記録ID: 814414
全員に公開
ハイキング
六甲・摩耶・有馬
20160217-八幡谷西巻道
2016年02月17日(水) [日帰り]


体力度
1
日帰りが可能
- GPS
- 02:33
- 距離
- 2.5km
- 登り
- 212m
- 下り
- 200m
コースタイム
天候 | 曇り、途中通り雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス | 徒歩 |
コース状況/ 危険箇所等 |
八幡谷の登り、八幡滝堰堤(昭和 19 年完成)を過ぎたあと、八幡滝第二堰堤(2 基、主と副)の際を通らず、西寄り(右岸の上)を高巻きして、山の神で八幡谷谷筋ルートに合流するルート。国土地理院地図が示しているルートになる。 ルートの南半分では、藪の繁茂が著しく、直近に人が通った痕跡は、藪や木の枝が少々折られていたりする程度のわずかなものだった。おそらくは、昨春以降、ほとんど人が通っていないと思われる。南半分では、足許に石が敷かれたところや石段があるのを辿って藪漕ぎをする。ルートの幅がわずかしかなく、斜面の下に滑りそうになるところや、石が組まれたルートが断崖(おそらくは数 m の高さ)の上を進んでいるようなところがある。 北半分は、明瞭な踏み跡を進むことができるが、藪の繁茂が進んでいる。 数年前に記録されたルートをウェブで見ることができるが、かつては、歩きやすそうだったようだ。 ウェブページによっては、こちらの巻き道を新道、現在人が往来している谷筋を旧道としているものもある。 参考:荒れたルートとして紹介しているもの 2015 年 4 月 11日 http://wanderingrokko.web.fc2.com/3705.html 2011 年 3 月 20 日 http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24152883.html 参考:新道として紹介しているもの 2007 年 10 月 7 日 http://yamamap.at.webry.info/200710/article_2.html 参考:通行した記録 2008 年 1 月 13 日のこの記録では、19 分で通過している。 http://shousam.fc2web.com/080113isikiri.html 2008 年 11 月 2 日のこの記録では、新道としている。通行しやすそうなルートの写真(このウェブページの 7 - 9 枚目の写真)がある。 http://mayasanpo.pro.tok2.com/20081102rokkoujyuudan/20081102rokkoujyuudan.html 2009 年 6 月 26 日のこの記録でも、新道としている。 http://hawksoh.exblog.jp/8499951/ 2009 年 8 月 7 日のこの記録は、下山で通過しているが、この西巻き道を正規ルート、現在往来がある谷筋を近道としている。 http://tokiwatrekking.web.fc2.com/pages/y20090807.htm 2008 年 3 月 29 日のこの記録の写真の、18 枚目から 23 枚目が、このルートを辿っている。 http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html この 2006 年 6 月 10 日および 2012 年 5 月 13 日の記録では、5 分で通り抜けている。 http://www.geocities.jp/yamaaruki17/nisiotafuku.html 参考:この西巻き道ルートの途中に甲南大学方面の分岐があることを示している記録、高度 218m と記されているので、西巻き道の直進右折ルートの右折して少し北進したあたりと思われる。 2011 年 3 月 20 日 http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24152883.html 同じ人が 2011 年 3 月 30 日にここと岡本バットレスを回っている記録 http://blogs.yahoo.co.jp/chesugi_l/24384296.html 参考:八幡谷の谷筋のハイキングコースがなかった時代の市民のグラフこうべ(神戸市の広報誌)、1983 年 10 月、133 号 保久良・八幡谷コースとして、森林管理歩道(水平道)と八幡谷尾根筋(ハブ谷尾根筋)かそれに近い道筋が記されている。 http://www.graphkobe.jp/detail/133.html |
その他周辺情報 | 今日は、未明に降雨があり、午後にも通り雨があった後、八幡谷入口から登り始めたが、すぐにまた通り雨に遭遇した。甲南バットレスに登るところでは木が茂っているので、雨宿りをした。 |
写真
登り初めてすぐ、左手に 3 柱の神様が祀られています。中央が永光大神、向かって右が丸八大神、左が源吉大神(吉は下の線の方が長い𠮷)。
下の石碑
「コノ道沿イニ西北西ヘ百五十米程ハ、昔白光谷ト呼バレタ行場デ、白永ハクナガ大神 白光シラミツ大神、永光ナガミツ大神ト申サレル三柱の主神ガ鎮座サレ、多クノ行者ヲ導キ諸人ヲ助ケ給ウ」
左の石の祠の中にあるのは、木魚のようです。
参考
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-date-20120106.html
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-332.html
http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/22418263.html
http://sonny.sakura.ne.jp/2009/090520/index.html
下の石碑
「コノ道沿イニ西北西ヘ百五十米程ハ、昔白光谷ト呼バレタ行場デ、白永ハクナガ大神 白光シラミツ大神、永光ナガミツ大神ト申サレル三柱の主神ガ鎮座サレ、多クノ行者ヲ導キ諸人ヲ助ケ給ウ」
左の石の祠の中にあるのは、木魚のようです。
参考
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-date-20120106.html
http://ruri87.blog18.fc2.com/blog-entry-332.html
http://blogs.yahoo.co.jp/dekunobou36/22418263.html
http://sonny.sakura.ne.jp/2009/090520/index.html
八幡滝の行場の跡で、小屋の中には、祭壇や祭司の道具が残されています。
写真左奥に 2 筋の滝が見えます。写真右手の斜面は、先日の記録のとおり、素人では登れないようです。
20160210_ハブ谷右俣横池南探訪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-810295.html
写真左奥に 2 筋の滝が見えます。写真右手の斜面は、先日の記録のとおり、素人では登れないようです。
20160210_ハブ谷右俣横池南探訪
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-810295.html
一つ前の写真から反対の谷の方を見ますと、写真右下の端に、暗い写真でわかりにくいですが、行場の小屋の屋根が見えています。
正面の斜面は、二つ前の写真で登れないと記しました斜面です。
雨宿りしているこの撮影地点が、ちょうど、八幡滝の右岸(西)側の上になります。
正面の斜面は、二つ前の写真で登れないと記しました斜面です。
雨宿りしているこの撮影地点が、ちょうど、八幡滝の右岸(西)側の上になります。
西の巻き道(仮称、西巻道)への分岐です。左手の石階段を上ります。
写真奥は、八幡滝第二堰堤です(このすぐ下手に八幡滝第二副堰堤がある。写真の下に柵と立ち入り禁止の札が写っている。いずれも 1973 年 3 月完成)。
写真奥は、八幡滝第二堰堤です(このすぐ下手に八幡滝第二副堰堤がある。写真の下に柵と立ち入り禁止の札が写っている。いずれも 1973 年 3 月完成)。
石階段の上ですぐ、左(西)へ数 m、石が敷かれた断崖の上を進みます。
参考:このウェブページの 20 枚目の写真が、上記、石が敷かれた断崖のルートを明瞭に示しています。
http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html
その後すぐ、右へ向きを変えます。ルートには石が敷かれていますが、このように藪で覆われているので、足許に注意します。
参考:このウェブページの 20 枚目の写真が、上記、石が敷かれた断崖のルートを明瞭に示しています。
http://sonny.sakura.ne.jp/2008/080329/index.html
その後すぐ、右へ向きを変えます。ルートには石が敷かれていますが、このように藪で覆われているので、足許に注意します。
その左手上流には、大きな堰堤が見えます。
古い航空写真を見ますと、八幡滝第二堰堤の工事のときに、この谷筋が、西からの工事用通行路になっていたようです。ここのさらに西方は、山の上を舗装路が通っていたようで、現在は宗教施設になっています。
この堰堤は、1990 年の航空写真には写っておらず、1994 年の航空写真には、新設間がない姿で写っています。
古い航空写真を見ますと、八幡滝第二堰堤の工事のときに、この谷筋が、西からの工事用通行路になっていたようです。ここのさらに西方は、山の上を舗装路が通っていたようで、現在は宗教施設になっています。
この堰堤は、1990 年の航空写真には写っておらず、1994 年の航空写真には、新設間がない姿で写っています。
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
サブザック
非常食
飲料
コンパス
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
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---|
感想
往路は約 1 時間、復路は約 45 分かかりました。道が荒れていなかった時代の記録では 5 分ほどの距離で、高低差も 40 m程度です。
谷筋のルートでは、下界への視界がまったくありませんが、このルートからは、神戸芦屋方向の視界が、多少、開ける所があります。
冬の間に人が通っておかないと、近いうちに辿れなくなりそうです。春、虫が動き出す時期から、秋にスズメバチが巣別れして動かなくなるまでの 8 カ月間は、通ることはできないでしょう。
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