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Yamareco

記録ID: 814414
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬

20160217-八幡谷西巻道

2016年02月17日(水) [日帰り]
 - 拍手
体力度
1
日帰りが可能
GPS
02:33
距離
2.5km
登り
212m
下り
200m
歩くペース
ゆっくり
1.92.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
2:23
休憩
0:08
合計
2:31
距離 2.5km 登り 212m 下り 212m
14:48
8
14:56
10
八幡谷入口
15:06
15:14
6
甲南バットレス登り口(雨宿り)
15:20
59
八幡谷西巻道分岐
16:19
47
山の神
17:06
9
八幡谷西巻道分岐
17:15
4
八幡谷入口
天候 曇り、途中通り雨
過去天気図(気象庁) 2016年02月の天気図
アクセス 徒歩
コース状況/
危険箇所等
八幡谷の登り、八幡滝堰堤(昭和 19 年完成)を過ぎたあと、八幡滝第二堰堤(2 基、主と副)の際を通らず、西寄り(右岸の上)を高巻きして、山の神で八幡谷谷筋ルートに合流するルート。国土地理院地図が示しているルートになる。
ルートの南半分では、藪の繁茂が著しく、直近に人が通った痕跡は、藪や木の枝が少々折られていたりする程度のわずかなものだった。おそらくは、昨春以降、ほとんど人が通っていないと思われる。南半分では、足許に石が敷かれたところや石段があるのを辿って藪漕ぎをする。ルートの幅がわずかしかなく、斜面の下に滑りそうになるところや、石が組まれたルートが断崖(おそらくは数 m の高さ)の上を進んでいるようなところがある。
北半分は、明瞭な踏み跡を進むことができるが、藪の繁茂が進んでいる。
数年前に記録されたルートをウェブで見ることができるが、かつては、歩きやすそうだったようだ。
ウェブページによっては、こちらの巻き道を新道、現在人が往来している谷筋を旧道としているものもある。

参考:荒れたルートとして紹介しているもの
2015 年 4 月 11日
http://wanderingrokko.web.fc2.com/3705.html
2011 年 3 月 20 日
http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24152883.html

参考:新道として紹介しているもの
2007 年 10 月 7 日
http://yamamap.at.webry.info/200710/article_2.html

参考:通行した記録
2008 年 1 月 13 日のこの記録では、19 分で通過している。
http://shousam.fc2web.com/080113isikiri.html
2008 年 11 月 2 日のこの記録では、新道としている。通行しやすそうなルートの写真(このウェブページの 7 - 9 枚目の写真)がある。
http://mayasanpo.pro.tok2.com/20081102rokkoujyuudan/20081102rokkoujyuudan.html
2009 年 6 月 26 日のこの記録でも、新道としている。
http://hawksoh.exblog.jp/8499951/
2009 年 8 月 7 日のこの記録は、下山で通過しているが、この西巻き道を正規ルート、現在往来がある谷筋を近道としている。
http://tokiwatrekking.web.fc2.com/pages/y20090807.htm
2008 年 3 月 29 日のこの記録の写真の、18 枚目から 23 枚目が、このルートを辿っている。
http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html
この 2006 年 6 月 10 日および 2012 年 5 月 13 日の記録では、5 分で通り抜けている。
http://www.geocities.jp/yamaaruki17/nisiotafuku.html

参考:この西巻き道ルートの途中に甲南大学方面の分岐があることを示している記録、高度 218m と記されているので、西巻き道の直進右折ルートの右折して少し北進したあたりと思われる。
2011 年 3 月 20 日
http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24152883.html
同じ人が 2011 年 3 月 30 日にここと岡本バットレスを回っている記録
http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24384296.html

参考:八幡谷の谷筋のハイキングコースがなかった時代の市民のグラフこうべ(神戸市の広報誌)、1983 年 10 月、133 号
保久良・八幡谷コースとして、森林管理歩道(水平道)と八幡谷尾根筋(ハブ谷尾根筋)かそれに近い道筋が記されている。
http://www.graphkobe.jp/detail/133.html
その他周辺情報 今日は、未明に降雨があり、午後にも通り雨があった後、八幡谷入口から登り始めたが、すぐにまた通り雨に遭遇した。甲南バットレスに登るところでは木が茂っているので、雨宿りをした。
八幡谷入口。途中、昭和 42 年水害で殉職された故古川寛次氏の慰霊碑や岡本堰堤に寄り道したので、時間が少々かかっていますが、普通に歩けば、岡本八幡神社から登り 5 分ほどです。
2016年02月17日 14:56撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 14:56
八幡谷入口。途中、昭和 42 年水害で殉職された故古川寛次氏の慰霊碑や岡本堰堤に寄り道したので、時間が少々かかっていますが、普通に歩けば、岡本八幡神社から登り 5 分ほどです。
登り初めてすぐ、左手に 3 柱の神様が祀られています。中央が永光大神、向かって右が丸八大神、左が源吉大神(吉は下の線の方が長い𠮷)。
下の石碑
「コノ道沿イニ西北西ヘ百五十米程ハ、昔白光谷ト呼バレタ行場デ、白永ハクナガ大神 白光シラミツ大神、永光ナガミツ大神ト申サレル三柱の主神ガ鎮座サレ、多クノ行者ヲ導キ諸人ヲ助ケ給ウ」
左の石の祠の中にあるのは、木魚のようです。

参考
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-date-20120106.html
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-332.html
http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/22418263.html
http://sonny.sakura.ne.jp/2009/090520/index.html
2016年02月17日 14:58撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
1
2/17 14:58
登り初めてすぐ、左手に 3 柱の神様が祀られています。中央が永光大神、向かって右が丸八大神、左が源吉大神(吉は下の線の方が長い𠮷)。
下の石碑
「コノ道沿イニ西北西ヘ百五十米程ハ、昔白光谷ト呼バレタ行場デ、白永ハクナガ大神 白光シラミツ大神、永光ナガミツ大神ト申サレル三柱の主神ガ鎮座サレ、多クノ行者ヲ導キ諸人ヲ助ケ給ウ」
左の石の祠の中にあるのは、木魚のようです。

参考
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-date-20120106.html
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-332.html
http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/22418263.html
http://sonny.sakura.ne.jp/2009/090520/index.html
八幡滝の行場の跡で、小屋の中には、祭壇や祭司の道具が残されています。
写真左奥に 2 筋の滝が見えます。写真右手の斜面は、先日の記録のとおり、素人では登れないようです。

20160210_ハブ谷右俣横池南探訪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-810295.html
2016年02月17日 15:03撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
1
2/17 15:03
八幡滝の行場の跡で、小屋の中には、祭壇や祭司の道具が残されています。
写真左奥に 2 筋の滝が見えます。写真右手の斜面は、先日の記録のとおり、素人では登れないようです。

20160210_ハブ谷右俣横池南探訪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-810295.html
甲南バットレスへの登り口と思われます。過去のウェブ上の記録では、ここの木の枝に標識があったということですが、見当たりません。
通り雨なので雨宿りをしています。
2016年02月17日 15:07撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 15:07
甲南バットレスへの登り口と思われます。過去のウェブ上の記録では、ここの木の枝に標識があったということですが、見当たりません。
通り雨なので雨宿りをしています。
一つ前の写真から反対の谷の方を見ますと、写真右下の端に、暗い写真でわかりにくいですが、行場の小屋の屋根が見えています。
正面の斜面は、二つ前の写真で登れないと記しました斜面です。
雨宿りしているこの撮影地点が、ちょうど、八幡滝の右岸(西)側の上になります。
2016年02月17日 15:11撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 15:11
一つ前の写真から反対の谷の方を見ますと、写真右下の端に、暗い写真でわかりにくいですが、行場の小屋の屋根が見えています。
正面の斜面は、二つ前の写真で登れないと記しました斜面です。
雨宿りしているこの撮影地点が、ちょうど、八幡滝の右岸(西)側の上になります。
二つ前の写真の左の方(北東から北寄り)の対岸の稜線です。下に八幡滝堰堤(昭和 19 年完成)が見えています。
2016年02月17日 15:16撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 15:16
二つ前の写真の左の方(北東から北寄り)の対岸の稜線です。下に八幡滝堰堤(昭和 19 年完成)が見えています。
西の巻き道(仮称、西巻道)への分岐です。左手の石階段を上ります。
写真奥は、八幡滝第二堰堤です(このすぐ下手に八幡滝第二副堰堤がある。写真の下に柵と立ち入り禁止の札が写っている。いずれも 1973 年 3 月完成)。
2016年02月17日 15:20撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 15:20
西の巻き道(仮称、西巻道)への分岐です。左手の石階段を上ります。
写真奥は、八幡滝第二堰堤です(このすぐ下手に八幡滝第二副堰堤がある。写真の下に柵と立ち入り禁止の札が写っている。いずれも 1973 年 3 月完成)。
石階段の上ですぐ、左(西)へ数 m、石が敷かれた断崖の上を進みます。

参考:このウェブページの 20 枚目の写真が、上記、石が敷かれた断崖のルートを明瞭に示しています。
http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html

その後すぐ、右へ向きを変えます。ルートには石が敷かれていますが、このように藪で覆われているので、足許に注意します。
2016年02月17日 15:22撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 15:22
石階段の上ですぐ、左(西)へ数 m、石が敷かれた断崖の上を進みます。

参考:このウェブページの 20 枚目の写真が、上記、石が敷かれた断崖のルートを明瞭に示しています。
http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html

その後すぐ、右へ向きを変えます。ルートには石が敷かれていますが、このように藪で覆われているので、足許に注意します。
藪漕ぎをしながら踏み跡をたどったあと、藪から出て振り返って撮影しています。ここからは、ルートが明瞭です。
2016年02月17日 16:14撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:14
藪漕ぎをしながら踏み跡をたどったあと、藪から出て振り返って撮影しています。ここからは、ルートが明瞭です。
石の川床の小さい流れを渡ります。
2016年02月17日 16:14撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:14
石の川床の小さい流れを渡ります。
その左手上流には、大きな堰堤が見えます。
古い航空写真を見ますと、八幡滝第二堰堤の工事のときに、この谷筋が、西からの工事用通行路になっていたようです。ここのさらに西方は、山の上を舗装路が通っていたようで、現在は宗教施設になっています。
この堰堤は、1990 年の航空写真には写っておらず、1994 年の航空写真には、新設間がない姿で写っています。
2016年02月17日 16:14撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:14
その左手上流には、大きな堰堤が見えます。
古い航空写真を見ますと、八幡滝第二堰堤の工事のときに、この谷筋が、西からの工事用通行路になっていたようです。ここのさらに西方は、山の上を舗装路が通っていたようで、現在は宗教施設になっています。
この堰堤は、1990 年の航空写真には写っておらず、1994 年の航空写真には、新設間がない姿で写っています。
わたってすぐ、杉木立の間を進み、前方が山の神の前の広場です。
2016年02月17日 16:16撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:16
わたってすぐ、杉木立の間を進み、前方が山の神の前の広場です。
山の神から、下を眺めています。これから同じルートを確認しながら引き返します。
写真左上へのルートが人が往来している谷筋、分岐して右上へのルートが来た道、西巻道(仮称)です。
2016年02月17日 16:19撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:19
山の神から、下を眺めています。これから同じルートを確認しながら引き返します。
写真左上へのルートが人が往来している谷筋、分岐して右上へのルートが来た道、西巻道(仮称)です。
復路、石の川床の小さい流れを渡る手前に、標識がありました。

左 八幡谷
  至東灘区岡本町

右 八幡谷
  森林管理歩道
2016年02月17日 16:22撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:22
復路、石の川床の小さい流れを渡る手前に、標識がありました。

左 八幡谷
  至東灘区岡本町

右 八幡谷
  森林管理歩道
復路、渡った先の踏み跡です。
2016年02月17日 16:22撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:22
復路、渡った先の踏み跡です。
藪漕ぎです。足許には、石が敷かれているところもあります。
2016年02月17日 16:24撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
1
2/17 16:24
藪漕ぎです。足許には、石が敷かれているところもあります。
途中、踏み跡が明瞭なところもあります。日没が近くなったので、記録はここまで、下山を急ぎます。
2016年02月17日 16:40撮影 by  QCAM-AA, QCOM-AA
2/17 16:40
途中、踏み跡が明瞭なところもあります。日没が近くなったので、記録はここまで、下山を急ぎます。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ Tシャツ ソフトシェル ズボン 靴下 グローブ 防寒着 サブザック 非常食 飲料 コンパス 保険証 携帯 時計 タオル ストック

感想

往路は約 1 時間、復路は約 45 分かかりました。道が荒れていなかった時代の記録では 5 分ほどの距離で、高低差も 40 m程度です。

谷筋のルートでは、下界への視界がまったくありませんが、このルートからは、神戸芦屋方向の視界が、多少、開ける所があります。
冬の間に人が通っておかないと、近いうちに辿れなくなりそうです。春、虫が動き出す時期から、秋にスズメバチが巣別れして動かなくなるまでの 8 カ月間は、通ることはできないでしょう。

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