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Yamareco

記録ID: 78894
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ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

御池岳・鈴北岳

2010年09月20日(月) [日帰り]
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GPS
05:13
距離
10.0km
登り
892m
下り
896m

コースタイム

鞍掛トンネル出口駐車場8:05〜8:20コグルミ谷登山口8:30〜9:00長名水〜9:40七合目〜10:30ボタンブチ10:45〜11:05御池岳〜11:35日本庭園〜11:50鈴北岳12:15〜12:50鞍掛峠〜13:10駐車場
天候 曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2010年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
彦根ICから国道306号線。
鞍掛トンネル三重県側出口に駐車(10台程度駐車可能:滋賀県側出口付近も駐車可でそちら側からも鞍掛峠へ登ることもできるようだ)
コース状況/
危険箇所等
コグルミ谷登山口は沢の右側(左岸側)に標識や登山届けが立っているが最初のところで崩れているため逆の左側から入山する。
沢にそって登る道は、踏み跡を注意(割と薄い所がある)して辿れば問題は無いと思うが、私自身は長名水の先で尾根へ取り付くところを見過ごしてしまって、そのまま沢を直登するはめに。。それとなく沢筋に踏み跡が続いているために間違ってしまったようだ。
沢の上部はかなりの急登だったので、天候が悪ければかなり苦労をしたと思うが、この日はまずまずの天候で気温も比較的涼しかったことと沢を抜けても疎林で藪漕ぎ等をせずに済んだのでそれ程苦にならなかった。GPSを見ながら七合目の標識付近で登山路に合流した。おかげで六合目に当たるカタクリ峠を通過せずショートカットした形になった。御池岳直下でのボタンブチへの分岐なども見落としやすい。
ボタンブチはガイドなどでも書かれている様に南側に素晴らしい展望が開けるところであるが、ガレていて崖が切れ落ちているので注意が必要だろう
全体にコースの踏み跡は薄いところが多く、2万5千の地図の登山道と違っているところも何箇所かある(既に廃道化して気付かないだけかも)。
日本庭園から鈴北岳を経て鞍掛峠への下山路は途中展望の好い場所もあり歩きやすかった。峠から駐車場までの間で途中斜面が切れたりしている急な場所があるので注意が必要だと思う
国道306号線 鞍掛トンネルの三重県側出口の駐車場に停めて登山開始。下山はトンネルの上に見える鞍掛峠からになる。
2010年09月20日 08:05撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 8:05
国道306号線 鞍掛トンネルの三重県側出口の駐車場に停めて登山開始。下山はトンネルの上に見える鞍掛峠からになる。
駐車場所から15分ほど下がったコグルミ谷出合いが登山口
2010年09月20日 08:21撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 8:21
駐車場所から15分ほど下がったコグルミ谷出合いが登山口
30分ほど登ったところにある長名水の水場。この先でルートをはずして沢を直登することに..
2010年09月20日 09:01撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 9:01
30分ほど登ったところにある長名水の水場。この先でルートをはずして沢を直登することに..
かなり急な沢を詰めていった
2010年09月20日 09:12撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 9:12
かなり急な沢を詰めていった
漸く登山道に合流。そこで出会った人から、どちらから来られたのかとびっくりされた
2010年09月20日 09:41撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 9:41
漸く登山道に合流。そこで出会った人から、どちらから来られたのかとびっくりされた
岩や樹が苔生した不思議な光景がそちこちに見られるようになる
2010年09月20日 09:58撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 9:58
岩や樹が苔生した不思議な光景がそちこちに見られるようになる
まるで京都の寺の境内のような雰囲気である。湿気の高い日が多いのだろうか。。
2010年09月20日 10:23撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 10:23
まるで京都の寺の境内のような雰囲気である。湿気の高い日が多いのだろうか。。
ボタンブチの手前からなだらかな奥の平方面を望む。こっちはこっちで気持ちよさそうな感じ
2010年09月20日 21:30撮影
9/20 21:30
ボタンブチの手前からなだらかな奥の平方面を望む。こっちはこっちで気持ちよさそうな感じ
御池岳山頂を横に見ながら南にある絶景ポイント「ボタンブチ」へ
2010年09月20日 10:33撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 10:33
御池岳山頂を横に見ながら南にある絶景ポイント「ボタンブチ」へ
ボタンブチから御池岳山頂を見上げる
ボタンブチから御池岳山頂を見上げる
御池岳の南側に見える屏風のような絶壁の丁度縁の部分に当たる。先端に立つと結構足がすくみます
2010年09月20日 10:43撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 10:43
御池岳の南側に見える屏風のような絶壁の丁度縁の部分に当たる。先端に立つと結構足がすくみます
ボタンブチから南側に広がるパノラマ。今日は、モヤッとした感じで遠見は利かない。それほど遠くは無いはずの御在所山も本当にうっすらとしか見えない
2010年09月20日 21:30撮影
9/20 21:30
ボタンブチから南側に広がるパノラマ。今日は、モヤッとした感じで遠見は利かない。それほど遠くは無いはずの御在所山も本当にうっすらとしか見えない
2010年09月20日 10:51撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 10:51
御池岳の山頂。余り目立たない場所で、下手をすると何気なく通り過ぎてしまいそう。展望もそれほど良くない。でも鈴鹿山脈では最高峰だとのこと
2010年09月20日 11:06撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 11:06
御池岳の山頂。余り目立たない場所で、下手をすると何気なく通り過ぎてしまいそう。展望もそれほど良くない。でも鈴鹿山脈では最高峰だとのこと
菊の群落
2010年09月20日 11:22撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 11:22
菊の群落
ふかふかした苔の原が到る所に広がって、普通の山とは違う雰囲気を感じる
2010年09月20日 11:34撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 11:34
ふかふかした苔の原が到る所に広がって、普通の山とは違う雰囲気を感じる
日本庭園と呼ばれる元池付近の景観。苔の原の中に道が伸びている
2010年09月20日 11:36撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 11:36
日本庭園と呼ばれる元池付近の景観。苔の原の中に道が伸びている
展望の良い鈴北岳山頂。標識の向こうに霊仙山が見える。その先に見えるはずの伊吹山は、全く見えなかった
2010年09月20日 12:13撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 12:13
展望の良い鈴北岳山頂。標識の向こうに霊仙山が見える。その先に見えるはずの伊吹山は、全く見えなかった
鈴北岳山頂から御池岳を望む。藤原山への縦走路の山も辿れる
2010年09月20日 22:44撮影
9/20 22:44
鈴北岳山頂から御池岳を望む。藤原山への縦走路の山も辿れる
鈴北岳から鞍掛峠への下山路
2010年09月20日 12:16撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 12:16
鈴北岳から鞍掛峠への下山路
鞍掛峠にある地蔵様。何年か前の写真では雨ざらしだった様だが、お家をつくってもらったんですね
2010年09月20日 12:50撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 12:50
鞍掛峠にある地蔵様。何年か前の写真では雨ざらしだった様だが、お家をつくってもらったんですね
鞍掛峠。トンネルの両側へ降りることができるほか、直進すれば三国岳方面へ。。
2010年09月20日 12:56撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 12:56
鞍掛峠。トンネルの両側へ降りることができるほか、直進すれば三国岳方面へ。。
登山届けの提出ボックス。この橋を渡ったところがトンネル出口の駐車場所
2010年09月20日 13:10撮影 by  DMC-TZ5, Panasonic
9/20 13:10
登山届けの提出ボックス。この橋を渡ったところがトンネル出口の駐車場所

感想

漸く涼しくなってきたこともあって山へも行きやすくなってきた。
とは言え三連休のはずだったこの週末、突然の仕事も入ったことで無理かなと思っていたが、最後の敬老の日にスケジュールが取れたので、どこか良い所は無いかな?と考えた末、以前三上山(近江富士)に登った時に屏風のように立ちはだかる御池岳の姿が思い出されて、急遽チャレンジすることにした。
この山も藤原岳など他の鈴鹿の山と同じように春の福寿草などの花で有名らしいが、この時期は、紅葉にも早いので一寸寂しい。
登山口のあるコグルミ谷は山ヒルに悩まされるという情報を見ていたので恐々入ったものの既に涼しくなった季節のせいか、そんな気配も無く登ることができてホッとした。とは言え、途中で道を見失って僅かな足跡の残る谷を直登するなど、相変わらずのドジ加減に自分でもうんざり。一人歩きの時は無理するのは禁物である。
山頂から少し南へ行ったボタンブチ(遠くから見て屏風のように見える崖の淵)からの大展望とその高度感を楽しみ、御池岳山頂へ。この山頂は、鈴鹿山脈の最高点とのことだが、余り目立たないところにある印象で、展望もいまひとつであった。
そこから北側へ下って鈴北岳方面に進むと草原風だけど何となく不思議な雰囲気を感じる広々としたところへ出る。地面が苔に覆われ、所々に石灰岩が点在するカルスト地形でその苔むした景観から日本庭園と呼ばれているらしい。
元池は窪み(ドリーネって言うのかな?)だけで水は無かった。そこから鈴北岳はホンの少し登るだけで到着。
鈴北岳の山頂は展望がよさそうなところであるが、この日は少しボヤッとした天気だったので霊仙山は見えるが伊吹までは見えないという状況だったのが少々残念。何時になるか分からないが、次回に期待しよう。
鞍掛峠から1時過ぎに下山してしまったので時間も有ったので帰りに立派な社殿を持つ多賀大社に参拝して無事の登山御礼をして帰った。

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