晴天の赤城山で恐怖のラッセル

2016年01月27日(水) [日帰り]

• GPS: 03:15
• 距離: 3.5km
• 登り: 469m
• 下り: 457m

コースタイム

日帰り

• 山行: 3:05
• 休憩: 0:10
• 合計: 3:15

11:45 黒檜山登山口駐車場
11:50 11:51 黒檜山登山口
12:03 12:03 猫岩
12:55 12:56 赤城山
13:00 13:07 黒檜山展望台
13:14 13:14 赤城山
13:53 13:54 大タルミ
14:59 14:59 黒檜山登山口駐車場
15:00 ゴール地点

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

アイゼンは必須
ルートを外れるときは、スノーシュー必須

その他周辺情報

お勧めは、富士見の湯(JAF割あり)＆あいのやまの湯

写真

1/27 11:45

路面はアイスバーンです。

1/27 11:49

登山口

1/27 12:00

大沼はまだ凍っていません。

1/27 12:00

ふかふかの雪で歩きやすいです

1/27 12:02

猫岩

1/27 12:20

富士山の展望台

1/27 12:20

うっすらと富士山

1/27 12:42

ようやく木に雪が付き始めました

1/27 12:42

青い空と太陽がきれいです

1/27 12:52

山頂手前の分岐

1/27 12:52

枝について雪も大きくなります

1/27 12:54

はい、山頂です。雪の山頂碑は絵になりますね。

1/27 12:55

皇海山

1/27 12:55

袈裟丸山？

1/27 12:57

繭玉みたい

1/27 12:57

雲ひとつない空

1/27 12:57

1/27 12:58

雪景色

1/27 12:58

綿の木みたい

1/27 12:59

枯れ木に花

1/27 12:59

雪の結晶

1/27 13:00

北展望台谷川方面は雪雲

1/27 13:00

もふもふ

1/27 13:01

上越方面

1/27 13:02

雲のカーテン

1/27 13:02

1/27 13:12

零度

1/27 13:15

黒檜大神

1/27 13:16

小沼

1/27 13:17

南向きの雪は解け始めてます

1/27 13:32

黒い豚カレーうどんは、食べられずがっかりです。

1/27 13:31

だしがうまい手塩せんべい

1/27 13:38

駒ケ岳方面へ

1/27 13:44

眺望見納め

1/27 13:50

1/27 13:50

今日一番の積雪かな？

1/27 13:54

大タルミから下がってみます。

1/27 13:54

急な傾斜を下ります

1/27 14:03

トレース発見

1/27 14:03

これは、私のトレース

1/27 14:05

膝下ラッセル・・・この後は膝上ラッセルでしたが、
必死でしたので写真がありません。

1/27 14:50

堀に沿って無事、下山できました。

1/27 14:50

駐車場に止まっているのは、2台だけになっていました。

1/27 16:49

温泉後の夕日。今日も一日、ありがとう💛

撮影機器：

COOLPIX S9900 ニコン

感想

nadesiko

朝起きると快晴で赤城山がよく見えます。
仕事の都合で4日の水沢山のトレーニング以来、
山から足が遠のいておりました。
大がかりな仕事が一段落したので、
急遽、仕事のスケジュールを変更して、
週末のグループハイクの下見とトレーニングを兼ねて、
赤城山に行くことにしました。

私にとって登山口までのアプローチは難関です。
二輪駆動、スタッドレス五分山にちょっと臆病な運転手🚗💨
ドライビングのトレーニングも兼ねて、
黒檜山まで行って見ることにします。

姫百合駐車場を過ぎると、案の定アイスバーンです。
前の車に近づきすぎないよう、カーブもノロノロ運転で、
殆ど滑らず無事、登りきりました。

登山口付近の大駐車場は七台位、登山口付近には二台止まっていました。
当初の予定では、下見を兼ねて駒ヶ岳経由で周回するつもりでしたので、
下山口に近い方の大きい駐車場に迷わず停めました。

気温はマイナス1度で、登り始めて直ぐに汗が出るほどです。
1日薄手の手袋で間に合いました。

暖かかったので霧氷などは程遠く、
山頂付近になってようやく木々に雪が付き始まりました。

途中、二名追い越し、山頂手前の分岐でもう一人追い越し、
呆気なく山頂に到着です。
山頂は笠懸からお越しの男性一人の先客のみで、
北の展望台には三人の先客です。
山頂の気温は、零度でした。

南の鳥居の黒檜大神に行くと、
鳥居付近の岩がいくつか顔を出していて雪は少ないです。
誰もいない静かで暖かいグッドタイミングに、
のんびり昼食を楽しもうと岩に腰掛けカレーうどんを出します。

途中で水を忘れた事に気づき、一度は諦めたカレーうどんでしたが、
コンビニで水を調達して来ました。
しかし、今度はお箸が無いことに気づきます。
再び断念かと思いましたが、なんとザックのうちポケットに一膳入ってました。
気を取り直して、コンロをセットし、水を入れて、
沸かそうと思ったらライターが着火しません。
風でも消えないライターが、着きません（涙）

結局、カレーうどんは持ち帰りです。
おやつのドーナツとマグポットのコーヒーを頂き、
早々に下山することにしました。

二人追い越し、大弛みまで来ると、
何度か降りた直下がりコースでさっさと下山したい衝動に駆られます。
山頂の雪の量からして積雪は大したことはなさそうです。
昼食がゆっくりできなかったせいもあり、早く下山したくなりました。

ルートには自信がありましたが、スノーシューを持っていません。
トレースを探しますと、有りました。
トレースがあれば、何とかなるだろうと下り始めました。

トレースは一つで、時々なくなったりもしましたが、
急坂は問題なく降りられました。
何度もトーレスが現れたりして安心だと思っていましたが、
傾斜が緩くなり始めると、雪も深くなり急に歩けなくなります。

平らなところでは、下り坂のように足が上がりません。
少しの登りでも脚力が著しく必要になり、
膝上まで埋まると抜け出るのが大変になりました。

少しでも、雪の浅いところを選んで歩こうとするのですが、
既に大沼が見えているのに、中々脱出できず心細くなってきました。
先程までの楽しい下山が、静まり返った孤独の世界に包まれ、
悪夢になって来ました。

堀を渡りたいのですが雪が深くて近寄れません。
堀を渡るトレースが見つかりついて行くと、深くなったり消えてしまったり（汗）
前進が簡単に出来ずとても困難で、どんどん体力が奪われていきます。

暖かかったのが幸いです。

堀を渡ることを諦めて、堀沿いに歩いて行くと、
別のトレースが出てきて（出口から侵入してきたと思われる）
何とか無事に駐車場のすぐ傍の車道に出られました。

太股とストックを使った腕が直ぐに筋肉痛になりました。

帰路の道路は、登りより難易度が高く、
滅多に使わないローギアを使いながら無事、赤城山を脱出できました。

反省：冬山は装備をしっかりと。
　　　赤城山でも毎年冬季の死亡事故があるので、決してなめてはいけませんね。