乗鞍岳、山スキー(肩ノ小屋撤退)
- GPS
- 04:40
- 距離
- 12.7km
- 登り
- 1,173m
- 下り
- 1,167m
コースタイム
- 山行
- 4:05
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 4:36
天候 | 晴れのち強風、ガス。 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
AM5:30時点でガラガラ。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
例年に比べて雪がかなり少ない。 この日スキー場の積雪情報は30センチ。 |
その他周辺情報 | 下山後は乗鞍高原湯けむり館へ。(大人720円) |
写真
感想
この年末年始は異常に雪が少ない。
森林限界を越える場所でないと激藪スキーになってしまいそうな予感。
こんな時は滑りは二の次、ロケーション重視で乗鞍岳に向かってみました。
午後から天気が崩れそうとの予報なのでなるべく早い時間に行動を終えるべく暗闇の中AM5:30休暇村駐車場を出発。
ここからゲレンデを登り、約1時間でリフト最終地点に到達。
ここでようやく夜が明けて、ツアーコースに取り付きます。
どうやら僕がこの日の一番乗りのようです。
ツアーコースは雪が非常に少なく、藪を避けたり、踏んづけたりとあまり快適ではありません。
位ヶ原に出るとお約束の強風がこの日も吹き荒れています。ただ青空もひろがっているので気持ちよく進んでいきます。この時は稜線の向こう側に嵐が忍び寄っていることは知る由も無く・・・。
肩の小屋まであとわずかのところでガスに覆われたかと思うと一気に天候が急変。
猛烈な風とホワイトアウトに包まれてバランスを保つのがやっとの状態。
本当はここから板を担いで登る予定でしたがとても板なんか担げたもんじゃありません。
しばらく待機して回復を待ってみますが風に耐え続けるのももう限界。
装備を飛ばされない様に気をつけながらシールを外して退散開始。
位ヶ原の途中で徐々に視界が回復してきますが、振り返ると稜線は完全にガスの中。
お正月とあって続々と登ってくる入山者とすれ違いましたがなんだか自分だけが退却するようで複雑な心境です。
本当はもう少し待てば登れたんじゃないか、板をデポしたらピークには立てたんじゃないか、などと考えながらも心は完全に温泉に向かっていました。
まあこのくらいでやめておくのが身の丈ってことでしょうか。
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