですが,標高を稼ぐうちに地面には霜柱,木々の葉には薄く雪が残っているのが見られるようになります。
三合目。林道に合流します。
三合目。林道に合流します。
このあたりになると,木々の雪も増えてきました。
このあたりになると,木々の雪も増えてきました。
あざみ小屋を通過する頃に,犬を連れたかたとすれ違いました。わんっ。
あざみ小屋を通過する頃に,犬を連れたかたとすれ違いました。わんっ。
このあたりになると登山道以外は薄っすらと雪が残っています。
このあたりになると登山道以外は薄っすらと雪が残っています。
四合目,標高760mです。
2
四合目,標高760mです。
五合目小屋の手前,この写真のあたりは登山道が凍って滑りやすくなっていました。ここまでトレッキングポールは使わずに歩いて来ましたが,転倒しないように要注意です。
2
五合目小屋の手前,この写真のあたりは登山道が凍って滑りやすくなっていました。ここまでトレッキングポールは使わずに歩いて来ましたが,転倒しないように要注意です。
五合目小屋に到着しました。ここに来ると山の雰囲気が変わり,後半に差し掛かったことを知らせてくれます。
1
五合目小屋に到着しました。ここに来ると山の雰囲気が変わり,後半に差し掛かったことを知らせてくれます。
日野方面の景色です。今日は依然として冬型の気圧配置。太平洋側は晴れ,北日本や北陸では雪の天気予報でした。日野町の天気予報は曇りだったので,もっと天気が悪いと予想していましたが,予想以上に好天です。
1
日野方面の景色です。今日は依然として冬型の気圧配置。太平洋側は晴れ,北日本や北陸では雪の天気予報でした。日野町の天気予報は曇りだったので,もっと天気が悪いと予想していましたが,予想以上に好天です。
さあさあ,五合目小屋を出発して後半戦の始まりです。雪の残る登山道を歩きます。この程度の積雪ですのでアイゼンは装着せず,トレッキングポールのみ使用です。
さあさあ,五合目小屋を出発して後半戦の始まりです。雪の残る登山道を歩きます。この程度の積雪ですのでアイゼンは装着せず,トレッキングポールのみ使用です。
六合目。
ミニ樹氷。なんだか鍋に入れるエノキダケみたい。
5
ミニ樹氷。なんだか鍋に入れるエノキダケみたい。
行者コバの不動明王さんにも少し氷がついています。
2
行者コバの不動明王さんにも少し氷がついています。
手が冷たそうー。
1
手が冷たそうー。
そうそう,この行者コバが七合目でした。
2
そうそう,この行者コバが七合目でした。
この七合目,行者コバで夏道と冬道が分かれます。夏道が尾根の南側斜面を通るのに対して...,
1
この七合目,行者コバで夏道と冬道が分かれます。夏道が尾根の南側斜面を通るのに対して...,
冬道はコチラ。尾根をまっすぐ東向きに上がります。迷わないようにシッカリ誘導してくれる親切設計。
冬道はコチラ。尾根をまっすぐ東向きに上がります。迷わないようにシッカリ誘導してくれる親切設計。
尾根道はこんな感じで標高差150mほどを上がります。積雪は3cm程度。雪は固くなく斜度もそれほどきつくないので,アイゼンなしでも問題なく歩けます。
尾根道はこんな感じで標高差150mほどを上がります。積雪は3cm程度。雪は固くなく斜度もそれほどきつくないので,アイゼンなしでも問題なく歩けます。
ここからが今日のハイライトです!樹氷のトンネル!!テンションが上がります。
2
ここからが今日のハイライトです!樹氷のトンネル!!テンションが上がります。
エビのしっぽも!
3
エビのしっぽも!
晴れ間が見えたらシャッターチャンス!きれい!!
6
晴れ間が見えたらシャッターチャンス!きれい!!
青空と樹氷。
太陽と樹氷。今日ここに来られて良かった!
4
太陽と樹氷。今日ここに来られて良かった!
そうこうしているうちに竜王山に向かう道と合流します。もうすぐ山頂です。このあたりは太陽で融けた樹氷がドサドサと落ちてきているので頭上注意です。
1
そうこうしているうちに竜王山に向かう道と合流します。もうすぐ山頂です。このあたりは太陽で融けた樹氷がドサドサと落ちてきているので頭上注意です。
山頂に到着しました。11時半です。
4
山頂に到着しました。11時半です。
鳥居があるのは夏道が上がってくる方向です。こっちも樹氷がきれいー。
3
鳥居があるのは夏道が上がってくる方向です。こっちも樹氷がきれいー。
そして御在所岳方面...。うーむ。この雲たちがさっきまで綿向山にいたのかな?
2
そして御在所岳方面...。うーむ。この雲たちがさっきまで綿向山にいたのかな?
金平糖みたいな樹氷。
2
金平糖みたいな樹氷。
そして今日のメインイベントはコチラ!...何だと思いますか?
1
そして今日のメインイベントはコチラ!...何だと思いますか?
これは「おしるこ」です!壺の形をしたモナカの中に,おしるこの素が入っています。この前,家の近所のスーパーで見つけたので買って来ました。
これは「おしるこ」です!壺の形をしたモナカの中に,おしるこの素が入っています。この前,家の近所のスーパーで見つけたので買って来ました。
シェラカップを用意して...,
4
シェラカップを用意して...,
お湯を入れますが...,なんかちょっとイメージと違うような(笑)。
1
お湯を入れますが...,なんかちょっとイメージと違うような(笑)。
壺を壊してやっとおしるこになりました。もしかして壺の中にお湯を入れるべきだったのかな?美味しかったから別にどっちでもいいや。
4
壺を壊してやっとおしるこになりました。もしかして壺の中にお湯を入れるべきだったのかな?美味しかったから別にどっちでもいいや。
静かな山頂を楽しみます。
3
静かな山頂を楽しみます。
御在所岳方面の雲も取れてきました!
5
御在所岳方面の雲も取れてきました!
と思ったら,もう次の雲がやってきた...。
2
と思ったら,もう次の雲がやってきた...。
名残惜しいですが,ぼつぼつ下山します。
名残惜しいですが,ぼつぼつ下山します。
「そり」などの使用はしないよう,ということです。
「そり」などの使用はしないよう,ということです。
五合目小屋まで下りてきました。屋根の雪はすっかり落ちましたね。でも登山道は凍ったままです。
2
五合目小屋まで下りてきました。屋根の雪はすっかり落ちましたね。でも登山道は凍ったままです。
針葉樹林帯をどんどん下がって,瀬の音が聞こえてくると...
針葉樹林帯をどんどん下がって,瀬の音が聞こえてくると...
はい,ヒミズ谷出合小屋の橋まで戻って来ました。
はい,ヒミズ谷出合小屋の橋まで戻って来ました。
御幸橋駐車場に咲いていました。ここは駐車場も綺麗で良い感じです。
3
御幸橋駐車場に咲いていました。ここは駐車場も綺麗で良い感じです。
「国民宿舎かもしか荘」で綿向山を見ながら露天風呂で疲れを癒しましたとさ。今日も良い山行をありがとうございました。
2
「国民宿舎かもしか荘」で綿向山を見ながら露天風呂で疲れを癒しましたとさ。今日も良い山行をありがとうございました。

装備

個人装備
長袖シャツ 長袖インナー ハードシェル タイツ ズボン 靴下 グローブ アウター手袋 予備手袋 防寒着 ネックウォーマー 毛帽子 着替え ザック ザックカバー アイゼン 昼ご飯 行動食 非常食 飲料 水筒(保温性) ガスカートリッジ コンロ コッヘル ライター 地図(地形図) 計画書 ヘッドランプ ファーストエイドキット 携帯 時計 タオル ツェルト ナイフ カメラ ポール
備考 既に雪も柔らかくなっておりアイゼン着用は不要でした。ただ雪の状態次第なのでアイゼン携行の方が無難かもしれません。トレッキングポールはよく活躍しました。

感想

今日も依然として冬型の気圧配置で太平洋側は晴れ,北日本と北陸は雪という天気予報で,どこの山に行こうかさんざん迷いましたが,前日に綿向山に行かれた方の山行記録に「頂上付近は雪」と書かれていたので樹氷目当てで綿向山に決めました。日野町の天気予報は「曇り」だったのですが,実際の天気は時折晴れ間も見られ,さらに頂上付近でも風がなく,まずまずの天候でした。
五合目からは雪の上を歩くようになりましたが,積雪量は思ったよりも少なく,アイゼンを携行していたものの装着することなく下山してきました。行者コバ以降の尾根道でもストックさえあれば特に歩行に支障はありませんでした。もっと朝早い時間帯であれば雪質も固く,滑り易かったのかもしれません。ただ積雪量はアイゼンの刃ほどもなかったので,実際に着用するかどうかは微妙ですね。
お目当ての樹氷はとても綺麗でした。特に青空が出た時にはカメラで夢中になって撮影していました。今日も良い山行をありがとうございました。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:535人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
綿向山表参道コース〜水無山北尾根コース
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
2/5
ハイキング 霊仙・伊吹・藤原 [日帰り]
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
無雪期ピークハント/縦走 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
綿向山、竜王山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
3/5
雪山ハイキング 御在所・鎌ヶ岳 [日帰り]
綿向山表登山道冬山ルート
利用交通機関:
技術レベル
1/5
体力レベル
1/5

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら