ヤマレコユーザーさんへ感謝の山行後に捜索活動に協力しました。塩水橋〜丹沢山
- GPS
- 08:06
- 距離
- 14.3km
- 登り
- 1,621m
- 下り
- 1,613m
コースタイム
天候 | 曇りときどき小雨または小雪 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
塩水林道 前日の雨の影響で柔らかくシャーベット状になる直前って感じです。 夜は冷え込んだので、翌朝は歩きやすいかも? ワサビ沢からのショートカット 山肌や岩が大分露出してきました。 所々前日の雨が凍り、その重さでお辞儀した枝が登山道を塞いでます。 天王寺尾根取りつきまで 前半は岩の露出箇所が増えて、雪の表面が硬くなってました。 軽アイゼンでしたが、ザクザクと刺さる音を聞きながら進めました。 天王寺尾根合流まで かなり大きな音と共に氷の重さに耐えきれなくなった枝が折れて、氷と一緒に落ちて来ます。 落下後はかなりの勢いで斜面を降りてくるので、音がしたら自分に影響が無いか?見上げながら進みました。 出来ればヘルメット、無ければ帽子やフードで頭上を保護した方が良いと思います。 自分は3回ほど細かい落下物に当たりました。 丹沢山まで お辞儀した木々が増えます。無理に潜らず迂回した場所もあります。 雪も階段も凍ってたので、確実にアイゼンの爪を掛けて歩きました。 |
写真
感想
isさんgeoさん、そして棚沢ノ頭から塩水ゲートまでチェーンアイゼンを移動してくれたヤマレコ利用者さん
ヤマレコのユーザーさん達のお陰で無事手元に戻ってきました。
ありがとうございましたm(__)m
ゲート前で発見したときは、そのまま引き返そうかと思いましたが、登る気で来たのでルート状態を確認の為に、丹沢山まで往復する事にしました。
翌日の登山者が歩きやすいように、ルート上の大きめの枝は除去しましたが、5分に1度は枝が折れて落下してたので、新たな枝はあると思います。
標高が高くなると雪も凍り、階段も氷でコーティングされてる状態だったので、初めて8本以上のアイゼンが良いかも?と思いました。
アイゼントレーニングに向いてる雪質だと思いました。
話は変わりますが、今回初めて他の登山者に違和感を感じて、通報〜確保まで協力することが出来ました。
登山届けは24日に塩水橋から入り、丹沢山〜蛭ヶ岳〜丹沢三峰〜高畑山〜宮ヶ瀬の三叉路に27日下山するよていだったようで、下山確認をしてなく家族が気づいたのが同日朝。
捜索依頼を出したがあいにくの天候なので翌日にヘリを使って捜索する予定だったようです。
自分が違和感を感じたのは次の3つが大きかったです。
1.丹沢でビバーク
…計画通りに山行出来てなさそう。
2.濡れた防寒着(ダウン)を捨てた
…重くなったので捨てた=体力的に弱ってる?
3.移動してた距離が短い
…発見したビバーク地から1km程度しか移動してないので、塩水ゲートや、そこから交通機関までの移動に1週間は掛かる。
発見できたのも、天候のせいでこのルートを自分しか使ってなかった、林道が積雪してたから判断できた、チェーンアイゼンが戻ったのに自分が山行した等、幾つかの偶然が重なったからだと思います。
しかし大事に至らずに済んで良かった♪
皆さんも下山連絡は必ずしましょうね(^-^)/
baruさん
はじめまして。
先日自分もこのルートを歩いていましたので人事ではないような気がしてコメントさせていただきました。
baruさんの言うとおりにほんとうに大事に至らずに済んでよかったです。
宮ヶ瀬駐在所へ向かわれたbaruさんが一人の命を救ったとしか言いようがありません。
救助された方とはまったくの無縁ですが、助けていただきありがとうございました。
感動しました。
rizojazz
rizojazzさん
コメントありがとうございます。
余計な事をしてるんじゃないかな?と葛藤はありましたが とにかく警察に伝えて判断してもらう事にしました。
あと本人が断ると強制は出来ないそうです。
いろんな意味で勉強になりました。
baruさん、こんばんは。
アイゼン回収できてよかったです。goeと二人で無事回収できたかな?と心配してました。
遭難者の救助の件、相手側から救助要請の無い中での判断でしから対応はとても難しかったはずです。そんな中、baruさんの行動は最善な判断だったと思います。色々な意味で疑問点がある遭難者ですので、自分だったら遭難者は
ただ単に変な人?と思い見過ごしていたかも。なにより無事救助されたわけですから良かったですね。
勇気ある行動に感動しました。
isさん(goeさん)
コメントありがとうございます。
24日に見つけていただいたおかげです。本当にありがとうございました。
今回は、お二人と塩水まで運んでくれた方からいただいた心遣いに、感謝の気持ちが強く行動してたのでこの様な結果になったと思っています。
その特別な思いが無い普通の登山だった場合、私はここまで出来たのだろうか?と…
isさん、goeさん、もう一人の方のおかげで正しい判断と行動が出来ました。
ありがとうございます。
最後の写真、最後なのに「出発前」となっていてよくわからないのですが、その前の写真の間に次のようなことがあったということですか?
察しが悪くてすみません。
警察官や救急隊員と塩水橋まで戻った(最後の写真、17:30)
↓
遭難者(仮)の居場所まで一緒に登った(19:48:ずいぶん掛かりましたね)
↓
保護して下山した
donsokuさん
コメントありがとうございます。
最後の写真までに、塩水橋から宮ヶ瀬の駐在所へ移動(約20分)、駐在所から連絡して消防や警察が集まったのが17時頃だと思います。
そこからまた塩水橋ゲートまで移動して準備してたのが最後の写真です。
居場所までの見込みは塩水橋ゲートから2時間だと伝えてました。
堂平までの目安時間が1時間45分ですから、積雪があるのと登山に慣れてない消防の方々と一緒なのでそれくらいかと。
救助用の重装備を背負って雪用のブーツではなかったのに、その時間で着いたので遅くはないと思いますよ。
早速のご返信、ありがとうございました。
納得できました。
なるほど。重装備だからそうですね。
というか、そういった事態でも徒歩なんですね。
ということは門の鍵は警察や消防署は持っていないということですね。
昨日塩水橋に本日の登山のための下見に行ったら、鹿の駆除のためハンターが車で出入りするときは係員が門を開けていました。
今日baruさんと同じルート(帰りは天王寺尾根)で登りましたが、新雪が積もり林道には新しい熊の足跡がずっと続いていました。
そんなところでビバークは危険なので、baruさんのご判断は適切だったと思います。
鍵は警察も持ってましたが、積雪を登れるような車両が津久井消防にしか無かったようです。
首都圏の雪に弱い部分をこんなとこで味わうとは思いませんでした。
先週末から熊が出てるみたいですね!
何事も無いことを祈ります。
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