【曽爾西部周遊】住塚・国見山〜兜・鎧岳
- GPS
- 07:57
- 距離
- 18.5km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,606m
コースタイム
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2016年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
週末に予定されていたアイスが流れてしまったため、どこかにのんびりハイキングでもと、いくつか挙げた候補のなかから最近行っていない奈良方面ということで、曽爾高原周辺をチョイス。
思いの外、天気が回復しないな〜なんて思いつつのんびり車を走らせて、屏風岩公園へ。
火山活動により形成されたこの辺りの山々は変わった形の山が多い。
以前、曽爾高原にハイキングに来たtentyoが遠くから見て目星をつけていたあたりだ。
駐車場からは巨大な柱状節理の岩壁、屏風岩をよく望むことができる。
北海道で大概、柱状節理には見慣れていたがなかなかの迫力。
大きなサクラが目立つ公園を通り抜け登山道に入る。
暗い人工林を抜けて登っていくと少しずつ青空も見えてくる。
よくよく見ると本当にうっすら雪が積もっている。
朝方に降ったのだろうかなんて思っていると住塚山に着いた。
曇りがちだがまずまずな眺め。しかしながら風が強くて寒い。
そそくさと次の国見山を目指す。
いったん下ろして登り返し。
途中何箇所か岩の段差をこなしてほどなく国見山山頂へ。
名前のとおり橿原のあたりだろうか街を見渡すことができる。
少しお腹もすいていたので、おにぎりをかき込んで先を目指す。
クマワタ峠まで下ろすと舗装道。
舗装道を歩いて行き、途中の分岐から済浄坊渓谷沿いの道へ。
沢沿いの道だが道自体はしっかりと整備されている。
この辺りは火山地形の山だが沢も岩盤質。
ナメやそれなりのサイズの滝を見ることができみどころ満載だ。
冬の間感じることのできない沢の癒やしを得ることが出来ていいかんじだ。
一箇所崩落で通れない箇所があり、2回ほど渡渉が必要。
昨日までの雨で少し増水気味なのか、渡りにくい。枝をストック代わりに慎重に渡渉する。
その後は再び舗装道を経て兜岳への登山道へ入っていく。
兜岳へは一気に200mのコンタ上げ。最初から最後までずっと急登だ。
中盤以降勾配はさらに急になり、一枚岩のところや急な岩の段差が連続する箇所がある。
ロープはしっかりと整備されているので不安はないが、降りるのはすこしめんどくさそうだ。
そんなことを言いつつも距離は短いので思いのほか早くに山頂に到着。
具留尊山のススキ原もよく見える、高見山方面の奥には雪をたたえた山が見える。
大台ケ原のほうだろうか。
続く鎧岳も大きな柱状節理の岩壁を抱えていてなかなかのかっこよさだ。
眺めをひとしきり楽しんで兜と鎧の間の峠を目指して下る。
途中1人のおじさんとすれ違う。聞けば300名山達成したかただそうで、1000名山を目指しているそうだ。車で全国各地を回りながら目指しているらしい。このあたりもどうやら何日かいるそうで数日前は吹雪だったとか。
現在約450ほど。なかなかすごいおじさんだった。
そして、鎧岳へ。兜岳ほどではないがこちらもなかなかの標高差。
なんかこう、一つ一つの山を律儀に登って降りるので、全然ハイキングという感じがしない・・・。
こちらも距離はそんな無いので、30分ほどへピークへ。
南に進めそうな道はあるが通行禁止。まぁ、あの岩壁に突き当たるので当然か。
来た道を引き返し、少し舗装道を下る。東海自然歩道の看板に従って歩いていたが、どうも思っていた道とは違うところに来てしまったが、適当に林内の道を使って復帰。途中観音様にも会うことが出来た。どうもこの観音様目指して作った道だったらしい。ありがとうございます。
再び舗装道を登り返し、済浄坊渓谷を抜けて沢沿いの道を詰め、屏風岩の裏側から登り返す。
最後のひと踏ん張り。屏風岩の上に出ると愛車の待つ駐車場が望める。
崖の際ではないがいい高度感。暮れなずむ山々も見える。
屏風岩山頂と、それに続く小ピークを越えて下って行き、出発点の公園に戻ってきた。
軽いハイキングのつもりだったが、ずいぶんと長く歩いて登った。
それなりの充実感がありいい感じだ。
帰りは葛城市のタイ料理屋ピサヌロークでお腹を満たし週末山行の締めくくりとした。
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