小2と行く『雪の谷川岳』ポカポカ陽気と尻セード祭の巻
子連れ登山
olddog
- GPS
- --:--
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 761m
- 下り
- 775m
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| 天候 | 晴れ ポッカポカの春の陽気でした..... |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2016年03月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
なのでロープウェイ駅の駐車場に駐車（1000也） |
| コース状況／ 危険箇所等 |
ここ2〜3日はさほど積雪がなかったせいかトレースはバッチリでした。 ただ、春の陽気のせいで雪はかなりシャバシャバな状態でした。 緩斜面に関しては問題なかったんですが、 傾斜が急な場所は日が当たりやすいせいか、雪がグダグダで アイゼンの効きが悪かった気がします。 天神尾根ルートだと一カ所だけ少々厄介な場所がありました。 熊穴沢避難小屋のちょっと手前の箇所です。 子連れの場合は要注意箇所です。 |
写真
ロープウェイのHPにはこの時期は8：30から営業開始の筈が、もっと早い時間（多分7時？！）から動いていたみたいですね....そんな情報HPに書いてなかった筈なのに....
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そんな情報HPに書いてなかった筈なのに....
ホントにあんな所まで行けるのかな？っと少々不安になります。
天神平に到着してから、小2男子にも10本爪の本格アイゼンを装着。ちなみにカツゥーラのアルミ製のやつです。結構軽いかも。先月の北横岳ではチェーンスパイクでおつりが来ましたが、今回の谷川岳の積雪量だと10本爪を履かせないと歯が立たないかも....
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今回の谷川岳の積雪量だと10本爪を履かせないと歯が立たないかも....
何時かは馬蹄形縦走もね....
まずはゲレンデ横を登るんですが、これが結構厄介な急登です。おまけにほぼ無風にポカポカの春の陽気。
最初着込んでいた、アウターとフリース、ネックゲイター等々を早々にはぎ取りました〜
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おまけにほぼ無風にポカポカの春の陽気。
最初着込んでいた、アウターとフリース、ネックゲイター等々を早々にはぎ取りました〜
そこまでで衣装チェンジ等々で出発から30分位かかってます....(汗)
ボーダー率が高いですね〜
そして連なる登山者の数....圧倒的ですね。
つまり熊穴沢の避難小屋までは夏道と違いますね。
さてさて、ここが本日の核心部分。ヤマレコでのリサーチ中に僕が気になっていた箇所がここでした。上からトラバースしながら下りるんですが、右側は切れているので落ちたらただじゃすみません！おまけに幅が狭く岩も所々露出しているのでゆっくり慎重にすすみました。
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ヤマレコでのリサーチ中に僕が気になっていた箇所がここでした。上からトラバースしながら下りるんですが、右側は切れているので落ちたらただじゃすみません！おまけに幅が狭く岩も所々露出しているのでゆっくり慎重にすすみました。
上から見下ろすとちょっと嫌ですね....
一カ所かな.... ゲレンデ横を登り、巻き道で尾根道に出ると基本的には尾根道沿いに進むんですが、写真のように一カ所だけ巻き道の方がトレースがしっかりついていた箇所があり、ほとんどの登山者がそちらから小ピークを巻いて進みました。僕が気になっていた核心部分の次の小ピークを巻く感じで進む箇所だったと思います。
僕が気になっていた核心部分の次の小ピークを巻く感じで進む箇所だったと思います。
巻き道から尾根道に戻った所です。尾根道沿いのトレースと巻き道からのトレースがあります。
つまり尾根沿いでも行けますが、結構その小ピークが急峻なので巻いた方がベターですね。
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尾根道沿いのトレースと巻き道からのトレースがあります。
つまり尾根沿いでも行けますが、結構その小ピークが急峻なので巻いた方がベターですね。
しかし、ここからは夏の登山道と同じ道なんですが、見た目が全然違いますね〜
ガジガジ登らないといけない場所ですね。
ちょっと休憩しました。
何だか今日は絶好調の小2男子。先月の北横岳の時は寒さに少々食傷気味だったんですが、この日は弾んでました（笑）だってベースレイヤー2枚でも暑かったりしましたからね。
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谷川ブルーと小2男子。この辺から僕はどんどん息子にぶち抜かれて行きました.....
両足の踵にマメが出来てしまい、おまけに持病となりつつある外反母趾結構痛み....
やれやれ.....
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この辺から僕はどんどん息子にぶち抜かれて行きました.....
両足の踵にマメが出来てしまい、おまけに持病となりつつある外反母趾結構痛み....
やれやれ.....
小2男子にドンドン追いていかれます....彼曰く「エヴェレストに登ってるみたい〜」だって。Tシャツと長Tの2枚で登れる程お気楽ならいいですけどね....
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先月に行った北横岳の時も感じたんですが、親子での体力の逆転現象かな..... もうちょっと先の事だと思っていたんですが.....それとも僕の老いが早くなってきたのか.....
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それとも僕の老いが早くなってきたのか.....
この辺は日当りが良いせいか、ここ数日の陽気のせいか雪がシャバシャバで登りづらかったです....
足の調子を理由に今日はあっちには行きませんでした。
本日のランチ。雪山対策用に購入した山専ボトル初使用です。結論から言うと、お湯を山頂で湧かすより圧倒的に手っ取り早くて便利です。ガス缶の心配やコッヘル、バーナーの持ち運びや組み立て等の手間を考えると日帰りだとこっちの方に軍配ですかね....
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肩の小屋にも別れを告げて.....話は飛びますが温かい日は小屋の近くにいたりすると屋根に積もった雪が落ちてくるので要注意です！ザックとかも屋根の鼻先きには置かない方がいいですよ〜 結構ランチ中に落ちてきましたから。
話は飛びますが温かい日は小屋の近くにいたりすると屋根に積もった雪が落ちてくるので要注意です！ザックとかも屋根の鼻先きには置かない方がいいですよ〜 結構ランチ中に落ちてきましたから。
標高をチェック中です。これも彼の山行のモチベーションの一つなので山用時計を彼に持たせています。「後30分くらいでつくね」とか言ってきます（笑）
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なので普通に巻き道で行った方が楽だし安全ですよ。
感想
子連れで雪山登山の2戦目は「谷川岳」となりました。
先月、「北横岳」でデビュー戦を終えて雪山を初体験。
少々雪山がどんな場所かを垣間みて、
さて次なるターゲットは考えておりました。
「黒斑山」や「入笠山」とう選択肢も例年の冬の積雪量ならあったんでしょうが、
今年の記録的暖冬と、ここ数日の春の陽気で、
ターゲットは「まだ真っ白な谷川岳」に絞り込みました。
やはり「白い山と蒼い空」が見たいです.....
今年は雪解が早そうだから、
時期的にも今週が『白い谷川岳』の最後かもと....
去年の3月下旬から4月上旬の春先の天神尾根からのヤマレコを読みあさり、
小2男子でも天候的に問題が無ければ行けると判断した次第です。
この日の天気予報自体は春の陽気でほぼ無風。
登山指数的には全く問題のない感じ。
ただ気になっていたのは晴れなのか、曇りなのか.......
関東南部は曇り予想で新潟県側は晴れのち曇り予想。
谷川岳辺はどっちに転ぶか判りづらい天気予報でした。
「取り合えず、水上まで行ってみて、晴れていれば登山、曇っていればスキー」
という二刀流で挑みました。
温かくてもガスの中、雪山に登っても仕方がありませんからね....
自宅のある所沢を朝の4時半頃に出発。
赤城山辺りまでは結構ガスが多く
谷川岳は顔を見せてくれませんでした。
「う〜ん今日はダメかな.....」
と少々残念な気分に車を進めるも、
沼田を過ぎた辺から空もスッキリし始め、
水上を下りると谷川岳が顔を出してくれました。
これで「今日は登れそう」と判断しました。
土合のロープウェイの駅には7：30頃には到着。
既にロープウェイが稼働しているのが見えました？！
今日は特別なのか？！7時から営業を開始していたみたいです。
スノーボードのイベントを開催していたせいかもしれませんね....
この日の小2男子の服装は、前回の北横岳とほぼ同じです。
靴：モンベルタイオガブーツkids （防寒の中敷と桐灰の足の甲に貼るカイロ）
靴下：モンベル メリノウール アルパインソックス Women's サイズS
スパッツ：GORE-TEX アルパインスパッツ サイズS
ベースレイヤー：ヒートテックの半袖 ヒートテックのタイツ
ジオラインジオラインM.W. ラウンドネックシャツ Kid's
ミドラー：モンベル クリマエアジャケット kids
アウター：ミズノ スキーウェア 上下 ＆ ウインドブレイカー
グローブ：スキー用のグローブとウールの手袋
ゴーグル：スキー用のゴーグル＆サングラス
バラクラバ：マジックマウンテンのメリノウールのやつ ☆
帽子：ニットの帽子
ストック：ダバダ（スノーバスケット装着）
軽アイゼン：モンベル チェーンスパイク サイズXS ☆
アイゼン：カツゥーラのアルミ製のやつ サイズS ☆
携行品：モンベルクレッパーkids(レインウェア)
予備のグローブと靴下
今回はかなり温かい予報だったので、『ウールの手袋、サングラス、ウインドブレイカー』が装備に増えています。
結果的には、あまりの暑さで、スキーの上着、スキーの手袋、ゴーグル、バラクラバ、等々の防寒対策のウェア類は出番はありませんでした。
逆にウールの手袋、サングラス、ウインドブレイカーは持って行って大正解でした。
多分気温的には2〜3℃くらいだったんでしょうが、
無風なのと太陽の照り返しで登りはホント汗だくになりました。
4月の春スキーみたいな感じかもしれません。
アイゼンに関しては積雪量から考えて子供でも10本爪の本格アイゼンを履かせて正解だったと思います。
軽アイゼンだと急な登りの箇所で歯が立たなかったと思います。
雪が閉まっていれば軽いアイゼンでも爪が効いたかもしれませんが、
融けて緩んでしまった雪だと爪が深い方が良います。
子供が本格アイゼンを付けて、「体力的に大丈夫かな？」
少々不安に思っておりましたが杞憂に終わりました。
逆に初本格アイゼンの僕の方が足にマメを作ってしまったりで、
体力的にキツかったです（苦笑）
天気の部分では恵まれた山行だったんですが、
唯一気になっていた部分は、熊穴沢避難小屋手前にあるトラバース部分の事でした。
片側が切れ落ちた狭いトラバース道で、雪の付き具合いも悪く
、所々岩と土も露出しており気をつけなくてはなりませんでした。
小学校低学年の子連れの場合は、天候や登山道の雪の付き具合等々、
状況によりロープ確保も視野に入れた方がいいかもしれませんね....
まぁ年配の方々もゆっくりながら下りてこられる場所なので、
さして心配する程ではないかもしれません。
夏山だってもっと厄介な場所はある筈なので、
雪山だから少々その辺が増幅されていたのかもしれませんが、
慎重に進むに超した事は無いでしょう。
距離的には本格的なクランポンを装着した小学校2年生の男子でも
お天気に恵まれれば問題の無い距離だと思います。
（勿論、それなりに登山の経験を積んだ子供を前提した話ですが...）
ヒップソリは結構コントロールが難しかったです....
子供的にはシリセードにドハマりしていました。
アシセードはまだ難しかったみたいです。
少々どうなるか不安だった「雪の谷川岳」でしたが、
天候にホント恵まれて素敵な山行となりました。
以下は小学2年生の感想です
『シリセードは楽だけど、コントロールが難しいかった。でも楽しいからやめられません。谷川岳は普通の雪の積もっていない時より全然楽しかった！』
だそうです。
実際、彼の4歳の夏の谷川岳は経験済みなんですが、ホントにその時の事を憶えているんだかどうだか......(苦笑)
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ホントだ、熊穴沢の頭の下りに写ってるのウチのメンバーですね
最高の天気に恵まれ素晴らしい一日でした。
おぼえていますよ。
かなりしっかりした装備をそろえてもらってる坊やがいたこと。
下りも大はしゃぎでシリセード楽しんでおられましたよね。
たくましい！！きっと将来は素敵な山男ですね
っていうかolddogさんがしっかりしていらっしゃるから、お子さんもたくましいのでしょう
たくさんのお山に連れて行ってあげてくださいね。
また、キラキラの素敵なお天気に恵まれますように
コメントありがとうございました〜
ホント当日は天気に恵まれましたよね。
雪山に関しては全然初心者なので（汗）
アレコレ色々心配していたんですが、
tekutekugo さん達ご一行と、ほぼ一緒に熊穴沢避難小屋まで行けて、
内心ホッとしていました〜。
多分、ゲレンデ脇を登った後、避難小屋まではほぼ一緒だったような気がします。
実は当日、「かなりの装備のご一行だな....泊まりで縦走でもされるのかな？」
と思っていたんですが、雪洞堀りをされていたんですね〜
ホント素敵なお仲間たちとの楽しそうなレコで羨ましい限りです。
また来年も立派な雪洞をほってくださいね〜
質問箱で子連れ雪山登山について回答していたものです。無事に北横岳と谷川岳に登頂されて、おめでとうございます(遅くなりましたが。。。)
雪山は、夏山にはない絶景で、子供にも見せてやりたいと思いますよね。2日とも好天だったようで、よかったですね。手軽な雪山だと、天気がいい前提で、草津白根山や赤城山や美ヶ原や蔵王もオススメですよ。
ちなみに、靴擦れにはガーニーグーがいいそうです。グレートトラバースの田中陽希さんも使用しているようで。
http://item.rakuten.co.jp/skytrail/038-ga2gu85ws/
お互いに気を付けて安全な親子登山を楽しみましょう！
eurekapapa さん
こんにちは〜 その節は本当にお世話になりました〜
eurekapapa さんをはじめ、雪山親子登山の諸先輩達からの適切なアドバイスで無事に親子で雪山デビューする事が出来ました〜
本当にありがとうございました！
（こちらこ直接お礼の言葉が遅れて大変済みません....汗）
ホント、雪山は夏山とは違った魅力があって素敵な所でした。
雪山登山を始めてほんと良かったと思っている次第です。
「ガーニーグー」試してみます！
あんな酷いマメが出来たのは初めてでした。
本格アイゼンを付けて初めての登山だったのでちゃんと装着出来ていなかったのか、
中古入手した冬山用の登山靴なので足に合っていなかったのか.....(苦笑)
またまた貴重な情報ありがとうございました！
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