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記録ID: 806239 全員に公開 積雪期ピークハント/縦走磐梯・吾妻・安達太良

安達太良山【雪崩に巻き込まれあわや!生きてて良かった・・・本当に】

日程 2016年01月31日(日) [日帰り]
メンバー hana_hanajourneyman
天候スキー場付近は晴れ
山頂はガス+強風
アクセス
利用交通機関
バス
あだたら高原スキー場への夜発日帰りスキーバスツアーを利用
<往路>原宿/23:00発 〜 あだたら高原スキー場/5:30着
<帰路>あだたら高原スキー場/17:10発 〜 新宿/21:40着
スキーツアーのバスはスキー場まで行ってくれるのでとても便利
レストハウスも利用できて、今回は使っていませんがリフト券も付いています
経路を調べる(Google Transit)

地図/標高グラフ


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歩くペース 1.0〜1.1(標準)
※ヤマプラ掲載の「山と高原地図」標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率(全コースのうち75%の区間で比較) [注意事項]
表示切替:

コースタイム [注]

日帰り
山行
5時間24分
休憩
1時間7分
合計
6時間31分
S奥岳登山口07:5409:08勢至平分岐09:1009:29金明水09:3109:43くろがね小屋10:0510:48峰の辻10:5111:25安達太良山11:3411:48雪崩地点12:0512:23峰の辻12:2513:01くろがね小屋13:1013:20塩沢分岐13:36勢至平分岐14:24奥岳登山口14:2514:25ゴール地点G
コースタイムの見方:
歩行時間
到着時刻通過点の地名出発時刻
コース状況/
危険箇所等
●登山ポスト
スキー場にあり

●登山前トイレ
スキーツアーだったので、スキー場の施設を使わせてもらいました。

●コインロッカー300円
ゴンドラ乗り場前、営業時間外でも使えました。

●コース状況
奥岳登山口〜くろがね小屋
トレースもあり危険はありません。
小屋手前のトラバース付近は足場が狭いのでスノーシューやワカンで歩く場合は慎重に。

くろがね小屋〜山頂
この日はガスと強風、特に山頂付近は立っていられないほどの強風でした。
山頂までは強風につきトレースはすぐに消えてしまいますが、木と竹のポールが立てられているので、これを目印に進みます。

●今回遭遇してしまった雪崩発生箇所
山頂から少し下って薬師岳とくろがね小屋への分岐からくろがね小屋方面に少し下った辺り。
デブリの写真を載せましたが、山頂直下から登山道上を通って下へと雪崩落ちています。
雪崩自体は小規模なものだとは思いますが、ポールが立てられたコースを外れて歩いていたわけではないので、避けられないコースで雪崩てきたということです。
その他周辺情報あだたら山 奥岳の湯
600円/大人(リフト券提示で550円、スキーバスツアー参加者は500円)
オープンしたてできれい、とても温まる良いお湯で、粉雪の舞う中の露天風呂は最高でした
http://www.adatara-resort.com/ski/faciliti.stm

写真

夜行のスキーツアーのバスに便乗し、あだたら高原スキー場を目指します
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夜行のスキーツアーのバスに便乗し、あだたら高原スキー場を目指します
2
日曜の朝5時半過ぎ、スキー場到着
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日曜の朝5時半過ぎ、スキー場到着
1
夜が明けるまで、ツアーとしてはリフトが動き出すまで、ここで休ませてもらえます
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夜が明けるまで、ツアーとしてはリフトが動き出すまで、ここで休ませてもらえます
2
明るくなってきました
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明るくなってきました
1
青空も見えて、天気は良さそう
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2
スノーシューを履いて奥岳登山口から出発
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スノーシューを履いて奥岳登山口から出発
7
前日も多少雪は降ったようではありますが、トレースはあるので楽に進めます
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前日も多少雪は降ったようではありますが、トレースはあるので楽に進めます
3
結構雪は深いですね
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結構雪は深いですね
2
樹林帯をもくもくと登ります
スノーシューは久しぶりなので足が重い
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樹林帯をもくもくと登ります
スノーシューは久しぶりなので足が重い
3
開けてきましたよ
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開けてきましたよ
4
山頂方向はガスの中ですが、この辺りは日差しもあって暖かい
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山頂方向はガスの中ですが、この辺りは日差しもあって暖かい
4
くろがね小屋が見えてきました
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くろがね小屋が見えてきました
7
くろがね小屋到着
帰りもツアーバスに乗る都合上時間に制限もあるため、あとでゆっくり休憩するとして、外で少し休憩しながら行動食を摂ってすぐに山頂目指して出発です
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くろがね小屋到着
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10
気温はマイナス6℃
そんなに寒くはないです
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気温はマイナス6℃
そんなに寒くはないです
1
小屋から上はガスガス
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1
景色はあまり望めなそうです
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4
峰の辻を過ぎると風も強くなってきました
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3
だんだん傾斜もきつくなってきます
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5
薬師岳との分岐
かなりの強風
実は強風にあおられ、何度か転んでいるくらい
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薬師岳との分岐
かなりの強風
実は強風にあおられ、何度か転んでいるくらい
7
安達太良山、山頂到着です
雲が切れて光が差し込み明るくなる瞬間もありました
(雪崩発生まであと20分)
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安達太良山、山頂到着です
雲が切れて光が差し込み明るくなる瞬間もありました
(雪崩発生まであと20分)
37
これより上に登る気にはなりません
写真を撮るのも苦戦するような風なのです
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これより上に登る気にはなりません
写真を撮るのも苦戦するような風なのです
5
名残惜しいですが下山開始
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名残惜しいですが下山開始
7
こうやっていたら、私にもエビのシッポが付きそう
なわけないか
(雪崩発生まであと10分)
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こうやっていたら、私にもエビのシッポが付きそう
なわけないか
(雪崩発生まであと10分)
17
雲を透かして見える神秘的な太陽を背に急斜面を下っていきます
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雲を透かして見える神秘的な太陽を背に急斜面を下っていきます
8
写真だと左奥、後ろに目印の竹竿が立っています
なのでコースは外れていないはず
(雪崩発生まであと5分)
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写真だと左奥、後ろに目印の竹竿が立っています
なのでコースは外れていないはず
(雪崩発生まであと5分)
11
11時50分頃、雪崩発生、巻き込まれる
発生時の写真は当然ありませんが、私の前にあるのは連れを掘り出したデブリ
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11時50分頃、雪崩発生、巻き込まれる
発生時の写真は当然ありませんが、私の前にあるのは連れを掘り出したデブリ
35
後ろから降りてきたスキーヤーの方が、無くなった片方のポールを一緒に探してくださいました
見つかりませんでしたが、ありがとうございました
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見つかりませんでしたが、ありがとうございました
21
ようやく落ち着き、よく見ると雪崩の後がよく分かります
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41
そんなに大きな雪崩ではないようですが、雪崩は雪崩です
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そんなに大きな雪崩ではないようですが、雪崩は雪崩です
11
赤い線の間が雪崩箇所
×印は連れが埋もれていた場所
○印は私が止まった付近、あまり覚えていませんが
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赤い線の間が雪崩箇所
×印は連れが埋もれていた場所
○印は私が止まった付近、あまり覚えていませんが
33
GPSログをカシミールの地図で見てみると、たぶんこの辺りだろうという跡がありました(○印の中)
地図上で滑ったであろう直線の距離を測ると28メートルほどでした
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GPSログをカシミールの地図で見てみると、たぶんこの辺りだろうという跡がありました(○印の中)
地図上で滑ったであろう直線の距離を測ると28メートルほどでした
13
山はこんなに美しいのに
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山はこんなに美しいのに
11
被害はポール1本と不幸中の幸いでした
そそくさと下山します
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そそくさと下山します
6
くろがね小屋まで戻ってきて、やっと人心地がつきました
ここでも休憩は最小限にしてどんどん下山
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くろがね小屋まで戻ってきて、やっと人心地がつきました
ここでも休憩は最小限にしてどんどん下山
7
空も明るくなってきてホッ
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空も明るくなってきてホッ
6
やはり山頂方向はガスの中
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3
登山口まで何とか戻ってきました
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5
スキー場から流れる音楽が聴こえ、たくさんの人を見たら安心したのか、滑落していく瞬間の恐ろしさが改めてこみ上げてくるのと、無事に戻ってこれた安堵感でもうぐったり
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スキー場から流れる音楽が聴こえ、たくさんの人を見たら安心したのか、滑落していく瞬間の恐ろしさが改めてこみ上げてくるのと、無事に戻ってこれた安堵感でもうぐったり
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感想/記録

スキーのバスツアーを利用して安達太良山を目指したのは昨年の2月に続いて2回目です。
昨年は悪天候と時間切れでくろがね小屋にて撤退、山頂に立つことはできませんでしたので、今回はリベンジになります。
くろがね小屋までは青空ものぞき軽快にスノーシューを履いてのハイキング。
くろがね小屋から上はガスの中で、風も強そうでしたが、雪が降っているわけではないので少し休憩して山頂へ。
山頂付近は思った以上の強風で立っているのもやっとの状態でしたが、風にあおられながらも何とか写真を撮って下山の途につきました。
薬師岳への分岐を経て、くろがね小屋に向かって視界も良いとはいえない状態なので目印のポールを頼りに進み、山頂から十数分下ったところで・・・。
それは突然起こりました。

山頂を左手に見てトラバース気味に下っていた私は突然肩から側頭部辺りに強い衝撃を受けて転倒、そのまま滑落が始まりました。
何で倒れたのか、最初は何だか良く分からなかったのですが、雪にのまれて滑り落ちていくのが分かりました。
最初から視界は雪の中で、明るかった視界が滑り落ちるにつれてどんどん暗くなっていく。
そこで雪崩に巻き込まれて滑り落ちているのだと、そしてどんどん下に潜ってしまっているのだと気が付き、とにかく上にあがっていかなくては、本当にまずいことになるという思考は働くのですが、体は全く言うことを聞きません。

雪崩に巻き込まれたら、〜「埋まってしまわないように、じたばたと雪の中を泳いだらいい」〜
そんなことは無理です!!!
滑り落ちていくスピードと雪の重さ、そのすさまじい勢いの中にいて、それに抗うことなど到底不可能だと知りました。
とにかく勢いが収まってくれることを祈り、少しでも浮上することだけを考えながらできたことは、助けを求めて叫ぶことだけ。
やっと流れが止まり、頭を上、足が下でうつぶせの状態で斜面に対して水平に落ちたおかげで多少浮力が働いたのか、あまり深くは埋まっておらず、自力で雪から抜け出すことができ、幸いにも怪我もしていない様子で安堵、すぐに連れの姿を探しました。

連れは私よりも数メートル上で、頭が雪から出ていてこれまた安堵、でも胸から下が雪に埋まっていて自力で抜け出せない様子。
すぐに手でとにかく雪を掘り、足についたままのスノーシューを引っ張りあげて無事に脱出、足が変な方向に曲がって埋まっていましたが、こちらも怪我はない様子。
連れは、最初上から雪の破片が落ちてきたのに気がついた瞬間、背中に衝撃を受けて転倒、そのまま雪の中を回転しながら頭を下に滑り落ち、斜面に対して垂直に止まったため、体が埋まってしまったようです。
周りが見える状態で滑落したので、ものすごいスピードで滑り落ちていく様子が見えていて、かなり怖かったとか。

時間にしたら数秒のことだと思いますが、自由が利かず、なされるがままに滑り落ちていく時間は恐ろしく長く感じました。

総じて、私たちの上部で起こった雪崩ですが、音はせず、その先端に押し流されるまで迫ってくる雪崩に全く気がつきませんでした。
風も強く、フードも被っていたのもありますが、音もなく、ものすごいスピードで迫ってくる、これでは避けられません。
雪崩などというものは、映画や小説、ニュースの中の出来事で、厳冬期のアルプスに行くわけでもなし、私が目の当たりにするようなことはないだろうくらいにしか思っていない代物でした。

今回のことで、自分は丈夫だろうという、絶対はなく、雪が積もった斜面であれば、規模の差はあれど、どこでも雪崩は起こりえるものなのだと思い知らされました。
雪崩自体の規模は小さかったこと、運よく岩が出ているエリアの少し上で止まったこと、二人とも大きな怪我がなかったこと(連れは手首から指の付け根にかけて捻挫をして手がパンパンに腫れていましたが)、不幸中の幸いといいましょうか、ポールを1本失くしただけで、大事に至ることはありませんでしが、もし悪い条件が重なってしまっていたらと思うと身がすくみます。

それでも雪をまとった山々は美しいし、銀世界の中を歩く素晴らしさは知ってしまったらやめられるものではないのですが、注意は怠らず、どこにでも危険はあるのだということを踏まえ行動したいと思います。
皆さんにも安全に山行を楽しんでもらいたいと思い、今回の件を上げさせてもらいました。


最後に、後ろから来て一緒にポールを探すのを手伝ってくださったスキーヤーの方、本当にありがとうございました。
なんだかあの場に留まるのが恐ろしく、お礼もそこそこに逃げるように下山してしまい失礼しました。
もしこれをご覧になっていらしたら、この場を借りてお礼を申し上げます。
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